the view from nowhere : 2005-05-21 (Sat)

Article

あみの・よしひこ(網野善彦);2003/12;『忘れられた日本人』を読む;

岩波セミナーブックス90;岩波書店;2,500円(借覧);四六判;縦組;並製;iv+229頁;;ISBN4-00-026610-1;

宮本常一が、清水三男といふ転向した史学者を評価してゐたことにはふれても、さすがに、たとえばひどく世評の高い、宮本常一の「忘れられた日本人」にしても、山村や海辺から出かけた人々が、中国大陸で何をやったのかは問わない。戦時の傷痕をふりかえることなくノスタルジックな近代以前の農村を想い出すだけなのです、とは言はないよなあ。

うしむら・けー(牛村圭);2001/1;「文明の裁き」をこえて――対日戦犯裁判読解の試み;

中公叢書;中央公論新社;1,900円;四六判;縦組;並製;382頁;;ISBN4-12-003097-0;

「比較文学研究」誌を見て、この論考で博士(学術)の学位を取得したことを知つたので。傍聴記のおしまひに本書の著者からのメッセージとして、自分は20年ちかく廻り道をしてしまつたけど学生はさうならないやうに云云とあつた(と思ふ)けど、論文博士が廃止されてしまつたら、そもそも廻り道ができなくなつてしまふ(その後の資料では、将来的廃止から在り方の検討へとすこし文言が変つてゐる)。

にしむた・やすし(西牟田靖);2005/2;僕の見た「大日本帝国」 教わらなかった歴史と出会う旅;

;情報センター出版局;1,600円(借覧);四六判;縦組;並製;402頁;;ISBN4-7958-4302-3;

けふの買物

編集者の発言
池島信平・暮しの手帖社

Trackback

PingURL :

Comment

名前:
URL or E-Mail:
本文:
Generated by lily 0.1.5
Powered by ruby 1.8.5
snob@s1.xrea.com