;太郎次郎社;(借覧);四六判;縦組;並製;197頁;;ISBN4-8118-0666-2;
中公新書1851;中央公論新社;820円(借覧);新書判;縦組;並製;iv+6+250頁;;ISBN4-12-101851-6;
ちくま新書609;筑摩書房;720円(400円);新書判;縦組;並製;233頁;;ISBN4-480-06307-2;
さて、一つお知らせがございます。「振りがな」についてです。従来小社では、振りがなはすべて同じ大きさで表記してまいりました。たとえば「蟄居」は、今までは「ちつきよ」としていたのですが、これを九月に印刷所に入稿する原稿から順次「ちっきょ」と、その拗促音を小さくすることにいたしました(重版や継続中のシリーズ、古典ものなどは例外)。これまでも、とくに子ども向けの読み物などで、実際の発音どおりの振りがなを付けてほしいという要望が多かったのですが、今回の措置はそうした声に全社的にお応えしようとするものです(p.64)。
;ミネルヴァ書房;(借覧);A5判;横組;並製;xv+354頁;;ISBN4-623-04303-7;[執筆者、*は編者]やえがし・なおひこ(*八重樫直比古)/そね・まさと(曽根正人)/よしだ・かずひこ(吉田一彦)/みつはし・ただし(三橋正)/さとー・せきこ(*佐藤勢紀子)/さとー・ひろお(*佐藤弘夫)/いちかわ・ひろし(市川浩史)/たかはし・みゆき(*高橋美由紀)/よしはら・たけお(吉原健雄)/すが・きくこ(菅基久子)/そねはら・さとし(曽根原理)/たじり・ゆーいちろー(*田尻祐一郎)/わかお・まさき(若尾政希)/まえだ・つとむ(*前田勉)/なかむら・やすひろ(中村安宏)/たかはし・さだお(高橋禎雄)/さくま・ただし(佐久間正)/たかはし・あきのり(*高橋章則)/きりはら・けんしん(桐原健真)/おぎゅー・しげひろ(荻生茂博)/すさ・しゅんご(須佐俊吾)/わたなべ・かずやす(*渡辺和靖)/ひらやま・よー(*平山洋)/なかのめ・とーる(中野目徹)/はたなか・けんじ(畑中健二)/おかざき・まさみち(岡崎正道)/こんの・のぶゆき(昆野伸幸)/とがし・すすむ(冨樫進)/おーかわ・まこと(大川真)
;創元社;2,427円(借覧);四六判;縦組;上製;385頁;;ISBN4-422-93026-5;
中公新書ラクレ211;中央公論新社;700円(借覧);新書判;縦組;並製;214頁;;ISBN4-12-150211-6;[執筆者]げんだ・ゆーじ(玄田有史)/さとー・かおる(佐藤香)/ながい・あきこ(永井暁子)/いしくら・よしひろ(石倉義博)/みやざき・てつや(宮崎哲弥)/やまだ・まさひろ(山田昌弘)
ぺりかん社;8,500円(借覧);A5判;縦組;上製;579頁;;ISBN4-8315-1103-X;
やや誇張していえば、宣長は満七十一年の生涯のうち、宝暦十三年(一七六三、宣長三十四歳)一年間しか「物のあはれを知る」という言葉を口にしなかった(pp.109-110)。
可愛いとしの夭とれといふ表現があつて、この
夭とれといふのは森山重雄の評釈を見ても明解を得ないけれど、「およづれ(妖)」でcharmの意かと考へたことがあるのだけれど(〈徒〉は「と」「つ」両方の字母になりうるし)、だうだらうか。もつとも、
可愛いとしの夭とれとはこんな中をやいふならし、といふ文だから、かういふ諺、言廻しの類があつたのかもしれない。といふのをついでに記しておく。
角川oneテーマ21 B-50;角川書店;695円(100円);新書判;縦組;並製;222頁;;ISBN4-04-704151-3;
書かなくちやなあ。
;太田出版;1,680円(借覧);四六判;縦2段組;上製;290頁;;ISBN4-87233-906-1;
叢書コムニス03;NTT出版;2,500円(借覧);四六判;縦組;上製;iii+7+275+vii頁;;ISBN4-7571-0189-9;
岩波新書(新赤版)1022;岩波書店;740円(15%引);新書判;縦組;並製;xii+221頁;;ISBN4-00-431022-9;
;東京大学出版会;(借覧);A5判;横組;上製;x+174頁;;ISBN4-13-031166-2;
;和泉書院;2,500円(借覧);A5判;縦組;並製;iii+314頁;;ISBN4-7576-0314-2;
すこし癖のある文章。
東洋文庫723;平凡社;3,000円(借覧);全書判;縦組;上製;350頁;;ISBN4-582-80723-2;
この一月半位ちびちび読み進めてゐて、やうやく読了。校注は国書に通暁してゐることをわりと強調してゐる気がするけれど、私には六臣注をよく使つてゐるのが印象にのこつた。
昨晩、電車男DX 最後の聖戦を見て、さういへば前にも特番があつたけど見てないな、と思つてビデオを漁つたところ、もうひとつの最終回スペシャルといふのが出てきた。こつちを見てないと、なんで阪神ファンの人のところにソニンがゐたのかとかがわからないな。劇団ひとりのアテレコにおほいに笑ふ。自分も伊東美咲に混浴にさそはれてえ、とか思ひながら、そのままテープを流してゐたら、危険なアネキの第1話も録画してあつたのでつづけて見る。放映時には撮るには撮つてゐたものの、なんか痛さうなので見ずにゐたのだけれど、見てみると意外に面白かつた。ビデオテープを漁ると、第4話までは撮つてあつて、つぎつぎ見て、伊東美咲のサイボーグ美人つぷりを堪能する(サイボーグといふのは、整形といふことではなくて、なんか人間ばなれしてゐるといふか人間らしくないといふ感じ)。多分永遠に觀ないだらうけれどももし萬が一觀なければならない事があると困るから保存
、といふのは実に正しいなあ、続きはレンタルでもしよう(もたもたしてゐるうちに、BS FUJIで再放送がはじまつたので、それを見ることにしました)。といふところで、朝になる。
で、この晩は蛯原友里に惹かれて、NHKスペシャル東京カワイイ★ウォーズを見る(桃生亜希子と麻生久美子出演のPVで記憶するTowa teiのFreeが使用されてゐたタイトルでは「ファッション編」とかなんとかついてゐた気がする)。リアル・クローズとかエビ売れとかマーチャンダイザーとかゴールデン6とか知らないレジスターの語をいろいろ聞く。109店舖への取材(とくに韓国への発注の慌しさ)など見てゐると、資本主義は未だ有効である
、といふか、キャピタリズム万歳、といふ気分になる。
とか、すごい逃避してゐたら、次の日えらいことになりました。といふか、まだ片づいてない。
角川文庫6619[た 5-18];角川書店;340円(100円);文庫判;縦組;並製;265頁;;ISBN4-04-131418-6;
短篇集。田辺聖子ははじめて読む。谷沢永一とかが支持してゐる作家といふイメージがあつたので、どこだつたかで笙野頼子が全集月報にふれつつ肯定的に言及してゐて意外に思つたことがあるのだけれど、作品をよんでみてすこしわかつた気になる。
ちくま文庫[あ-4-1];筑摩書房;560円(280円);文庫判;縦組;並製;369頁;;ISBN4-480-02097-7;
合掌。
;紀伊國屋書店;2,400円(借覧);四六判;縦組;上製;410頁;;ISBN4-314-00961-6;[原題]Matt Ridley, Nature via Nurture: Genes, Experience and What Makes Us Human
良い啓蒙書
といふ評を見て。たしかに。
;朝日新聞社;1,400円(借覧);四六判;縦組;上製;246頁;;ISBN4-02-257972-2;
熱だしてばたんきゅー。
;講談社;(借覧);四六判;縦組;上製;204頁;;ISBN4-06-213017-3;
すこしまへまで、森枝卓士と名前の区別がついてゐなかつた。
研究叢書99;和泉書院;(借覧);A5判;縦組;上製;5+279頁;;ISBN4-87088-467-4;
目次を写しておく。
- I 和歌篇
- 一、短歌の成立 3
- はじめに 3
- 一 問題の提起 3
- 二 短歌の定型の成立過程 6
- 三 短歌の成立時期について 15
- をはりに 22
- 二、万葉集巻一巻頭歌の解釈 24
- はじめに 24
- 一 ④「我許背歯告目」の訓 25
- 二 二つの「コソケレ」の文法 28
- 三 歌の解釈 36
- 三、歌の表現と理解 40
- はしがき 40
- 一 藤原宮の御井の歌 41
- 二 衣干したり天の香具山 47
- あとがき 53
- 四、「堅塩」考―万葉集訓詁の道― 57 #伊勢物語の塩尻もこの堅塩のことだとか(宮沢俊雅説)
- 一 「堅塩」の訓 57
- 二 キタシとは何もの 61
- 三 キタシの製法 70
- 四 キタシと貧窮問答歌 76
- 五、「見所久思」考 84
- 六、「あが情利の生戸も無き」の訓義 89
- 一 「情利」について 89
- 二 「生戸」について 92
- 七、日下の直超 101
- 一 諸説 101
- 二 「日下越え」 104
- 三 クサカの地名 108
- 四 クサカの歴史 111
- 五 結論 117
- 八、飛鳥の神なび 125
- 一 飛鳥の神なびの資料 125
- 二 飛鳥の神なび山の比定地 131
- 三 「向南山」の訓について 137
- 四 雷岳その他について 143
- 五 総括 151
- II 言語篇
- 一、上代慣用句イヲヌ・ネヲナクの考察 161
- 一 問題点 161
- 二 イ・ヌ・イヌ、ネ・ナク・ネナク 163
- 三 イヲヌ・ネヲナクの文法 169
- 二、上代の所謂ズハの意味 176
- 一 「ずして」説批判 176
- 二 仮定条件法のズハ 182
- 三 「んよりは」説補説 186
- 三、上代一人称代名詞アの成立 191
- 一 上代の人称代名詞 191
- 二 アの成立に関する諸説 192
- 三 資料の整理 194
- 四 資料の説明 195
- 五 上代一人称代名詞アの成立 200
- 四、万葉時代の言語生活 202
- 序にかえて 202
- 一 伝達面よりみた言語生活 206
- 二 位相面よりみた言語生活 217
- 三 教育面よりみた言語生活 221
- おわりに 225
- 五、時代にみる言語感覚―上代― 226
- 一 音感 226
- 二 字感 229
- 三 語感 231
- 六、上代敬語と現代敬語 234
- 一 上代敬語と資料 234
- 二 上代敬語の体系 238
- 三 上代敬語と現代敬語 250
- 四 和歌と敬語の問題 252
- 七、「上代特殊仮名遣」論 257
- あとがき 277
- 所収論文初出一覧 279
;名古屋大学出版会;5,400円(借覧);A5判;縦組;上製;ix+519+16頁;;ISBN4-8158-0533-4;
死ねばいいのに、などとさざめきあふ。
講談社現代新書1849;講談社;780円(1割引);新書判;縦組;並製;294頁;;ISBN4-06-149849-5;
系統樹思考と分類(認知)思考。アブダクション。
文春文庫[い-15-4];文藝春秋;466円(-);文庫判;縦組;並製;407頁;;ISBN4-16-739104-X;
合掌。
講座社会言語科学2;ひつじ書房;3,200円(借覧);A5判;横組;上製;2+v+2+264頁;;ISBN4-89476-246-3;
目次とそれぞれの論文のキーワードとを写しておく。
- メディアとコミュニケーション: まえがきにかえて i
- 第1部 言語変容 1
- インターネットと英語帝国主義 / 西垣通(にしがき・とーる) 2 #インターネット,国際的多言語問題,モノリンガリズム,プレーン英語,機械翻訳
- 漢字コード問題 / 笹原宏之(ささはら・ひろゆき) 16 #JIS漢字,ISO/IEC10646(UCS 国際符号化文字集合),コンピューター,外字,文字化け
- 情報化と若者の言語行動 / 井上史雄(いのうえ・ふみお) 40 #情報化,談話規則,若者ことば,新方言,ケータイ
- 第2部 表現様式 55
- メール文体とそれを支えるもの / 佐竹秀雄(さたけ・ひでお) 56 #ケータイメール,パソコンメール,文体,新言文一致体,若い世代
- 携帯メールのコミュニケーション内容と若者の孤独恐怖 / 中村功(なかむら・いさお) 70 #携帯メール,話し言葉的表現,気遣いの作法,孤独恐怖,コンビニ的人間関係
- エモティコンの世界 / 中丸茂(なかまる・しげる) 86 #顔文字,位置,向き,送信者,信頼度
- メディアと表現様式の変化: 認知工学の立場から / 原田悦子(はらだ・えつこ) 118 #対話メディア,発話のデザイン,認知的人工物,パーソナルビュー,表現様式の変化
- 第3部 対人関係 135
- 携帯電話と若者の対人関係 / 三宅和子(みやけ・かずこ) 136 #携帯メール,若者,配慮,コミュニケーション空間,対人関係調節
- インターネット・パラドックスの真偽 / 橋元良明(はしもと・よしあき) 156 #インターネット・パラドックス,情報ネットワーク,コミュニケーション変容,精神的豊かさ,パネル調査
- つながる―イメージ―共同体: TVCFに映るインターネット社会,あるいは「世界なき人間」たちの共在 / 遠藤薫(えんどー・かおる) 182 #TVCF,インターネット,間メディア性,つながり,連結する異物
- 第4部 メディア環境の未来 201
- 個人的フィーリングを表現する非言語コミュニケーションのインタラクティブな可視化 / 土佐尚子(とさ・なおこ) 202 #カルチャラルコンピューティング,ノンバーバルコミュニケーション,感情認識,インタラクティブアート,メディア芸術
- 携帯の将来 / 野島久雄(のじま・ひさお) 226 #ユビキタス,プライバシー,メール,存在感,データベース
- 情報ネットワークと日本社会 / 木村忠正(きむら・ただまさ) 240 #「社会増強力としてのIT」(IT as Enabler),「産業セクターとしてのIT」(IT as Sector),モバイルインターネット,ブロードバンド,産業社会としての情報社会
- 執筆者紹介 264
文字コード標準体系検討専門委員会の提案した用語では「異形字」の「粒度」(p.25)
ISO 10036(p.28)なのか。
筆者の体験だけでも,山田俊治・十重田裕一・笹原宏之(2000)『山田美妙『竪琴草紙』本文の研究』(笠間書院 近代文学―テクストの森1)では,「異体字表」に,念校の後に,外字の設定が変更されたことにより外字部分に多数の文字化けが発生した.笹原宏之(1991)「安藤昌益編「私制字書」における国字 ―個人文字を中心として―」(早稲田大学『文学研究科紀要』別冊17号1~13頁)においても,同様の事態が起こった.これも,出張校正による念校の後に,貼り込みが多数剥がれたか,前の版に戻ったためであろう(p.38)。大変だ。同頁参考文献に、
石塚晴道とあるのは、しかし単なる誤変換だらう。
IOND University, USA Departments of Psychologyとあるのも、だうなのか。
五七調を全く無視した、
携帯メイルでのコミュニケーションの影響を見てゐるのもちよつと疑問。アラカンとかバンツマとかむかしからあるんぢやないの。2モーラ+2モーラの4モーラことばはむしろ4拍子だといはれる日本語のリズムにかなつてゐるやうにも思ふし。
りぼんマスコットコミックス クッキー;集英社;457円;新書判;;並製;258頁;;ISBN4-08-856707-2;
シリーズ 現代思想ガイドブック;青土社;2,400円(借覧);四六判;縦組;並製;277頁;;ISBN4-7917-6223-1;[原著]James Procter, Stuart Hall (Routledge, 2004)
サッチャリズムつてホールの造語だつたのか。
長崎純心レクチャーズ 第8回;創文社;3,000円(借覧);四六判;縦組;上製;x+389+10頁;;ISBN4-423-71066-8;
新潮文庫[も-29-1];新潮社;400円(借覧);文庫判;縦組;並製;237頁;;ISBN4-10-129051-2;
コーラスQUEEN'S COMICS;集英社;400円(1割引);新書判;;並製;183頁;;ISBN4-08-865358-0;
完結。かう落着するとは思つてもみなかつた。全然よめてないのだなあ。
花とゆめCOMICS;白泉社;390円(1割引);新書判;;並製;190頁;;ISBN4-592-17848-3;
こつちも完結。大盛り上がり。ところで某T大つて教育実習は出身校なの?
文字と古代日本5;吉川弘文館;6,300円(借覧);A5判;縦組;上製;4+10+333+v頁;;ISBN4-642-07866-5;
これもシリーズ最終巻(個人的には、神仏と文字が一番面白く思つた)。本巻は、やうやく国語国文よりの内容だけれど、やはり朝鮮半島は重要であるなあ、と思ふ。さういへばこの日、意外な方の口から「娜々志娑无」といふ言葉が出てビックリした。以下、目次を写しておく。
- 総説 文字表現の獲得とその背景 / 沖森卓也(おきもり・たくや) 1
- 文字の役割
- 記録されるということ
- 文字に表現する工夫
- 記号と絵画
- 文字表現の習得
- 東アジアにおける漢字
- 漢字の日本的展開
- I 文字化する試み
- 1 伝承の記述 / 矢嶋泉(やじま・いずみ) 8
- (1) 伝承と文字と 8
- 文字化の限界
- 漢字と和語
- (2) 古代日本の書記事情 10
- 和文の試み(その一)
- 和文の試み(その二)
- (3) 古事記の記述様式 15
- 伝承の記述
- 風土記の記述様式
- 『古事記』記述様式の諸相
- 『古事記』記述様式の本質
- 『古事記』歌謡の記述様式
- 歌の文字化
- (4) 伝承の記述 28
- 言と意と
- 伝承の記述の諸相
- 2 歌集編纂の方法 / 柳沢朗(やなぎさわ・ろー) 36
- (1) 万葉集の編纂論 36
- 万葉集とは何か
- 持統万葉
- 実証的な分析へ
- (2) 柿本朝臣人麻呂歌集 38
- 古体表記
- 新体表記
- 表記が意味するもの
- (3) 部立について 43
- 部立
- 「正述心緒」と「寄物陳思」
- 「寄物陳思」の歌の配列
- (4) 題詞と季節分類 48
- 題詞の問題
- 季節分離
- 3 古代の逸書 / 吉岡眞之(よしおか・まさゆき) 52
- (1) 古代逸書概観―八世紀を中心に― 52
- 様々な逸書
- 失われる理由
- (2) 律令国家の成立と律令関係書の編纂 56
- 律令の写本
- 律令の注釈書
- 格式の編纂
- (3) 史書の編纂資料 59
- 『日本書紀』の編纂資料
- 『官曹事類』『外官事類』『天長格抄』の編纂
- (4) 再び古代逸書概観 63
- II 表現の諸相
- 1 作歌と文字表現―「吾等」をめぐって― / 鉄野昌弘(てつの・まさゆき) 68
- (1) 「吾等」をめぐる議論 68
- 柿本朝臣人麻呂歌集
- 万葉集中の「吾等」
- 村田正博氏の「満座の共感」説
- 稲岡耕二氏の村田説批判
- (2) 接尾語ラの諸相 74
- 接尾語ラ
- 「朧化法的表現」の意義
- 「同種の類」
- 「異種の類」
- 毛利正守の「複数」と「例示」
- (3) 漢語「等」の用法 81
- 「等」の意義
- 「臣等」「僕等」の「朧化法」的用法
- (4) 「朧化法的表現」の「吾等」 83
- 「朧化法」による解釈
- 人麻呂歌集七夕歌の解釈
- 「文字」のもたらす共感
- 2 文字の技巧 / 川嶋秀之(かわしま・ひでゆき) 87
- (1) 技巧とは 87
- 文字上のレトリック
- (2) 古代における口頭語の技巧 88
- 音の技巧
- 掛詞
- 諺
- (3) 文字の技巧の分類 89
- 技巧の前提
- 技巧の類型 #A 新字
- (4) 文字の技巧の諸相 92
- B(一) 遊戯的表記
- B(二) 類縁字表記
- B(三) 意味重層表記
- (5) 後世の表現技法との関わり 101
- 3 記号の役割 / 山田邦和(やなだ・くにかず) 103
- (1) 記号とは何か 103
- 「記号」と現代記号学
- 歴史学における「記号」
- 「記号」の概念規定
- (2) 記号の分類 110
- 文字(文字記号)
- 一般記号
- (3) 記号の類銘辞性 121 #角田文衛「銘辞学の方法論」
- (4) 記号史料学への試み 123
- 4 絵画による伝達 / 禰宜田佳男(ねぎた・よしお) 126
- (1) 弥生時代の絵画 126
- 青銅器絵画
- 土器絵画
- (2) 弥生時代の絵画は何をどう伝達しようとしたか 133
- 弥生絵画の意味
- 銅鐸絵画と土器絵画
- 絵画土器の機能
- 弥生絵画における伝達性
- 甕棺と絵画
- (3) 列島の原始絵画 140
- 旧石器・縄文時代の絵画
- 古墳時代の絵画
- (4) 原始絵画の意義 146
- 原始絵画と祭祀
- 原始絵画と死生観
- 絵画による伝達
- 5 宣命体 / 春名宏昭(はるな・ひろあき) 153
- (1) 宣命と宣命体 153
- 宣命体とは
- 宣命体の表記
- (2) 律令公文書の中の宣命―天皇と中央官僚― 156
- 漢文での表記
- 宣命と儀式
- 文字化の意味
- 宣命と漢文
- (3) 地方での宣命―天皇と一般民衆― 160
- 条文と告知
- 宣命の場
- 言葉を封じこめたもの
- (4) 宣命体から漢字かな混じり文へ 164
- 宣命体の意義
- 漢字かな混じり文へ
- III 文字の習得
- 1 漢字の受容と訓読 / 沖森卓也 168
- (1) 漢字の受容 168
- 漢字の受容
- 漢字と和語
- (2) 漢字の伝来 170
- 渡来人と留学生
- 渡来人の漢文
- 俗漢文
- (3) 朝鮮三国の漢文 174
- 高句麗の漢文
- 新羅の金石文
- 変格漢文
- (4) 和化された漢文 183
- 和化漢文
- 和文体と訓
- (5) 黎明期の漢字訓読 186
- 漢文の訓読
- 読み方の定形化
- 「矣」について
- 「てあり」という文体
- 漢文訓読と字音
- 2 漢字文化の受容と学習 / 佐藤信(さとー・まこと) 195
- 漢字文化の受容と国家
- (1) 七世紀における貴族の漢字受容 196
- 倭国の貴族と渡来僧
- 留学生・留学僧の帰国
- 百済からの亡命貴族
- (2) 七世紀における地方豪族の漢字受容 201
- 備後国三谷郡の地方豪族
- 阿波国造氏族
- 科野(信濃)国造氏族
- 那須国造氏族
- (3) 八世紀の貴族と漢字文化 206
- 長屋王
- 聖武天皇
- (4) 八世紀における漢字文化の地方展開 210
- 八幡林官衙遺跡
- 群符木簡
- 封緘木簡
- 習書木簡
- (5) 古代地方官衙と漢字文化の展開 215
- 3 習書・落書の世界 / 新井重行(あらい・しげゆき) 217
- (1) 習書・落書研究の視角 217
- 古代社会と漢字・漢文
- 習書・落書
- これまでの習書・落書研究
- 史料群としての習書・落書
- 習書・落書研究の課題
- (2) 習書の世界 220
- 『千字文』の習書
- 『論語』の習書
- 習書木簡の使用法
- 令文の習書
- 文書の習書
- (3) 落書の世界 227
- 「難波津の歌」の落書
- その他の落書
- (4) 習書・落書のなされた場 228
- 写経生の場合
- 下級官人の場合
- 何のための習書か
- IV 文字の展開
- 1 古代東アジアの書体・書風 / 深津行徳(ふかつ・ゆきのり) 234
- (1) 書体・書風と用筆 234
- 漢字
- 書風分析の意義
- (2) 朝鮮半島出土文字資料研究の現況 236
- 石碑への関心
- 様々な文字史料
- (3) 文字の定着方法―削る・造形する、書く― 238
- 筆順
- 文字のかたちと国家
- (4) 普段使いの文字 240
- 新羅月城垓字出土木簡
- 正倉院佐波理加盤付属文書
- 確認しがたい文字
- 箆書きの文字
- 月城垓字木簡の解釈
- (5) 正書の文字 247
- 正倉院新羅村落文書
- 広開土王碑文
- 新羅石碑に刻まれた正書文字
- 冷水碑
- 鳳坪碑
- (6) 見せる文字、見せない文字 255
- 朝鮮半島古代文字の系譜
- モニュメント
- (7) 文字のある空間 258
- 2 則天文字 / 田熊清彦(たくま・きよひこ) 261
- (1) 則天武后 261
- 皇后となる
- 皇太后として実権を握る
- (2) 則天文字 262
- 研究史
- 則天文字 一七字
- 文字の使用
- (3) 則天文字の流布と使われ方 265
- 則天文字の発見
- 朝鮮・日本の則天文字
- (4) 日本に伝えられた則天文字 270
- 伝世した資料に見える文字
- 出土資料に記されていた文字
- (5) 則天文字と墨書土器 280
- 3 国字の発生 / 笹原宏之(ささはら・ひろゆき) 284
- (1) 国字をとらえる 284
- (2) 日本製字体(変形)の出現 285 #{(司-一-口)<手}、{(阜-十)皮}
- (3) 日本製字義(派生転用)の出現 286
- 国訓 #首、俣、鮭、籾、欟、霺、栲、梶、椿
- 会意による日本製漢字か #俵、鯰
- (4) 日本における偏旁付加・置換の出現 289
- 部首の付加ないし置換 #法華義疏、驂、{木穀}、桙、偲、{女感}、釼、椅、㹮、狛、{之_景}
- 部首の付加と置換 #蘰
- 旁の置換 #䒾、礒
- (5) 会意の日本製漢字 292
- 会意の造字 #桛、鞆
- 国字であった可能性のある文字 #坰、{石(炯-火)}、鵤
- (6) 日本における合字の出現 294 #{同-口/下}、{戸'主}、{戸'口}、{戸'秦}
- (7) 国字出現の背景 295
- 4 古代漢字音の受容と展開 / 佐々木勇(ささき・いさむ) 299
- (1) 古代日本の言語 299
- 中国語と日本語
- 古代日本漢字音
- (2) 古代日本漢字音 300
- 漢字音の資料
- 日本漢字音の諸層
- 音仮名の背景にある古音
- 古音による音仮名の書記者
- 音仮名の背景にある呉音
- 音義・訓点資料に見られる音注の呉音
- 音仮名の背景にある漢音
- 音義・訓点資料に見られる漢音
- 高度な漢音学習 #悉曇学
- 漢籍の漢音
- 九世紀末の日本漢字音とその後の漢字音
- 5 万葉仮名 / 沖森卓也 318
- (1) 万葉仮名と古代日本語 318
- 万葉仮名とは
- 万葉仮名の意義
- 万葉仮名の由来
- (2) 万葉仮名の変遷と分類 322
- 万葉仮名と漢字音
- 音仮名の分類
- 訓仮名の出現
- 音訓交用と訓仮名
- 訓仮名の分類
- (3) 万葉仮名から仮名へ 322
- 仮名の発生
- 図表一覧 ii
- 編者・執筆者紹介 i
;有精堂;15,000円(借覧);A5判;縦組;上製;x+652頁;;ISBN4-640-30571-0;
「古代」といつても文献的な制約の問題であつて、言語としては進化したものなのだから「成立」といふのはだうなのかみたいなつまらん予断をもつて見はじめたのだけれど、面白い、といふか、すごいなあ。といつても、猫のネは鳴き声かもとか、爽やかの仮名遣はさはやかとか、やうの和語説とかなんか瑣末なことだけしか覚えてゐないのだけれど。ある意味、文献的な制約があるからできる研究といふ感じもした。以下に、目次を写しておく。
- 序―世に本書をすすむるの辞― / かめい たかし i
- 凡例 v
- 序章 本論の意図と方法 3
- 第一章 形態音韻篇 11
- 序節 形態音韻篇の初めに 13
- 第一節 母音脱落 19
- 第二節 語頭子音の脱落 47
- 第三節 母音同化 77
- 第四節 母音体系 96
- 第五節 子音交替〈上〉―調音法の共通による場合― 127
- 第六節 子音交替〈中〉―調音点の近接による場合・その他― 143
- 第七節 子音交替〈下〉―m・b間の交替― 165
- 第八節 音節の脱落 196
- 第二章 用言篇 223
- 序節 用言篇の初めに 225
- 第一節 単語形成の基本的様式 228
- 第二節 形容詞語幹部の成立 248
- 第三節 形容詞活用の成立 272
- 第四節 母音交替の一側面―動詞活用成立論の前提として― 300
- 第五節 動詞活用の成立 327
- 第六節 活用形式の変異から見た動詞の一考察 347
- 第七節 ナリ型形容動詞の成立 377
- 第八節 タリ型形容動詞の成立 408
- 第三章 表現形式篇 433
- 序節 表現形式篇の初めに 435
- 第一節 条件表現形式の成立 438
- 第二節 ミ語法の成立 459
- 第三節 時制表現形式の成立〈上〉―叙法との関わりにおいて― 483
- 第四節 時制表現形式の成立〈下〉―キとケリをめぐって― 499
- 第五節 禁止表現形式の成立 519
- 第六節 希望表現形式の成立―ナ行系希望辞をめぐって― 540
- 第七節 テシカ・モガ成立考 560
- 第八節 ゴト(如)の意味―比況〈~ゴト(シ)〉の成立― 583
- 補論 柳田征司『音韻脱落・転成・同化の原理』をめぐって 605
- 後記 623
- 本書と既発表論文との関係 626
- 索引 629
- 語詞索引 630
- 事項索引 647
;大蔵出版;2,800円(借覧);A5判;横組;上製;237頁;;ISBN4-8043-0563-7;
うーん。おそらく高く評価されるべき研究なのだとは思ふのだけれど(と言つても、私には判断できることではないけれど)、なにか得心いかない。
;徳間書店スタジオジブリ事業本部;1,800円(借覧);四六判;縦組;並製;331+x頁;;ISBN4-10-861705-8;
;和泉書院;(借覧);A5判;縦組;上製;5+328頁;;ISBN4-87088-832-7;
目次を写しておく(#以下はわたくしのメモ)。
- 阪倉篤義先生を悼む / 山内洋一郎 (1)
- ひとり寝の歌 / 浅見徹 1
- 万葉集「妹なね」と上代語ナネ(汝兄)の用法 / 山口佳紀 13 #妹なねのはうはナ・ネともに親称の接辞尾で、ナ+エの汝兄とは別との説。
- 複合形状言・派生形状言 / 蜂矢真郷 29
- 新撰字鏡倭訓小考 / 內田賢德 47 #重厚な訓詁の世界。訓義と倭訓との対応。
- 八代集に於ける「勅撰」の意義―詞書の敬語及び「き」の使用をめぐって― / 辻田昌三 61
- 「古今集」の語彙――身体関係 / 神谷かをる 81
- 「うし」表現の諸相―文体論の観点から― / 中川正美 99
- ツクツクボウシの鳴く声は―擬声語の史的推移― / 山口仲美 119
- 禁忌詞と読癖―「世人(よひと)」の改読の方法― / 遠藤邦基 139 #後宇多天皇の諱「世仁(ヨヒト)」
- 助動詞ベシの成立―意味変化の視点から― / 高山善行 159 #意味変化の方向の一般性から接尾語マの音交代形バからの成立といふ阪倉説を支持。
- 「ウチワラフ」の意味の時代的変化―「ウチ動詞」の意味変化の一例― / 近藤明 175
- 日付変更時刻と今夜 / 小林賢章 193
- 「ケレドモ」の成立―「閉じた表現」への推移と不変化助動詞「マイ」成立との有機的連関を見据えて― / 村田菜穂子 205 #マジ(イ)ケレドモの異分析
- 「栖」から「住家」へ―表記変化とその背景― / 田野村千寿子 223 #25号の郡千寿子論文で存在を知つて、本集を借りてきためあての論文。苗字がちがつてゐたので最初わからなかつた。方丈記諸本を中心に表記の史的な変化についてまとめたもの。ちよつと期待とはちがつたけど。
- 字注にみる易林本節用集の同字認識 / 乾善彦 237
- 「重山書入れ本」のこと / 東辻保和 253 #重山は新村出の号。山を重ねると出字。
- 「せーの」報告書 / 寿岳章子 271
- 山田文法における語規定の変遷とその問題点 / 斎藤倫明 281
- 国語語彙史における語源研究―“くちばせ”―をめぐって / 前田富祺 297
- 書名索引 311
- 人名索引 314
- 語彙索引 317
;ミネルヴァ書房;2,000円(借覧);四六判;縦組;並製;vii+225+iv頁;;ISBN4-623-04377-0;
誕生についての高度成長期における受験戦争と部員不足という条件
(p.85)、女子マネのミソジニー(といふか、女性同士の人間関係に嫌悪感を持つ
(p.213)こととホモソな男性スポーツ集団へのあこがれ)の指摘など面白く思ふ。啓蒙批判、「境界」概念はよくわからない。
国語学研究事典の改訂版の発売予定が出てゐるのを知る。お金ためとかなくちや。しかしISBN 4-625-40300-6
といふのは、日本語文法大辞典のものだから、まちがひだらうな。ISBN4-625-60306-4が正しいもののやう。
;大修館書店;(借覧);四六判;縦組;上製;viii+242頁;;ISBN4-469-26453-9;
中公新書1847;中央公論新社;740円(借覧);新書判;縦組;並製;vi+3+202頁;;ISBN4-12-101847-8;
返却日前日なので、あわててDVDを見る。
文春文庫[か-21-3];文藝春秋;533円(100円);文庫判;縦組;並製;278頁;;ISBN4-16-763103-2;
;汲古書院;(借覧);A5判;縦組;上製;4+3+415頁;;;
立心偏に送のタシカニといふ字が「愜」字の変形であるといふのは、故佐藤誠實博士の所説
、と三矢重松が書いてゐるのは、「字體考」での説なのかな、と思つて借りてきたのだけれど、違つた。残念。まうすこし探してみないと。この論集を編んだときにあつめたはずの論文の目録も載せておいてくれたら便利だつたのになあ。解説で、
七・八世紀における唐は、當時知られていた世界における最高の文明國であり、最大の強國であって、唐が日本に加えた壓力は、十九世紀の列強が日本に加えた壓力よりも大きい。當時の日本が軍事、外交、政治の上で獨立を保持したことは事實であるが、文化的には殆ど全く唐の支配下にあったのであって、文物制度すべて唐を以て範とし、唐に追從して及ばざらんことを是れ畏るというのが、當時の日本の指導者の態度であった。故に飛鳥奈良の日本は、新羅、渤海及び吐蕃、西夏等と同じく、唐文化圈に屬する一國であり、唐律令は當時の東洋諸國間の國際法であり、律令の法理は世界の公理であったのである。しかし、皇國を尚び、唐心を拝する國學者は、この史實を率直に認めようとはしない。故に國學者流の律令學者は、血眼になって日本令の唐令と違った點を探し出して、これを強調する。即ち彼等は日唐令の異を説いて、同を説かない。これに反して、「律令考」は日唐令の同を説いて、その異は藍本と本畫との相違に過ぎないとした。「律令考」の特色は、實に其處にあるといってよい。
と書かれてゐるのは、ちよつと強烈(pp.47-48)。以下に、目次をうつしておく。
- 口繪
- 佐藤博士遺影
- 佐藤博士書翰
- 佐藤博士遺稿
- 口繪解説
- 序 / 瀧川政次郎 1
- 佐藤博士の律令學 / 瀧川政次郎 17
- 佐藤博士の律令學 17
- はしがき 17
- 一 佐藤誠實略傳 19
- 付、文學博士佐藤誠實先生小傳 / 山本毅堂 20
- 二 佐藤誠實と『古事類苑』の編纂 28
- 三 明治文化と『古事類苑』編纂の方針 34
- 四 佐藤律令學の特色 42
- 五 佐藤律令學の功績とその影響 49
- 〔補遺〕元老院勅奏判任官履歴書 56
- 『古事類苑』法律部と佐藤誠實 58
- 解題 63
- 甲篇
- 第一 律令考 115
- 第二 弘仁格式序約解 151
- 第三 貞觀格序約解 171
- 第四 貞觀式序約解 185
- 第五 上延喜格式表約解 201
- 第六 延喜格序約解 211
- 第七 延喜式序約解 225
- 第八 延喜式序約解餘論 241
- 第九 官曹事類考 249
- 第十 天長格抄考 253
- 第十一 類聚三大格考 255
- 第十二 揚名考補 261
- 第十三 揚名考補之餘 265
- 乙篇
- 第一 續日本紀を上る表の約解 271
- 第二 文武天皇即位前紀約解 297
- 第三 類聚國史考 305
- 第四 古事記考 313
- 第五 宇治拾遺物語考 319
- 第六 紀長谷雄 331
- 第七 白鳳朱雀并法興元考 339
- 第八 韓國名義考 349 #カラは韓の字音起原説。任那、新羅も字音。コマは高麗が小馬の産地だつたから、粛慎は葦間人云云。
- 第九 呉をクレといふ考 367 #クレは伎楽の字音起原説。
- 第十 秦 371
- 第十一 字體考 375
- 第十二 訓點之誤 389
- 第十三 后宮表 397
中山和子コレクションIII;翰林書房;5,000円(借覧);A5判;縦組;上製;692頁;;ISBN4-87737-177-X;
文春文庫[か-21-2];文藝春秋;400円(100円);文庫判;縦組;並製;204頁;;ISBN4-16-763102-4;
幾篇かは、文末詞や人称詞をそこまで決定的なものと見ないとすれば、かならずしも男女の恋愛とはかぎらないやうに読めるなあ、と思つた。
シリーズ・日本語のしくみを探る1;研究社;(借覧);A5判;縦組;並製;viii+194頁;;ISBN4-327-38301-5;
目次を写しておく。
- 第一章 「文法の研究」って何?
- Q1 「文法の研究」ってどんなことをやるんですか?
- 「文法の研究」とは、言語事実にもとづき、言語のしくみについて考えること
- 「知っている」のに説明できない?
- 「言語事実」とは何か
- Q2 「文法について考える」上で大切なことは何ですか?
- 「事実」と「解釈」を区別する
- 先入観にとらわれずに、事実に即して考える
- (1) 「文法=ことばの規範」という先入観
- (2) 「日本語はこういう言語だ」という先入観
- (3) 「文法用語」も先入観のもと
- 一歩ふみこんで考える
- まずは「いろいろな言語事実がある」「いろいろな考え方ができる」ことを楽しむ
- Q3 「文法について考える」ことにどんな意義があるのですか?
- 文法研究の役立つところ
- 「文法について考える」ことは基本的な教養の一つ
- 「ラ抜きことば」のしくみ
- 章末問題
- 第二章 ことばに「パターン」を見る
- Q4 「は」って何を表すんですか?
- 「文法について考える」ための材料は身近なところにある
- レシピの文章の「は」を観察する
- 一工夫加えて観察する
- 「は」と「を」の使い分けの背景
- 「話題化」理論にもとづく「は」の観察
- Q5 文法の研究でよく「実験」をやると聞いたのですが。
- 「実験」とは何か
- 「数量詞遊離」の実験
- 「数量詞遊離」の成立条件
- 実験結果を別の現象に応用する
- 「仮説の検証」のための実験
- いかにも「実験」らしい研究もある
- Q6 活用表にいろいろなものがあるのはなぜですか?
- 解釈としての「活用」は一つではない
- 五段活用/一段活用
- 「五段活用/一段活用」の問題点
- 子音語幹/母音語幹
- 「子音語幹/母音語幹」の長所
- 「五段活用/一段活用」の意義
- 章末問題
- 第三章 文の「構造」を考える
- Q7 日本語の文ってどのようにできているんですか?
- 文は「句のつみかさね」
- 句の構造―主要部・補足部・修飾部―
- 日本語は「主要部後置」の言語
- Q8、Q9も読んでください
- Q8 国語の授業で習った「文節」って何ですか?
- 「文節」とは何か
- 「文節」の理論的意味合い
- 「文節」の問題点(その一)―「句構造」の立場から―
- 「文節」の問題点(その二)―「単語=文の構成単位」の立場から―
- 一種の折衷案としての「文節」
- Q9 文法書によって文の構造が異なるのはなぜですか?
- 文の構造いろいろ
- いろいろな「文の構造」がある理由
- 「より妥当な文の構造」とは何か
- 章末問題
- 第四章 意味に「形」を与える
- Q10 探し物を見つけたときに「あ、ここにあった!」のように言うのはなぜですか?
- 「た」にはいろいろな用法がある
- 「た」の意味をどのように一般化するか
- 「た」と「観察」
- 「発見のタ」とは何か
- 過去の実情に言及する「た」
- Q11 「~してもらえますか」よりも「~してもらえませんか」の方が丁寧なのはなぜ?
- 「丁寧さ」にもいろいろある
- 負担考慮の「ちょっと」
- 聞き手の意志に直接言及しない「~してもらえる」
- 回答を強制しない「だろうか/でしょうか」
- 話し手の見込みが正しい可能性を前提にしない「ないか/ませんか」
- Q12 方言の微妙なニュアンスって「文法」で説明できるんですか?
- 微妙なニュアンスは「文法」では割り切れない?
- 命令形につく終助詞―「ヤ」「マ」「カ」―
- 「ゼ」―既成知識と現実との食い違いに対するとまどい―
- 「ワ」―その場での個人的見解―
- 「ジャ」―現実にそった認識の修正―
- 「チャ」―話し手にとっての既定事項―
- 「方言」を一つの言語として見る
- 章末問題
- 第五章 他のことばと関連づけて考える
- Q13 富山県の方言では「これは私のだ」を「これは私ノガだ」のように言うのですが、この「ガ」って何ですか?
- 方言の文法はおもしろい
- 標準語の二つの「の」と富山県方言の「ノ」「ガ」
- 「これは私のだ」の「の」って何?
- 「の」削除説
- 融合説
- 融合説にも欠点あり
- 方言の文法を研究することの意義
- Q14 日本語の文法について考えることは、外国語の文法について考える上で何か役に立つことがありますか?
- 韓国語の副詞「더(ト)」と日本語の「もっと」「もう」
- 中国語の程度副詞「很(ヘン)」
- 複数の言語を関連づけて考える
- 章末問題
- さらに勉強したい人のための参考文献
- 索引
すごく速い。もともとアモラルなお話ではあるけれど、まつたく感傷をさしはさめぬほどに、さくさくとすすんで、あつといふ間に終つてしまつた感じ。
セレクト・アニメーションのはう、リボルバーは夢に見さう。
ブルーバックス B-1510;講談社;1,150円(借覧);新書判;横組;並製;365頁;;ISBN4-06-257510-8;[執筆者]縣秀彦/有本淳一/杵島正洋/左巻健男/高木淳子/萩谷宏/松本直記、[執筆協力者]江川晋子/進藤喜代彦
角川文庫11854[ひ 8-9];角川書店;552円(50円);文庫判;縦組;並製;333頁;;ISBN4-04-183509-7;