the view from nowhere : 2005-04-29 (Fri)

Article

とちぎ・よしただ(栃木孝惟)[編];2000/5;軍記文学の始発――初期軍記;

軍記文学研究叢書2;汲古書院;8,000円(借覧);A5判;縦組;上製;318頁;;ISBN4-7629-3381-3;[執筆者]かみ・ひろし(加美宏)/さくら・よしやす(佐倉由泰)/すずき・のりお(鈴木則郎)/ふくだ・とよひこ(福田豊彦)/とちぎ・よしただ(栃木孝惟)/さるた・ともゆき(猿田知之)/むらかみ・はるき(村上春樹)/まつばやし・やすあき(松林靖明)/たかやま・としひろ(高山利弘)/あんべ・もとお(安部元雄)/おーつ・ゆーいち(大津雄一)/しらさき・しょーいち(白﨑祥一)/りゅー・えーじ(笠栄治)/のなか・てっしょー(野中哲照)/くぼ・いさむ(久保勇)

Trackback

PingURL :

Comment

森 洋介
あ、猿田知之氏は軍記物についても書いてゐたんですか。あまり古い時代に留まらずに、中世、近世と近づいて來て、『日本言語思想史』(笠間書院・1993)の續篇を成すことを期待したい。或いは別の人が、例へば、山東功『明治前期日本文典の研究』(和泉書院・2002)の前史や後篇として纏めてくれてもいいんですけど。
猪川
「『将門記』の表現」といふ題で、将門記所用の漢籍に由来する語について分析をなさつてゐて、大変面白くよみました。最初期の論文が「楊守敬旧蔵本『将門記』翻刻」「楊守敬旧蔵本将門記に附されたる声点について」(立教大学日本文学30・1973年6月)などですし、一貫して軍記にも関心をお持ちなのだらうと思ひます。「日本言語思想史」はずつとまへにすこし見ただけなのですが、題に即した内容の部分は前3分の1程度だつたやうな記憶があるのですが、どうでしたつけ。
森 洋介
いえね、『日本言語思想史』と名乘りながら古代(七世紀)までで中絶してゐるのが殘念でして……。折角面白いことに着手して貰ったんだから續きが欲しくなるのは人情でせう。上古から順に辿るうち力盡き近代は手薄と言ふのは何の通史でもありがちですが、本當は、近代――國語史の區分法だと所謂近世(江戸期)も含むか――に近づくほど興味深い所はずではありませんか(フーコー流の言説史からすれば猶更)。いっそ倒叙式(吉田東伍?)にしてくれたら等と望蜀の念を抱いた次第。
名前:
URL or E-Mail:
本文:
Generated by lily 0.1.5
Powered by ruby 1.8.5
snob@s1.xrea.com