ひつじ研究叢書(言語篇)第33巻;ひつじ書房;4,200円(借覧);A5判;横組;並製;ix+306頁;;ISBN4-89476-213-7;
合掌。教科研のかたの本をよむのつてはじめてだなあ。目次を写しておく。
- まえがき i
- 第1章 動詞とはどんな品詞か 1
- 1. 動詞とは 1
- 2. 文と単語、そして名詞と動詞 2
- 3. 文の内容とのべかた 3
- 4. ムード、テンス、活用 6
- 5. 述語、用語、そして動詞 7
- 6. 運動をあらわすこととアスペクト 11
- 7. 運動への参加者、格支配、ヴォイス 14
- 8. 意志動作と使役・やりもらい・もくろみ 24
- 9. まとめ 26
- 第2章 動詞の語形とパラダイム 31
- 1. 語形、カテゴリー、パラダイム 31
- 2. パラダイムのシステム 40
- 3. 副動詞、動名詞、文法的な派生形容詞 48
- 4. その他の形式 52
- 5. 終助詞、接続助詞のついたかたち 53
- 6. 動詞のとりたて語形 57
- 7. 語形つくりのてつづき 59
- 第3章 アスペクト(その1) 65
- 1. いちばん基本的なこと 65
- 1) アスペクトとテンスの4語形 65
- 2) 完成相と継続相 66
- 3) 動作動詞と変化動詞 67
- 2. アスペクトと局面 68
- 2.1. アスペクトは基本的に局面とかかわること 68
- 1) アスペクトに局面がかかわること 68
- 2) 局面の基本的なとりだしかた 69
- 3) 始発の局面をとりだすばあい 69
- 4) 変化の局面をとりだすばあいと変化完成の局面をとりだすばあい 71
- 5) 結果の局面をまるごととりだすばあい 74
- 6) 移動動詞の局面構成 76
- 7) 以上のことから 76
- 2.2. 局面をとりださない動詞 77
- 8) 瞬間的な動作をあらわす動作動詞 77
- 9) 局面に分析できない、まるごと動詞 79
- 2.3. ふたつの局面をとりだす、パーフェクト 80
- 10) パーフェクトと、その局面のとりだしかた 80
- 11) 結果パーフェクトと変化パーフェクト 83
- 3. その動詞のあらわす個々の運動を局面に分析せず、それをふくむ、よりおおきなプロセスをとらえるアスペクト 84
- 1) くりかえしをあらわすばあい 84
- 2) 以前の動作やデキゴトを経歴・記録としてあらわすばあい 87
- 4. 完成相と継続相の対立が基本的でないばあい 88
- 1) 「いく」「くる」のばあい 88
- 2) 心理体験を、体験しながらそのまま直接のべるばあい 91
- 3) 静態をあらわすばあい 94
- 4) 現象からぬきだした属性をあらわすばあい 98
- 5. アスペクトの発展 100
- 1) 「する」と「して いる」の対立の発展 100
- 2) アスペクトからテンスへ 101
- 第4章 テンス(その1) 105
- 1. 現代日本語のテンスについて 105
- 1) テンスとテンス語形 105
- 2) 完成相のテンスと継続相のテンス 107
- 3) デキゴトをあらわさないと、テンスから解放される 110
- 4) 以前の完成をしめす「して いる」「して いた」 111
- 2. 完成相のテンス 112
- 1) 完成相非過去形のテンス 112
- 2) 完成相過去形のテンス 118
- 3. 継続相のテンス 123
- 1) 継続相非過去形のテンス 123
- 2) 継続相過去形のテンス 125
- 第5章 ヴォイス 133
- 1. ヴォイスとヴォイス動詞 133
- 1) ヴォイスとは 133
- 2) ヴォイスの種類 134
- 3) 文法的ヴォイス動詞と語彙的ヴォイス動詞 136
- 2. ヴォイス動詞とその用法 138
- 1) 能動動詞 138
- 2) うけみ動詞 139
- 3) 使役動詞 141
- 4) 相互動詞 145
- 3. ヴォイスのサブカテゴリーと、その対立構造 147
- 4. ヴォイス動詞による統合価の拡大 150
- 5. ヴォイスからの解放 153
- 6. ヴォイスの発展 156
- 1) 可能形式とうけみ形式の分化 156
- 2) ヴォイスの発達 159
- 第6章 テンス(その2) 165
- 4. テンスの変質とテンスからの解放 165
- 1) 述語性の消失とテンス 165
- 2) ムード性の変質とテンス 167
- 3) デキゴト性の消失とテンス 174
- 5. 文脈とテンス 180
- 6. テンス形式の発展 185
- 6.1. 継続相のパーフェクトの用法をとおして、前現在・前過去へ 185
- 1) 継続相によるパーフェクト 185
- 2) 継続相による経歴・記録の用法 185
- 3) 継続相による前過去・前現在の用法 187
- 4) 時間位置を6箇所にすることと、テンスの発展 188
- 6.2. 〈過去〉というとらえかたと〈現在以前〉というとらえかた 188
- 1) 「しなかった」と「して いない」 188
- 2) 「すでに」「まだ」と共存するかたち 189
- 6.3. 非終止形において以前や過去をあらわす継続相形式 191
- 1) 以前をあらわす「して いる」の中止形 191
- 2) 過去をあらわす継続相の条件形 192
- 6.4. 反実仮定の表現にあらわれる継続相形式をどうとらえるか 193
- 6.5. 〔考察〕時間の表現と現代 193
- 第7章 アスペクト(その2)―アスペクト的なものの表現にかかわるいくつかの形式― 197
- 4. 局面動詞と、局面分割のあらわれる場 197
- 1) 局面動詞とは 197
- 2) 概観を前提にした精密化のなかで 198
- 3) 他の運動との時間的な関係 199
- 5. 対象変化動詞と、対象にかかわるアスペクト 201
- 1) 「して おく」のアスペクト的な用法 201
- 2) 「して ある」のアスペクト的な用法 206
- 6. ちかづき動詞ととおのき動詞のアクツィオンスアルト的な性格とアスペクト的な性格 209
- 1) 移動動作にかかわるばあいのアスペクト 209
- 2) あるときまでの持続をあらわす「して くる」と、あるときからの持続をあらわす「して いく」 210
- 3) 出現の過程をあらわす「して くる」と、消滅の過程をあらわす「して いく」 211
- 4) 変化の進行をあらわすばあい 212
- 5) 「して いく」「して くる」のアスペクト的な性格 213
- 7. 状態の発生と状態と終了 213
- 1) 「して しまう」は状態の結末とかかわる 213
- 2) 「ふとりはじめる」と「ふとって くる」のちがい 216
- 3) 「して しまう」と「して くる」の対比 217
- 8. 運動の局面構成と静態の局面構成 218
- 第8章 動詞が述語でなくなるとき 221
- 1. 単語の性格に影響する機能 221
- 1) 単語の品詞性―意味・機能・形態― 221
- 2) 機能と品詞性 222
- 2. 動詞が連体形になるとき 223
- 1) デキゴトをあらわす連体句節の述語動詞のテンス 223
- 2) デキゴトをあらわす連体句節の述語動詞のアスペクト 223
- 3) 規定語になった連体形の形態論的な性格 228
- 4) 以前をあらわす「して いる」の連体形 233
- 3. 動詞が中止形になるとき 234
- 1) 中止形が述語性をもつ用法 234
- 2) 中止形が拡大成分とはたらくとき 236
- 3) 形態論的な性格 238
- 4) 以前をあらわす「して いる」の中止形 240
- 4. 動詞が条件形・譲歩形になるとき 241
- 1) 条件形・譲歩形の性格 241
- 2) 条件形・譲歩形でつくられた句節の性格 243
- 3) 条件節の用法 246
- 4) 条件形が条件をあらわさないばあい 250
- 5) 条件形の用法のまとめ 250
- 6) 条件形から発展した形式 251
- 7) 譲歩節の用法 252
- 5. 動詞が副動詞や動名詞になるとき 253
- 1) 副動詞 253
- 2) 動名詞 255
- 第9章 動詞が動詞らしさをうしなうとき 259
- 1. はじめに 259
- 1) この章のテーマ 259
- 2) 動詞らしさをうしなうとき 260
- 3) 動詞がほかの品詞にかわるとき 260
- 2. 動詞の中止形から副詞・後置詞へ 263
- 1) 動詞の中止形から副詞へ 263
- 2) 動詞の中止形から後置詞へ 266
- 3. 動詞の連体形から形容詞相当語・後置詞へ 269
- 1) 動詞の連体形から形容詞的なものへ 269
- 2) 動詞の連体形から後置詞へ 271
- 4. 条件形から後置詞・陳述副詞・接続詞へ 274
- 1) 動詞の条件形から後置詞へ 274
- 2) 動詞の条件形から陳述副詞へ 278
- 3) 動詞の条件形から接続詞へ 279
- 5. 指示動詞の中止形、条件・譲歩形から接続詞へ 279
- 6. 動詞の述語形式からコピュラへ 282
- 1) コピュラについて 282
- 2) 動詞の述語形式からコピュラへ 285
- 7. 本動詞から補助動詞などへ 289
- 文献のために 291
- 索引 295
日本の中世5;中央公論新社;2,500円(借覧);四六判;縦組;上製;334頁;;ISBN4-12-490214-X;
講談社学術文庫606;講談社;580円(100円);文庫判;縦組;並製;267頁;;ISBN4-06-158606-8;
KCデラックス-2246;講談社;419円;新書判;;並製;185頁;;ISBN978-4-06-372246-8;
13桁。
講談社選書メチエ373;講談社;1,500円(借覧);四六判;縦組;並製;218頁;;ISBN4-06-258373-9;
なにか、といふよりは、だういふものか、といふ感じだけれど、よくまとまつてゐて勉強になりました。ところで、本書にひかれる図版の宗祇の祇の字の旁は、どれも下に横画があるやうに見える(
、
、
。當山日出夫「祇園を祗園と書くのは誤字か : 浮世絵アーカイブを資料とした検証」といふのも、たぶんさういふ趣旨の発表だつたのではないかなあ)。
歴史文化ライブラリー200;吉川弘文館;1,700円(借覧);四六判;縦組;並製;198頁;;ISBN4-642-05600-9;
マーガレットコミックス;集英社;390円;新書判;;並製;-;;ISBN4-08-846124-X;
冒頭の電車男話型の導入のええ加減におもはずわらふ。まう連載は終つてるんだなあ。
花とゆめCOMICS;白泉社;390円;新書判;;並製;-;;ISBN4-592-18099-2;
シリーズ 現代思想ガイドブック;青土社;2,400円(借覧);四六判;縦組;並製;285頁;;ISBN4-7917-6229-0;[原著]Richard J. Lane, Jean Baudrillard (Routledge, 2000)
;笠間書院;5,800円(借覧);A5判;縦組;上製;231頁;;ISBN4-305-70309-2;
岩波新書(新赤版)1019;岩波書店;700円(借覧);新書判;縦組;並製;iii+200頁;;ISBN4-00-431019-9;
;1,165円(100円);PHP研究所;新書判;縦組;上製;205頁;;ISBN4-569-54974-8;
朝倉漢字講座4;朝倉書店;5,200円(借覧);A5判;横組;上製;ix+283頁;;ISBN4-254-51534-0;
目次を写しておく。
- 第1章 「常用漢字表」と国語施策 / 木村秀次(きむら・しゅーじ) 1
- 1. 国字問題の発生 1
- 2. 国語施策としての展開 4
- 3. 当用漢字の成立 6
- 4. 当用漢字の再検討 10
- 5. 常用漢字表の実施 16
- 第2章 漢字の工業規格 / 伊藤英俊(いとー・ひでよし) 31
- 1. はじめに 31
- 2. 文字コード関連規格の概要 32
- 3. JIS X 0208の詳細 41
- 4. JIS X 0213における第3・第4水準漢字について 46
- 5. 文字コード規格における字体についての考え方 47
- 6. JIS X 0213 : 2004改正と影響等 57
- 7. まとめ 61
- 第3章 法令・公用文における漢字使用 / 氏原基余司(うじはら・きよし) 63
- 1. はじめに 63
- 2. 法令・公用文の改善事業 64
- 3. 法令・公用文と送り仮名 69
- 4. 法令・公用文の漢字使用の実際 80
- 5. おわりに 88
- 第4章 新聞と漢字 / 小池民男(こいけ・たみお) 92
- 1. はじめに 92
- 2. 国字改良の動き 93
- 3. 戦前の漢字制限の試み 96
- 4. 当用漢字表の制定 99
- 5. 送り仮名の付け方をめぐる動き 103
- 6. 常用漢字表の制定 104
- 7. 人名表記の扱い 105
- 8. ワープロ・パソコン時代の新聞の用字 106
- 第5章 放送と漢字 / 柴田実(しばた・みのる) 111
- 1. テレビというメディア 111
- 2. テレビではどのように文字を写し出しているか 113
- 3. 放送に必要な漢字の調査 128
- 4. 今後の課題 138
- 第6章 学術情報と漢字 / 宮澤彰(みやざわ・あきら) 143
- 1. はじめに 143
- 2. 学術情報 143
- 3. 漢字と学術情報 147
- 4. 目録規則と漢字 149
- 5. 問題点 153
- 6. 漢字問題の解決のために 155
- 7. 固有名詞と漢字 159
- 8. おわりに 161
- 第7章 古典データベースと漢字 / 安永尚志(やすなが・ひさし) 162
- 1. はじめに 162
- 2. 古典データベース 165
- 3. 漢字 179
- 4. 事例研究 188
- 5. おわりに 195
- 第8章 現代社会における漢字表現 / 棚橋尚子(たなはし・ひさこ) 204
- 1. はじめに――漢字と表現 204
- 2. 現代社会における漢字 205
- 3. 若者の漢字表現 212
- 4. 新聞広告の漢字表現に関する考察 219
- 5. おわりに――漢字表現の行方 224
- 第9章 国語教育と漢字 / 島村直己(しまむら・なおみ) 227 #識字調査いろいろ
- 1. はじめに 227
- 2. 漢字の学習負担 227
- 3. 漢字習得 233
- 4. おわりに 246
- 第10章 日本語教育と漢字 / 山下喜代(やました・きよ) 248
- 1. 日本語教育における漢字 248
- 2. 学習漢字 249
- 3. 漢字学習の内容と方法 257
- 4. 漢字と学習ストラテジー 267
- 5. コンピュータと漢字学習 269
- 索引 277
思考のフロンティア;岩波書店;1,600円(借覧);B6判;横組;並製;xiii+237頁;;ISBN4-00-027006-0;
;三元社;2,700円(借覧);四六判;縦組;並製;372頁;;ISBN4-88303-178-0;
歴史学叢書;名著刊行会;3,000円(借覧);四六判;縦組;上製;vi+321頁;;ISBN4-8390-0326-2;
中国の歴史や詩文、儒教や老荘に関する話題が、説話集の中に積極的にとりあげられなかったのは、そうした話題が貴族の一般的な知識教養とかかわっており、改めて説話の形に再編成して伝えて行く必要がなかったからであろう。
中国の歴史や思想、日本古来の神祇信仰に関する説話の少さについて、右に述べたような理由が考えられるとすれば、そのことから逆に、説話集の中で特に仏教説話が夥しい量にのぼるということは、説話集の読者にとって仏教というものが、一般的基礎的な知識教養とはなっていなかったことのあらわれである(「説話文学と仏教」、p.295)。
中国学芸叢書;創文社;(借覧);四六判;縦組;上製;viii+400+11頁;;ISBN4-423-19401-5;
三浦雅士が出生の秘密で紹介してゐて興味をもつたのだけれど、春秋以前の「原中国」を「釈古」し、「血族社会の世界観」をあきらかにした第一部。そして老子の思想は、史官(支配層のブレイン)の知恵にもとづくものであることをあきらかにした第二部(また、このことからすると史記列伝の記述もかなり信憑できるものといふ)、ともにほんとに面白かつた。
ミネルヴァ日本評伝選[042];ミネルヴァ書房;(借覧);四六判;縦組;上製;2+xviii+362+10頁;;ISBN4-623-04761-X;
水木しげるや内田春菊への言及があるけど、私が熊楠のことを知つたのはジャンプに連載されてゐたてんぎゃんでだつたなあ。
;七月堂;(借覧);A5判変型;縦組;上製;105頁;;ISBN4-87944-096-5;
蚕豆(さんとう)は腎臓の謂である由。全体にメッセージが勝る感じ。得意気に命じるのがお好きな/痩せた物理学者が/今日も肩をいからせた
(西条の秋、p.70)
講談社現代新書954;講談社;550円(100円);新書判;縦組;並製;223頁;;ISBN4-06-148954-2;
新潮新書178;新潮社;680円(借覧);新書判;縦組;並製;206頁;;ISBN4-10-610178-5;
講談社学術文庫1765;講談社;960円(借覧);文庫判;縦組;並製;275頁;;ISBN4-06-159765-5;
岩波新書(新赤版)1033;岩波書店;700円(借覧);新書判;縦組;並製;vii+212頁;;ISBN4-00-431033-4;
中世文学研究叢書12;若草書房;12,000円(借覧);A5判;縦組;上製;416+12頁;;ISBN4-948755-94-X;
;講談社;1,600円(借覧);四六判;縦組;上製;223頁;;ISBN4-06-213524-8;
;宝文館出版;(借覧);A5判;縦組;上製;10+192+6頁;;;
光文社新書253;光文社;700円(借覧);新書判;縦組;並製;225頁;;ISBN4-334-03353-9;
日本将軍様へ、えすぱにあてい王より、為御礼被指渡候使者共、乍恐申上候(pp.72, 74、島津家文書、イスパニア国使節連署書状)
この程、官位之御礼御申上被成、御台様江御もく録のとをり御上ケ被成(p.119、山内家女中奉文、口上之覚)
史料を横に置いて筆写することなのか。てつきり、
薄い紙を史料の上に置き、その上から史料の文字をなぞつて透き写しにすることなのだと思ひ込んでた(けど、これは「影写」。p.90)。
;新潮社;1,500円(借覧);四六判;縦組;上製;254頁;;ISBN4-10-428103-4;
講談社+α文庫[B 20-1];講談社;780円(100円);文庫判;縦組;並製;319頁;;ISBN4-06-256233-2;「辞典・事典・字典 こんな愉しみ方」改題再編集
「月刊百科」「UP」(各12月号)「創文」「大学出版」(各11月号)もらふ。
;東京大学出版会;(借覧);A5判;横組;上製;v+395頁;;ISBN4-13-022019-5;[執筆者]たかやま・ひろし(高山博)/いけがみ・しゅんいち(池上俊一)/ちば・としゆき(千葉敏之)/おかざき・あつし(岡崎敦)/やまだ・まさひこ(山田雅彦)/きど・てるこ(城戸照子)/こいけ・ひさこ(小池寿子)/ほりこち・こーいち(堀越宏一)/さとー・しょーいち(佐藤彰一)/なおえ・しんいち(直江眞一)/ありみつ・ひでゆき(有光秀行)/とくはし・よー(徳橋曜)/じんの・たかし(甚野尚志)/いんで・ただお(印出忠夫)
歴史補助学と史料論とへの水先案内。私が日本史学とかあるいは古筆学とかに詳しくないのでしらないだけのやうにも思ふのだけれど、日本での古書体学というのはかういふ風にまとめられたものはないのかな。
;紀伊國屋書店;1,700円(借覧);四六判;縦組;並製;348頁;;ISBN4-314-01005-3;[執筆者]げんだ・ゆーじ(玄田有史)/かんの・ひとし(菅野仁)/やまだ・まさひろ(山田昌弘)/かりや・たけひこ(苅谷剛彦)/はまだ・すみお(浜田寿美男)/もぎ・けんいちろー(茂木健一郎)/さくら・おさむ(佐倉統)/よしざわ・なつこ(吉澤夏子)/しまだ・ひろみ(島田裕巳)/うちの・まさゆき(内野正幸)/たけだ・とーる(武田徹)/こーの・けんすけ(紅野謙介)/さいとー・たまき(斎藤環)/さとー・けんじ(佐藤健二)/にし・けん(西研)/こやの・あつし(小谷野敦)
;名古屋大学出版会;(借覧);A5判;横組;並製;v+467頁;;ISBN4-8185-0527-X;[執筆者]浅原達郎/井上進/井上裕正/岩井茂樹/石見清裕/江田憲治/江村治樹/大澤顯浩/岡本隆司/加藤直人/川合安/岸本美緒/木田知生/久保亨/佐原康夫/杉山正明/妹尾達彦/關尾史郎/谷井俊仁/檀上寛/礪波護/中砂明徳/宮澤知之/村上衛/籾山明/森田憲司/森安孝夫/吉本道雅/渡辺信一郎
おなじ「先秦」の章内の吉本執筆部(pp.42-43)と江村執筆部(p.48)とで平勢隆郎[1995]『新編史記東周年表』他への評価がまるでちがふやうなのはちよつとだうかと思ふ。あと、岡本隆司といふかたの書きつぷりはなかなかすごいなあ(便利な時代はかくて,およそ素養と自制を欠いた粗放な議論と著述が量産され,横行する時世にもなった。最近の例でいえば,清朝の多民族統合を切れ味鋭く描出した,と世評の高い平野聡[2004]さえ,学説・史料・史実の扱いは杜撰に失しており,そうした面の指摘が置き去りのままである
、p.291。しかし紙幅の都合もあらうけど、なにがだめなのか具体的な指摘をしてないと単なる印象操作になつちやふよなあ。石濱裕美子「平野聡著『清帝国とチベット問題』」『東洋史研究』64-2、とか見ればいいのかな)。
中公新書1857;中央公論新社;1,100円(借覧);新書判;横組;並製;xx+376頁;;ISBN4-12-101857-5;[執筆者]浅井理恵子/碇陽子/石山徳子/板津木綿子/市田敏啓/伊藤裕子/梅﨑透/小野沢透/加治屋健司/兼子歩/北脇実千代/吉良直/小嶺千尋/佐藤恭子/庄司香/砂田恵理加/高松麻里/土屋和代/豊田真穂/中村寛/廣部泉/宮尾大輔/宮崎江里香/宮田伊知郎/村田勝幸/森仁志/矢口祐人/吉原真里/米山リサ/Scott Anderson/Joseph Clark/Monisha Das Gupta/Heather Diamond/Stephen Dinion/David Goldberg/Mark Helbling/Amy Kaplan/Angela Krattiger/Paul Lyons/Jessica Martin/Kieko Matteson/Kevin Miyamura/John SW Park/Robert Perkinson/Amy Sitar/Aidan Smith/Alan Winkler/Thomas Zeiler、[翻訳者]荒木慎也/小澤英実/小田悠生/川口悠子/佐原彩/砂田恵理加/竹内愛子/佃陽子/久野愛/矢口祐人/吉原真里
トランプのヅラ疑惑のもりあがりにわらふ(80 「ユー・アー・ファイヤード!」("You're fired")の項、p.352)。
ちくま新書575;筑摩書房;780円(借覧);新書判;縦組;並製;262頁;;ISBN4-480-06282-3;
ちくま新書496;筑摩書房;680円(350円);新書判;縦組;並製;206頁;;ISBN4-480-06196-7;
最近出してた、「捨て子」たちの民俗学 : 小泉八雲と柳田國男の後書に、本書を作品社から再刊するやうなことが書いてあつたので(近刊案内に、公民の民俗学として予告がある)、あわててよむ。費用長房
(p.17)、といふのは費字を出すのに費用と入力して、用字を消すのをわすれたのかなあ。
冨永昌敬監督。最終回で8割ぐらゐの入り。おれの まへに すわつてた ぼうしを かぶりどほしだつた――しかも じやうえいまへに てを かけるから ぬぐのかなと きたいしたら わざわざ かぶりなほしやがつた――かっぷるの おとこの はうは はげろ。
映画はなんか悲惨だつた(私の性にあはなかつた、といふべきか)。香椎由宇がオダギリジョーのレントゲン車にゐたところでげんなりした。オダギリジョーは後半うざいだけだし。香椎由宇の肢体めあてでもなければ(体操服で傲然と寝椅子に横たはるグロテスク!)、見つづけてゐられない感じ。高田純次の鍋のところは、笑つた。
三木聡監督。これも最終回。10人ゐるかゐないかくらゐ。ちかくに坐つてゐた男性がずつとクスクスわらつたり、プーッとふいてたりしてたので、なんかさめた(沸点ひくいなあ)。といふか、小ネタはまあ沢山あつたけど、そんな笑ふやうな映画でもなかつたし。死ぬまでの暇つぶし。これが岡田眞澄の遺作になるのかな。
キャッチボール屋の予告に庵野監督。
新潮新書169:新潮社:720円(借覧):新書判:縦組:並製:255頁::ISBN4-10-610169-6:
中公新書1863:中央公論新社:840円(借覧):新書判:縦組:並製:iv+8+264頁::ISBN4-12-101863-X:
人気ドラマで男性が女性を殴り飛ばすやうなの(ぎゃぼー
)がギャグとして普通に受容されてるやうな日本も大概だと思ふけど。
岩波文庫[青 152-4];岩波書店;760円(借覧);文庫判;縦組;並製;338頁;;ISBN4-00-331524-3;
中公新書ラクレ229;中央公論新社;720円(400円);新書判;縦組;並製;205頁;;ISBN4-12-150229-9;
阿部謹也の遺著だといふ朝日新書、近代化と世間:私が見たヨーロッパと日本を手にとつてぱらぱらと見てみたところ、そのレ点(返点)の処理のありえなさに、これは本当にかつて中国古典選を世に送つた出版社の本なのか、と唖然となる。夏川純ならぬわが身なれども、事前にしっかりチェック
、と言ひたくもなりました。
あとで、手持ちの数冊の文庫判古典選を見てみたら、白文と書下し文とは載つてゐたけど、返点はつかつてなかつたのでした。でも、✓はねーよなー。
歴史文化ライブラリー220;吉川弘文館;1,700円(借覧);四六判;縦組;並製;6+226頁;;ISBN4-642-05620-3;
岩波新書(新赤版)1008;岩波書店;820円(借覧);新書判;縦組;並製;viii+261+31頁;;ISBN4-00-431008-3;
岩波文庫[緑 96-5];岩波書店;700円(借覧);文庫判;縦組;並製;303頁;;ISBN4-00-310965-1;
;PHP研究所;1,300円(100円);四六判;縦組;並製;251頁;;ISBN4-569-61975-4;
「scripta」(winter 2007, no.2)。
新典社研究叢書178;新典社;10,800円(借覧);A5判;縦組;上製;350頁;;ISBN4-7879-4178-X;
慶長七年刊本の本文の底本が梵舜本であることをあきらかにすることからはじまつて、近世初期出版文化のなかの知のネットワークをめぐつていろいろ。
。「儒学医学の若き人々」
が『太平記』に関心を寄せ、やがて出版と講釈が連動するかのように行われたという流れは、享受史上少なからぬ意味を持っている。当時、『古今集』『伊勢物語』『源氏物語』等に対する知識人の関心は前代同様高いものがあったが、近世初期、新たな価値が与えられ、急速に重視されるようになった古典に『徒然草』がある学問や文芸の世界におけるこうした新たな担い手
である「お伽の医師」が『徒然草』の価値を宣揚することにより、近世の爆発的な『徒然草』享受の方向性は定まったといってよい
(p.151)。寿命院抄が、つれづれなるままに、のところを序として卓立したのに本草書(本草序例)の影響があるといふ指摘とか面白い。
しかし、自分は全然書誌のことをしらないなあ、とあらためて思つた。
幻冬舎新書001[あ-1 1];幻冬舎;740円;新書判;縦組;並製;253頁;;ISBN4-344-98000-X;
講談社現代新書1209;講談社;631円(250円);新書判;縦組;並製;285頁;;ISBN4-06-149209-8;
KILROY'S RETREATといふ落書を、調査に来たバトラー中尉の上官、キルロイ少将と関連づけてゐるけれど(pp.171-178)、キルロイ来れり(Kilroy was here)とは関係ないのかな。あと、玉音放送にぎよくいん
とルビがふつてあつて、これまでギョクオンだと思ひこんでゐてそのよみを考へたこともなかつたので、驚いた(p.20)。
NHKブックス[1046];日本放送出版協会;1,160円(借覧);B6判;縦組;並製;315頁;;ISBN4-14-091046-1;
満洲の影。キミねぇ、鳥取の葬式に来てくれた三五〇〇人、そこを全部お礼参りをしろ
。
;青土社;1,900円(借覧);四六判;縦組;並製;249頁;;ISBN4-7917-6291-6;
おっおっおっおっおぃ、ぽ、ぽぃ、だぁ。おぉポローン、おぉポローン!
;せりか書房;2,000円(借覧);四六判;縦組;上製;4+110頁;;ISBN4-7967-0195-8;
光文社新書254;光文社;950円(借覧);新書判;縦組;並製;397頁;;ISBN4-334-03354-7;
太明朝文字は、しかし一度もつかはれてゐないのだけれど。
ブルーバックス B-1526;講談社;780円(借覧);新書判;縦組;並製;173頁;;ISBN4-06-257526-4;
現代気質のなにほどかはあらはしてゐるとは思ふけれど、都合のいいものだけを見るヒト
(p.49)云云の第2章 理由付けを求める現代人、の内容が再帰的に本書自身に言及しているとはかけらも思つてなささうなのがすごい。
講談社学術文庫1785;講談社;1,000円(借覧);文庫判;縦組;並製;314頁;;ISBN4-06-159785-X;
平凡社選書102;平凡社;2,100円(借覧);四六判;縦組;上製;320頁;;ISBN4-582-84102-3;
角川文庫10373[へ 3-1];角川書店;686円(100円);文庫判;縦組;並製;12+365頁;;ISBN4-04-341701-2;
現代思想の冒険者たち 第12巻;講談社;(借覧);四六判;縦組;上製;274頁;;ISBN4-06-265912-3;
;みすず書房;3,000円(借覧);四六判;縦2段組;上製;301頁;;ISBN4-622-07201-7;
福田和也ににたやうな名前の本があつたなあ、と思つたけど、晴れ時々戦争いつも読書とシネマといふのはあんまり似てもないか。闘う時評はあれ以降の分はまとめてないのかな。
リオタールがマルローの評伝を書いてるのか(pp.202-203)。
現代民俗誌の地平1;朝倉書店;4,600円(借覧);A5判;縦2段組;上製;vii+249頁;;ISBN4-254-50521-3;[執筆者]篠原徹/島村恭則/山田慎也/中野泰/吉村郊子/波佐間逸博/蓬田伸光/金子毅/卯田宗平/内藤直樹/安室知
;勁草書房;2,400円(借覧);四六判;縦組;上製;vi+245+vii頁;;ISBN4-326-65289-6;
文春文庫[や-1-15];文藝春秋;495円(100円);文庫判;縦組;並製;294頁;;ISBN4-16-724015-7;
中公新書1868;中央公論新社;800円(借覧);新書判;縦組;並製;v+4+264頁;;ISBN4-12-101868-0;
ブルーバックス[B-1478];講談社;800円(借覧);新書判;縦組;並製;177頁;;ISBN4-06-257478-0;
矢印メモ。
NHKブックス[1045];日本放送出版協会;1,070円(借覧);B6判;縦組;並製;285頁;;ISBN4-14-091045-3;
角川文庫7467[緑 658-2];角川書店;300円(100円);文庫判;縦組;並製;182頁;;ISBN4-04-165802-0;
日本の中世4;中央公論新社;2,400円(借覧);四六判;縦組;上製;310頁;;ISBN4-12-490213-1;