the view from nowhere : 2006-01-06 (Fri)

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鴎外の晩年の仮名遣意見?

以前から疑問に思つてゐたのだけれど、上記の本の、保科孝一が森鴎外から(新仮名化をすすめるやう)後事を託されたといふのは、どこまで信じてよいことなのかしら(pp.238-243)。先日鴎外箚記をよんでゐたら、鴎外は晩年ローマ字論者だつたといふ噂があるが著者は信じない、といふやうなことが書いてあつて、案外符合するのかもと思ひもする。


ふじおか・ただはる(藤岡忠美);1985/7→2005/8;紀貫之;

講談社学術文庫1721;講談社;1,200円(借覧);文庫判;縦組;並製;320頁;;ISBN4-06-159721-3;

なんしー・せき(ナンシー関);2002/11→2005/12;何はさておき;

角川文庫[な 30-12];角川書店;438円(1割引);文庫判;縦組;並製;201頁;;ISBN4-04-198612-5;

けふの貰物

「UP」(12, 1月号)「東方」(1月号)。

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森 洋介
上田萬年の晩年の假名遣意見について、山田孝雄が傳へてゐるやうなものでせうか。
cf.http://www5b.biglobe.ne.jp/~kokugoky/ronsou/ronsou6-27.htm
死人に口無しとばかり故意に我田引水したかどうかは判りませんが、恐らく誰しも片言隻句を自陣に都合好く受け止めがちなのでせう。
猪川
人は自分の見たい現実しか見ないとかなんとか言ひますしね。さういへば、山田孝雄は「仮名遣の歴史」に、自分が鴎外の遺託をうけたやうに書いてますけど、あれはちやんと手紙が確認できて鴎外全集に収録されてるんでせうか。あと、箚記に鴎外遺言の「墓ハ森林太郎墓ノ外一字モホル可ラス」のところに、「仮名デ好イヨ」とあるvariantのあることが(これは肯定的に)紹介されてゐたのもすこし気になります。
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