日本史リブレット28;山川出版社;800円(借覧);A5判;縦組;並製;98+4頁;;ISBN4-634-54280-3;
中公新書1818;中央公論新社;940円(借覧);新書判;縦組;並製;4+viii+8+300頁;;ISBN4-12-101818-4;
なお、我が国では「シュメル」ではなく、「シュメール」と「長音記号」を入れて表記されることが多いが、これには理由がある。第二次大戰中に「高天原はバビロニアにあった」とか、天皇のことを「すめらみこと」というが、それは「シュメルのみこと」であるといった俗説が横行した。そこで、我が国におけるシュメル学の先達であった中原与茂九郎先生(京都大学名誉教授)が混同されないように音引きを入れて、「シュメール」と表記された。この話を中原先生から三笠宮崇仁様は直接うかがったという。
中原氏は楔形文字に六書を応用したことで、河野六郎の転注考の最後にも名があがつてゐる人。
マーガレットコミックス;集英社;390円;新書判;;並製;187頁;;ISBN4-08-846073-1;
軍記文学研究叢書5;汲古書院;8,000円(借覧);A5判;縦組;上製;4+354頁;;ISBN4-7629-3384-8;[執筆者]たけひさ・つよし(武久堅)/たかお・じゅん(鷹尾純)/はやかわ・こーいち(早川厚一)/やなぎだ・よーいちろー(柳田洋一郎)/うぶかた・たかしげ(生方貴重)/ななみ・ひろあき(名波弘彰)/まきの・かずお(牧野和夫)/さえき・しんいち(佐伯真一)/やました・ひろあき(山下宏明)/おざき・いさむ(尾崎勇)/みのべ・しげかつ(美濃部重克)/たかやま・としひろ(高山利弘)/あさはら・よしこ(麻原美子)/すぎもと・けーざぶろー(杉本圭三郎)/ちぎら・まもる(千明守)/さくらい・よーこ(櫻井陽子)
新潮新書156;新潮社;720円(借覧);新書判;縦組;並製;220+ix頁;;ISBN4-10-610156-4;
講談社学術文庫1744;講談社;960円(借覧);文庫判;縦組;並製;260頁;;ISBN4-06-159744-2;
;早川書房;2,300円(借覧);四六判;縦組;上製;396頁;;ISBN4-15-208673-4;[原題]Owen Gingerich, The Book Nobody Read: Chasing the Revolutions of Nicolaus Copernicus
角川文庫[い 25-5];角川書店;552円(100円);文庫判;縦組;並製;302頁;;ISBN4-04-179505-2;
刀水歴史全書71;刀水書房;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;xv+281頁;;ISBN4-88708-335-1;
懐徳堂ライブラリー6;和泉書院;2,500円(借覧);四六判;縦組;上製;172頁;;ISBN4-7576-0263-4;[執筆者]こやす・のぶくに(子安宣邦)/なかむら・しゅんさく(中村春作)/くめ・ひろこ(久米裕子)/つじもと・まさし(辻本雅史)/みやざわ・やすこ(宮川康子)
『蘐園随筆』で朱子学擁護の立場から激しく仁斎を攻撃した徂徠が、にわかに反朱子学の立場から「先王の道」を説くに至る。むしろそのスキャンダラスな展開こそ、仲基の「加上の説」を生み出す直接の契機となったのではないかと私は思うのである。
遊学叢書28;勉誠出版;(借覧);四六判;縦組;上製;11+213頁;;ISBN4-585-04088-9;
;評論社;2,600円(借覧);四六判;縦組;上製;280頁;;ISBN4-566-05068-8;
中公新書1821;中央公論新社;980円(借覧);新書判;縦組;並製;vi+11+364頁;;ISBN4-12-101821-4;
;文藝春秋;1,048円(借覧);四六判;縦組;上製;138頁;;ISBN4-16-324520-0;
岩波新書1001;岩波書店;740円(借覧);新書判;縦組;並製;v+228頁;;ISBN4-00-431001-6;
新潮文庫[こ-10-31];新潮社;388円(100円);文庫判;縦組;並製;241頁;;ISBN4-10-115831-2;
研究叢書171;泉書院;(借覧);A5判;縦組+横組;上製;2+241+130頁;;ISBN4-87088-749-5;[執筆者]田島毓堂/鈴木広光/山本いずみ/籾山洋介/菅井三実/東弘子/山田健三/丹羽一彌/釘貫亨/池田証寿/加藤浩司/樋野幸男/田島優
岩波セミナーブックスS6;岩波書店;2,400円(借覧);四六判;縦組;並製;iv+256+13頁;;ISBN4-00-028056-2;
合掌。
;集英社;1,400円(借覧);四六判;縦組;上製;205頁;;ISBN4-08-774766-2;
著者のエッセイにしてはいまいち。
朝日文芸文庫[あ 19-1];朝日新聞社;835円(借覧);文庫判;縦組;並製;377頁;;ISBN4-02-264051-0;
;みすず書房;2,600円(借覧);四六判;縦組;上製;v+289頁;;ISBN4-622-07122-3;
新典社選書15;新典社;1,600円(借覧);B6判;縦組;並製;223頁;;ISBN4-7879-6765-7;
鈍字なる字謎について教はる。たとへば、竹冠の下に間をあけて廾を書いたもの(ヨリ正確に記せば、廾の右下に点を打つ)を、誰れがつぶした
(p.215、筭(算)字も正確には王を玉、廾は右下に点を打つ)と解くものだけれど、これを「玉」と「目」の草書体同士が近似した形であるところから成立する鈍字である
(p.208)と解説してゐるのは少しちがふんぢやないか、とか思ふ。いろんなことば遊びが紹介されてゐて、音韻史などからも興味深くよめるのではないか、たとへば、だういふ音が近似したものとされてゐたのかとか、とは思ふのだけれど、その能力は私にはない。ところで、郭巨の釜掘りの絵に、こいつはえらい
、おやじさんでかしなさつた
(p.193)とあつたりするのとか超キュート。
新潮文庫[こ-10-21];新潮社;466円(100円);文庫判;縦組;並製;411頁;;ISBN4-10-115821-5;『世間知らず』改題
初出は駄目だと啖呵を切ったのは誰だ。山下浩は監修者という地位が欲しくて、そのためには平素の持論と食い違うことも辞さなかったらしい(p.79)、といふのが目にはひつて、関西大学国文学に「拝啓岩波書店殿 新『漱石全集』の問題点について」を載せさせてゐながらも、さすがにずばりと言ふなあ、とか思つてゐたら、17歳女性にみだらな行為 容疑の筑波大学院助教授逮捕(1/29)といふ報を見たのだつた。
;黎明書房;350円(借覧);B6判;縦組;上製;4+257頁;;;
教育思想双書7;勁草書房;2,500円(借覧);四六判;縦組;上製;x+217+vii頁;;ISBN4-326-29879-0;
中公新書1829;中央公論新社;800円(借覧);新書判;縦組;並製;5+261頁;;ISBN4-12-101829-X;
日本の〈現代〉12;NTT出版;2,300円(借覧);四六判;縦組;上製;ix+288頁;;ISBN4-7571-4103-3;
;PHP研究所;1,400円(借覧);四六判;縦組;並製;325頁;;ISBN4-569-61733-6;
シリーズ 現代思想ガイドブック;青土社;2,400円(借覧);四六判;縦組;並製;309頁;;ISBN4-7917-6225-8;[原著]Sara Salih, Judith Butler (Routledge, 2003)
奥付上部のCopyrightには2002、凡例には2003とあつて原著発行年がどつちなんだかよくわからない。あと、このラウトリッジ批評家シリーズですでに他社から訳書がでてゐるものがあるのを知る(p.21)。
;文藝春秋;1,905円(借覧);四六判;縦組;上製;291+iv頁;;ISBN4-16-366750-4;
岩波応用倫理学講義3;岩波書店;3,400円(借覧);A5判;縦1,2段組;並製;xi+263頁;;ISBN4-00-026716-7;[執筆者]みずたに・まさひこ(水谷雅彦)/よしだ・じゅん(吉田純)/しらた・ひであき(白田秀彰)/えぐち・さとし(江口聡)/おくの・まりこ(奥野満里子)/はっとり・たかひろ(服部高宏)/そのだ・ひさし(園田寿)/かんざき・のぶつぐ(神崎宣次)//いしぐろ・かずのり(石黒一憲)/つちや・しゅん(土屋俊)/なわ・こたろー(名和小太郎)/よしおか・ひろし(吉岡洋)
あのお世辞にも使いやすいとは言い難いQWERTY配列のキーボードは、いつまで「標準」でありつづけるのでしょうか(あの奇妙な配列は、そもそもが古典的なタイプライターにおいて、印字ハンマーの絡まりを防ぐという目的で、タイピングの速度を一定以下にするために考え出されたものだということをご存じでしょうか)(p.10)と、安岡孝一氏に叱られさうなことが書いてあるなあ、と思ひながらよみすすめてゐると、
書物というのは面白いもので、どんな嘘や間違いを書いても、名誉毀損などの場合を除けば著者や出版社が法的な責任を追及されることはまずありません。(……)
誤りに対しては、その責任を追及することではなく、それを是正する別の表現が生み出されることによって、人類は進歩してきたともいえるのです(p.16)、とあつて、ふむ、と思ふ。
;雄松堂出版;(借覧);A5判;縦2段組;上製;xv+331頁;;ISBN4-8419-0307-0;[執筆者]相島宏/青野千壽代/朝倉治彦/池本幸雄/井坂清信/稲村徹元/井上陽子/宇津純/大場利康/川本勉/小林正/神繁司/菅原蔦子/鈴木宏宗/土屋慎一/鴇田潤/戸澤幾子/中井万知子/馬場萬夫/藤元直樹/間島由美子/村上清子/村山久江
かういふ書物は借りて一読するのではなくて、座右にあるとよいのだらうけど。岡田希雄の項で、名前と生年とを修したあとがあるのに「おかだまれお」と読みがつけてあつて不審(それとも、国語学大辞典にも「よし」で立項してるけど、ほんとのほんとは「まれ」なの)。希雄がもと僧名(「きゆう」)から来てゐるといふのははじめて知つた(p.53)。金田一京助――蔵書印では「一」字を「弌」につくる(p.84)。榊原芳野も木偏に祀にしてゐるし(p.98)、名前の漢字には(といつてもこの両例は厳密には名字ではあるけれど)、唯一無二性だけではなくて、場面によつてvariantをわたつてゆくこともあるよなあ、とか思ふ――の亀田吟風翁素描といふのは全集とかでよめるのかな(「思い出の人々」(全集15巻)に収めることがわかつた。)。
;新潮社;1,700円(借覧);四六判;縦組;上製;349頁;;ISBN4-10-475901-5;
一九六〇年六月一橋大学の教職員も数多く国会前に集まっていた。安保条約が自然承認される前日であった。樺美智子さんが殺されたのはその少し前であった。国会前の群集の中で、一橋大学の教授であった亀井孝氏が私に突然言った。「阿部君、君の研究は安保とどういう関係があるの」。私は「ほとんどありません」と答えた。すると亀井教授は「俺もそうだよ」と言われた。
;光文社;(借覧);四六判;縦組;並製;270頁;;ISBN4-334-97442-2;
シリーズ 世界の社会学・日本の社会学;東信堂;(借覧);四六判;縦組;並製;xiv+179頁;;ISBN4-88713-528-9;
新潮文庫[こ-10-14];新潮社;311円(100円);文庫版;縦組;並製;198頁;;ISBN4-10-115814-2;
ちくま新書294;筑摩書房;680円(借覧);新書判;縦組;並製;190頁;;ISBN4-480-05894-X;
;吉川弘文館;(借覧);四六判;縦組;上製;257+18頁;;ISBN4-642-07766-9;
;三省堂;(借覧);A5判;横組;上製;210頁;;ISBN4-385-36092-8;
講談社現代新書1672;講談社;700円(15%引);新書判;縦組;並製;220頁;;ISBN4-06-149672-7;
もっと知りたい! 日本語;岩波書店;1,600円(借覧);四六判;縦組;並製;xi+212頁;;ISBN4-00-006838-5;
新潮新書152;新潮社;720円(借覧);新書判;縦組;並製;255頁;;ISBN4-10-610152-1;
平安時代記録語辞典
、峰岸 明著
、08年9月刊行予定
が予告されてゐる。
;岩波書店;3,600円(借覧);四六判;横組;上製;xi+386頁;;ISBN4-00-080305-0;
執筆者は割愛。以下、すこし(あまり本書の核心ではないところを)メモ:
ピジン日本語は第2次世界大戦後の朝鮮半島(つまり,日本人がいないところ)でも共通語としての役割を果たしていた(p.238、ダニエル・ロング「ピジン日本語」。にしても、
“Meda-meda one time, number one jo-san taksan chi chi hava-yes”(ちょっと見てよ,あの素晴らしい女性は良い胸をしている)といふのはだういふ例だ)。
ネオ方言と新方言との違いは,ネオ方言があくまでスピーチ・スタイルとして考えられているという点である(p.265、真田信治「ネオ方言」)。
何人かの研究者が批判したとおり,「国語学」を「日本語学」と改称したところで研究者層と領域が一変するわけではなく,むしろ歴史的な功罪が継承されないおそれもある(p.289、ましこひでのり「国語・日本語」)。なんといふか、ヘレン・ケラー役のオーディションをうけてゐて、火災警報に気づけばオーディションを落とされるし、かといつて気づかないでゐる(ふりをしてゐる)と焼け死ぬ、みたいなダブルバインドだと思つた。
講談社文庫[の 10-2];講談社;533円(100円);文庫判;縦組;並製;291頁;;ISBN4-06-264827-X;
;PHP研究所;1,400円(借覧);四六判;縦組;上製;276頁;;ISBN4-569-62261-5;
どこの方言にも女性特有のやわらかな言葉や言い回しがあり、それが人間関係に潤いをもたらしてきた。ついこのあいだまで、女性は「~ネ」とか「~ヨ」という優しい感じの語尾をつけたものである(p.74)といふのは、方言はむしろ性差はすくないんぢやないかとか(←中井精一『社会言語学のしくみ』127頁以降に現代富山方言での性差について書かれてゐる)、その手の文末詞はせいぜい明治20年代くらゐまでしかさかのぼれないんぢやないかとか思ふけど、「日本文化」つて融通無碍だなあ(近世以前の「女性語」は位相語/集団語ととらへたはうがよいだらうし)。
フェ理屈に頭ををかされてるだけなのか。
;河出書房新社;1,600円(借覧);四六判;縦組;上製;197頁;;ISBN4-309-01758-4;
保科幸一
になつてますよ。ところで、保科とJISとの関係といふのもよくわからないのですが。
和歌をひらく 第2巻;岩波書店;3,700円(借覧);A5判;縦1,2段組;上製;xi+245頁;;ISBN4-00-027067-2;[執筆者]あさだ・とーる(浅田徹)/かんだ・たつみ(神田龍身)/すずき・じゅん(鈴木淳)/むらた・みぎふみ(村田右富実)/やまもと・はじめ(山本一)/たかは・ひろあき(鷹羽弘晃)/たなか・のぼる(田中登)/ひらの・たえ(平野多恵)/たかはし・ひでき(高橋秀樹)/なごや・あきら(名児耶明)/かや・のりこ(萱のり子)/とくはら・しげみ(徳原茂実)/えんどー・くにもと(遠藤邦基)/たかしろ・こーいち(高城弘一)
興味深い論集。
歴史文化ライブラリー206;吉川弘文館;1,700円(借覧);四六判;縦組;並製;4+7+215頁;;ISBN4-642-05606-8;
;中央公論新社;1,000円(借覧);四六判;縦組;並製;197頁;;ISBN4-12-003606-5;
赤日新聞(朝日新聞)
のやうな、その言葉に別の意味を含ませた当て字
は、江戸時代にもあつた目新しいものでもなんでもな
い、として氏家幹人の江戸の性風俗から、「密通」を「蜜通」と書くこと――これは無知無教養ゆえの誤字当て字ではなかったとすると……。当時の人は、ミッツウは「密通」と書くより「蜜通」のほうがしっくりする、そう思って半ば意識的に「蜜」の字を用いたのではないでしょうか
、といふ引用をしてゐるのだけれど(p.20)、高橋久子の一連の通用字研究をみてもわかるやうに、密通にかぎらず「密」「蜜」両字はかなり融通して用ゐられてゐたので、そこに意識
を見てよいものなのかなあ、と思ふ(結局のところはわからないけれど)。
新潮OH!文庫128;新潮社;733円(381円);文庫判;縦組;並製;356頁;;ISBN4-10-290128-0;
;彷徨舎;(借覧);新書判;縦組;並製;174頁;;ISBN4-906287-17-4;
講談社選書メチエ133;講談社;1,500円(借覧);四六判;縦組;並製;254頁;;ISBN4-06-258133-7;
PHP新書172;PHP研究所;660円(借覧);新書判;縦組;並製;235頁;;ISBN4-569-61845-6;
良書。
ミネルヴァ日本評伝選[031];ミネルヴァ書房;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;2+xxi+300+11頁;;ISBN4-623-04560-9;
日本児童文化史叢書20;久山社;1,553円(借覧);A5判;縦組;並製;104頁;;ISBN4-906563-80-5;
櫻井徳太郎の縁者なのかな。
中公新書1813;中央公論新社;740円(借覧);新書判;縦組;並製;v+2+197頁;;ISBN4-12-101813-3;
;文藝春秋;(借覧);A5判変型;縦組;上製;205頁;;;
合掌。
;情報センター出版局;1,800円(借覧);四六判;縦1,2段組;並製;431頁;;ISBN4-7958-4462-3;
きのふもらつてきたいける本・いけない本といふ冊子で、神谷竜介(NTT出版)といふひとがいけない本にあげてゐたけど、たしかに本書の書き手と巻末の内田・高橋対談で語られてゐる著者とはまるで別人のやうで、対談の人のはうが面白さう。斎藤澪奈子の超一流主義の単行本と文庫本とのちがひの報告を見て、自分はそんなあくの抜けたのをよんでたんだなあ、と思ふ。
グーテンベルクの森;岩波書店;1,800円(借覧);四六判;縦組;上製;vii+166+3頁;;ISBN4-00-026989-5;
遺伝子淘汰と群(種)淘汰のちがひつて全然わかつてなかつた。これぢや、と本をわらへない。
講談社選書メチエ360;講談社;1,500円(借覧);四六判;縦組;並製;210頁;;ISBN4-06-258360-7;
中世の神仏のコスモロジーの骨格
は、「あの世の仏」―「この世の神仏」という二重構造をなして
おり、仏像は仏の垂迹
なのだ(!)、といふ指摘に瞠目(p.118)。ところで、起請文はその作成にあたって、参加者の前で読み上げられることが重要な手続きだった
(p.20)と千々石到の研究を参照してのべてゐるけれど、去十四日
の「去」字に、さる
と読みをふつてゐるのは(p.23)、当時のよみでは多分「いんじ(いにし)」だつたのではないか(あるいは「さんぬる」かも)。
中公新書1816;中央公論新社;780円(借覧);新書判;縦組;並製;ix+4+243頁;;ISBN4-12-101816-8;
新潮新書140;新潮社;680円(借覧);新書判;縦組;並製;191頁;;ISBN4-10-610140-8;
自分は、無料貸本屋としては使ひ倒してゐるやうには思ふけど(かぞへてみたら現在8箇所から都合49冊借りてゐる)、調べものはまつたくだなあ。
歴史文化ライブラリー203;吉川弘文館;1,700円(借覧);四六判;縦組;並製;5+227頁;;ISBN4-642-05603-3;
中公新書1815;中央公論新社;740円(借覧);新書判;縦組;並製;5+255頁;;ISBN4-12-101815-X;
;[発行]角川学芸出版・[発売]角川書店;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;269頁;;ISBN4-04-651976-2;
東海岸のはうにはモンゴロイドがベーリング海峡をわたつてくるより前の遺迹があつて、それはだうやらヨーロッパ起原で、DNA調査からも裏づけられるらしいこと(pp.12-16)、ネイティヴ・アメリカンといふのは本来アメリカ生まれの白人を指
す語で、それもあつて、アメリカ・インディアンへの回帰があること(pp.130-137)、部族間の言語障壁を越えるためにアメリカ・インディアンはサイン・ランゲージ(手話)を発達させ、現在のアメリカン・サイン・ランゲージ(ASL)の原型になったこと
(p.139)など、ほう、と思つた。
マイクスタンド2本をふたりの男性に見立てて、一生懸命セクシーに踊っています、といふのは、もしかして歌つてるわけぢやないのかな)。今回のシングル(ガラスのパンプス)はよいですよね。
;笠間書院;5,000円(借覧);A5判;縦組;上製;269頁;;ISBN4-305-70301-7;
;光文社;1,400円(借覧);四六判;縦組;並製;245頁;;ISBN4-334-97477-5;
中公新書1826;中央公論新社;880円(借覧);新書判;縦組;並製;iv+4+340頁;;ISBN4-12-101826-5;
岩波新書(新赤版)1012;岩波書店;740円(15%引);新書判;縦組;並製;iii+228+3頁;;ISBN4-00-431012-1;
いったいいつから、批判するとかのりこえるとか、精神を継承するとかしないとか、剣呑な言葉でしか、過去の思想は語られなくなってしまったのだろう。
思考のフロンティア;岩波書店;1,300円(借覧);B6判;横組;並製;x+139頁;;ISBN4-00-027009-5;
ブルーバックス B-1509;講談社;1,150円(借覧);新書判;横組;並製;374頁;;ISBN4-06-257509-4;[執筆者]市瀬和義/浮田裕/江尻有郷/神川定久/川村康文/桑嶋幹/小林昭三/左巻健男/高見寿/中野美紀/長谷裕司/船田優/丸山文男/山下芳樹/山本明利
;小学館;1,400円(700円);四六判;縦組;並製;319頁;;ISBN4-09-386153-6;
日本の歴史 第23巻;講談社;2,200円(借覧);四六判;縦組;上製;8+396頁;;ISBN4-06-268923-5;
;中央公論新社;1,900円(借覧);四六判;縦組;上製;676頁;;ISBN4-12-003621-9;
近代の自意識といふ厄介を抱へてしまつた男の物語。
シリーズ・哲学のエッセンス;日本放送出版協会;(借覧);B6判;縦組;並製;126頁;;ISBN4-14-009307-2;
;おうふう;6,000円(借覧);A5判;縦組;上製;422頁;;ISBN4-273-03352-6;
;彩流社;2,200円(借覧);四六判;縦組;上製;281頁;;ISBN4-88202-793-3;
;洋々社;2,400円(借覧);四六判;縦組;上製;262頁;;ISBN4-89674-916-2;
中公文庫[や-29-1];中央公論社;757円(250円);文庫判;縦組;並製;329頁;;ISBN4-12-202134-0;『知の辺境――文化のトポロジー』改題
合掌。
;平凡社;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;253頁;;ISBN4-582-83311-X;
中公新書1814;中央公論新社;780円(借覧);新書判;縦組;並製;241頁;;ISBN4-12-101814-1;
理想の教室;みすず書房;1,300円(借覧);四六判;縦組;並製;164頁;;ISBN4-622-08308-6;
ブルーバックス B-1511;講談社;900円(借覧);新書判;縦組;並製;245頁;;ISBN4-06-257511-6;
;翰林書房;2,400円(借覧);四六判;縦組;上製;253頁;;ISBN4-87738-195-8;
文学語学誌の展望号の、関谷一郎によるはしやぎすぎな近代文学書籍篇で名前があがつてゐたので(さういへば、ッて関しかあつてないけど、平成18年3月末日をもって、近畿大学を辞職
した関井光男つてその後だうしてるの)。
祥伝社新書037;祥伝社;740円(1割引);新書判;縦組;並製;228頁;;ISBN4-396-11037-5;
現代の奇書、日本語大シソーラスの編者の手になるもの。用例の蒐集といふのはほんと大切だなあ、と思ふ(自分はほとんどさうした地道な作業をしたことがない。山田俊雄がおなくなりになつたときに、小野正弘が学界時評で、学長になつてからはいそがしくて一日百枚しかカードがとれないよ、とおつしやつてゐたといふやうなことを書いてゐた気がする)。しかし、名文といふよりは破格、といふかありていにいつて悪文にちかい、真似びかねるものも多い(とくに、4章の接続)。体裁は、志賀の抜書と著者のコメントが交互にゑんゑんとつづく感じで、まう少し高次の分析がほしいなあ、たとへば1章の隠喩づくしは認知意味論的な処理をしてみたら面白いのではないか、とか思ふ。