the view from nowhere

だが人間的ないたわりが書物を救った試しはない/書物は非人間的な力学――その理不尽な暴力――に耐えられるだけの強度を主張すべきだ

2005-12-30 (Wed)

やすだ・あきら(安田章);1990/3;外国資料と中世国語;

;三省堂;(借覧);A5判;縦組;上製;370頁;;ISBN4-385-30628-1;

なかはら・あや(中原アヤ);2005/12;ラブ★コン(12);

マーガレットコミックス;集英社;390円;新書判;;並製;178頁;;ISBN4-08-846017-0;

ちよつとだれ気味かなあ。そして映画化、藤澤恵麻は可愛いけど違ふくない?

ひぐち・たちばな(樋口橘);2005/12;学園アリス(9);

花とゆめCOMICS;白泉社;390円(借覧);新書判;;並製;198頁;;ISBN4-592-18096-8;

楽しくよみました。

けふの買物

sabra 001 2006 26th January
小学館

2005-12-29 (Thu)

たけうち・よー(竹内洋);1999/4;学歴貴族の栄光と挫折;

日本の近代12;中央公論新社;2,400円(借覧);四六判;縦組;上製;374頁;;ISBN4-12-490112-7;

2005-12-28 (Wed)

まつざき・きんいち(松崎欣一);2005/8;語り手としての福澤諭吉――ことばを武器として;

;慶應義塾大学出版会;(借覧);四六判;縦組;上製;4+viii+301+6頁;;ISBN4-7664-1170-6;

福沢の「演説」をめぐつて丁寧にまとめられてゐる印象。図版も沢山あつて興味深い(161頁の「巧言令色亦是禮」とある福沢筆の書幅を、キャプションにも本文にも、巧言令色是亦、とあやまつてゐる)。

前島密の「漢字御廃止之議」について、伝えられるような将軍への建議が実際にあったのかについては若干の疑問があるようである、として野口武彦が参照されてゐるけど、一説として言及の必要はあるのかなあ(この「疑問」については、漢字御廃止之議 - Wikipediaに詳しい。ちなみに私は飯田晴巳『明治を生きる群像―近代日本語の成立―』で知りました)。この件については阿久澤論文と独立に、池田証寿「漢字というものの現在[連載第5回] 前島密「漢字御廃止之議」存疑」(『季刊d/sign』no.5)が検討してゐて、小冊子以前にすでに「中外新聞」第11号(明治2年4月26日)に建白書の紹介があること、「東京茗渓会雑誌」への掲載が小冊子へとまとめられたのであらうこと、大槻文彦書入れの経緯の推測などが論述されてゐる。

Wikipediaの「ノート」で、転載ではないかとうたがはれてゐるけれど、すくなくとも最後の1文は、安田論文の注6の一部とほぼ同文。『脱「日本語」への視座 近代日本言語史再考II』所収のものと比較して示すと以下のとほり。

Wikipedia 安田論文
この点について、野口の見解は料的に不十分であること、そして事後的に手を加えた可能性もあるが、前島の言明は大筋められるのではないかということを、さまざまな原料にあたって考察したものに、阿久澤佳之『前島来輔『漢字御廃止之議』の成立問題』立正大学文学部史学科卒業論文、1999年)がある この点について、野口の見解は料的に不十分であること、そして事後的な加筆の可能性もあるが、前島の言明はおおすじみとめられるのではないかということを、さまざまな原料にあたって考察したものに、阿久澤佳之『前島来輔『漢字御廃止之議』の成立問題』立正大学文学部史学科一九九九年度卒業論文(逓信総合博物館にて閲覧可)がある。

池田論文への引用を見ると、強調した異同のうち「に手を加えた」「大筋で認め」は、安田論文も初出ではWikipediaと同形だつた模様。

ほさか・かずし(保坂和志);1995/8→1998/8;この人の閾;

新潮文庫[ほ-11-2];新潮社;400円(15円);文庫判;縦組;並製;247頁;;ISBN4-10-144922-8;

2005-12-27 (Tue)

よしだ・のぶゆき(吉田伸之);2002/4;成熟する江戸;

日本の歴史 第17巻;講談社;2,200円(借覧);四六判;縦組;上製;8+382頁;;ISBN4-06-268917-0;

全体史なあ。

2005-12-26 (Mon)

原田芳起;1962/9;平安時代文学語彙の研究;

;風間書房;4,500円(借覧);A5判;縦組;上製;16+664頁;;;

よしだ・かずひこ(吉田和彦);1996/3;言葉を復元する 比較言語学の世界;

;三省堂;2,233円(借覧);四六判;横組;上製;III+184頁;;ISBN4-385-35714-5;

歯がたたない。この著者はもしかしたら神話学の吉田敦彦となんか関係あるのかとも思つてたのだけれど、なさげ。

2005-12-25 (Sun)

よしの・ひろこ(吉野裕子);1979/2→1999/5;蛇――日本の蛇信仰;

講談社学術文庫1378;講談社;960円(借覧);文庫判;縦組;並製;324頁;;ISBN4-06-159378-1;

これはどうなのかなあ。

けふの買物

日本語学の方法 工藤力男著述選
工藤力男・汲古書院

2005-12-24 (Sat)

澤柳大五郞;1989/8;新輯 鷗外劄記;

;小澤書店;(借覧);A5判;縦組;上製;397頁;;;

しみず・よしのり(清水義範);1995/7→1999/6;清水義範の作文教室;

ハヤカワ文庫<JA618>[シ-1-1];早川書房;540円(100円);文庫判;縦1,2段組;並製;245頁;;ISBN4-15-030618-4;

なかなか面白かつた。コメントの呼吸を見習ひたい。

けふの買物

鳥獣戯話
花田清輝・講談社文庫
僕の手帖
渡辺一夫・講談社学術文庫
盆栽老人とその周辺
深沢七郎・文春文庫
この人の閾
保坂和志・新潮文庫
低空飛行
丸谷才一・新潮文庫
「吾輩は猫でもある」覚書き
高田宏・講談社文庫
人とこの世界
開高健・中公文庫
対論/四角いジャングル
寺山修司・角川文庫
着流し対談
吉行淳之介・角川文庫
不作法対談
吉行淳之介・角川文庫
軽薄対談
吉行淳之介・角川文庫
別冊國文學 No.38 古典文法必携
山口明穂編・學燈社
國文學 解釋と鑑賞442 日本語における助詞の機能と解釈
至文堂
別冊國文學 No.1 源氏物語必携
秋山虔編・學燈社
別冊國文學 No.3 万葉集必携
稲岡耕二編・學燈社
別冊國文學 No.34 竹取物語伊勢物語必携
鈴木日出男編・學燈社
国文学 解釈と鑑賞598 近代文学研究法
至文堂
兄小林秀雄との対話
高見沢潤子・講談社現代新書
さよならHanako族 女たちは時代をどう変える?
山下悦子・PHP文庫
大衆への反逆
西部邁・PHP文庫
アメリカ人の知恵 荒野と摩天楼の夢案内
亀井俊介・ワニ文庫
日本語の21世紀のために
丸谷才一・山崎正和
国語のできる子どもを育てる
工藤順一・講談社現代新書
文章構成法
樺島忠夫・講談社現代新書
敬語を使いこなす
野元菊雄・講談社現代新書
聞き上手・話し上手 市民のための講座
扇谷正造・講談社現代新書
月島物語
四方田犬彦・集英社文庫
語りの海 吉本隆明 (3)新版・言葉という思想
吉本隆明・中公文庫
徒然草
吉田兼好・川瀬一馬校注 現代語訳・講談社文庫
娘への読書案内 世界文学23篇
渡辺京二・朝日文庫
あらゆる場所に花束が……
中原昌也・新潮文庫
ことばの処方箋
高田宏・角川文庫ソフィア
情報の文明学
梅棹忠夫・中公文庫
わたしのいるわたし
池田弥三郎・角川文庫
評論なんかこわくない
沢部ひとみ・飛鳥新社
制服ぬいだら♪(2)
渡辺航・チャンピオンREDコミックス
銀河ガール パンダボーイ
かわかみじゅんこ・フィールコミックスゴールド
インディゴ・ブルー
やまじえびね・フィールコミックスゴールド

2005-12-23 (Fri)

ほさか・かずし(保坂和志);2005/6;小説の自由;

;新潮社;1,700円(借覧);四六判;縦組;並製;360頁;;ISBN4-10-398205-5;

つじつまの合うところや、意味や構造の明確なところを拾って論じていけば、作品はいくらでも明確に感じられて、理解しやすいようになるものだけれど、作品はそれだけで作品になっているわけではない。

はやし・しろー(林四郎)[編];1985/3;日本語の教育;

応用言語学講座 第1巻;明治書院;3,800円(借覧);A5判;縦組;上製;314頁;;;[執筆者]きたはら・やすお(北原保雄)/じょーお・はくたろー(城生佰太郎)/しんどー・さきこ(進藤咲子)/まえだ・とみよし(前田富祺)/にった・よしお(仁田義雄)/わたなべ・みのる(渡辺実)/もりた・よしゆき(森田良行)/もりの・むねあき(森野宗明)/こまつ・ひでお(小松英雄)/はやし・ちかふみ(林史典)/あいはら・しげもり(相原林司)/うめず・あきひと(梅津彰人)/こばやし・かずひと(小林一仁)/たなか・のぞみ(田中望)/てらむら・ひでお(寺村秀夫)/ほりぐち・すみこ(堀口純子)/さくま・まゆみ(佐久間まゆみ)/いぬい・よしひさ(犬井善壽)

2005-12-22 (Thu)

さわやま・みかこ(沢山美果子);2005/9;性と生殖の近世;

;勁草書房;3,500円(借覧);四六判;縦組;上製;xi+359+xix頁;;ISBN4-326-65307-8;

2005-12-21 (Wed)

かすや・かずき(粕谷一希);2005/6;反時代的思索者――唐木順三とその周辺;

;藤原書店;2,500円(借覧);四六判;縦組;上製;316頁;;ISBN4-89434-457-2;

たかしま・てるゆき(高嶋光雪)/いのうえ・たかし(井上隆史)(NHK取材班);1984/4→2001/6;三十六歌仙絵巻の流転 幻の秘宝と財界の巨人たち;

日経ビジネス人文庫[た 2-1];日本経済新聞社;695円(350円);文庫判;縦組;並製;8+250頁;;ISBN4-532-19058-4;「秘宝 三十六歌仙絵巻の流転――絵巻切断」を改題再編集

まつい・しげかず(松井栄一);1985/8;続・国語辞典にない言葉 ことばの姿さまざま;

叢書・ことばの世界;南雲堂;1,600円(借覧);四六判;縦組;上製;212頁;;;

2005-12-20 (Tue)

みやもり・まさお(宮守正雄);2005/5;昭和激動期の出版編集者;

;中央大学出版部;(借覧);A5判;横組;並製;243頁;;ISBN4-8057-6153-9;

かすや・かずき(粕谷一希);1983/5;河合栄治郎 闘う自由主義者とその系譜;

;日本経済新聞社;1,500円(借覧);四六判;縦組;上製;iii+252頁;;ISBN4-532-09312-0;

濱田敦;1983/3;續朝鮮資料による日本語研究;

;臨川書店;4,800円(借覧);A5判;縦組;上製;vi+270頁;;ISBN4-653-00887-6;

2005-12-19 (Mon)

さくらい・つよし(櫻井毅);2005/8;出版の意気地――櫻井均と櫻井書店の昭和;

;西田書店;1,600円(借覧);四六判;縦組;上製;213+4頁;;ISBN4-88866-406-4;

すぎもり・ひさひで(杉森久英);1966/11;滝田樗陰 ある編集者の生涯;

中公新書117;中央公論社;200円(借覧);新書判;縦組;並製;183頁;;;

よねはら・まり(米原万里);1998/2→2001/2;ロシアは今日も荒れ模様;

講談社文庫[よ 28-1];講談社;495円(100円);文庫判;縦組;並製;283頁;;ISBN4-06-273080-4;

けふの買物

こうして猫は愛をむさぼる。
小野塚カホリ・原田梨花・祥伝社
きょうの猫村さん(1)
ほしよりこ・マガジンハウス
昭和青春読書私史
安田武・岩波新書
現代〈死語〉ノート
小林信彦・岩波新書
イギリス紳士のユーモア
小林章夫・講談社現代新書

2005-12-18 (Sun)

れーぜー・ためひと(冷泉為人)[編];2005/7;京都冷泉家の八百年 和歌の心を伝える;

;日本放送出版協会;2000円(借覧);四六判;縦組;上製;14+349頁;;ISBN4-14-081055-6;[執筆者]れーぜー・ためひと(冷泉為人)/いのうえ・むねお(井上宗雄)/おぐら・よしお(小倉嘉夫)/あかせ・しんご(赤瀬信吾)/たなか・のぼる(田中登)/れーぜー・きみこ(冷泉貴実子)

やすいゆたか;2005/5;評伝 梅原猛―哀しみのパトス―;

;ミネルヴァ書房;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;xv+325+12頁;;ISBN4-623-04298-7;

2005-12-17 (Sat)

ひなた・かずまさ(日向一雅);2004/3;源氏物語の世界;

岩波新書(新赤版)883;岩波書店;780円(借覧);新書判;縦組;並製;vii+244頁;;ISBN4-00-430883-6;

みうら・あつし(三浦展);2005/9;下流社会 新たな階層集団の出現;

光文社新書221;光文社;780円(400円);新書判;縦組;並製;284頁;;ISBN4-334-03321-0;

さがわ・みつはる(佐川光晴);2004/3;灰色の瞳;

;講談社;1,700円(借覧);四六判;縦組;上製;293頁;;ISBN4-06-212246-4;

けふの買物

国語学史
古田東朔・築島裕・東京大学出版会
影印本 伊勢物語
片桐洋一編・新典社
文章作法 表現力で遅れをとるな
樺島忠夫・日経ノウハウ・ブックス
無用の告発 存在のための考察
秋山駿・河出書房新社
早すぎた天才 贋作詩人 トマス・チャタトン伝
宇佐美道雄・新潮選書
安吾史譚
坂口安吾・河出文庫
しをんのしおり
三浦しをん・新潮文庫
ニナライカ
川崎ぶら・秋重学・九龍コミックス

2005-12-16 (Fri)

おぎの・つなお(荻野綱男)[編];2003/7;言語行動;

朝倉日本語講座9;朝倉書店;(借覧);A5判;横組;上製;x+268頁;;ISBN4-254-51519-7;[執筆者]J.V. ネウストプニー/えがわ・きよし(江川清)/うちだ・のぶこ(内田伸子)/おき・ひろこ(沖裕子)/さとー・かずゆき(佐藤和之)/さなだ・しんじ(真田信治)/ダニエル・ロング/にしはら・すずこ(西原鈴子)/はしもと・よしあき(橋本良明)/まつだ・みさ(松田美佐)/おぎの・つなお(荻野綱男)/しぶや・かつみ(渋谷勝己)

まだわかい分野であるなあといふ印象。

きくち・なるよし(菊地成孔)/おーたに・よしお(大谷能生);2005/5;東京大学のアルバート・アイラー~東大ジャズ講義録・歴史編;

;メディア総合研究所;1,600円(借覧);四六判;縦2段組;並製;264頁;;ISBN4-944124-19-8;

「憂鬱と官能」とレイアウトがそつくりなんだけど、問題ないのかな。水曜WANTED!はときどききくのだけれど、パクリ特集のときにふたりで「今夜はブギー・バック」を歌つてたのが非常におもしろかつた。

きのした・まさお(木之下正雄);1968/11;平安女流文学のことば;

日本文法新書;至文堂;600円(借覧);四六判;縦組;上製;246頁;;;

2005-12-15 (Thu)

やざわ・あい(矢沢あい);2005/12;NANA―ナナ―(14);

りぼんマスコットコミックス クッキー;集英社;390円(1割引);新書判;;並製;189頁;;ISBN4-08-856660-2;

ちよつとごちやごちやしてきた感じ。どう収拾するのかな。

よねはら・まり(米原万里);2000/12→2003/6;ガセネッタ&シモネッタ;

文春文庫[よ-21-1];文藝春秋;562円(100円);文庫判;縦組;並製;315頁;;ISBN4-16-767101-8;

けふの買物

sabra 022 2005 22nd December
小学館
広告批評 2005 DEC NO.299 特集 2005広告ベストテン
マドラ出版

2005-12-14 (Wed)

「なぜ」の語源説

「なぜ」(何故)が、「あに」(豈)→「あぜ」(方言形あり)→「なぜ」といふ風に変化した語だといふ説があるらしいのですが、誰がどういふ媒体でとなへてゐるのかなど、この説の詳細について御存知のかたがいらつしやつたらお教へください。


山中襄太「国語語源辞典」、堀井令以知編「日本語語源辞典」、前田富祺編「日本語源大辞典」、杉本つとむ「語源海」、山口佳紀編「暮らしのことば語源辞典」などを見ても、「なぜ」についてはなにも述べられてゐない。ついでに、漢語文典叢書で「豈」字について言及してゐるものを見てみたのだけれど、「なぜ」にふれたものはなかつた。日国の「なぜ」の「語誌」欄には、ナニセムニ→ナンゼンニ→ナゼンニ→ナゼニ→ナゼと変化したとされてゐる(「なぜに」については、原田芳起「平安時代文学語彙の研究」にふれるところがある。また、大坪併治「漢文訓読文におけるナゼニの成立をめぐって」)。大槻文彦「言海」に、()ゾ、ノ転、西垣幸夫「日本語の語源辞典」は、ナンゾの約言としてゐるが、したがひがたい。

伊勢貞丈「安斎随筆」巻之八には、以下のやうにある。

ナゼと云ふ詞
俗語にナゼと云ふはナニなり ナニ転じてナシとなる(ニとシと音相通) ナジ転じてナゼとなる(シとセと音相通) 古き物語の草紙にナジカハもつてたまるべきと云ふ語あり ナジカハと云ふはナニカハと云ふ事なり

「あに」と「なに」とは関係があるやうだから、これは「なぜ」の「あに」語源説に近いかもしれない。

「日本随筆索引」によると、この他に「二上峯」「橘菴漫筆」にも「なぜといふ詞」について書いてあるらしいのだけれど、前者は活字本がなく、後者は日本随筆大成所収の「東牖子」をざつと見たかぎりでは確認できなかつた。また同索引では、「安斎随筆」には「豈といふ詞」についても書いた条があることになつてゐるのだけれど、これも発見できてゐない。

上では「あぜ」の語形について、甲州弁にあることをリンクで示したのだけれど、「物類称呼」には、以下のやうな記述が存する。

なぜと云事を
薩摩にて○なじかいと云 古き歌に
大和かい西はあじかを関東べい都こざんすいせをりやります
西土にて あじかを と云も なじかい といふにひとし 総州及東奥にて○あぜといふ 江戸にて○なぜといふ 京にて○なせにと(すみ)ていふ
案に なぜとは(なんぞ)也 とがめたる言葉也 万葉あぜそもこよひよしろきまさぬ なと詠り 古き詞なり

「安斎随筆」と「物類称呼」の記述は、「俚言集覧」の「なぜ」の項にも引用されている。

上引の万葉歌は巻14、3469番歌。村山七郎「古代語アニ「豈」について」は、この「あぜ」について、アニ・セの合成語とする。ほかに、3369、3434、3461、3472、3513、3517、3576番歌に見える。桜井満編「万葉集東歌古注釈集成」を見るかぎりでは、諸注、この「あぜ」を「なぜ」の意とはするものの、「あに」との関係に言及するものはない。水島義治「万葉集全注 巻第十四」「万葉集東歌の国語学的研究」は、当時の中央語に「なぜ」はないのだから、その変化形とすることはできないといふ。新全集、新大系の万葉集、沢瀉注釈、伊藤釈注にはとくに語源に関する注釈はない。東歌にみえる「あぜ」と、近世から現代の方言形「あぜ」とが同じものかどうかは、よくわからない。


きくち・なるよし(菊地成孔)/おーたに・よしお(大谷能生);2004/9;憂鬱と官能を教えた学校 〈バークリー・メソッド〉によって俯瞰される20世紀商業音楽史;

;河出書房新社;3,500円(借覧);A5判;縦2段組;上製;361頁;;ISBN4-309-26780-7;

2005-12-13 (Tue)

よこた・ふゆひこ(横田冬彦);2002/3;天下泰平;

日本の歴史 第16巻;講談社;2,200円(借覧);四六判;縦組;上製;8+398頁;;ISBN4-06-268916-2;

2005-12-12 (Mon)

いのうえ・すすむ(井上進);1994/8;顧炎武;

中国歴史人物選 第10巻;白帝社;1,553円(借覧);四六判;縦組;並製;2+iii+277頁;;ISBN4-89174-227-5;

おがわ・まさつぐ(尾川正二);1976/3;原稿の書き方;

講談社現代新書433;講談社;390円(100円);新書判;縦組;並製;218頁;;;

いとー・みきはる(伊藤幹治);2002/10;柳田国男と文化ナショナリズム;

;岩波書店;2,600円(借覧);四六判;縦組;上製;xvii+194+40頁;;ISBN4-00-025351-4;

よねやま・りさ(米山リサ);2003/11;暴力・戦争・リドレス 多文化主義のポリティクス;

;岩波書店;2,400円(借覧);四六判;縦組;上製;vi+229頁;;ISBN4-00-024751-4;

2005-12-11 (Sun)

けふの買物

江戸文化評判記 雅俗融和の世界
中野三敏・中公新書
LEFT ALONE 構想と批判
鎌田哲哉編・ブックレット重力NO.1・「重力」編集会議

フィルムについていへば、川'-')<井土、長い! といふ感じ。途中五、六度は意識がとびました。

2005-12-10 (Sat)

こやの・あつし(小谷野敦);2005/3;恋愛の昭和史;

;文藝春秋;1,800円(借覧);四六判;縦組;上製;355+23頁;;ISBN4-16-366880-2;

勉強になりました。

2005-12-09 (Fri)

やまさき・まどか(山崎まどか);2005/5;乙女日和 12ヶ月のお散歩手帖;

;アスペクト;1,500円(借覧);四六判;縦組;並製;159頁;;ISBN4-7572-1123-6;

くわばら・じつぞー(桑原隲蔵);1942/6→2001/3;考史遊記;

岩波文庫[青 N103-1];岩波書店;1,100円(借覧);文庫判;縦組;並製;559+33頁;;ISBN4-00-381031-7;

かとー・たかし(加藤節);1997/7;南原繁―近代日本の知識人―;

岩波新書(新赤版)514;岩波新書;(借覧);新書判;縦組;並製;viii+196頁;;ISBN4-00-430514-4;

2005-12-08 (Thu)

まつい・しげかず(松井栄一);1983/4;国語辞典にない言葉 言葉探しの旅の途上で;

叢書・ことばの世界;南雲堂;1,600円(借覧);四六判;縦組;上製;246頁;;;

みずの・ゆーこ(水野悠子);1998/4;知られざる芸能史娘義太夫 スキャンダルと文化のあいだ;

中公新書1412;中央公論社;780円(借覧);新書判;縦組;並製;iv+249頁;;ISBN4-12-101412-X;

やまだ・けーじ(山田慶兒);1999/1;中国医学はいかにつくられたか;

岩波新書(新赤版)599;岩波書店;660円(借覧);新書判;縦組;並製;iv+207頁;;ISBN4-00-430599-3;

むかし「朱子の自然学」をよんだことがあるのだけれど、この著者のよみなほし、まとめなほし作業は面白いなあ。経絡といふのは本来血管のことだつたのか(p.84)。

ふじおか・けんじろー(藤岡謙二郎);1979/12;浜田青陵とその時代;

;学生社;(借覧);四六判;縦組;上製;4+188頁;;;

浜田の同級生で最後の三高校長だった国文学者の阪倉篤太郎つて阪倉篤義の父親? そして、中国史学者の阪倉篤秀といふひともこの血脈のかたなのかしら。

けふの買物

江戸の声 話されていた言葉を聴く
鈴木丹士郎・江戸東京ライブラリー・教育出版
テヅカ イズ デッド ひらかれたマンガ表現論へ
伊藤剛・NTT出版

2005-12-07 (Wed)

はまだ・あつし(濱田敦);1986/5;国語史の諸問題;

研究叢書27;和泉書院;15,000円(借覧);A5判;縦組;上製;7+571+16頁;;ISBN4-87088-190-X;

神田喜一郞;1983/11;神田喜一郞全集 第二卷;

;同朋舍出版;6,000円(借覧);菊判;縦組;上製;419+4頁;;ISBN4-8104-0357-2;

「續東洋學説林」「日本書紀古訓攷證」を収める。

ほりえ・としゆき(堀江敏幸);2005/7;もののはずみ;

;角川書店;1,300円(借覧);四六判;縦組;上製;203頁;;ISBN4-04-883924-1;

おくもと・だいさぶろー(奥本大三郎);1986/4→1999/3;虫の春秋;

集英社文庫[お-13-4];集英社;514円(100円);文庫判;縦組;並製;250頁;;ISBN4-08-747028-8;

あかせがわ・げんぺー(赤瀬川原平)/やました・ゆーじ(山下裕二);2002/3;雪舟応援団;

;中央公論新社;1,800円(借覧);A5判;縦組;並製;127頁;;ISBN4-12-003249-3;

2005-12-06 (Tue)

みずたに・みつひろ(水谷三公);1999/7;官僚の風貌;

日本の近代13;中央公論新社;2,400円(借覧);四六判;縦組;上製;410頁;;ISBN4-12-490113-5;

2005-12-05 (Mon)

たつの・かずお(辰濃和男);1994/3;文章の書き方;

岩波新書(新赤版)328;岩波書店;602円(100円);新書判;縦組;並製;vii+239+5頁;;ISBN4-00-430328-1;

けふの買物

国語史研究の構想
安田章・三省堂

2005-12-04 (Sun)

うすた・きょーすけ(うすた京介);2005/12;ピューと吹く! ジャガー(10) 究極炊飯器・ホペクソン;

ジャンプ・コミックス;集英社;390円;新書判;;並製;183頁;;ISBN4-08-873885-3;

ひろつ・かずお(広津和郎)[作]、こーの・としろー(紅野敏郎)[編];1992/10;新編 同時代の作家たち;

岩波文庫[緑 69-4];岩波書店;620円(借覧);文庫判;縦組;並製;340頁;;ISBN4-00-310694-6;

つぼうち・ゆーぞー(坪内祐三);2005/3;『別れる理由』が気になって;

;講談社;2,000円(借覧);四六判;縦組;上製;317頁;;ISBN4-06-212823-3;

2005-12-03 (Sat)

ふくざわ・かずよし(福澤一吉);2002/4;議論のレッスン;

生活人新書025;日本放送出版協会;680円(借覧);新書判;縦組;並製;221頁;;ISBN4-14-088025-2;

けふの買物

ピューと吹く! ジャガー(10)
うすた京介・ジャンプ・コミックス

2005-12-01 (Thu)

よねかわ・あきひこ(米川明彦);1996/10;現代若者ことば考;

丸善ライブラリー210;丸善;718円(借覧);新書判;縦組;並製;xi+242頁;;ISBN4-621-05210-1;

こんの・しんじ(今野真二);2005/11;文献から読み解く日本語の歴史 【鳥瞰虫瞰】;

;笠間書院;3,800円(2割引);A5判;横組;並製;v+208頁;;ISBN4-305-70307-6;

山田忠雄が伯父なのか(206頁)。

けふの買物

sabra 021 2005 8th December
小学館
丸山眞男の時代 大学・知識人・ジャーナリズム
竹内洋・中公新書
〈変態〉の時代
菅野聡美・講談社現代新書
和本入門 千年生きる書物の世界
橋口候之介・平凡社
印刷史/タイポグラフィの視軸
府川充男・実践社
広告批評 2005 NOV NO.298 特集 世界のコマーシャル2005
マドラ出版

2005-11-30 (Wed)

やまだ・みのる(山田稔);1966/4→1977/9→1991/5;スカトロジア 糞尿譚;

福武文庫[や0801];福武書店;437円(100円);文庫判;縦組;並製;213頁;;ISBN4-8288-3199-1;

2005-11-29 (Tue)

ひぐち・ゆーいち(樋口裕一);2004/2;頭がいい人、悪い人の話し方;

PHP新書305;PHP研究所;714円(借覧);新書判;縦組;並製;219頁;;ISBN4-569-63545-8;

たかやま・せーじ(髙山盛次);2003/8;赤いランプの終列車―私流・日本語探検―;

;新風舎;1,400円(借覧);四六判;縦組;並製;253頁;;ISBN4-7974-3202-0;

けふの買物

我が精神の遍歴
亀井勝一郎・創元文庫
万葉 通説を疑う
吉永登・創元社
万葉 文学と歴史のあいだ
吉永登・創元社
人間拡張の原理 メディアの理解
マーシャル・マクルーハン著・後藤和彦・高儀進訳・竹内書店
小泉信三伝
今村武雄・文春文庫
言語学の誕生―比較言語学小史―
風間喜代三・岩波新書

2005-11-27 (Sun)

かとー・ひさたけ(加藤尚武);1994/6;応用倫理学のすすめ;

丸善ライブラリー125;丸善;602円(借覧);新書判;縦組;並製;vii+193頁;;ISBN4-621-05125-3;

さとー・きよひこ(佐藤清彦);1994/3→1998/2;おなら考;

文春文庫[さ-26-1];文藝春秋;476円(100円);文庫判;縦組;並製;266頁;;ISBN4-16-727603-8;

2005-11-26 (Sat)

まるやま・とくじ(丸山徳次)[編];2004/5;環境;

岩波応用倫理学講義2;岩波書店;3,200円(借覧);A5判;縦1,2段組;並製;xiii+263+21頁;;ISBN4-00-026715-9;[執筆者]まるやま・とくじ(丸山徳次)/はらだ・まさずみ(原田正純)/えんどー・くにお(遠藤邦夫)/きとー・しゅーいち(鬼頭秀一)/すどー・じゆうじ(須藤自由児)/しろーず・しろー(白水士郎)/おくだ・たろー(奥田太郎)/ふくだ・まさみ(福田正己)/つるた・なおみ(鶴田尚美)/いのうえ・ゆーいち(井上有一)//あさおか・みえ(浅岡美恵)/きの・しげる(木野茂)

いくえみ・りょー(いくえみ綾);2005/11;潔く柔く(2);

マーガレットコミックス;集英社;390円;新書判;;並製;179頁;;ISBN4-08-846011-1;

2005-11-25 (Fri)

いしはら・ちあき(石原千秋);2002/10;大学受験のための小説講義;

ちくま新書371;筑摩書房;860円(1割引);新書判;縦組;並製;316頁;;ISBN4-480-05971-7;

大学受験板評判がいいみたいだつたので。

いわあき・ひとし(岩明均);2005/11;ヒストリエ(3);

アフタヌーンKC395;講談社;533円(1割引);B6判;;並製;206頁;;ISBN4-06-314395-3;

2005-11-24 (Thu)

とりごえ・ひろゆき(鳥越皓之);2002/3;柳田民俗学のフィロソフィー;

;東京大学出版会;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;viii+240+v頁;;ISBN4-13-053302-9;

あんざい・いくろー(安斎育郎);2005/6;だます心 だまされる心;

岩波新書(新赤版)954;岩波書店;700円(借覧);新書判;縦組;並製;x+194頁;;ISBN4-00-430954-9;

いけがみ・ひろこ(池上裕子);2002/1;織豊政権と江戸幕府;

日本の歴史 第15巻;講談社;2,200円(借覧);四六判;縦組;上製;8+390頁;;ISBN4-06-268915-4;

けふの買物

大学受験のための小説講義
石原千秋・ちくま新書
田口ランディ その「盗作=万引き」の研究
大月隆寛編・鹿砦社
硯の文化誌
北畠雙耳・北畠五鼎・目の眼ライブラリー・里文出版
平仲物語 靜嘉堂文庫藏本
目加田さくを註・武蔵野書院
日本語の構造―英語との対比―
中島文雄・岩波新書
いのちのハードル 「1リットルの涙」母の手記
木藤潮香・幻冬舎文庫
気流の鳴る音 交響するコミューン
真木悠介・ちくま文庫
世紀末レッスン
絓秀実・パロル舎

2005-11-23 (Wed)

ふじた・みどり(藤田みどり);2005/5;アフリカ「発見」 日本におけるアフリカ像の変遷;

世界歴史選書;岩波書店;3,200円(借覧);四六判;縦組;上製;ix+301+54頁;;ISBN4-00-026853-8;

2005-11-22 (Tue)

たかやま・ふみひこ(髙山文彦);2005/5;水平記 松本治一郎と部落解放運動の一〇〇年;

;新潮社;3,000円(借覧);四六判;縦組;上製;719頁;;ISBN4-10-422203-8;

さがわ・みつはる(佐川光晴);2005/6;永遠の誓い;

;講談社;1,600円(借覧);四六判;縦組;上製;229頁;;ISBN4-06-212990-6;

こざかい・としあき(小坂井敏晶);2002/10;民族という虚構;

;東京大学出版会;(借覧);A5判;縦組;上製;vii+201+3頁;;ISBN4-13-010089-0;

2005-11-21 (Mon)

さくま・まゆみ(佐久間まゆみ)[編];2003/3;文章・談話;

朝倉日本語講座7;朝倉書店;(借覧);A5判;横組;上製;x+306頁;;ISBN4-254-51517-0;[執筆者]はんざわ・かんいち(半沢幹一)/みやじ・ゆたか(宮地裕)/もりた・よしゆき(森田良行)/ながた・ひさお(長田久男)/さくま・まゆみ(佐久間まゆみ)/みなみ・ふじお(南不二男)/はやし・しろー(林四郎)/かばしま・ただお(樺島忠夫)/なかむら・あきら(中村明)/のむら・まきお(野村眞木夫)/せんこ・K・めいなーど(泉子・K・メイナード)/かいほ・ひろゆき(海保博之)/もろ・ゆーじ(茂呂雄二)/いとい・みちひろ(糸井道浩)

やまだ・ゆーいちろー(山田雄一郎);2005/9;外来語の社会学―隠語化するコミュニケーション―;

広島修道大学学術選書26;春風社;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;330頁;;ISBN4-86110-050-X;

いしはら・ちあき(石原千秋);2004/10;漱石と三人の読者;

講談社現代新書1743;講談社;740円(借覧);新書判;縦組;並製;252頁;;ISBN4-06-149743-X;

はしもと・おさむ(橋本治);2004/4;上司は思いつきでものを言う;

集英社新書0240c;集英社;660円(100円);新書判;縦組;並製;221頁;;ISBN4-08-720240-2;

2005-11-20 (Sun)

さかもと・ひろこ(坂元ひろ子);2004/4;中国民族主義の神話――人種・身体・ジェンダー;

;岩波書店;(借覧);四六判;縦組;上製;ix+268+4頁;;ISBN4-00-023823-X;

やまうち・しろー(山内志朗);2003/1;ライプニッツ なぜ私は世界にひとりしかいないのか;

シリーズ・哲学のエッセンス;日本放送出版協会;1,000円(借覧);B6判;縦組;並製;123頁;;ISBN4-14-009304-8;

2005-11-19 (Sat)

こやす・のぶくに(子安宣邦);2005/11;本居宣長とは誰か;

平凡社新書297;平凡社;720円(1割引);新書判;縦組;並製;207頁;;ISBN4-582-85297-1;

ふくた・あじお(福田アジオ)[編著];2002/5;日本の民俗学者――人と学問;

神奈川大学評論ブックレット21;御茶の水書房;800円(借覧);A5判;縦組;並製;73頁;;ISBN4-275-01925-3;[執筆者]ふくた・あじお(福田アジオ)/すわ・はるお(諏訪春雄)/きつかわ・としただ(橘川俊忠)/くらいし・あつこ(倉石あつ子)/しのはら・とーる(篠原徹)/さの・けんじ(佐野賢治)

ふじー・せーどー(藤井青銅);2005/5;東洋一の本;

;小学館;1,300円(借覧);四六判;縦組;並製;191頁;;ISBN4-09-387559-6;

まぶち・かずお(馬渕和夫);1988/9;奈良・平安ことば百話;

東京美術選書67;東京美術;1,200円(借覧);B6判;縦組;並製;v+180頁;;ISBN4-8087-0511-7;

2005-11-18 (Fri)

いしだ・せん(石田千);2005/2;踏切趣味;

;筑摩書房;1,500円(借覧);四六判;縦組;上製;151頁;;ISBN4-480-81640-2;

すずき・たけお(鈴木健夫);2001/7→2004/7;ぼくは痴漢じゃない!―冤罪事件643日の記録―;

新潮文庫[す-21-1];新潮社;514円(100円);文庫判;縦組;並製;327頁;;ISBN4-10-101221-0;「痴漢犯人生産システム ~サラリーマン鈴木はいかに奮闘したか~」改題

いのうえ・たけひこ(井上雄彦);2005/11;リアル(5);

YOUNG JUMP COMICS;集英社;590円;B6判;;並製;208頁;;ISBN4-08-876882-5;

けふの買物

男の花道
杉作J太郎・ちくま文庫
本居宣長とは誰か
子安宣邦・平凡社新書
英文快読術
行方昭夫・同時代ライブラリー
ガセネッタ&シモネッタ
米原万理・文春文庫
鎮魂 吉田満とその時代
粕谷一希・文春新書
博士の愛した数式
小川洋子・新潮社

2005-11-17 (Thu)

シェリー・ワリア[著]、ながい・だいすけ(永井大輔)[訳];2001=2004/4;サイードと歴史の記述;

ポストモダン・ブックス;岩波書店;(借覧);B6判;縦組;上製;vii+119頁;;ISBN4-00-027074-5;[原題]Shelley Walia, Edward Said and the Writing of History

いは・ふゆー(伊波普猷)[著]、ほかま・しゅぜん(外間守善)[校訂];2000/12;古琉球;

岩波文庫[青 N102-1];岩波書店;960円(借覧);文庫判;縦組;並製;487頁;;ISBN4-00-381021-X;

きんだいち・はるひこ(金田一春彦);1975/10;日本人の言語表現;

講談社現代新書410;講談社;390円(100円);新書判;縦組;並製;241頁;;;

まきた・しげる(牧田茂);1972/11;柳田國男;

中公新書304;中央公論社;(借覧);新書判;縦組;並製;222頁;;;

炭焼日記の、いよいよ働かねばならぬ世になりぬ、といふ文言は何度見てもしびれるなあ。学問は世の中のためにするものじゃないのか。自分一身の経営もできない者が、学問をして何になるのだ。そういう事を、きちんとやれるようになってから学問をやりたまえ。、といふのは耳が痛い。

けふの貰物

「UP」(11月号)。

2005-11-16 (Wed)

みぞぐち・ゆーぞー(溝口雄三)/いとー・たかゆき(伊東貴之)/むらた・ゆーじろー(村田雄二郎);1995/6;中国という視座;

これからの世界史4;平凡社;(借覧);四六判;縦組;上製;302頁;;ISBN4-582-49524-9;

おーくぼ・たかき(大久保喬樹);2004/4;川端康成―美しい日本の私―;

ミネルヴァ日本評伝選[010];ミネルヴァ書房;2,400円(借覧);四六判;縦組;上製;8+xii+253+7頁;;ISBN4-623-04032-1;

やひろ・しげき(八尋茂樹);2005/8;テレビゲーム解釈論序説/アッサンブラージュ;

;現代書館;3,200円(借覧);A5判;横組;上製;382頁;;ISBN4-7684-6907-8;

なんといふか、愚直な本であるなあ、といふ印象。「「ドラゴンクエストIII」、物語は勝利したか」が読みかへしたくなりました。

2005-11-15 (Tue)

こばやし・あきら(小林章);2005/7;欧文書体 その背景と使い方;

新デザインガイド;美術出版社;2,500円(借覧);B5判;横組;並製;159頁;;ISBN4-568-50277-2;

借りて見るのではなくて、手もとにおいておければよいのだけれど。オルタネート文字のこととか面白い。アルファベットの異体がなみたいなもの。書記における避板法があたりまへに存在してゐるだけといへば、まあそれまでかもしれないけど。

たかはし・ひでお(高橋英夫);2001/3;友情の文学誌;

岩波新書(新赤版)720;岩波書店;740円(借覧);新書判;縦組;並製;iii+225頁;;ISBN4-00-430720-1;

2005-11-14 (Mon)

にぶや・たかし(丹生谷貴志);1987/4;砂漠の小舟;

水星文庫;筑摩書房;1,500円(借覧);四六判変型;縦組;上製;223頁;;ISBN4-480-05510-X;

けふの貰物

「経 Kei」「本郷」(各11月号)もらふ。吾妻鏡の現代語訳プロジェクトかあ。

2005-11-11 (Fri)–2005-11-13 (Sun)

文学実地踏査: 島々や千々に砕けて夏の海

ほさか・かずし(保坂和志);1990/9,1993/8→1996/8;プレーンソング/草の上の朝食;

講談社文庫[ほ 19-1];講談社;816円(100円);文庫判;縦組;並製;470頁;;ISBN4-06-263303-5;

たかだ・りえこ(高田里惠子);2005/6;グロテスクな教養;

ちくま新書539;筑摩書房;740円(2割引);新書判;縦組;並製;253頁;;ISBN4-480-06239-4;

読売新聞地方部;2002/4;東北ことば;

中公新書ラクレ44;中央公論新社;720円(100円);新書判;縦組;並製;iii+231頁;;ISBN4-12-150044-X;

ブックオフ仙台駅西口店で購入。

まつい・しげかず(松井栄一);2005/12;国語辞典はこうして作る 理想の辞書をめざして;

;[発行]港の人、[発売]新宿書房;2,200円(2000円);四六判;縦組;上製;266頁;;ISBN4-88008-346-1;

こいけ・せーじ(小池清治)/すずき・けーこ(鈴木啓子)/まつい・たかこ(松井貴子);2005/10;文体探究法;

シリーズ〈日本語探究法〉6;朝倉書店;3,500円(1割引);A5判;横組;並製;vi+216頁;;ISBN4-254-51506-5;

「文体」といふより「文章」な感じ。

佐藤喜代治;1952/6;國語學概論;

角川全書14;角川書店;240円(500円);全書判;縦組;上製;279頁;;;

大橋のそばの尚古堂書店といふところで結縁に購入。文法論の章に、さすが山田孝雄の直弟子だと思ふ。

買物

木簡による日本語書記史
犬飼隆・笠間書院
文献から読み解く日本語の歴史【鳥瞰虫瞰】
今野真二・笠間書院
ぼくは痴漢じゃない! 冤罪事件643日の記録
鈴木健夫・新潮文庫
ヨーロッパ文化と日本文化
ルイス・フロイス著、岡田章雄訳注・岩波文庫
虫の春秋
奥本大三郎・集英社文庫
流行の神話 ロールスロイスとレインコートはいかに創られたか
海野弘・光文社文庫
長い道
柏原兵三・中公文庫
鳴海仙吉
伊藤整・新潮文庫
ソシュールと言語学 ことばはなぜ通じるのか
町田健・講談社現代新書
名前の日本史
紀田順一郎・文春文庫
上司は思いつきでものを言う
橋本治・集英社新書
追憶の作家たち
宮田毬栄・文春新書
カント入門
石川文康・ちくま新書
新版 校正ハンドブック
野村保惠・ダヴィッド社
文科系必修論文作成術
泉忠司・夏目書房
パリの日本語教室から
細川英雄・三省堂選書
ことば遊び
鈴木棠三・中公新書
日本人の言語表現
金田一春彦・講談社現代新書
日本語の成立
安本美典・講談社現代新書
バイリンガリズム 二言語併用はいかに可能か
東照二・講談社現代新書
日本速記事始―田鎖綱紀の生涯―
福岡隆・岩波新書

2005-11-10 (Thu)

うちだ・ろあん(内田魯庵)[著]、こーの・としろー(紅野敏郎)[編];1994/2;新編 思い出す人々;

岩波文庫[緑 86-4];岩波書店;720円(借覧);文庫判;縦組;並製;437頁;;ISBN4-00-310864-7;

まるや・さいいち(丸谷才一)[編];1995/12→1997/10;私の選んだ文庫ベスト3;

ハヤカワ文庫<JA589>;早川書房;660円(100円);文庫判;縦組;並製;330頁;;ISBN4-15-030589-7;

執筆者は省略。法月綸太郎の中上健次論「誰が浜村龍造を殺そうとかまうものか」といふのは、Edmund Wilson の Who Cares Who Killed Roger Ackroyd? をふまへたタイトルだつたのだなあ。全然しらなかつた。

けふの買物

sabra 020 2005 20th November
小学館
光る源氏の物語(上)
大野晋・丸谷才一・中公文庫
文庫版 魍魎の匣
京極夏彦・講談社文庫
おなら考
佐藤清彦・文春文庫

2005-11-09 (Wed)

国語語彙史研究会[編];2005/3;国語語彙史の研究 二十四;

;和泉書院;(借覧);A5判;縦組+横組;上製;352頁;;ISBN4-7576-0315-0;[執筆者]こまつ・ひさお(小松寿雄)/やまうち・よーいちろー(山内洋一郎)/まつい・としひこ(松井利彦)/ちん・りきえー(陳力衛)/いぬい・よしひこ(乾善彦)/さとー・たかひろ(佐藤貴裕)/まるた・ひろし(丸田博之)/こんの・しんじ(今野真二)/たけうち・しろー(竹内史郎)/むらた・なほこ(村田菜穂子)/やまもと・さわこ(山本佐和子)/ふじた・やすゆき(藤田保幸)/はちや・まさと(蜂矢真郷)/おぐら・ひでき(小椋秀樹)/オウ・ピントウ(王敏東)/シュイ・ウェーツオン(許巍鐘)/さくらい・たけひと(櫻井豪人)/きしもと・えみ(岸本恵実)

2005-11-08 (Tue)

けふの買物

反社会学の不埒な研究報告
パオロ・マッツァリーノ・二見書房
るるぶ情報版 東北(6) 仙台 宮城 '05~'06
JTBパブリッシング

2005-11-07 (Mon)

たきー・かずひろ(滝井一博);2003/12;文明史の中の明治憲法 この国のかたちと西洋体験;

講談社選書メチエ286;講談社;1,500円(借覧);四六判;縦組;並製;230頁;;ISBN4-06-258286-4;

やまだ・ゆーいちろー(山田雄一郎);2005/4;日本の英語教育;

岩波新書(新赤版)943;岩波書店;740円(借覧);新書判;縦組;並製;vii+225頁;;ISBN4-00-430943-3;

こじま・のりゆき(小島憲之);2002/2;國風暗黒時代の文学 補篇;

;塙書房;15,000円(2割引);A5判;縦組;上製;vii+549頁;;ISBN4-8273-0012-7;

2005-11-06 (Sun)

まつおか・みきお(松岡幹夫);2005/3;日蓮仏教の社会思想的展開 近代日本の宗教的イデオロギー;

;東京大学出版会;(借覧);A5判;縦組;上製;vi+347+9頁;;ISBN4-13-016024-9;

なるべく日蓮主義の影響をすくなめに見積らうとしてゐる感じ。といふか、池田大作への謝辞のある東大出版会の本といふのはめづらしいよなあ。

くりはら・たかし(栗原隆);2004/9;ヘーゲル 生きてゆく力としての弁証法;

シリーズ・哲学のエッセンス;日本放送出版協会;1,000円(借覧);B6判;縦組;並製;125頁;;ISBN4-14-009306-4;

たかはし・ひでみね(高橋秀実);2005/2;トラウマの国;

;新潮社;1,400円(借覧);四六判;縦組;上製;245頁;;ISBN4-10-473801-8;

濱田敦;1984/8;日本語の史的研究;

;臨川書店;7,200円(借覧);A5判;縦組;上製;v+362+11頁;;ISBN4-653-01041-2;

からさわ・しゅんいち(唐沢俊一);2000/1→2005/10;裏モノの神様;

幻冬舎文庫[か-2-10];幻冬舎;533円(200円);文庫判;縦組;並製;268頁;;ISBN4-344-40702-4;

175-176頁の伏字、東、篠原両氏はわかるのだけれど、文壇の先輩の××××がわからない。

古谷実;1993/11;行け! 稲中卓球部(1);

ヤンマガKCスペシャル-432;講談社;485円(借覧);B6判;;並製;230頁;;ISBN4-06-323432-0;

まん・ばか・がたろー(漫〓{バカ+☆}画太郎);1995/12;くそまん―サイテーの漫画短編集―;

ジャンプ・コミックス デラックス;集英社;505円(借覧);A5判;;並製;133頁;;ISBN4-08-858198-9;

2005-11-05 (Sat)

やました・ゆーじ(山下裕二);2003/9;日本美術の二〇世紀;

;晶文社;2,600円(借覧);A5判;縦2段組;上製;208頁;;ISBN4-7949-6583-4;

いしはら・やすのり(石原保徳);1999/3;世界史への道(後篇) ヨーロッパ的世界史像再考;

丸善ライブラリー290;丸善;780円(借覧);新書判;縦組;並製;268+18頁;;ISBN4-621-05290-X;

2005-11-04 (Fri)

かとー・よしかた(加藤美方)/もり・けー(森啓)/藤田三男[編];2005/3;活字の歴史と技術2;

;樹立社;(全2巻2,4000円、借覧);29.0x21.0;;並製;181頁;;ISBN4-901769-39-1;

リョービのPR誌「アステ」のうち、「校正」「句読点」「奥付」「新聞」「横組」の特集をまとめたもの。

いしはら・やすのり(石原保徳);1999/3;世界史への道(前篇) ヨーロッパ的世界史像再考;

丸善ライブラリー289;丸善;780円(借覧);新書判;縦組;並製;xviii+273頁;;ISBN4-621-05289-6;

「ちくま」誌の新書アンケートで稲葉振一郎があげてゐたので。

なついし・すずこ(夏石鈴子);2005/9;新解さんリターンズ;

角川文庫13939[な 38-3];角川書店;629円(200円);文庫判;縦組;並製;391頁;;ISBN4-04-360403-3;

すごい調査だ。そして面白いなあ。

けふの買物

続弾! 問題な日本語 何が気になる? どうして気になる?
北原保雄編著・大修館書店
シリーズ〈日本語探究法〉6 文体探究法
小池清治・鈴木啓子・松井貴子・朝倉書店

2005-11-03 (Thu)

ほんだ・ゆき(本田由紀);2005/4;若者と仕事 「学校経由の就職」を越えて;

;東京大学出版会;3,800円(借覧);A5判;横組;上製;vi+224頁;;ISBN4-13-051311-7;

きたはら・やすお(北原保雄)[編];2003/10;文法I;

朝倉日本語講座5;朝倉書店;4,200円(借覧);A5判;横組;上製;ix+273頁;;ISBN4-254-51515-4;[執筆者]きたはら・やすお(北原保雄)/きたはら・ひろお(北原博雄)/こんどー・やすひろ(近藤泰弘)/やざわ・まこと(矢澤真人)/おーしま・もとお(大島資生)/にしやま・ゆーじ(西山佑司)/すなかわ・ゆりこ(砂川有里子)/かとー・やすひこ(加藤泰彦)/はしもと・おさむ(橋本修)/みはら・けんいち(三原健一)/よしもと・けー(吉本啓)/やまなし・まさあき(山梨正明)

けふの貰物

2005-11-02 (Wed)

まつーら・ひさき(松浦寿輝);1996/12;靑天有月 エセー;

;思潮社;2,718円(借覧);四六判;縦組;上製;239頁;;ISBN4-7837-1574-2;

いちさか・たろー(一坂太郎);2002/10;長州奇兵隊 勝者のなかの敗者たち;

中公新書1666;中央公論新社;780円(借覧);新書判;縦組;並製;iv+255頁;;ISBN4-12-101666-1;

2005-11-01 (Tue)

みずたに・みつひろ(水谷三公);2000/6;江戸の役人事情――『よしの冊子』の世界;

ちくま新書251;筑摩書房;660円(借覧);新書判;縦組;並製;237頁;;ISBN4-480-05851-6;

なかむら・いくお(中村生雄);1995/11;折口信夫の戦後天皇論;

;法藏館;3,689円(借覧);A5判;縦組;上製;263頁;;ISBN4-8318-7138-9;

2005-10-31 (Mon)

おーいし・なおまさ(大石直正)/たから・くらよし(高良倉吉)/たかはし・きみあき(高橋公明);2001/12;周縁から見た中世日本;

日本の歴史 第14巻;講談社;2,200円(借覧);四六判;縦組;上製;8+408頁;;ISBN4-06-268914-6;

ひめの・かおるこ(姫野カオルコ);1995/10→2001/4;ブスのくせに!;

新潮文庫[ひ-17-2];新潮社;400円(100円);文庫判;縦組;並製;228頁;;ISBN4-10-132122-1;

けふの買物

新解さんリターンズ
夏石鈴子・角川文庫
裏モノの神様
唐沢俊一・幻冬舎文庫
北大路魯山人(上)(下)
白崎秀雄・中公文庫
芸術の哲学
渡邊二郎・ちくま学芸文庫
影の現象学
河合隼雄・講談社学術文庫
清水義範の作文教室
清水義範・ハヤカワ文庫
持続する志
大江健三郎・講談社文芸文庫
下層社会 新たな階層集団の出現
三浦展・光文社新書

2005-10-30 (Sun)

くらもと・ともあき(倉本智明)[編著];2005/6;セクシュアリティの障害学;

;明石書店;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;301頁;;ISBN4-7503-2136-2;[執筆者]くらもと・ともあき(倉本智明)/まつなみ・めぐみ(松波めぐみ)/よこすか・しゅんじ(横須賀俊司)/せやま・のりこ(瀬山紀子)/まえだ・たくや(前田拓也)/くさやま・たろー(草山太郎)/つちや・よー(土屋葉)/みしま・あきこ(三島亜紀子)

かやま・りか(香山リカ);2004/2;就職がこわい;

;講談社;1,300円(借覧);四六判;縦組;並製;218頁;;ISBN4-06-212269-3;

よもた・いぬひこ(四方田犬彦);1999/3;狼が来るぞ!;

;平凡社;(借覧);四六判;縦組;上製;285頁;;ISBN4-582-82932-5;

ジョージ・マイアソン[著]、すとー・あやこ(須藤彩子)[訳];2000=2004/10;ダナ・ハラウェイと遺伝子組み換え食品;

ポストモダン・ブックス;岩波書店;1,500円(借覧);B6判;縦組;上製;vii+109頁;;ISBN4-00-027078-8;[原題]George Myerson, Donna Haraway and GM Foods

2005-10-29 (Sat)

げんだ・ゆーじ(玄田有史)/まがぬま・みえ(曲沼美恵);2004/7;ニート フリーターでもなく失業者でもなく;

;幻冬舎;1,500円(借覧);四六判;縦組;上製;271頁;;ISBN4-344-00638-0;

2005-10-28 (Fri)

おーの・すすむ(大野晋);1982/2;仮名遣と上代語;

;岩波書店;5,200円(借覧);A5判;縦1,2段組;上製;vi+400頁;;;

頭の切れる人だなあ、とあらためて思つた。

しらいわ・げん(白岩玄);2004/11;野ブタ。をプロデュース;

;河出書房新社;1,000円(借覧);四六判;縦組;上製;186頁;;ISBN4-309-01683-9;

2005-10-27 (Thu)

ますだ・さとし(増田聡);2005/7;その音楽の〈作者〉とは誰か リミックス・産業・著作権;

;みすず書房;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;iii+240+18頁;;ISBN4-622-07125-8;

やはぎ・ひろし(矢作弘);2005/7;大型店とまちづくり―規制進むアメリカ、模索する日本―;

岩波新書(新赤版)960;岩波書店;700円(借覧);新書判;縦組;並製;iii+211頁;;ISBN4-00-430960-3;

いくえみ・りょー(いくえみ綾);2005/10;かの人や月(3);

マーガレットコミックス;集英社;390円(1割引);新書判;;並製;192頁;;ISBN4-08-846001-4;

完結。なんだこの呼吸。

もりおか・まさひろ(森岡正博);2005/2;感じない男;

ちくま新書521;筑摩書房;680円(350円);新書判;縦組;並製;181頁;;ISBN4-480-06221-1;

男の不感症といふ問題提起もわからないではないし、男のセクシュアリティ分析も肯綮にあたらないではないのだけれど、結局キモ説教に終つちやふのがなんとも。

けふの買物

sabra 019 2005 10th November
小学館

2005-10-26 (Wed)

明治三十三年一月帝国教育会仮名調査委員 国語国字に関する決議

入力。この決議のなかで、一音一字の条の少数意見として、「〈志〉」を存して「し」の方を一語の中又は末に、用ゐる仮名とすること(〈 〉で括つたのはそれを字母とする異体仮名)といふものがあるのだけれど――言海の見出しの仮名が多分この方針をとつてゐる――、この位置による異体仮名の使ひ分けは、以前ふれた悦目抄の「大かたかきたかへてあしかるへきかなの事」に、下にかかざる〈志〉 上下を不分〈新〉〈し〉とあるのと通じてゐる(この決議と仮名遣書との共通点については安田章「仮名資料序」の指摘による)。また、悦目抄で、一 物をかなにかくやういろはに云、として書かれたいろは歌の仮名字体は大体現行のものと一致してゐる。

加藤美方/森啓/藤田三男[編];2005/3;活字の歴史と技術1;

;樹立社;(借覧);29.0x21.0;;並製;151頁;;ISBN4-901769-38-3;

リョービのPR誌「アステ」のなかから、「活字」「金属活字 木活字」「明朝体」「電字」を特集したものを1冊にしたもの。

2005-10-25 (Tue)

ささき・ひであき(佐々木英昭);2005/8;乃木希典―予は諸君の子弟を殺したり―;

ミネルヴァ日本評伝選[025];ミネルヴァ書房;(借覧);四六判;縦組;上製;4+xxii+436+7頁;;ISBN4-623-04406-8;

くさもり・しんいち(草森紳一);2005/10;随筆 本が崩れる;

文春新書472;文藝春秋;880円(1割引);新書判;縦組;並製;318頁;;ISBN4-16-660472-4;

2005-10-24 (Mon)

かわぐち・きょーいち(川口喬一);2005/6;昭和初年の『ユリシーズ』;

;みすず書房;3,600円(借覧);四六判;縦組;上製;v+292頁;;ISBN4-622-07146-0;

にった・よしお(仁田義雄);2005/3;ある近代日本文法研究史;

研究叢書330;和泉書院;(借覧);A5判;横組;上製;268頁;;ISBN4-7576-0303-7;

前半に丁寧にまとめられた陳述論争とモダリティ研究との関係がどうあるべきかについて書かれてゐたらもつと勉強になつたのになあ、と思ふ。三宅武郎は陳述の所在をイントネーションにまで拡大した、といふのをメモ。

けふの買物

ものづくし
内田百閒・福武文庫
言葉の外へ
保坂和志・河出書房新社
生きる力、死ぬ能力
池田清彦・弘文堂

2005-10-23 (Sun)

おかだ・よしお(岡田希雄)[著]、おもだか・ひさたか(澤瀉久孝)[編];1944/6;類聚名義抄の研究;

;一條書房;7圓(借覧);A5判;縦組;上製;10+6+384+19頁;;;

なぜか奥付には、をかだまれ、と振り仮名がある。

かいこー・たけし(開高健);1963/10→1984/8;日本人の遊び場;

集英社文庫[122-B];集英社;280円(50円);文庫判;縦組;並製;236頁;;ISBN4-08-750777-7;

おーさわ・まさち(大澤真幸);2005/8;思考のケミストリー;

;紀伊國屋書店;2,000円(借覧);四六判;縦組;上製;306頁;;ISBN4-314-00983-7;

のーとみ・のぶる(納富信留);2002/11;プラトン 哲学者とは何か;

シリーズ・哲学のエッセンス;日本放送出版協会;1,000円(借覧);B6判;縦組;並製;123頁;;ISBN4-14-009302-1;

2005-10-22 (Sat)

せきぐち・すみこ(関口すみ子);2005/3;御一新とジェンダー 荻生徂徠から教育勅語まで;

;東京大学出版会;(借覧);A5判;縦組;上製;vii+374+13頁;;ISBN4-13-036223-2;

けふの買物

日本史小百科 暦
広瀬秀雄・東京堂出版
文章の書き方
辰濃和男・岩波新書
人生を楽しむコツ
谷沢永一・渡部昇一・PHP研究所
遊仙窟
張文成作・今村与志雄訳・岩波文庫
白洲正子自伝
白洲正子・新潮社
en-taxi No.11 AUTUMN 2005
扶桑社
見仏記2 仏友篇
いとうせいこう・みうらじゅん・角川文庫
文科の時代
渡部昇一・PHP文庫
レポート・小論文・卒論の書き方
保坂弘司・講談社学術文庫
日本語概説
加藤彰彦・佐治圭三・森田良行編・おうふう
社会言語学
真田真治・渋谷勝己・陣内正敬・杉戸清樹・おうふう
日本語学 第九巻第三号 一九九〇年 三月号 特集 指示詞
明治書院
福沢諭吉のすゝめ
大嶋仁・新潮選書
ことばの誕生 うぶ声から五才まで
岩淵悦太郎・波多野完治・内藤寿七郎・切替一郎・時実利彦・日本放送出版協会

2005-10-21 (Fri)

はすみ・しげひこ(蓮實重彥);2005/7;魅せられて 作家論集;

;河出書房新社;2,200円(借覧);四六判;縦組;並製;251頁;;ISBN4-309-01718-5;

やまだ・ひろし(山田寛);2004/7;ポル・ポト〈革命〉史 虐殺と破壊の四年間;

講談社選書メチエ305;講談社;1,600円(借覧);四六判;縦組;並製;232頁;;ISBN4-06-258305-4;

2005-10-20 (Thu)

宣長は音韻に基いてゐる事には氣附いてゐなかつたのか

たしかに刊本「古事記伝」仮字の事を見るかぎりでは、甲乙の区別の基づくところについては述べてゐないのだけれど、「古事記伝」の刊行より前に執筆された谷川士清「倭訓栞」の「大綱」には以下のやうにある(句点、括弧、濁点は私に補つた)。

○本居氏の説に古事記は同音の仮名の中にも語意によりて常に用る字を分てり。「お」には淤意二字を普く用る中に{オホ}には意富とのみ書て淤を書例なし。女姫などの「め」には売をのみ書て米を書ず。妹の「も」には毛をのみ書て母を書ず。神の「み」には微をのみ書て「美」を書ず。子には古をのみ書て許を書ず。木{}には紀を書。火には肥を書。戸には斗を書て伎比登などは書ず。かゝる類は古人おのづから音の別てるにや。此記のみならず日本紀万葉集にもまゝ此意旨見えたり。猶広く考索めて古語の解の助けとすべしといへり。

これによると、古人おのづから音の別てるにや、と宣長は考へてゐたことになるのだけれど、実は、これとほぼ同文の記述が稿本古事記伝には存する(田邊正男「上代特殊仮名遣と鈴屋翁」から重引)。

同音ノ仮名ノ中ニモ語ニヨリテ常ニ用ル字{ワカ}レタリ(中略)凡テ此類イカナル故トハ{シラ}レネドモ古ヘオノヅカラ{コヱ}{ワカ}レケルニヤ此記ノミナラズ書紀万葉ニモ{マヽ}{コヽロバヘ}見エタリ

また、士清が宣長の古事記伝の稿本を見てゐただらうことは、以下にひく宣長の士清宛書簡からわかる。

まことや、おのが古事記をとけるもの一まき見給へるよし、一日の御物語にうけたまはりき、これは、いまたよくもとゝのへす たゞ一わたり考へこゝろみつゝ、思ひうるまゝにまつかきつけおきしをよそならぬひとりふたりに、ひそかに見せつるを、いかにして見給へるにか、いといといぶかしくなん

以上、田邊論文によつて記しました(田邊正男『上代語中古語の研究』桜楓社、1976年、423-431頁)。また、田邊論文のことは、安田尚道「石塚龍麿と橋本進吉―上代特殊仮名遣の研究史を再検討する―」(『国語学』54-2(通巻213号))で知りました。


ついでに。上代特殊假名遣に、假名大意、とあるのは「抄」の誤変換だらうと思ひます。宣長が「氣附いてゐた」にせよ公刊時にはそれをけづつてをり、猶広ク考フベキヿ也(稿本)、なほこまかに考ふべきことなり(刊本)と宣長がしたのをうけて龍麿の調査があるのだから、ゼロから書直さなければならないやうには思ひませんが。

くわはら・あさこ(桑原朝子);2005/3;平安朝の漢詩と「法」 文人貴族の貴族制構想の成立と挫折;

;東京大学出版会;(借覧);A5判;縦組;上製;xii+493+10頁;;ISBN4-13-036122-8;

よしざき・たつひこ(吉崎達彦);2005/8;1985年;

新潮新書130;新潮社;680円(借覧);新書判;縦組;並製;207頁;;ISBN4-10-610130-0;

かわい・はやお(河合隼雄)/みなみ・しんぼー(南伸坊);2002/6→2004/9;心理療法個人授業;

新潮文庫[み-29-5];新潮社;400円(100円);文庫判;縦組;並製;227頁;;ISBN4-10-141035-6;

いくらか前に「波」ではないPR誌で、この「個人授業」のいただきみたいなのを見かけた気がする(教はるはうは安野光雅か和田誠かだつたかも)のだけれど、あれはどうなつたかなあ。

2005-10-19 (Wed)

たけうち・かおる(竹内薫);2005/7;ホーキング 虚時間の宇宙 宇宙の特異点をめぐって;

ブルーバックス B-1487;講談社;880円(借覧);新書判;縦組;並製;233頁;;ISBN4-06-257487-X;

けふの買物

感じない男
森岡正博・ちくま新書
漢字の常識・非常識
加藤喜光・講談社現代新書
子守り唄の誕生 五木の子守唄をめぐる精神史
赤坂憲雄・講談社現代新書
外国人とのコミュニケーション
J.V.ネウストプニー・岩波新書
新編 教えるということ
大村はま・ちくま学芸文庫
現代語訳対照 竹取物語
雨海博洋訳注・旺文社文庫
狩猟と遊牧の世界 自然社会の進化
梅棹忠夫・講談社学術文庫
1リットルの涙 難病と闘い続ける少女 亜也の日記
木藤亜也・幻冬舎文庫

2005-10-18 (Tue)

さいとー・まれし(齋藤希史);2005/2;漢文脈の近代 清末=明治の文学圏;

;名古屋大学出版会;5,500円(借覧);A5判;縦組;上製;xiii+314+8頁;;ISBN4-8158-0510-5;

かんの・かくみょー(菅野覚明);2001/6;神道の逆襲;

講談社現代新書1560;講談社;720円(借覧);新書判;縦組;並製;281頁;;ISBN4-06-149560-7;

こーだんしゃぶんげーぶんこ(講談社文芸文庫)[編];2003/8;戦後短篇小説再発見13 男と女――結婚・エロス;

講談社文芸文庫[こ J14];講談社;950円(借覧);文庫判;縦組;並製;251頁;;ISBN4-06-198341-5;[著者]さかぐち・あんご(坂口安吾)/いとー・せー(伊藤整)/えんち・ふみこ(円地文子)/きたはら・たけお(北原武夫)/ながい・たつお(永井龍男)/その・あやこ(曾野綾子)/のぐち・ふじお(野口冨士男)/さえぐさ・かずこ(三枝和子)/やぎ・よしのり(八木義德)/さとー・よーじろー(佐藤洋二郎)

ただ・みちたろー(多田道太郎);1979→1996/9;日本語の作法;

朝日文庫[た 28-2];朝日新聞社;534円(100円);文庫判;縦組;並製;231頁;;ISBN4-02-261159-6;

けふの貰物

「UP」(10月号)もらふ。折りこみ広告「史料で読むアメリカ文化史」。第4巻「アメリカの世紀」の「IV 大衆社会と知識人」の「4 魔法のねずみ―ミッキーマウス映画の新聞批評(能登路雅子)」の「魔法のねずみ」のところは、字配りや字様から見ると、どうもあとからなほした形迹があるのだけれど、一体なにがあつたんだらうか。

2005-10-17 (Mon)

しまだ・けんじ(島田虔次);1949→1970→2003/9;中国における近代思惟の挫折2;

東洋文庫718;平凡社;(借覧);全書判;縦組;上製;297頁;;ISBN4-582-80718-6;

たけした・せつこ(竹下節子);2002/9;知の教科書 キリスト教;

講談社選書メチエ249;講談社;1,500円(借覧);四六判;縦組;並製;252頁;;ISBN4-06-258249-X;


ポイマンドレース (Poimandres)に、井献+柴田有訳とあるのは、井献のまちがひだらうと思ひます。しかし、翻訳者の著作権についてはどうなつてるかなあ。

2005-10-16 (Sun)

かざま・やんわり(風間やんわり);2004/4;ポチ極道(1);

イブニングKC-67;講談社;495円(借覧);B6判;;並製;178頁;;ISBN4-06-352067-6;

まん・えふ・がたろー(漫〓{F+☆}画太郎);1996/10;地獄甲子園(1) 十兵衛見参!!の巻!!;

ジャンプ・コミックス;集英社;390円(借覧);新書判;;並製;207頁;;ISBN4-08-872136-5;

2005-10-15 (Sat)

みしま・あきこ(三島亜紀子);2005/6;児童虐待と動物虐待;

青弓社ライブラリー38;青弓社;1,600円(借覧);四六判;縦組;並製;214頁;;ISBN4-7872-3245-2;

しまだ・けんじ(島田虔次);1949→1970→2003/6;中国における近代思惟の挫折1;

東洋文庫716;平凡社;2,400円(借覧);全書判;縦組;上製;247頁;;ISBN4-582-80716-X;[補注]いのうえ・すすむ(井上進)

ほそかわ・もりさだ(細川護貞);1986/7→1990/2;細川護貞座談 文と美と政治と;

中公文庫[ほ 2 3];中央公論社;388円(200円);文庫判;縦組;並製;242頁;;ISBN4-12-201686-X;

合掌。

2005-10-14 (Fri)

こばやし・やすお(小林康夫)/やまもと・やすし(山本泰)[編];2005/3;教養のためのブックガイド;

;東京大学出版会;1,600円(借覧);A5判;縦組;並製;vi+235+10頁;;ISBN4-13-003323-9;[執筆者]あさしま・まこと(浅島誠)/いしー・よーじろー(石井洋二郎)/いしうら・しょーいち(石浦章一)/いしだ・ひでたか(石田英敬)/えりす・としこ(エリス俊子)/えんどー・みつぎ(遠藤貢)/おかもと・かずお(岡本和夫)/かとー・みちお(加藤道夫)/かねこ・くにひこ(金子邦彦)/きたがわ・さきこ(北川東子)/きばた・よーいち(木畑洋一)/くろだ・れーこ(黒田玲子)/こばやし・やすお(小林康夫)/こもり・よーいち(小森陽一)/さとー・かつひこ(佐藤勝彦)/たかだ・やすなり(髙田康成)/なかじま・たかひろ(中島隆博)/のざき・かん(野崎歓)/のや・しげき(野矢茂樹)/はすみ・しげひこ(蓮實重彥)/はせがわ・としかず(長谷川寿一)/ひょーどー・としお(兵頭俊夫)/ふかがわ・ゆきこ(深川由起子)/ふるた・もとお(古田元夫)/ボチャラリ、ジョン(Boccellari, John J.)/やまうち・まさゆき(山内昌之)/やまもと・やすし(山本泰)

まつーら・ひさき(松浦寿輝);1996/12→2005/6;もののたはむれ;

文春文庫[ま-19-1];文藝春秋;533円(借覧);文庫判;縦組;並製;207頁;;ISBN4-16-770301-7;

はしもと・しんきち(橋本進吉);1949/11→1970/1;文字及び假名遣の研究;

橋本進吉博士著作集 第三册;岩波書店;1,200円(借覧);A5判;縦組;上製;8+316頁;;;

あんの・もよこ(安野モヨコ);2005/10;シュガシュガルーン(4);

KCデラックス-2077;講談社;419円(1割引);新書判;;並製;172頁;;ISBN4-06-372077-2;

けふの買物

sabra 018 2005 27th October
小学館

2005-10-13 (Thu)

いずい・ひさのすけ(泉井久之助);1968/12;ヨーロッパの言語;

岩波新書(青版)699;岩波書店;(借覧);新書判;横組;並製;223頁;;;

ふじき・ひさし(藤木久志);2005/8;刀狩り―武器を封印した民衆―;

岩波新書(新赤版)965;岩波書店;780円(借覧);新書判;縦組;並製;viii+243頁;;ISBN4-00-430965-4;

秀吉が刀狩りで百姓を武装解除したといふのは嘘らしいのはわかつた。

やまだ・よしお(山田孝雄);1939/7→1970/3;假名遣の歴史;

;宝文館出版;850円(借覧);A5判;縦組;上製;8+1+161頁;;;

「附録」を見ると議論が全然かはつてないなあ、と思ふ。

けふの買物

広告批評 2005 OCT NO.297 特集 KINCHO 120年
マドラ出版
メカ★アフロくん
花くまゆうさく・幻冬舎文庫
達人の日本語
北原保雄・文春文庫
上代日本語表現と訓詁
内田賢徳・塙書房

2005-10-12 (Wed)

うわの・ぜんどー(上野善道)[編];2003/6;音声・音韻;

朝倉日本語講座3;朝倉書店;(借覧);A5判;横組;上製;xi+287頁;;ISBN4-254-51513-8;[執筆者]さいとー・よしお(斎藤純男)/たかやま・ともあき(高山知明)/やなぎだ・せーじ(柳田征司)/うわの・ぜんどー(上野善道)/なかい・ゆきひこ(中野幸比古)/こーり・しろー(郡史郎)/とよしま・まさゆき(豊島正之)/あいざわ・まさお(相澤正夫)/にーみ・せーじ(新美成二)/さとー・ひろかず(佐藤大和)/たかはし・ゆきお(高橋幸雄)/たかやま・みちあき(高山倫明)/くぼ・ともゆき(久保智之)/うえの・かずあき(上野和昭)/まつもり・あきこ(松森晶子)

2005-10-11 (Tue)

よもた・いぬひこ(四方田犬彦);1987/4;哲学書簡;

;哲学書房;2,100円(借覧);四六判;縦組;上製;220頁;;ISBN4-88679-011-9;

かなもり・おさむ(金森修);2003/9;ベルクソン 人は過去の奴隷なのだろうか;

シリーズ・哲学のエッセンス;日本放送出版協会;1,000円(借覧);B6判;縦組;並製;110頁;;ISBN4-14-009308-0;

岩波書店編集部[編];2005/5;ブックガイド 〈心の科学〉を読む;

岩波科学ライブラリー105;岩波書店;1,200円(借覧);B6判;縦組;並製;iv+126頁;;ISBN4-00-007445-8;[執筆者]くろさき・まさお(黒崎政男)/おかのや・かずお(岡ノ谷一夫)/せな・ひであき(瀬名秀明)/のぶはら・ゆきひろ(信原幸弘)/こやす・ますお(子安増生)/やまどり・あつし(山鳥重)/おーつ・ゆきお(大津由紀雄)/おーほり・としお(大堀壽夫)/たなか・しげき(田中茂樹)/ささき・まさと(佐々木正人)

けんみ・かずお(計見一雄);2004/12;統合失調症あるいは精神分裂病 精神医学の虚実;

講談社選書メチエ316;講談社;1,800円(借覧);四六判;縦組;並製;283頁;;ISBN4-06-258316-X;

ほんだ・かついち(本多勝一);1976→1982/1;日本語の作文技術;

朝日文庫;朝日新聞社;(100円);文庫判;縦組;並製;342頁;;ISBN4-02-260808-0;

2005-10-10 (Mon)

中野重治;1977/7→1997/7;中野重治全集第十六巻;

;筑摩書房;(借覧);A5判;縦組;上製;525頁;;ISBN4-480-72036-7;

「啄木」「鴎外その側面」、その他明治の作家関係の文章を所収。

まつもと・けんいち(松本健一);1996/10;幕末の三舟 海舟・鉄舟・泥舟の生きかた;

講談社選書メチエ89;講談社;(借覧);四六判;縦組;並製;222頁;;ISBN4-06-258089-6;

いがらし・たろー(五十嵐太郎);2004/2;読んで旅する 世界の名建築;

光文社新書137;光文社;750円(借覧);新書判;縦組;並製;8+226頁;;ISBN4-334-03237-0;

学者家族なー。

やまのうち・やすし(山之内靖)[著]、いよたに・としお(伊豫谷登士翁)/なりた・りゅーいち(成田龍一)[編];2004/3;再魔術化する世界――総力戦・〈帝国〉・グローバリゼーション;

;御茶の水書房;(借覧);A5判;縦組;並製;xiii+385+vii頁;;ISBN4-275-00321-7;[対談者]いよたに・としお(伊豫谷登士翁)/なりた・りゅーいち(成田龍一)/おーうち・ひろかず(大内裕和)/いわさき・みのる(岩崎稔)/よねたに・まさふみ(米谷匡史)/おーさわ・まさち(大澤真幸)/まとば・あきひろ(的場昭弘)

2005-10-09 (Sun)

きんだいち・はるひこ(金田一春彦);2005/9;金田一春彦著作集 第五巻;

;玉川大学出版部;(借覧);A5判;縦組;上製;4+717頁;;ISBN4-472-01475-0;

「四座講式の研究」所収。

2005-10-08 (Sat)

あべ・かずしげ(阿部和重);1999/1→2003/3;無情の世界;

新潮文庫[あ-41-3];新潮社;400円;文庫判;縦組;並製;221頁;;ISBN4-10-137723-5;

けふの貰物

「一冊の本」(10月号)もらふ。

2005-10-06 (Thu)

ただ・みちたろー(多田道太郎);1985/1;文章術;

潮文庫[青40A 233];潮出版社;320円(100円);文庫判;縦組;並製;211頁;;ISBN4-267-00994-5;

ほーじょー・ふみお(北條文緒);2004/3;翻訳と異文化 原作との〈ずれ〉が語るもの;

;みすず書房;2,000円(借覧);四六判;横組;上製;156頁;;ISBN4-622-07087-1;

とがわ・しんすけ(十川信介)[編];1999/2;明治文学回想集(下);

岩波文庫[緑 158-2];岩波書店;660円(借覧);文庫判;縦組;並製;370+43頁;;ISBN4-00-311582-1;

いちのかわ・やすたか(市野川容孝)/こもり・よーいち(小森陽一)/もりなか・たかあき(守中高明)/よねたに・まさふみ(米谷匡史);2005/8;変成する思考――グローバル・ファシズムに抗して;

思考のフロンティア 別冊;岩波書店;1,300円(借覧);B6判;横組;並製;viii+131頁;;ISBN4-00-027014-1;

けふの貰物

「月刊百科」(10月号)「創文」(9月号)もらふ。

2005-10-05 (Wed)

みずたに・みつひろ(水谷三公);1995/9;イギリス王室とメディア――エドワード大衆王とその時代;

;筑摩書房;(借覧);A5判;縦組;上製;x+269+23頁;;ISBN4-480-85713-3;

ジョン・L・エスポズィート[著]・しおじり・かずこ(塩尻和子)/すぎやま・かおり(杉山香織)[監訳];2002=2004/5;グローバル・テロリズムとイスラーム――穢れた聖戦;

;明石書店;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;278頁;;ISBN4-7503-1903-1;[訳者]いわさき・まき(岩崎真紀)/ふくおか・まりこ(福岡真理子)/いしずか・まこと(石塚卓)/まつもと・まさのり(松本将典)/さとー・かやこ(佐藤可耶子)/よしむら・たけのり(吉村武典)、[原著]John L. Esposito, Unholy War, Terror in the Name of Islam (Oxford University Press, 2002)

かねこ・まさる(金子勝);1997/9;市場と制度の政治経済学;

;東京大学出版会;(借覧);A5判;横組;上製;iii+230頁;;ISBN4-13-040158-0;

なかまさ・まさき(仲正昌樹);2002/12;法の共同体―ポスト・カント主義的「自由」をめぐって―;

;御茶の水書房;2,600円(借覧);A5判変型;縦組;上製;iv+252頁;;ISBN4-275-01948-2;

2005-10-04 (Tue)

尾崎紅葉「文盲手引草」(6)(止)

第六  すたァ

******* 原名「すたァ」星なり亞米利加の國旗にて誰も知る處なり さる男此旗を見て金米糖の河流といひてぺるりに怒られしといふ話あり我日丸の御旗が難有くば星だとて自分の國旗は難有かるべし洒落も所嫌はずにはいはぬ物なり誹諧に「さりきらひ」といふ定則{さだめ}あり此まさしく「しやれきらひ」の轉訛ならむと……誰かいッたやうだ本邦にては活字未だ自由ならずすたァ(星)を用ふべき處へ「菊花」を用ふるものありとて大に笑ふ人あれど決してさうしたものにあらず古歌に千早ふる卯月八日は吉日よ……ではなかッた斯なむ⦅影白く、映ると見れば、明る夜の、星か河邊の、菊の下水⦆とあり星を菊と紛ふは(此處紛ふといふべし間違ふといふ可からざるよし口傳なり)詩情{ポエチカルアイデア}ありて頼母しゝ この記號は演劇{しばゐ}ならば引退{ひつかへし}夢の塲といふ處に用ふかやうなる塲合は一部の小説に幾度もあるものならず(さァ是からが眉毛に唾だぞ)まことに寥々暁天の……おッと來た皆まではなのたまひそ出直せ〳〵そんなら出直して星月夜はどうだ星月夜は闇いものであればまッその如く(脚色{しくみ})の轉化する時に******をつかッて漠然と前後{あとさき}をかすめて何かいゝことにして看官{けんぶつ}の目を眩ましてしまふなりいづれも仕事は闇の夜……親方首尾は? しッ!聲が高い

ちゝちゝ――ぼァん此で幕とは偖〳〵あッけない

かざま・きよぞー(風間喜代三)/うわの・ぜんどー(上野善道)/まつむら・かずと(松村一登)/まちだ・けん(町田健);2004/9;言語学[第2版];

;東京大学出版会;2,500円(借覧);A5判;横組;並製;iv+272頁;;ISBN4-13-082009-5;

ちよつとハードだつた。

さかもと・たろー(坂本太郎);1989/1;六国史;

坂本太郎著作集第三巻;吉川弘文館;5,600円(借覧);A5判;縦組;上製;7+398+8頁;;ISBN4-642-02218-X;

大日本史料は六国史のあとをうけて編纂されてゐたのか。続紀は載録にむらがあるので古事記のことがのつてなくてもをかしくないとか。奥付に、昭和六十三年十二月二十日  第一刷印刷/昭和六十四年一月十日 第一刷発行、とあるけど発行日は存在しなかつた日づけだなあ。

2005-10-03 (Mon)

尾崎紅葉「文盲手引草」(5)

第五  だッし

―― 原名だッし字義をあて音を似せ「脱志」と書くべしとなり脱志は前に述べたる{ことば}なり文なりを一層深く理解せしめむが爲に意味を強めむとていひ足したる文または語の榜示杭と心得べし或は前文の意味を繰返して別の點から説くこともあり括弧と同じ勤をする事もあり此外變化つねならず孔子樣のおつしやッたには龍のことはおらァしねェと紅子もまた然り矣この實相を看破することは誠に難いであるお志の方は現今諸大家の小説を熟讀翫味して神會默契するより外なし

案ずるに脱志 の字は本義ならむか志は誌なり脱けたるを誌すの義にして前文前語(産前産後とも聞えず)の不足を補ふ心なりされど今は色々に用ゐて重寳す 一寸考へても御覽じやい ――は折鍼の象なり {さき}が無くては鍼は通りがたし通らぬとは意味不通の義なり饅頭屋の店頭{みせさき}に暴れ馬の木像を飾りあらうまと利かせ風呂屋の目印に弓と矢を出してゆやと判じ恐れ多くも京の内裏の御門に蛤御門の名あるも非常の時の外は開かぬとの心にて燒ねば開かぬとて蛤と申奉るのよし此等と同じ格にてとほらぬといふより折鍼を象るといふ 縁起{いはれ}を聞けば難有い事である

一説に電信早學を引て符號ヽを「と」と言ひ――を「つゥ」といふ「つゥ」は通なり此はちと僻説かも知れぬ句双葛藤抄に下喝行棒の句あり正法眼藏に七十二棒痛痒誰瞞とありて禪家にては問答のつまッたり{わけ}のわからぬ事をいふと棒を{くら}はせるが規定{さだめ}なれど劒鑿の方が味は{かる}しと新發意獨語に見えたり 扨――は禪家の棒に象り前文の意義明白ならざるゆゑ一棒を喫はし改めて説くとの心をしめすともいへり

いたさか・げん(板坂元);1980/5→1997/1;何を書くか、どう書くか――知的文章の技術;

PHP文庫[い 10 6];PHP研究所;544円(100円);文庫判;縦組;並製;252頁;;ISBN4-569-56971-4;

2005-10-02 (Sun)

尾崎紅葉「文盲手引草」(4)

第四  くォてェしよ

くォてェしよは引用標と譯す 歐洲にては“ ”此記號なり

恰も口説した二ツ巴のごとくお玉杓子の道行のごとし引用せし章句の前後に用ふ

It is true that, “Never durst poet touch a pen to write until
his ink were temper'd with love's sighs.”

記號の中の句はしェくすぴァの“Love's Labour's Lost”にあり 此句を譯するときは作者の風儀紊るゝゆゑ此處にしるさず もし問ふものあらば 粹なる哉此翁といやにすまして居るべし もウ少し大家ぶらまくほりせば ⦅鎭州蘿蔔從來大也⦆

第二の用は文章中に談話のまゝを挿むときなり 當代の小説みな此法に從ふ

男は目を怒らし

“何をしやがるンでエ”

女は口をすぼめ

“御免遊ばしまし”

男“うウ堪忍をしてやる”

然りといへどもお玉杓子の道行は日本文に似合{にあはし}からずとて私は⦅ ⦆こんな風に書替て用たれどあとで見ると佛蘭西にて既に此形を用ふ(解は後に出す)此外に『 』{こんな}のと══{こんな}のあり(解は後に出す)これ皆お玉の變體なり

如此{かくのごとく}西洋{あつち}の眞似をするから扨は日本にはかうした物はないかといふと有る段か「かういふ歴としたのがあつて其名をひつかけといふ 惟るに臺帳より起りしものか小説には多く用ゐず 近來は小説に加薬の多いが流行なれば保守黨は全く用ゐねど漸進黨は「又は( )を用ふ

(a)「は鍵の形なり 何ゆゑに言語の記號に此を用ふかと云に 言語は口より發す(鼻へぬけるやうになつては萬事休矣)そこで口は禍の門物いへば脣……(承知々々)門は木戸なり歸去來賦門雖設而常關とかう不性でも恐れるが門はしまりをよくして置ねば物騷なるゆゑに戸じまりを嚴重にする事なりそれには錠といふやつをおろす 額の小三は帶の下におろし梅の由兵衛は紫の綴頭巾におろせり其外女といふ字酒樽壺皿にもおろしてある額を見ることあれど何の理由{わけ}やら僕は知らずさもあるべからざる處におろしてあれば別して深い仔細のある事ならむ

言語{ことば}を出すには禍の門を開かねばならぬそれに鍵がなくてはならぬそこで{かぎ}を以てピンとあければ言語が出るなり「を用ふ處に『を用ふもよし「は鐵の鍵にて『は銀の鍵なり役目にかはりはなけれど銀の鍵は容躰に見ゆるとて喜ぶ{もの}あれどそもそも驕奢{おごり}の汰沙なり

又一説に紋帳を引て紋を二重にかきたるを影といふ影の桐影の蔦などあり通常のでもないと少し意氣がつて影を好む『もまたさの如く「を影にしたまでの事ゆゑ「の替紋ともいふべきか

⦅ ⦆も形こそ變れ用は同じことなり 愚按ずるに⦅は青海波のくづしなり 青海波は寛永錢の裏面{うら}を參考すべし 波は水の動くなり水動く時は聲あり 鳴るは瀧の水ばかりならず送孟東野序に物其平を得ざれば鳴とあり 聲ありといふ處から言葉の記號とするか 又⦅ ⦆を近寄{ちかよせ}るときは口を開くの圖なりゆゑに用て言語の記號とす云々{しか〴〵}これもまんざらでなし 讀人宜しきに從ふべし

══も同じ記號なり 此圖は棒二本なり二本は酒家{じやうご}此を四合とす これ位飮めばまづ{ほろ}つと醉か廻つて平常{ふだん}無口の人も饒舌{しやべる}やうになるものなりかるがゆゑに言語の記號かッ 又曰く二本は日本に通ず 元日やにほん目出度門の松 日本は言魂の國なればといふので用ゆるか噫意味深長凡慮のとても及ぶ所でない

新村猛;1970/6;「広辞苑」物語 辞典の権威の背景;

芸生新書;芸術生活社;380円(借覧);新書判;縦組;並製;237頁;;;

2005-10-01 (Sat)

尾崎紅葉「文盲手引草」(3)

第三  ?

? 英吉利にて⦅くェすしよまァく⦆といひ疑問標と譯す 尋問{とひ}の記標なり 此に就ては種々の異説あり本説さだかならず 其一二を擧れば

(a)

? は耳の形なり 耳は音聲を聽きとる道具なればもし聞えぬのは木耳{きくらげ}同然なり 扨耳の形を何ゆゑに疑問標にしたかといふに 何やら言へどどうも聞取れぬから今度は?のやうに引立耳をして語らば聞む風情をしめすものなり 此時相手がわるいやつだと⦅二度いふと風を引とサ⦆などゝいふ

(b)

一説に?は耳の形にあらず耳掻の形なり 耳垢があんまり溜つて聞えないのだからよくほじつてさア今度はたしかに聞えるからもウ一度といふ心持を圖に彰はしたものなり――おやこの銀は性が悪いよこらこんなに曲ツちまッてサといふ姿

(c)

又一説に?は蕨にも似たり紫蕨{ぜんまい}にも似たりそこで蕨?{はた}又紫蕨?と疑問の記標之よりぞ始まりける古篆圖會によれば?は古篆の雲の字なり 雲といふ奴はむかしから不思議な物とせり俗諺考に雲を掴かむとは見當{あたり}のつかぬをいふ小學唱歌集に霞か雲かはた雪か これ花を疑ふ心なり 何にいたせ怪しき雲のふるまひぢやなア 因て以て奇怪のものとす 疑問に此を{つか}ふも⦅また雲ぢやないか⦆といふ洒落を{かたち}にあらはして用ふこれ愚傳なり可秘可秘{ひすべしひすべし}

由縁江戸櫻

助六さんその鉢卷はえ?

此鉢卷の御不審?

とせりふありて上るり「此鉢卷は過し頃」とよろしく振あり……あの狂言は華美でいゝね

ひらかわ・みなみ(平川南)/おきもり・たくや(沖森卓也)/さかえはら・とわお(栄原永遠男)/やまなか・あきら(山中章)[編];2005/7;流通と文字;

文字と古代日本3;吉川弘文館;6,300円(借覧);A5判;縦組;上製;4+10+330+iv頁;;ISBN4-642-07864-9;[執筆者]おーひら・さとし(大平聡)/よしかわ・しんじ(吉川真司)/みかみ・よしたか(三上喜孝)/もり・きみゆき(森公章)/よしかわ・としこ(吉川敏子)/ながた・ひであき(永田英明)/いち・ひろき(市大樹)/さぎもり・ひろゆき(鷺森浩幸)/たての・かずみ(舘野和己)/はしもと・よしのり(橋本義則)/やまじ・なおみつ(山路直充)/ほりべ・たけし(堀部猛)

2005-09-30 (Fri)

尾崎紅葉「文盲手引草」(2)

第二  !

! 英吉利にて⦅えきすくらめェしよぽィんと⦆といふ 字典を見るに⦅喜怒驚懼等の感情を表す記標⦆とあり 和名なし只手輕に⦅よ⦆の字の記標などゝをかしき諢名をつけて專ら重寳がる 呼懸の時にも{つか}

案ずるに!は鐵砲の口から彈丸{たま}のとびだす圖なるべし此では誰でもワツと驚くに相違なしゆゑに其古は專ら驚駭の塲合にのみ用ゐしものが後々ひろく用ゐられ何によらずoutcry(呌喚{さけび})の時用ふことゝなれり

ふれィ ちよさァの詩に(博學でゐらしやる事)

“Mine heart's queen!--alas my wife,”

因にいふ此先生はよく〳〵鼻の下ののびた御方なり此は女房を賞美したる詩中の句にしていふ心は

⦅わが心を支配したまふ女后!を誰と思召す即ちわしがお内儀樣⦆どうです御挨拶ではござりませむか――底の知れぬヱとんちきだ

八重梅

逢たさ見たさは飛立つばかり!籠の鳥かや!恨めしや!

孟浩然詩

分手脱相贈 平生一片心!

東湖愛瓢歌

瓢兮! 瓢兮! 吾愛汝!

こまつ・たつや(小松達也);2003/5;通訳の英語 日本語;

文春新書317;文藝春秋;680円(借覧);新書判;横組;並製;198頁;;ISBN4-16-660317-5;

こせき・ともひろ(小関智弘);2004/10;働きながら書く人の文章教室;

岩波新書(新赤版)916;岩波書店;740円(借覧);新書判;縦組;並製;iv+222頁;;ISBN4-00-430916-6;

けふの買物

sabra 017 2005 13th October
小学館
天皇の人生儀礼
所功・小学館文庫
繩文式頭脳革命
栗本愼一郎・講談社文庫
ドキュメント サントリー宣伝部
塩沢茂・講談社文庫
絵のなかの散歩
洲之内徹・新潮文庫
文芸の社会学
加藤秀俊・PHP文庫

2005-09-29 (Thu)

尾崎紅葉「文盲手引草」

けふからしばらくのあひだ、尾崎紅葉の「文盲手引草」といふ文を入力してゆかうと思ひます。まとめたファイルはhttp://mpcp.hp.infoseek.co.jp/tebikigusa/に置きます。


第一  ………………

………  和名ぽつ〳〵又ぽち〳〵英語どッてッど、らいん(點線)幾何學にいまじなりい、らいん(想像線)といふ 想像線といへば糸遊かと早合點する人あれど全く別の物なり 想像線は實にその物あるにあらねど假にあるものとさだめし線なり 譬へば「思入」「いひかけ」の穴へこのぽツ〳〵を埋めて此處は一番作者の腹を見せるか又は物語る人の心ありて言葉なきをとやあらむかくやあらむと看客{みるひと}がよしなに汲分てやる處なり 故に思ひ遣のなき人は當今の小説は解しかぬるよし

さる老人の曰くどうも此頃の草册子の文はまるで五目ずしだよおらのやうな齒のわるいものにやあの具が邪魔になつてならねエその具もいろ〳〵あるが中にも不思議でならねヱのは文字の間に……トのみの糞のやうなもなアありやア一體何だなに話をしかけて留たり思入れある記標{しるし}だとべらばうな此頃の奴等はとんでもねヱ贅澤をしやアがる故人馬琴や京傳なんぞはあれほどの作者でありながらそンな眞似はしなかッた第一文字の働らきといふものは廣大無邊なもで符牒なんぞをつかはなくもちやんとそれだけの事が解るやうに出來てるもだそれがおつりきな符牒がなくッちや了解{わか}らねヱといふなア畢竟作者が未熟からの事よそれだからといひかけると側から娘が⦅おぢいさんもウ澤山あとは……{ポツ〳〵}にしておいて下さい⦆

…… の解は右を本説とす 此外色々あれど大方は古事附にて取るに足らざる妄説なり 其中やゝ參考ともなるべきを左に出す

…… 和名雨垂 古文は多く其物を象りて字とすしかりといへども⦅ぞんじ〓{まいらせ候}の虚無僧⦆⦅ヘマムシヨ入道⦆⦅山水天狗⦆の如きは盡く後人の僞作にして信ずるに足らず……を雨垂とするも古文の意なること其形を見て知るべし

愚按ずるに水涕涎等の如きは垂れるといへど雨はたれるといはず古諺類聚に雨ふつて地かたまる金地扇にあはれ一村雨のはら〳〵とふれかし老松に大雨しきりにふりしかばなどあり ゆゑに雨垂は春雨村雨時雨夕立など天から直輸入の雨の異名にあらず 軒を傳ふ雨の雫なり柳樽に居候雨垂ほどに戸をたゝきとあるは其音の微なるをいふ 雨は小雨霧雨なりとも勢あるものなれど雨垂は氣力薄くよさうかどうしやうか行くが如く留るがごとく大に思案する形あればこれ思入の心なり 漢字 霤は雨垂なりこれも雨留るの二字を一字にしたものにて話しかけて留りまた話し出すこと恰も雨垂のぽたりと落て暫らく途切れまたぽたりとやるが如しといふ

用法――一日頓服――こんな事はざふさもなく覺えられる

a
言懸
言遺
b
節略一名云々
c
思入一名餘情
a一 言懸

は話の腰を折られた時につかふ 氣の利かぬこと夥し

濃楓色三股にいはく

「すりや是ほどまでに思ふても此頼兼が……

「アイ顏見るさへもいやぢやわいなア

なるほどこいつアあやまる

二 言遺

は言懸から見るとずつと見識ありて此は我から言遺して餘情を含む形あり

春色連理梅にいはく

「娘島田は寐て解るといつてやるがいゝ

「そんな事が私に……

なぞと是が美くしい娘がかういふ事を言ふからなるほど餘情があつて妙だといふやうなものゝ言ふ事の品によつては餘情でもない事あり

「貴樣今日は燒芋をおごれ

「今日はチツとどうも……

b節略

、上略、中略、下略、などこれなり他の文章など引用するとき斷章して入用の處だけを出し不用の分を是にて間に合す

端唄淺くともの文句を引用するとき

飛でゆきゝの編笠をのぞいて來たか濡燕鳥……

「オヤとんだいゝ聲だよ

c思入

正本通言に曰く⦅思入⦆は詞を切て思案する體互に目と目と見合するなど⦅氣味合⦆⦅心持⦆云々儲光義が長安道に含㆑情無㆓片言㆒これを和朝ぶりに申すときむば⦅いはぬはいふにます思ひ⦆――これサ節などをつけてヱヽどうも氣障な恐れるのウ思入の「……」は顯にかくよりは書ぬに趣味{おもむき}ある塲合を見はからひてつかふと知るべし 生して錢をつかふよりは容易けれど鋏をつかふよりはよつぽど呼吸ものなりあまりやたらに用ふときは小紋帳だなどゝいはれ卷中の人物はすべてどもりではないかと讀者{よみて}にいらざる苦勞をかけることあり可謹可恐{つゝしむべしおそるべし}

嵩雪が鉢叩の句に

風にすつる瓢もあるを……鉢叩

端唄とやらに

じつと手に手を……何もいはず二人して吊る蚊帳の紐 (此時カンチクルヰめヒいふ聲戸外{おもて}にて聞ゆ其所以を知らず)

くろだ・りゅーのすけ(黒田龍之助);2005/3;その他の外国語―役に立たない語学のはなし―;

;現代書館;2,000円(借覧);四六判;縦組;上製;260頁;;ISBN4-7684-6892-6;

2005-09-28 (Wed)

ひがき・たつや(檜垣立哉);2002/10;ドゥルーズ 解けない問いを生きる;

シリーズ・哲学のエッセンス;日本放送出版協会;1,000円(借覧);四六判;縦組;並製;126頁;;ISBN4-14-009301-3;

ももかわ・たかひと(百川敬仁);2004/12;夢野久作 方法としての異界;

岩波セミナーブックスS4;岩波書店;2,300円(借覧);四六判;縦組;並製;vi+238頁;;ISBN4-00-028054-6;

ふなびき・たけお(船曳建夫);2005/4;大学のエスノグラフィティ;

;有斐閣;1,600円(借覧);四六判;縦組;並製;v+200+iii頁;;ISBN4-641-07698-7;

2005-09-27 (Tue)

ジョージ・マイアソン[著]・たけだ・ちあき(武田ちあき)[訳];2001=2004/2;ハイデガーとハバーマスと携帯電話;

ポストモダン・ブックス;岩波書店;1,500円(借覧);B6判;縦組;上製;vii+126頁;;ISBN4-00-027071-0;[原題]George Myerson, Heidegger, Habermas and the Mobile Phone

しみず・れーこ(清水禮子);1978/9;破門の哲学―スピノザの生涯と思想―;

;みすず書房;(借覧);四六判;縦組;上製;vi+290+xi頁;;;

2005-09-26 (Mon)

はんざわ・たかまろ(半澤孝麿);2003/10;ヨーロッパ思想史における〈政治〉の位相;

;岩波書店;(借覧);A5判;縦組;上製;xi+382頁;;ISBN4-00-002397-7;

「UP」誌に渡辺浩が書評を書いてゐたので。

まつもと・あきお(松本章男);2005/7;道元の和歌 春は花 夏ほととぎす;

中公新書1807;中央公論新社;700円(借覧);新書判;縦組;並製;v+175頁;;ISBN4-12-101807-9;

慈円の大甥だつたのか。

しばさき・ともか(柴崎友香);2000/1→2004/3;きょうのできごと;

河出文庫文藝コレクション[し 6-1];河出書房新社;450円(100円);文庫判;縦組;並製;189頁;;ISBN4-309-40711-0;

2005-09-24 (Sat)

やくしいん・ひとし(薬師院仁志);2005/5;英語を学べばバカになる グローバル思考という妄想;

光文社新書208;光文社;720円(400円);新書判;縦組;並製;250頁;;ISBN4-334-03308-3;

みやだい・しんじ(宮台真司)/なかまさ・まさき(仲正昌樹);2004/12;日常・共同体・アイロニー 自己決定の本質と限界;

;双風舎;1,800円(借覧);四六判;縦組;並製;287頁;;ISBN4-902465-04-3;

たにざわ・えーいち(谷沢永一);1996/6→2000/7;歴史の読み方 人間の読み方 変革の時代を生きぬく男たちの決断;

知恵の森文庫[a た 1-1];光文社;476円(100円);文庫判;縦組;並製;212頁;;ISBN4-334-78012-1;[対談者]しば・りょーたろー(司馬遼太郎)/あいだ・ゆーじ(会田雄次)/わたなべ・しょーいち(渡部昇一)

けふの買物

久保田万太郎
戸板康二・文春文庫
史話 中世を生きた人びと
横井清・福武文庫
戦後日本共産党私記
安藤仁兵衛・文春文庫

2005-09-23 (Fri)

えんどー・よしひで(遠藤好英)[編];2000/8;語から文章へ;

;「語から文章へ」編集委員会;(借覧);A5判;縦組/横組;上製;418頁;;;[執筆者]安部清哉/田中牧郎/遠藤好英/後藤英次/鎌田真俊/柴田雅生/矢島正浩/佐藤貴裕/増井典夫/志村文隆/菊地悟/園田博文/手島邦夫/鈴木直枝/半沢幹一/漆谷広樹/小野正弘/近藤明/村上雅孝/小林隆/佐藤和之/小針浩樹/大木一夫/石井正彦/斎藤倫明/新野直哉/浅田秀子/神戸和昭/金子弘

いしはら・ちあき(石原千秋);2002/4;小説入門のための高校入試国語;

NHKブックス[940];日本放送出版協会;1,070円(借覧);B6判;縦組;並製;286頁;;ISBN4-14-001940-9;

こやま・しずこ(小山静子);2002/8;子どもたちの近代 学校教育と家庭教育;

歴史文化ライブラリー143;吉川弘文館;1,700円(借覧);四六判;縦組;並製;183頁;;ISBN4-642-05543-6;

2005-09-22 (Thu)

スティーブン・ピンカー[著]・やました・あつこ(山下篤子)[訳];1997=2003/7;心の仕組み 人間関係にどう関わるか[下];

NHKブックス[972];日本放送出版協会;870円(借覧);B6判;縦組;並製;218頁;;ISBN4-14-001972-7;[原題]Steven Pinker, How the Mind Works

かねこ・まもる(金子守);2003/4;ゲーム理論と蒟蒻問答;

;日本評論社;(借覧);四六判;縦組;上製;350頁;;ISBN4-535-55288-6;

のむら・まさあき(野村雅昭);1988/7;漢字の未来;

;筑摩書房;1,500円(借覧);四六判;縦組;上製;286頁;;ISBN4-480-82246-1;

えんまんじ・じろー(円満字二郎);2005/7;人名用漢字の戦後史;

岩波新書(新赤版)957;岩波書店;740円(借覧);新書判;縦組;並製;vii+225頁;;ISBN4-00-430957-3;

誰もが「唯一無二」の存在であるという民主主義のウソは夜露死苦となって結実したのである。

けふの買物

広告批評 2005 SEP NO.296 特集 アジアのコマーシャル
マドラ出版

2005-09-21 (Wed)

スティーブン・ピンカー[著]・むくだ・なおこ(椋田直子)/やました・あつこ(山下篤子)[訳];1997=2003/6;心の仕組み 人間関係にどう関わるか[中];

NHKブックス[971];日本放送出版協会;1160円(借覧);B6判;縦組;並製;317頁;;ISBN4-14-001971-9;[原題]Steven Pinker, How the Mind Works

よこやま・しげる(横山滋);1991/4;模倣の社会学;

丸善ライブラリー008;丸善;680円(100円);新書判;縦組;並製;xiii+240頁;;ISBN4-621-05008-7;

仏蘭西のタルドと云ふ学者は社会は模倣なりとさへ云ふた位だ。

2005-09-20 (Tue)

ひかわ・へきる(氷川へきる);2005/7;ぱにぽに(7);

GFC;スクウェア・エニックス;(450円);A5判;;並製;129頁;;ISBN4-7575-1448-4;

スティーブン・ピンカー[著]・むくだ・なおこ(椋田直子)[訳];1997=2003/6;心の仕組み 人間関係にどう関わるか[上];

NHKブックス[970];日本放送出版協会;1160円(借覧);B6判;縦組;並製;318頁;;ISBN4-14-001970-0;[原題]Steven Pinker, How the Mind Works

2005-09-19 (Mon)

さかくら・あつよし(阪倉篤義);1993/2;日本語表現の流れ;

岩波セミナーブックス45;岩波書店;2,039円(借覧);四六判;縦組;並製;v+282頁;;ISBN4-00-004215-7;

やまもと・あさこ(山本麻子);2003/4;ことばを鍛えるイギリスの学校――国語教育で何ができるか;

;岩波書店;2,000円(借覧);四六判;縦組;並製;xv+219頁;;ISBN4-00-022831-5;

みさき・あき(三崎亜記);2005/1;となり町戦争;

;集英社;1,400円(借覧);四六判;縦組;上製;196頁;;ISBN4-08-774740-9;

さわらぎ・のい(椹木野衣);2005/2;戦争と万博;

;美術出版社;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;8+349頁;;ISBN4-568-20174-8;

けふの買物

GENJI 源氏物語(2)
きら・クィーンズコミックス
現代倫理学入門
加藤尚武・講談社学術文庫
スカトロジア 糞尿譚
山田稔・福武文庫
文化人類学を学ぶ人のために
米山俊直・谷泰編・世界思想社
ホームメイド(1)
谷川史子・りぼんマスコットコミックスクッキー
放浪息子(4)
志村貴子・BEAM COMIX
ぱにぽに(7)
氷川へきる・GFC
現代語訳 論語
宮崎市定・岩波現代文庫
歴史の読み方 人間の読み方 変革の時代を生きぬく男たちの決断
谷沢永一・知恵の森文庫
心理療法個人授業
河合隼雄・南伸坊・新潮文庫
男ともだち
秋山さと子・徳間文庫
スパイM 謀略の極限を生きた男
小林峻一・鈴木隆一・文春文庫
AERA Mook 芸術学がわかる
朝日新聞社
フリースタイル vol.2 私たちの「少女漫画」
フリースタイル

2005-09-18 (Sun)

さきやま・まさき(崎山政毅);2004/7;資本;

思考のフロンティア;岩波書店;1,300円(借覧);B6判;横組;並製;x+154頁;;ISBN4-00-027008-7;

いとー・たかゆき(伊東貴之);2005/6;思想としての中国近世;

;東京大学出版会;5,000円(借覧);A5判;縦組;上製;iv+255+25頁;;ISBN4-13-016025-7;

ゆきとどいたサーベイ。

ながくぼ・よーこ(永久保陽子);2005/3;やおい小説論 女性のためのエロス表現;

;専修大学出版局;4,200円(借覧);A5判;縦組;並製;350頁;;ISBN4-88125-154-6;

D論かあ。

けふの買物

危険な言語―迫害のなかのエスペラント―
ウルリッヒ・リンス著・栗栖継訳・岩波新書
にほんご
安野光雅・大岡信・谷川俊太郎・松居直・福音館書店
花伝書(風姿花伝)
世阿弥編・川瀬一馬校注、現代語訳・講談社文庫
江戸名物評判記案内
中野三敏・岩波新書
別冊宝島88 現代文学で遊ぶ本
JICC出版局
何を書くか、どう書くか 知的文章の技術
板坂元・PHP文庫
外国語の学び方
渡辺照宏・岩波新書
敬語
南不二男・岩波新書
日本語の中の外国語
石綿敏雄・岩波新書
江戸時代
大石慎三郎・中公新書
模倣の社会学
横山滋・丸善ライブラリー
原稿の書き方
尾川正二・講談社現代新書
まなざしの修辞学―「鏡」をめぐる日本文学断章―
山下真由美・叢刊・日本の文学14・新典社
竹取物語 全訳注
上坂信男・講談社学術文庫

2005-09-17 (Sat)

いのうえ・みつはる(井上光晴);1963/9→1992/8;地の群れ;

河出文庫文藝コレクション[い 2-1];河出書房新社;466円(250円);文庫判;縦組;並製;208頁;;ISBN4-309-40341-7;

とがわ・しんすけ(十川信介)[編];1998/12;明治文学回想集(上);

岩波文庫[緑 158-1];岩波書店;660円(借覧);文庫判;縦組;並製;354頁;;ISBN4-00-311581-3;

おぐら・としまる(小倉利丸);1992/12;アシッド・キャピタリズム;

クリティーク叢書9;青弓社;(借覧);四六判;縦組;上製;323+ix頁;;ISBN4-7872-3057-3;

2005-09-16 (Fri)

やすらおか・こーさく(安良岡康作);2002/9;西尾実の生涯と学問;

;三元社;(借覧);A5判;縦2段組;上製;856+XXV頁;;ISBN4-88303-104-7;

重厚。

2005-09-15 (Thu)

ふなびき・たけお(船曳建夫);2003/11;「日本人論」再考;

;日本放送出版協会;1,800円(借覧);四六判;縦組;上製;315頁;;ISBN4-14-080830-6;

ビートたけし;1986/6→1993/5;午前3時25分;

OHTA BUNKO;太田出版;408円(100円);文庫判;縦組;並製;222頁;;ISBN4-87233-108-7;

2005-09-14 (Wed)

たなか・めか(田中メカ);2005/9;セーラー服にお願い!(2);

花とゆめCOMICS;白泉社;390円(1割引);新書判;;並製;187頁;;ISBN4-592-18252-9;

2005-09-13 (Tue)

はやた・てるひろ(早田輝洋)[編];2005/6;世界の中の日本語;

朝倉日本語講座1;朝倉書店;(借覧);A5判;横組;上製;ix+244頁;;ISBN4-254-51511-1;[執筆者]はやた・てるひろ(早田輝洋)/ながしま・よしお(長嶋義郎)/たくぼ・ゆきのり(田窪行則)/よしだ・かずひこ(吉田和彦)/かわさき・あきこ(川﨑晶子)/なかじま・ゆみ(中島由美)/まつもと・かつみ(松本克己)/かい・むつろー(甲斐睦朗)/カイザー,シュテファン(KAISER, Stefan)/うえの・たずこ(上野田鶴子)

早田論文に紹介されてゐる、黒田成幸による連濁の解である頭清説といふのがよくわからないなあ(ほかにもわからないことだらけではあるのだけれど)。来月岩波書店から出る、黒田成幸「日本語からみた生成文法」を見ればわかるだらうか。にしても、岩波は生成好きなー。

たかはし・かつひこ(高橋克彦);1986/7;写楽殺人事件;

講談社文庫[た 43-1];講談社;563円(100円);文庫判;縦組;並製;367頁;;ISBN4-06-183780-X;

よみふけつてたらMOTHER MUSIC RECORDSをきくのをわすれてた。須永辰緒と野宮真貴がでるんだつたのになあ。残念。

けふの買物

セーラー服にお願い!(2)
田中メカ・花とゆめコミックス
「資本」論――取引する身体/取引される身体
稲葉振一郎・ちくま新書

2005-09-12 (Mon)

みさわ・ちれん(見沢知廉);1995/11→1999/8;天皇ごっこ;

新潮文庫[み-27-2];新潮社;590円(-);文庫判;縦組;並製;419頁;;ISBN4-10-147322-6;

合掌。

いしうら・しょーいち(石浦章一);2005/3;東大教授の通信簿 「授業評価」で見えてきた東京大学;

平凡社新書263;平凡社;720円(借覧);新書判;縦組;並製;190頁;;ISBN4-582-85263-7;

2005-09-11 (Sun)

やました・きよみ(山下清美)/かわうら・やすゆき(川浦康至)/かわかみ・よしろー(川上善郎)/みうら・あさこ(三浦麻子);2005/3;ウェブログの心理学;

;NTT出版;2,200円(借覧);四六判;縦組;並製;viii+209頁;;ISBN4-7571-0149-X;

みうら・あつし(三浦展);2004/9;ファスト風土化する日本 郊外化とその病理;

新書y119;洋泉社;760円(借覧);新書判;縦組;並製;221頁;;ISBN4-89691-847-9;

2005-09-10 (Sat)

さきやま・はるお(崎山治男);2005/1;「心の時代」と自己 感情社会学の視座;

;勁草書房;3,900円(借覧);A5判;縦組;上製;x+262+xxvii頁;;ISBN4-326-60180-9;

しょーの・よりこ(笙野頼子);2003/7;水晶内制度;

;新潮社;1,700円(借覧);四六判;縦組;上製;263頁;;ISBN4-10-397604-7;

2005-09-09 (Fri)

いまにし・きんじ(今西錦司)/よしもと・たかあき(吉本隆明);1978/12→1995/10;ダーウィンを越えて;

中公文庫[い-69-1];中央公論社;602円(100円);文庫判;縦組;並製;217頁;;ISBN4-12-202442-0;「ダーウィンを越えて[今西進化論講義]」改題

なかまさ・まさき(仲正昌樹);2005/6;なぜ「話」は通じないのか――コミュニケーションの不自由論;

;晶文社;1,600円(1割引);四六判;縦組;並製;260頁;;ISBN4-7949-6670-9;

やまだ・しょーじ(山田奨治);2005/4;禅という名の日本丸;

;弘文堂;2,500円(借覧);四六判;縦組;上製;353頁;;ISBN4-335-55101-0;

前半はヘリゲル(「日本の弓術」「弓と禅」)、後半は竜安寺石庭について(井上章一ぽく)論じられてゐる。

2005-09-08 (Thu)

さえき・しんいち(佐伯真一);2004/5;戦場の精神史 武士道という幻影;

NHKブックス[998];日本放送出版協会;1,120円(借覧);B6判;縦組;並製;289頁;;ISBN4-14-001998-0;

みずたに・みつひろ(水谷三公);1989/12;貴族の風景 近代英国の広場とエリート;

;平凡社;(借覧);A5判;縦組;上製;291頁;;ISBN4-582-47222-2;

2005-09-07 (Wed)

おーた・しょーじろー(太田晶二郎);1993/1;太田晶二郎著作集 第五冊;

;吉川弘文館;(借覧);A5判;縦組;上製;4+484頁;;ISBN4-642-01315-6;

2005-09-06 (Tue)

おーつき・けんじ(大槻ケンヂ);2003/11;グミ チョコレート パイン パイン編;

;角川書店;1,500円(100円);四六判;縦組;上製;333頁;;ISBN4-04-873498-9;

よしえ・あきこ(義江明子);2005/4;つくられた卑弥呼――〈女〉の創出と国家;

ちくま新書528;筑摩書房;680円(借覧);新書判;縦組;並製;206頁;;ISBN4-480-06228-9;

面白く読んだ。幻のヒメ‐ヒコ制。

こやま・しずこ(小山静子);1999/10;家庭の生成と女性の国民化;

;勁草書房;(借覧);四六判;縦組;上製;xii+272+xxv頁;;ISBN326-4-65226-8;

2005-09-05 (Mon)

きだ・げん(木田元);2002/2;マッハとニーチェ――世紀転換期思想史;

;新書館;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;361頁;;ISBN4-403-23093-8;

ふじの・ひろし(藤野寛)/さいとー・じゅんいち(齋藤純一)[編];2005/6;表現の〈リミット〉;

叢書=倫理学のフロンティアXII;ナカニシヤ出版;2,600円(借覧);四六判;縦組;上製;xv+295頁;;ISBN4-88848-949-1;[執筆者]さいとー・じゅんいち(齋藤純一)/おーば・たけし(大庭健)/きただ・あきひろ(北田暁大)/ほそみ・かずゆき(細見和之)/はら・ひとし(原仁司)/おーわき・みちこ(大脇美智子)/とさ・ひろゆき(土佐弘之)/ふなき・とーる(船木亨)/ダン・オーベリ(Dan Oberg)/かわぎし・のりかず(川岸令和)/ふじの・ひろし(藤野寛)

いのせ・なおき(猪瀬直樹);1991/7→1996/3;ミカドの国の記号論;

河出文庫[い 7-2];河出書房新社;602円(100円);文庫判;縦組;並製;269頁;;ISBN4-309-47292-3;

けふの買物

現代の随想14 吉川幸次郎集
生島遼一・興膳宏編・彌生書房
源氏物語への道―物語文学の世界―
川口久雄・吉川弘文館
ナショナリズム その神話と論理
橋川文三・紀伊國屋新書
スキャンダルの時代――人はなぜ覗きたがるのか
海野弘・集英社新書
国文学 解釈と鑑賞 668 昭和62年2月号 名詞・代名詞の諸相
至文堂
田宮模型の仕事
田宮俊作・文春文庫
泣きどころ人物誌
戸板康二・文春文庫
最近日本語歳時記
稲垣吉彦・河出文庫
(パンフレット) 愛についてのキンゼイ・レポート
松竹株式会社事業部
危ない1号 1巻
東京公司編・DATAHOUSE BOOK 001
マグレブ紀行
川田順造・中公新書
東洲斎写楽
渡辺保・講談社文庫
写楽殺人事件
高橋克彦・講談社文庫
津田梅子
大庭みな子・朝日文芸文庫
浴室
ジャン=フィリップ・トゥーサン著・野崎歓訳・集英社文庫
ホームメイド(2)
谷川史子・りぼんマスコットコミックスクッキー
グミ チョコレート パイン パイン編
大槻ケンヂ・角川書店
未来への帰還 ポスト資本主義への道
トニ・ネグリ著・杉村昌昭訳・インパクト出版会

2005-09-04 (Sun)

中野重治;1977/1→1997/8;中野重治全集第十七巻;

;筑摩書房;(借覧);A5判;縦組;上製;526頁;;ISBN4-480-72037-5;

「斎藤茂吉ノート」「室生犀星」収録。

野矢茂樹;2002/9;同一性・変化・時間;

;哲学書房;(借覧);四六判;縦組;上製;284頁;;ISBN4-88679-081-X;

2005-09-03 (Sat)

ひがや・みほこ(飛ヶ谷美穂子);2002/10;漱石の源泉――創造への階梯;

;慶應義塾大学出版会;3,200円(借覧);A5判;縦組;上製;4+iv+287+45;;ISBN4-7644-0962-0;

2005-09-02 (Fri)

さかい・なおき(酒井直樹)/にしたに・おさむ(西谷修);1999/4→2004/6;増補〈世界史〉の解体――翻訳・主体・歴史;

以文叢書;以文社;2,600円(借覧);四六判;縦組;上製;374頁;;ISBN4-7531-0235-1;

かじわら・しげる(梶原しげる);2005/4;そんな言い方ないだろう;

新潮新書116;新潮社;680円(借覧);新書判;縦組;並製;190頁;;ISBN4-10-610116-5;

かなで・たけお(金出武雄);2003/6;素人のように考え、玄人として実行する 問題解決のメタ技術;

;PHP研究所;(借覧);四六判;縦組;並製;286頁;;ISBN4-569-62457-X;

なかにし・ひろし(中西寛);2003/3;国際政治とは何か 地球社会における人間と秩序;

中公新書1686;中央公論新社;860円(借覧);新書判;縦組;並製;294頁;;ISBN4-12-101686-6;

ながおか・よしゆき(長岡義幸);2004/1;「わいせつコミック」裁判―松文館事件の全貌―;

;道出版;1,700円(借覧);四六判;縦組;上製;279頁;;ISBN4-86086-011-X;

2005-09-01 (Thu)

くさもり・しんいち(草森紳一);2004/12;荷風の永代橋;

;青土社;4,800円(借覧);A5判;縦組;上製;878頁;;ISBN4-7917-6161-8;

よもた・いぬひこ(四方田犬彦);1999/2;星とともに走る 日誌1979-1997;

;七月堂;2,600円(借覧);A5判;縦3段組;上製;373頁;;ISBN4-87944-019-1;

たに・やすよ(多仁安代);2000/4;大東亜共栄圏と日本語;

;勁草書房;(借覧);四六判;縦組;上製;xv+249+iv頁;;ISBN4-326-324830-0;

2005-08-31 (Wed)

ひらやま・てるお(平山輝男);1968/9;日本の方言;

講談社現代新書160;講談社;631円(100円);新書判;縦組;並製;261頁;;ISBN4-06-115560-1;

合掌。都立大学方言学会にも合掌。

2005-08-30 (Tue)

うみの・ちか(羽海野チカ);2005/8;ハチミツとクローバー(8);

ヤングユー クイーンズコミックス;集英社;400円(1割引);新書判;;並製;191頁;;ISBN4-08-865297-5;

みちば・ちかのぶ(道場親信);2005/4;占領と平和 〈戦後〉という経験;

;青土社;4,200円(借覧);四六判;縦組;上製;720+xxxii頁;;ISBN4-7917-6179-0;

ジェフ・コリンズ[著]・おーたわら・ますみ(大田原眞澄)[訳];2000=2004/11;ハイデガーとナチス;

ポストモダン・ブックス;岩波書店;1,500円(借覧);B6判;縦組;上製;vii+118頁;;ISBN4-00-027079-6;[原題]Jeff Collins, Heidegger and the Nazis

2005-08-29 (Mon)

もがみ・としき(最上敏樹);2005/3;国連とアメリカ;

岩波新書(新赤版)937;岩波書店;780円(借覧);新書判;縦組;並製;xiv+242+6頁;;ISBN4-00-430937-9;

かんざき・しげる(神崎繁);2002/10;ニーチェ どうして同情してはいけないのか;

シリーズ・哲学のエッセンス;日本放送出版協会;1,000円(借覧);B6判;縦組;並製;126頁;;ISBN4-14-009299-8;

うちだ・たつる(内田樹)/なこし・やすふみ(名越康文);2005/4;14歳の子を持つ親たちへ;

新潮新書112;新潮社;680円(借覧);新書判;縦組;並製;204頁;;ISBN4-10-610112-2;

あずまきよひこ;2005/9;よつばと!(4);

電撃コミックス;[発行]メディアワークス・[発売]角川書店;600円(1割引);B6判;;並製;192頁;;ISBN4-8402-3163-X;

けふの買物

ハチミツとクローバー(8)
羽海野チカ・クイーンズコミックス
sabra 015 8th September
小学館

2005-08-28 (Sun)

よもた・いぬひこ(四方田犬彦);1996/6;空想旅行の修辞学 『ガリヴァー旅行記』論;

;七月堂;3,398円(借覧);A5判;縦組;並製;445+VIII頁;;ISBN4-87944-000-0;

2005-08-27 (Sat)

はるの・わかな(はるの若菜)/はやせ・まひる(早瀬まひる);1997/8→1999/8;もっと奥まで;

河出文庫[は 8-2];河出書房新社;540円(100円);文庫判;縦組;並製;265頁;;ISBN4-309-40589-4;

2005-08-26 (Fri)

かとー・たかし(加藤隆);2004/7;福音書=四つの物語;

講談社選書メチエ304;講談社;1,600円(借覧);四六判;縦組;並製;260頁;;ISBN4-06-258304-6;

2005-08-25 (Thu)

たかはし・いちろー(高橋一郎)/はぎわら・みよこ(萩原美代子)/たにぐち・まさこ(谷口雅子)/かけみず・みちこ(掛水通子)/つのだ・さとみ(角田聡美);2005/4;ブルマーの社会史 女子体育へのまなざし;

青弓社ライブラリー36;青弓社;1,600円(借覧);四六判;縦組;並製;250頁;;ISBN4-7872-3242-8;

ハグキ;2005/3;ハトのおよめさん(4);

アフタヌーンKCDX-1979;講談社;533円(333円);B6判;;並製;150頁;;ISBN4-06-334979-9;

こいずみ・よしゆき(小泉義之);2003/3;レヴィナス 何のために生きるのか;

シリーズ・哲学のエッセンス;日本放送出版協会;1,000円(借覧);B6判;縦組;並製;109頁;;ISBN4-14-009305-6;

2005-08-24 (Wed)

ないとー・たかし(内藤高);2005/3;明治の音 西洋人が聴いた近代日本;

中公新書1791;中央公論新社;780円(借覧);新書判;縦組;並製;245頁;;ISBN4-12-101791-9;

けふの買物

国語概説 改訂版
佐伯梅友・秀英出版
高村光太郎
駒尺喜美・講談社現代新書
立腹帖 内田百閒集成2
内田百閒・ちくま文庫
電波系
根本敬・村崎百郎・太田出版
私の選んだ文庫ベスト3
丸谷才一編・ハヤカワ文庫
午前3時25分
ビートたけし・OHTA BUNKO
ソ連知識人との対話
西尾幹二・中公文庫
メイド イン ジャパン ヒストリー 世界を席捲した日本製品の半世紀
武田徹・徳間文庫
あぶ・らぶ
高橋鐵・河出文庫
きょうのできごと
柴崎友香・河出文庫
翻訳という仕事
小鷹信光・ちくま文庫
日常性の社会学
加藤秀俊・角川文庫
靴の話 大岡昇平戦争小説集
大岡昇平・集英社文庫
国語教育を学ぶ人のために
糸井通浩・植山俊宏編・世界思想社
巴里祭・河明り
岡本かの子・講談社文芸文庫
ハトのおよめさん(4)
ハグキ・アフタヌーンKC
(パンフレット) リンダ リンダ リンダ
ビターズ・エンド

2005-08-23 (Tue)

ひぐち・さとる(樋口覚);2004/11;書物合戦;

;集英社;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;356頁;;ISBN4-08-774724-7;

みずたに・みつひろ(水谷三公);1987/9;英国貴族と近代 持続する統治1640-1880;

;東京大学出版会;(借覧);A5判;縦組;上製;iv+308+37頁;;ISBN4-13-030063-6;

さつぱり歯がたたなかつたつす。主要著書の欄に、『江戸という極楽』(筑摩書房,1992年)、とあるのだけれど、「江戸は夢か」はそんな題になる筈だつたのか。

2005-08-22 (Mon)

うさみ・まゆみ(宇佐美まゆみ)[編著];1997/6;言葉は社会を変えられる 21世紀の多文化共生社会に向けて;

;明石書店;2,800円(借覧);四六判;縦組;並製;341頁;;ISBN4-7503-0929-X;[対談者]Katue Akiba Raynolds(れいのるず 秋葉かつえ)/えんどー・おりえ(遠藤織枝)/じんのうち・まさたか(陣内正敬)/とき・さとし(土岐哲)/たけだ・はるこ(武田春子)/ゆあさ・としひこ(湯浅俊彦)/J.V. Neustupny(J.V.ネウストプニー)/Preeya Ingkaphiron Horie(堀江 インカピロム・プリヤー)

しみず・まき(清水真木);2003/9;知の教科書 ニーチェ;

講談社選書メチエ279;講談社;(借覧);四六判;縦組;並製;238頁;;ISBN4-06-258279-1;

まつい・たけし(松井健);2005/8;柳宗悦と民藝の現在;

歴史文化ライブラリー196;吉川弘文館;1,700円(借覧);四六判;縦組;並製;2+7+227頁;;ISBN4-642-05596-7;

ほさか・まさやす(保阪正康);1996/8→2005/2;昭和戦後史の死角;

朝日文庫[ほ 4-6];朝日新聞社;620円(333円);文庫判;縦組;並製;329頁;;ISBN4-02-261463-3;「忘却された視点」改題再編

ひぐち・たちばな(樋口橘);2005/8;学園アリス(8);

花とゆめCOMICS;白泉社;390円(1割引);新書判;;並製;192頁;;ISBN4-592-18095-X;

2005-08-21 (Sun)

かりや・たけひこ(苅谷剛彦)/しみず・こーきち(志水宏吉)[編];2004/12;学力の社会学 調査が示す学力の変化と学習の課題;

;岩波書店;3,200円(借覧);A5判;横組;並製;vii+299頁;;ISBN4-00-022443-3;[執筆者]みみずか・ひろあき(耳塚寛明)/もろた・ゆーこ(諸田裕子)/しみず・むつみ(清水睦美)/ほんだ・ゆき(本田由紀)/やまだ・てつや(山田哲也)/かねこ・まりこ(金子真理子)/ほり・たけし(堀健志)/なべしま・よしろう(鍋島祥郎)/きんま・くにはる(金馬国晴)

2005-08-20 (Sat)

おの・たみき(小野民樹);2004/5;60年代が僕たちをつくった;

;洋泉社;1,700円(借覧);四六判;縦組;上製;238頁;;ISBN4-89691-815-0;

かういふ心性の人が岩波の編輯者――講座日本映画とか同時代ライブラリーや現代文庫を手がけたかたみたい――なんだなあ。

かわい・みきお(河合幹雄);2004/8;安全神話崩壊のパラドックス――治安の法社会学;

;岩波書店;3,500円(借覧);四六判;縦組;上製;xii+320頁;;ISBN4-00-022023-3;

2005-08-19 (Fri)

すわ・はるお(諏訪春雄);2005/7;鶴屋南北―滑稽を好みて、人を笑わすことを業とす―;

ミネルヴァ日本評伝選;ミネルヴァ書房;2,600円(借覧);四六判;縦組;上製;xii+225+5頁;;ISBN4-623-04405-X;

みずたに・みつひろ(水谷三公);1991/6;王室・貴族・大衆 ロイド・ジョージとハイ・ポリティックス;

中公新書1026;中央公論社;(借覧);新書判;縦組;並製;v+256頁;;ISBN4-12-101026-4;

こーだんしゃぶんげーぶんこ(講談社文芸文庫)[編];2003/11;戦後短篇小説再発見16 「私」という迷宮;

講談社文芸文庫[こ J17];講談社;950円(借覧);文庫判;縦組;並製;250頁;;ISBN4-06-198350-4;[著者]うめざき・はるお(梅崎春生)/えんどー・しゅーさく(遠藤周作)/たかはし・たかこ(高橋たか子)/よしだ・けんいち(吉田健一)/しまお・としお(島尾敏雄)/あべ・こーぼー(安部公房)/なかざと・つねこ(中里恒子)/おがわ・くにお(小川国夫)/みた・まさひろ(三田誠広)/こばやし・きょーじ(小林恭二)/もり・よーこ(森瑤子)

かじわら・しげる(梶原しげる);2003/9;口のきき方;

新潮新書033;新潮社;680円(借覧);新書判;縦組;並製;191頁;;ISBN4-10-610033-9;

「第4章 若者言葉の味わい方」では、著者の修士論文「いわゆる『若者言葉』と『ふれあい恐怖的心性』および『アサーション』との関係についての研究」での結果として、若者言葉をたくさん使う若者は、余り使わない人に比べて、自己主張能力、すなわち、自分の言いたいことをきちんと相手に伝える能力を持っている、という傾向のあることを述べてゐる。「第5章 秘伝・口のきき方」も活かしたい。

けふの貰物

「UP」「未来」(各8月号)もらふ。

2005-08-18 (Thu)

さとー・みきお(佐藤幹夫);2003/9;ハンディキャップ論;

新書y095;洋泉社;720円(借覧);新書判;縦組;並製;222頁;;ISBN4-89691-755-3;

よもた・いぬひこ(四方田犬彦);2004/2;ハイスクール1968;

;新潮社;1,600円(借覧);四六判;縦組;上製;255頁;;ISBN4-10-367104-1;

時枝誠記;1947/9→1957/10→1976/11;国語学への道;

時枝誠記博士著作選II;明治書院;2,400円(借覧);B6判;縦組;上製;2+9+218頁;;;

みやけ・しんご(三宅伸吾);2004/10;知財戦争;

新潮新書089;新潮社;680円(100円);新書判;縦組;並製;191頁;;ISBN4-10-610089-4;

2005-08-17 (Wed)

おーた・しょーじろー(太田晶二郎);1992/8;太田晶二郎著作集 第四冊;

;吉川弘文館;(借覧);A5判;縦組;上製;5+469頁;;ISBN4-642-01314-8;

2005-08-16 (Tue)

みずま・みどり(水間碧);2005/2;隠喩としての少年愛―女性の少年愛嗜好という現象―;

;創元社;2,300円(借覧);四六判;縦組;並製;274頁;;ISBN4-422-32025-4;

ユング。森茉莉についてのいくつかの指摘や、他の少年愛言説への批判(女性がやおいでレイプする側から書けるやうになつてなにが偉いのかといふ逆ねぢとか)は面白い。

いしだ・たけし(石田雄);2005/1;丸山眞男との対話;

;みすず書房;2,500円(借覧);四六判;縦組;上製;215+iii頁;;ISBN4-622-07123-1;

しみず・よしのり(清水良典);2002/4;笙野頼子 虚空の戦士;

;河出書房新社;2,500円(借覧);四六判;縦組;上製;190頁;;ISBN4-309-01460-7;

芥川は戦い、高見順は激怒し、平井謙は日和り、恆存は冷笑した、といふ「徹底抗戦! 文士の森」(ポップ!!)の腰巻文は、土屋は青ざめ、古島は泣き、そうしてゲーリングは哄笑するをもぢつてるのかな、とちよつと思つたのだけれど、違ふか。

こばやし・まさや(小林正弥)[編];2003/2;丸山眞男論―主体的作為、ファシズム、市民社会―;

公共哲学叢書(2);東京大学出版会;3,400円(借覧);A5判;縦組;上製;vi+274頁;;ISBN4-13-030129-2;[執筆者]こばやし・まさや(小林正弥)/うの・しげき(宇野重規)/せきや・のぼる(関谷昇)/やまぐち・やすし(山口定)/いしだ・けん(石田憲)/ひらいし・なおあき(平石直昭)/おがわ・ありよし(小川有美)/やまわき・なおし(山脇直司)

2005-08-15 (Mon)

せき・ひでお(関秀夫);2005/6;博物館の誕生―町田久成と東京帝室博物館―;

岩波新書(新赤版)953;岩波書店;780円(借覧);新書判;縦組;並製;x+241頁;;ISBN4-00-430953-0;

きたがわ・さきこ(北川東子);2002/10;ハイデガー 存在の謎について考える;

シリーズ・哲学のエッセンス;日本放送出版協会;1,000円(借覧);B6判;縦組;並製;110頁;;ISBN4-14-009300-5;

かどくら・たかし(門倉貴史);2002/1;日本の地下経済 脱税・賄賂・売春・麻薬;

講談社+α新書[100-1 C];講談社;780円(100円);新書判変型;縦組;並製;221頁;;ISBN4-06-272116-3;

あべ・かずしげ(阿部和重);2005/2;グランド・フィナーレ;

;講談社;1,400円(借覧);四六判;縦組;上製;200頁;;ISBN4-06-212793-8;

 iVi.    iVi
(~cソハヾっ)
く 从*・ 。.・) > < ロリコンが倫理的にどうのとかいふ前に、普通にあんまり面白くなかつた。

よこかわ・すみこ(横川寿美子);1991/3;初潮という切札 〈少女〉批評・序説;

;JICC出版局;1,505円;四六判;縦組;上製;215頁;;ISBN4-7966-0085-X;

2005-08-13 (Sat)

なかざわ・しんいち(中沢新一);1999/11;女は存在しない;

;せりか書房;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;464+4頁;;ISBN4-7967-0222-9;

いちばんいい例が、「小説の神様」などと呼ばれた男の書いたものだ。志賀直哉というこの作家は、『小僧の神様』という小説の中で、同じ「贈与」の主題をあつかって、吐き気を催させるような自分の鈍感ぶりをさらけだしながら、得意そうに書いてみせるのだ。

つて、カイエ・ソバージュと言つてること違ふくない? それや、私の書くものを「修辞的だ」と言って批判する人もゐると思ふ。いいけど。

ほそい・としひこ(細井敏彦);1993/4;校門の時計だけが知っている 私の「校門圧死事件」;

;草思社;1,600円(借覧);四六判;縦1,2段組;上製;253頁;;ISBN4-7942-0501-5;

やざわ・あい(矢沢あい);2005/8;NANA―ナナ―(13);

りぼんマスコットコミックス クッキー;集英社;390円;新書判;;並製;199頁;;ISBN4-08-856633-5;

「QJ」誌の藤本由香里「進化する矢沢あい」をみるまで間白がないのに気がついてなかつた。超鈍感。


昨晩やつてた「ラヴァーズ・キス」で市川実日子に淡い思ひをよせる宮﨑あおいが超可愛かつた。

こいけだ・まや(小池田マヤ);2005/2,7;バーバーハーバー(6)(7);

ワイドKC-566,577;講談社;各533円(各350円);A5判;;並製;147頁,160頁;;ISBN4-06-337566-8,ISBN4-06-337577-3;

けふの買物

ユリイカ 詩と批評 8月臨時増刊号 総特集 オタクvsサブカル! 1991→2005ポップカルチャー全史
責任編集 加野瀬未友+ばるぼら・青土社
Quick Japan Vol.61 総力特集 矢沢あいの時代 1985~2005/いとうせいこう全仕事 1979~2005
太田出版

2005-08-12 (Fri)

こーだんしゃぶんげーぶんこ(講談社文芸文庫)[編];2003/10;戦後短篇小説再発見15 笑いの源泉;

講談社文芸文庫[こ J16];講談社;950円(借覧);文庫判;縦組;並製;238頁;;ISBN4-06-198347-4;[著者]しし・ぶんろく(獅子文六)/ふなはし・せーいち(舟橋聖一)/まさむね・はくちょー(正宗白鳥)/おぬま・たん(小沼丹)/かいこー・たけし(開高健)/ほった・よしえ(堀田善衞)/はまだ・きよてる(花田清輝)/つつい・やすたか(筒井康隆)/きた・もりお(北杜夫)/すぎうら・みんぺー(杉浦明平)/しーな・まこと(椎名誠)

つだ・まさみ(津田雅美);2005/8;彼氏彼女の事情(21);

花とゆめCOMICS;白泉社;390円(250円);新書判;;並製;183頁;;ISBN4-592-17865-3;

あらしやま・こーざぶろー(嵐山光三郎);1985/10→1988/10;口笛の歌が聴こえる;

新潮文庫[あ-18-3];新潮社;480円(-);文庫判;縦組;並製;465頁;;ISBN4-10-141903-5;

2005-08-11 (Thu)

ときえだ・もとき(時枝誠記);1976/10;言語生活論;

時枝誠記博士論文集 第三册;岩波書店;2,500円(借覧);A5判;縦組;上製;xii+340頁;;;

たけやま・みちお(竹山道雄);1956/5,1950/6→1985/7;昭和の精神史;

講談社学術文庫696;講談社;(借覧);文庫判;縦組;並製;362頁;;ISBN4-06-158696-3;

うみの・ちか(羽海野チカ);2005/3;ハチミツとクローバー(7);

ヤングユー クイーンズコミックス;集英社;400円(250円);新書判;;並製;183頁;;ISBN4-08-865273-8;

けふの買物

広告批評 2005 AUG NO.295 特集 エコ・クリエイティブ
マドラ出版
「ダメな教師」の見分け方
戸田忠雄・ちくま新書
英語を学べばバカになる グローバル思考という妄想
薬師院仁志・光文社新書
彼氏彼女の事情(21)
津田雅美・花とゆめコミックス
満洲鉄道まぼろし旅行
川村湊・文春文庫
夢介千両みやげ 上・下
山手樹一郎・大衆文学館・講談社
客家 中国の内なる異邦人
高木桂蔵・講談社現代新書
往生の物語――死の万華鏡『平家物語』
林望・集英社新書
知財戦争
三宅伸吾・新潮新書
日本の地下経済 脱税・賄賂・売春・麻薬
門倉貴史・講談社+α新書
贅沢入門
福田和也・PHPソフトウェア・グループ
バーバーハーバー(7)
小池田マヤ・ワイドKCモーニング

2005-08-10 (Wed)

さとー・たけよし(佐藤武義)[編];1999/9;語彙・語法の新研究;

;明治書院;(借覧);A5判;縦組/横組;上製;438頁;;ISBN4-625-42117-9;[執筆者]安部清哉/室井努/田中牧郎/漆谷広樹/柴田雅生/後藤英次/近藤明/鎌田真俊/矢島正浩/神戸和昭/村上雅孝/菊地悟/増井典夫/小林隆/小野正弘/佐藤稔/佐藤武義/金子弘/彦坂佳宣/遠藤仁/三井はるみ/佐藤和之/半沢幹一/新野直哉/浅田秀子/石井正彦/斎藤倫明/大木一夫/揚妻祐樹

みや・かずほ(宮一穂);2005/2;古典読むべし 歴史知るべし;

文字 別冊I;ミネルヴァ書房;2,000円(借覧);A5判;縦組;並製;iv+169頁;;ISBN4-623-04316-9;

なかがわ・まさゆき(中川正之);2005/5;漢語からみえる世界と世間;

もっと知りたい! 日本語;岩波書店;1,600円(借覧);B6判;縦組;並製;xiv+201頁;;ISBN4-00-006835-0;

面白い。

さかくら・あつよし(阪倉篤義)[編];1977/2;日本語の歴史;

日本語講座第六巻;大修館書店;(借覧);四六判;縦組;上製;v+357頁;;;[執筆者]さかくら・あつよし(阪倉篤義)/やまだ・としお(山田俊雄)/あきなが・かずえ(秋永一枝)/かばしま・ただお(樺島忠夫)/えんどー・よしひで(遠藤好英)/すずき・かずひこ(鈴木一彦)/とくがわ・むねまさ(徳川宗賢)/ふくしま・くにみち(福島邦道)/いで・いたる(井出至)

山田先生がおなくなりになつたときにまだ読んだことのない文をなにか読まうと思つて借りてきたもの(「「かな」と「かなづかい」」を執筆されてゐる)。樺島論文中に、江田船山出土銀象嵌銘鉄刀の銘文を「��の宮」とよんでゐるのにはさすがに時代を感じる。

2005-08-09 (Tue)

ユクスキュル/クリサート[著]・ひだか・としたか(日高敏隆)/はねだ・せつこ(羽田節子)[訳];1934=2005/6;生物から見た世界;

岩波文庫[青943-1];岩波書店;660円(借覧);文庫判;縦組;並製;2+166頁;;ISBN4-00-339431-3;[原題]Jakob von Uexküll/Georg Kriszat, Streifzüge durch die Umwelten von Tieren und Menshen, 1934; 1970

2005-08-08 (Mon)

三矢重松;1932/9;國語の新研究;

;中文館書店;四圓八拾錢(借覧);菊判;縦組;上製;1+2+7+528頁;;;

さとー・みきお(佐藤幹夫);2005/3;自閉症裁判 レッサーパンダ帽男の「罪と罰」;

;洋泉社;2,200円(借覧);四六判;縦組;上製;318頁;;ISBN4-89691-898-3;

重い。

いけうち・さとし(池内恵);2004/2;アラブ政治の今を読む;

;中央公論新社;2,600円(借覧);四六判;縦組;上製;385頁;;ISBN4-12-003491-7;

「アラブ」「イスラーム」業界への批判を面白くみる。

2005-08-07 (Sun)

さえき・じゅんこ(佐伯順子);2000/2;恋愛の起源 明治の愛を読み解く;

;日本経済新聞社;1,500円(借覧);四六判;縦組;上製;236頁;;ISBN4-532-16327-7;

うおずみ・あきら(魚住昭);2000/6→2003/8;渡邉恒雄 メディアと権力;

講談社文庫[う 50-1];講談社;762円(450円);文庫判;縦組;並製;503頁;;ISBN4-06-273811-2;

面白くよんだ(特に中曽根政権成立くらゐまで)。なぜか私は渡邉氏自身が山村工作隊に参加してゐたやうに誤つて記憶してゐたのだけれど、なんでだらう。沖浦和光が東大細胞で活躍してゐたのとかも知らなかつたなあ。

あんの・もよこ(安野モヨコ);2005/7;働きマン(2);

モーニングKC-1453;講談社;514円(333円);B6判;;並製;216頁;;ISBN4-06-372453-0;

けふの買物

昭和戦後史の死角
保坂正康・朝日文庫
言論の自由の源流 ミルトン『アレオパジティカ』周辺
香内三郎・平凡社選書
変体仮名の手引
中野幸一編・武蔵野書院

2005-08-06 (Sat)

かわさき・けんこ(川崎賢子);2005/3;宝塚というユートピア;

岩波新書(新赤版)940;岩波書店;740円(借覧);新書判;縦組;並製;2+xv+201頁;;ISBN4-00-430940-9;

はが・やすし(芳賀綏);2004/11;日本人らしさの構造――言語文化論講義;

;大修館書店;2,000円(借覧);四六判;縦組;上製;vi+315頁;;ISBN4-469-21290-3;

2005-08-05 (Fri)

三矢重松「宛字」(17)(止)

五十九 無茶、滅多、無闇

諺草に「無差ムサ」を擧げて「ムッサ」「ムッタ」「ムタクタ」「ムタカ」は並に誤なりといへり。此の「無差」も假借なるべきが、以下すべて其の變音なるべきは明なり。「ムサ」「ムタ」「ムチヤ」「メチヤ」「メタ」メッタ」などの轉訛の次第を見るべし。「無性ムシヨウ」も「ムシャ」の長音便にして「滅相」も「メッサ」の轉か。「ムヤミ」は「ムヤ〳〵」「ヤミ」などの形容語より出でたらんとは思へど慥ならず。

六十 面倒

面伏オモブセ」を面倒と書きて音讀せるものと解くは如何あらん。「目厭メイトハシ」「メイトホシ」「メンドホシ」といふ語にて煩はしき意なるを、「ドホ」を字音のやうに聞きて活用もシク活よりナリ活に轉じ更には「メンドイ」とク活にも言ふなり。

六十一 最

中」のモは稍當れり。「最早」の「モ」は當らず「イマ」の義なるべし。「モソット」「モチット」なども「今」の「モ」にて、「スデニ」の「モ」と同じ。

六十二 矢張、矢鱈、矢來、やくざ

矢張矢鱈の義考へ得ず。「矢來」は「やら」にて人を追ひのけらふ義なり。「ヤクザ」は「アクタ」の訛か。「ヤクタイモ無イ」も同語なるべし、此に「藥袋モ無イ」と宛てゝ荊軻の折の故事など引けるものあるは面白し。

六十三 油斷

涅槃經の文を引きて説く習なれど、通ずべしとは覺えず。「ユタニス」の音便といふ説當れるが如し。「ユタニ」といふ語は古來通用せるものなれば最難なかるべけれど、慥なる證據はいまだ見出でず。

六十四 腕白

腕白き惡戯小僧ならば、さしたる程にはあらじ、此は「蠻貊」の支那音ワンパクなるべしなどいふ説は、まづ面白しとや言はん。案ずるに大人は理非分別あるものなれば「大人シ」と形容詞にして温順の義にも轉じ、小兒即「童」は分別なき者なれば「ヤンチヤ」なる義に用うるにて、「ワラハ」が「ワッパ」となることは「小童コワツパ」「河童カハワツパ」の例にて知るべく、「ワッパ」が「ワンパ」となりて下に「ク」を添へたらんとは容易に想像し得ることなるべきか。

六十五 穢多

の説は古來多し。「穢」を「ヱ」といふは古來の通用なれど、「多」の字は解しがたし。此は「穢多」が「穢取ヱトラン」と觸れ歩きし聲の「ヱタラン」と變じ「ヱタ」と下略し、「ヱッタ」ともいふにて「多」は全くの假借なるべくや。

以上三回に亘りて貴重なる誌面を塞げること讀者諸君に別して謝する所なり。此の次に繼字・振假名字などの沙汰もすべき豫定なりしも、あまり面白くもあるまじく氣づきたれば、此にて今回の「宛字」一編は完結とせんとす。讀者之を諒とし給へ。

かどわき・しゅんすけ(門脇俊介);2004/1;フッサール 心は世界にどうつながっているのか;

シリーズ・哲学のエッセンス;日本放送出版協会;1,000円(借覧);B6判;縦組;並製;110頁;;ISBN4-14-009311-0;

うがや・ひろみち(烏賀陽弘道);2005/4;Jポップとは何か―巨大化する音楽産業―;

岩波新書(新赤版)945;岩波書店;780円(借覧);新書判;縦組;並製;x+235頁;;ISBN4-00-430945-X;

かりや・たけひこ(苅谷剛彦)/にし・けん(西研);2005/3;考えあう技術――教育と社会を哲学する;

ちくま新書522;筑摩書房;780円(借覧);新書判;縦組;並製;270頁;;ISBN4-480-06222-X;

こーだんしゃぶんげーぶんこ(講談社文芸文庫)[編];2003/9;戦後短篇小説再発見14 自然と人間;

講談社文芸文庫[こ J15];講談社;950円(借覧);文庫判;縦組;並製;248頁;;ISBN4-06-198344-X;[著者]ひの・あしへー(火野葦平)/こんどー・けーたろー(近藤啓太郎)/いのうえ・やすし(井上靖)/かんばやし・あかつき(上林暁)/たけにし・ひろこ(竹西寛子)/おざき・かずお(尾崎一雄)/まるやま・けんじ(丸山健二)/さかた・ひろお(阪田寛夫)/かとー・ゆきこ(加藤幸子)/たわだ・よーこ(多和田葉子)

しみず・かずよし(清水一嘉);2001/12;自転車に乗る漱石 百年前のロンドン;

朝日選書689;朝日新聞社;1,400円(借覧);四六判;縦組;並製;297頁;;ISBN4-02-259789-5;

2005-08-04 (Thu)

三矢重松「宛字」(16)

五十三 途轍も無い

法外なることを言ふに、途も轍も法に縁ありて宜しき樣なれど、途轍といふ語あるべくもあらず。「途方モナイ」「方圖モナイ」といふ語ある、途方・方圖は主格名詞なるが、又「トテモ無イ」といふ語もある、其の「トテモ」は「云々トアリテモ」の義にて副詞なるを、俗には混同して種々なる訛語を作り出せるものゝ如し。まづ「トテモ」を「トツテモ」「トンデモ」など促音撥音に變じては、「飛ンダ事」などいふ奇語も出で來て、「トンデモナイ事」と同義に用ゐ、打消の徒消かとも疑はるゝに至れる他方面には、「トツテモ」といふ音を上下して「トテッ」「トテツ」と變じ遂に「途轍」など字面も工夫し出されたりと思はる。さて此の途轍に途方の「方」か「ポウ」といふ接尾語かを添ふれば「トテツポウモ無イ」となり、其の第一音の「ト」を省きて「テツポウモナイ」のナイを「無」として上に冠すれば「無鐵砲ムテツポウ」といふ一新語をも成すと解することを得べし。(「無手一方ムテイツパウ」よりも「ムテツポウ」といふ語は成るべきか。)

五十四 何卒、却々

「何トゾ」のテニヲハなる「トゾ」に「卒」の字を宛つること審ならず。もしは「ソツ」を「ソト」と假り、それを上下して「トソ」とせるか。或は又「卒」を「ソ」の音に用ゐて、テニヲハの「ト」をば書かずして讀ませたるにや。「ナカ〳〵」といふ語は解しにくゝ言ひ難き語なり。之に「却々」を宛つるは「カヘツツテ〳〵」の義なるべし。

五十五 計、斗、果敢、羽織

「バカリ」といふテニヲハに「許」を宛つるは之を接尾語風に見て其の義を取れるものなれば、正字とすべし。「計」は「ハカル」といふ動詞なるを「バカリ」に用うるは假借なり。「」の字にも「ハカル」といふ義あれど、我が國にての使用の沿革を見るに、古は「計」のみ用ゐて「斗」を用ゐず、其の「斗」に變れるは「計」の草體にして「斗」とやうに書きても尚「ケイ」の字なりしなり。「果敢」を「ハカ」とよむは、義を取れるか「クワカン」の變音を取れるか、明ならず。羽織は「ハフリ」の假借にて假名も違へるは誰しも知れることなり。

五十六 肥立つ

重箱讀なるがいぶかしきなり。「日立ツ」に從ひて肥え太るべき道理なるより混同せるなるべし。

五十七 不圖、吹聽

「フト」は「フイト」「フツト」とも言ひて固有の形容語なり。「ハカラズ」の不圖に似通へる處はあれど、なほ非なり「フイチヤウ」は「フウ聽」の「フイ」と轉じたること「ユウ緒」を「ユイシヨ」といふが如きなりといふ説當りたらん。「フイ」ならば「フキ」の音便にて訓なり。

五十八 臠、見舞、味方、土産

「見ル」の尊他敬語に「メス」「御覽」の外に「ミソナハス」といふ語あり。此は古くは「所見行」などゝも書きて「見備ハス」「見備へ賜フ」義にて「見ソナフ」と言ひしこともあり。(古事記傳には「所見行メシオコナハス」の約言と説けり)此に「臠」の字を宛つること何時頃よりにや、馬琴の物に見し覺あれど慥ならず、又其のいはれも考へ得ず。「臠」は細く切りたる肉にて、新撰字鏡に「力袞反、上、肉乃奈万須シヽノナマス」と訓じたり。此の「シヽノナマス」の「シ」を「ミ」に、「ヽノ」を合せて「ソ」と誤り、「ミソナマス」のやうにある惡書を見て珍しさに誰ぞの人の用ゐそめしなどにやあらんといふ説など參考に供すべし。

「見舞フ」の「舞」の字解しがたし、「仕舞」の舞も同じ。案ずるに此は一種の動詞の接尾語「マフ」(「カズマフ」「ワキマフ」などの)の假借なるべし。「味方」は「味」の外に「身」「御」あり、語意を考ふるに「御」ならざるべからず。又「面白味」「厭味」「辛味カラミ」「酸味スミ」などの「味」も漢語名詞の「味」にはあらずして形容詞を名詞にする固有の接尾語「み」ならざるべからず。「辛味シンミ」「酸味サンミ」の時の「味」は正字なり。「土産」を一般に「ミヤゲ」と讀ますことは不當なり。「土産」「土宜」を「ミヤゲ」にすることは多けれど、「ミヤゲ」は土産に限れるにあらず。「ミヤゲ」の義は「御上ミアゲ」即「御献物」なりともいへど、從ひがたし。さては「御上オアゲ物」の義となりて、己の献物にあらで、前者又は第三尊者の献物となるべし。此は受けたる人が頂戴し「見グル」より言へるにはあらじか。

スティーブン・ピンカー[著]・むくだ・なおこ(椋田直子)[訳];1994=1995/6,7;言語を生みだす本能[上][下];

NHKブックス[740,741];日本放送出版協会;(借覧);B6判;縦組;並製;312,325頁;;ISBN4-14-001740-6,ISBN4-14-001741-4;[原題]Steven Pinker, The Language Instinct : How the Mind Creates Language

2005-08-03 (Wed)

三矢重松「宛字」(15)

四十八 數寄

スキ好の「スキ」に數寄を宛つるは、漢語の數奇に想ひ寄せて、其の奇の字にウ冠を加ふる増畫の古習にて「數寄」といふ字は成れるなり。

四十九 達、駄目、段袋

「押シ立チ強ヒテ」の義に「タツテ」といふは「立ツテ」なるを、「達而」など書くは候文の習なり。複數の接尾語「タチ」に「達」を宛つるは其の呉音を假りたるなり。「先達而サキダツテ」は「先立ツテ」の假借なるが、登山其の他の案内者を「先達センダチ」といふは其の道の先達の士といふ義にて正字なり。之を「先立サキダチ」の音讀と誤り思ふべからず。(出立イデタチ出立シユツタツといふは先達などより惡しく聯想せる誤なるべし)

徒事・徒勞を無駄といひ又駄目といふ、「無」の字誤用にやなども思ひ惑はるれど、實は「駄」の字より始めて解せられざるなり。徒空を「ムナ」といひ「ムダ」といふに無駄の音を假り、「ムダ目」の上を略してダメといふは圍碁の術語なり。又「段袋ダンブクロ」は「駄荷ダニ袋」の義なりといふ説然るべし。「駄」は國訓化して「」とも相熟するなり。

五十 丁度、鳥渡

「チヤント」の「チヤン」の長音に變じて「チヤウド」となれる固有形容語なり。字を見てチヤウテウ渡など假名を用うべからず。「一寸」は「一時」の省畫にて「スン」にはあらず、亦「チヨト」「チヨツト」といふ形容語に宛てたり。「チヤクト」「チヤツト」などいふを「イチハヤク」の轉訛なりなどいふ説の非なるは、我が聲貌形容語に思ひ至らば、容易に悟り知るべし。

五十一 手傳、徳利

手傳テツダヒにて幇助することに解すべきか、諺草に「迭代テツダイ」といふ字を出せるは出處を知らざれども、むげに捨てがたし。迭代はカタミガハリの音讀語にて、やがて助の義ともなること「手傳」よりは心得易し。「徳利」といふ字も語も何時代よりありや調べ得ざるが、此も諺草に「陶器」と出せり。「陶器ノ銚子」の義にて、タウの一音トウとクヰクヰなどゝ等しく「クヰ」といひ、「トウクヰ」より「トクリ」などゝ變じたるか、醒睡笑の土工李トクリは假名がきに過ぎざるべし。此の二語は研究を進めば、音を訓(又は訓に近きもの)に假りたる例にならんも知るべからず。

五十二 兎角、篤と、到頭、時計、頓と

「トカク」は彼此トカク左右トカクなどの義の固有語なり。「トクト談合」などいふ「トク」は「トツクリ」などの形容語なるべし。「トウ〳〵」を「到頭タウトウ」と書く人近來特に多きは皆漢意なり、「トヾ」「トヽ」「ドヾ」などの長音となれる「トウ〳〵」にて、即「遂ニ」の別語なる「トウ〳〵」と全然同じ。此について思ひ出づるは警蹕制止などの「ドウ」と「シ」となり。「動」「止」を宛てて意義反動なりなど昔より言ひ來れる、皆漢字毒の所爲なり。時計を「ジケイ」と讀まざるは不審なり。大に俗化したる讀方にや。「斗雞トケイ」といふ音を「時計」に宛てたるなりとの説は如何あらむ。「トント」も字音にはあらじ。

とくなが・ひろし(徳永洋);2005/1;横井小楠 維新の青写真を描いた男;

新潮新書101;新潮社;680円(借覧);新書判;縦組;並製;205頁;;ISBN4-10-610101-7;

「堯舜民主政」の印象がつよかつたのだけれど、「西洋器械」のひとだつたのだなあ。

あさば・みちあき(浅羽通明);2005/5;教養としてのロースクール小論文;

;早稲田経営出版;2,000円(2割引);A5判;縦組;並製;12+428+xx頁;;ISBN4-8471-1897-9;

こーだんしゃぶんげーぶんこ(講談社文芸文庫)[編];2003/6;戦後短篇小説再発見12 男と女――青春・恋愛;

講談社文芸文庫[こ J13];講談社;950円(借覧);文庫判;縦組;並製;247頁;;ISBN4-06-198335-0;[著者]のま・ひろし(野間宏)/いしざか・よーじろー(石坂洋次郎)/かわさき・ちょーたろー(川崎長太郎)/はらだ・やすこ(原田康子)/ふくだ・しょーじ(福田章二)/みうら・てつお(三浦哲郎)/かわばた・やすなり(川端康成)/から・じゅーろー(唐十郎)/むこーだ・くにこ(向田邦子)/みずかみ・つとむ(水上勉)/みき・たく(三木卓)

2005-08-02 (Tue)

三矢重松「宛字」(14)

四十六 左樣、沙汰、洒落、相

樣」「サダ」の義なることは誰もいへり。「洒落シヤラク」と「シヤレ」と混同せる近世人は實に國語に對して知覺を失へるものなり。「シヤレ」は「アザレ」「サレ」のサの拗音に變じたる者のみ、「ブリ」「メカシ」など、義近き處あり。次に、物の樣相をいひ噂の意に「サウ」といふ語あり。言海に「サマ」の音便と釋せる、一理あれど、サマをサウといふこと、「寢樣ネザウ」の外には今用ゐず。此のサウを地方によりては「ゲ」とも「フウ」ともいふ、「風」は字音に相違なきが、「樣」も「相」もよく國語に化したるもの、「人相」「家相」「福相」「貧相」の類枚擧に堪へざるばかりなれば、字音の「サウ」と見る方適切なるが如し。(尤「相」は「スガタ」にて、「サマ」といふと格段なる意義の差別はなし)此の「相」の字果して正しき時は、「サウ」「サウ」は「音に訓を宛て」たる類となるなり。

四十七 併、仕事、自墮落

「シカシ」「シカシナガラ」に「併」の字を書くこと、今の人のいぶかしく思ふは道理なり。此の語「シカ」は「然」、「シ」は「」にて「アリ」の強めにて、「サナガラ」(全然、宛然)と同義なるが、「ナガラ」といふ語には順接逆接平接の三用法ありて、「讀みながら書く」(平)、「書くことは書きながら、讀むことは能はず」(逆)など言ふ如く、一方「サナガラ」の意をなす外に他方には「シカアリナガラ」「然レドモ」の義をもなすなり。而して前者は古義にして後者は新義なるが、文字は古の儘なるにより、此の字は古義を以て解かざるべからず。即鎌倉以後の通用語なる「是併コレシカシナガラ」といふは「是トイフモ總ベテ」などの義、「併期㆓面謁㆒」といふは「委細拜眉縷述可致」と同じく、一通は言ひたれども「スベテハ」面謁を期すといふが如く、併加・都合・只管に近く「併」の字の義明に見えたり。されば日本紀には「一切」を「シカシナガラ」と訓じ、新撰字鏡に「傾城」の下に「擧城也(中畧)城志加志奈加良シロシカシナカラ」と訓釋せるは、「城ヲ傾ケテ」「城コゾリテ」「城スベテ」「城サナガラ」などの義なり、實地に用ゐたる古き例は日本靈異記中第廿七に「女 ノ ヲ テ リ ノカミノ(守ナリ) タル ノ ヲ㆒居摠 チ ヅ於國 ノ ニ㆒(中略) ノノセ惣亦一町程引上而スウ」とある字訓に、「居惣〈二合、ス/惠ナガラ〉」「載惣〈下云、/奈何良〉」とありて、「ヱナガラ」「載セナガラ」と讀むなり。又同書下第十に「 ノ リ㆑火惣家皆悉燒滅」とある字訓に「惣家〈シカシ/ナガラ〉」とありて「火發りて家シカシナガラ」と讀ませたるものゝ如し。(又「都廬」を「シカシナガラ」と訓みたるも見しことあれど何書なりしか今思ひ出でず)擧も惣も併も一切も都も皆「サナガラ」の義に用ゐたる上は「併の字に疑あるべからず。されば今の文に「シカシ」を「然シ」「而シ」など書かんは必不當とにはあらねど、慣用の儘に「併」の字を用うること何等の不理なく寧穩當なる用法と定むべきなり。此等の説、俚言集覽に出でたれど、該書に誤植ありて讀み下し難き處もあれば、今其の要を撮り補訂して此に擧げたり。

仕事・仕合・仕出・仕アゲ・仕舞などの「仕」はすべて「爲」の假借なり。此は候文には「爲」の字を使役にのみ用ゐ、又スル事を敬語にツカマツルといふ其の仕なるより之を「爲」に宛てゝ一種字面上の體裁をつくろひたる者と見ゆ。(支度・始末をも仕度・仕末など書くは許すべからず)ジダラクは固有の形容語「ジダジダ」「ダラ〳〵」などの意なるを「自墮落」など宛つるは意義を損す。

なかはら・まさや(中原昌也);1996/11;ソドムの映画市 あるいは、グレートハンティング的(反)批評闘争;

映画秘宝コレクション2;洋泉社;1,400円(借覧);四六判;縦組;並製;222頁;;ISBN4-89691-576-3;

ふくだ・つねあり(福田恆存);1981/10;問ひ質したき事ども;

;新潮社;1,200円(1,000円);四六判;縦組;上製;213頁;;;

みやざき・てつや(宮崎哲弥)/おの・のぶかつ(小野展克);2004/2;ドキュメント 平成革新官僚 「公僕」たちの構造改革;

中公新書ラクレ119;中央公論新社;760円(100円);新書判;縦組;並製;232頁;;ISBN4-12-150119-5;

ひがき・たかし(日垣隆);2005/3;売文生活;

ちくま新書523;筑摩書房;780円(借覧);新書判;縦組;並製;266頁;;ISBN4-480-06223-8;

2005-08-01 (Mon)

三矢重松「宛字」(13)

四十二 可愛、廉、駕籠、瓦斯

「カハユキ」を「カハイヽ」「カアイヽ」と訛りて「可愛」などの宛字となれるは説明を要せじ。諺等に之を反對に説けるは例の漢意なり。「一廉イツカド」「前廉」「廉々」など「段」とか「件」とか謂ふべき處に「カド」といひて「廉」の字を書くこと、不當なるが如くなれど、「角」のカドと多少用法を變へたるは自然の成行なるべきが、やゝ面白し。角、廉、才、智、みな「カド」と訓ずべく、カドに段件などの義あれば、漢字を宛つる塲合には前の塲合の如き、廉の字最適せりといふべし。次に「籠」は古は「コ」とのみ言へれど、後世は専「カゴ」といへば、「籠」一字にて足るべきに、さては人間乘用の物と魚菜などの籠との區別なきにより、言葉には「ノリカゴ」と言はざれど、文字にのみ「籠」の字を加へて「駕籠カゴ」と重箱讀の如く見せかけたる、一種の現象なり。瓦斯はガスの假名違の宛字なるに、字を見て「グヮス」「グヮシ」を正音と思ふ人ありたらんには氣の毒といふべし。外國音の宛字には此の種の危險頗多し。

四十三 貴樣

昔はキヤ ̄ウと音讀せしこともあれば「貴樣」は「貴殿」と同じく貴の本義に用ゐられたるかとも思はるれど、固有語「キミ」を略して「キ」とのみ言ふこと、「樣」を「サ」、「殿」を「ド」といふと同じく古よりの慣例なれば、「キサマ」は「キミ樣」の略なりといはんが穩當なり。「兄」「ヲヂ貴」の類皆是にて、其の「キ」の敬語却つて輕蔑に近く變じたるは、「熊コウ」「八クン」「吉先住」の公・君・先生などに同じ。

四十四 草臥

「クタビレ」に此の字を用うる故由古來明ならず。「クタビレ」は又「クタブレ」ともいふ、「クタ」は��腐又は「クタ〳〵」の義、「ビレ」「ブレ」は其の状になる意味の動詞接尾語なりと見る説は大抵人の一致する所なるべし。扨その「クタ」を草臥クサブシの「クサ」に假り、「ブレ」のブのみを「ブシ」のブに宛てたりと見んはいかに。「ビレ」と「ブレ」とは相通ずるなり。諺草に「憊勞する事をいふ是山伏の入峰修行より起れる詞にして今日は平人の事にもいへり」とあるは、如何なる根據を有するにか、野伏・山伏・草ブシと並べての想像説にあらじか、「クタビル」といふ語は平安朝の半より有り、草臥を宛つるは太平記に見えたり。古事類苑禮式部に引ける和長卿記の明應九年の條に「主上(後土御門)御草臥也〈御冠許/著御〉」とあるは、正臥にあらざる草臥サウグワ即略臥にて、崩御二日前御危篤の折の樣ならんと見ゆるが、草臥サウグワといふ語もし他にも有らば、クタビレて苟且に草臥するより、結果を表す文字を以て其の原因をいふ語に宛てたりとも見るべし。併せ記して參考に供す。

四十五 怪我

「ケガ、アヤマチ」のケガに宛つるは何時頃よりならん、延寳の本朝世諺俗談及元祿の諺草には「怪瑕」に作り、享保の節用集には「瑕又作㆑我」と記せり。「思ひ設けずして疵を被るを怪瑕といふ」など釋せる、一わたりは叶へる樣にもあれど、疵・傷を瑕といふも如何なり。「怪我」の字面は過失にてすること故、「我ヲ怪ム」といふこと稍通ずれども、出典なければ决しがたし。和訓栞に、「ケガレ」の下略なりといへる、罪・過・流血などをケガレとしたる國俗より思へば誠にさなりと諾はるれど、ケガレを明にケガといへる證もなく、今のケガといふ處にケガレといひて通ずべしとも思はれず、旁我はいまだ此の語の源を定めかねたり。奇怪不思議神祕なる事に「ケチ」といふ事あるは、「怪事ケジ」の轉音なりとの説勢力あり。「モノ」を「物の」、ともじり、物怪ブツクワイより物怪モツケ勿怪モツケ)と變ずる、其の後世(平家物語など)の「モツケ」は平安朝の「物の氣」と同事ながら、怪は結局宛字なり。今方言に「氣の毒だ」を「モツケダ」といふ形容詞も名詞の物怪と同語なり。

つじもと・まさし(辻本雅史);1999/3;「学び」の復権――模倣と習熟;

;角川書店;(借覧);四六判;縦組;上製;250頁;;ISBN4-04-883565-3;

こくりつれきしみんぞくはくぶつかん(国立歴史民俗博物館)/ひらかわ・みなみ(平川南)[編];2005/3;〈歴博フォーラム〉 古代日本 文字の来た道――古代中国・朝鮮から列島へ;

;大修館書店;2,400円(借覧);A5判;縦1,2段組;上製;199頁;;ISBN4-469-29089-0;[パネリスト]あつじ・てつじ(阿辻哲次)/り・そんし(李成市)/いぬかい・たかし(犬飼隆)/とーの・はるゆき(東野治之)/かわだ・じゅんぞー(川田順造)/[司会]ひらかわ・みなみ(平川南)

国語文字史研究会/前田富祺[編];2000/5;国語文字史の研究 五;

;和泉書院;(借覧);A5判;縦組;上製;298頁;;ISBN4-7576-0034-8;[執筆者]いとー・まさみつ(伊藤雅光)/これさわ・のりみつ(是澤範三)/おくだ・としひろ(奥田俊博)/にしはら・かずゆき(西原一幸)/こーの・としひろ(河野敏宏)/ふかの・ひろふみ(深野浩史)/こーり・ちずこ(郡千寿子)/くぼた・えりこ(窪田恵理子)/うちだ・そーいち(内田宗一)/ヤン・チヤンス(楊昌洙)/つちや・しんいち(土屋信一)/さたけ・ひでお(佐竹秀雄)/たんぼ・けんいち(丹保健一)/にー・えーめー(倪永明)/まえだ・とみよし(前田富祺)

2005-07-31 (Sun)

いのせ・くみえ(井野瀬久美惠);2002/11;黒人王、白人王に謁見す ある絵画のなかの大英帝国;

ヒストリア011;山川出版社;1,300円(借覧);B6変型判;縦組;上製;198頁;;ISBN4-634-49110-9;

こはま・いつお(小浜逸郎);2003/3;頭はよくならない;

新書y082;洋泉社;740円(100円);新書判;縦組;並製;270頁;;ISBN4-89691-712-X;

芹沢俊介をバカにしたくだりで、「イノセンスの独占」といふ語をよみちがへてるのは、はづかしい(pp.165-167)。ここの「イノセンス」は子供の言換へだらうと思ふのだけど。

ながい・たけし(永井猛);2002/3;狂言変遷考;

;三弥井書店;9,800円(借覧);A5判;縦組;上製;408頁;;ISBN4-8382-3094-X;

2005-07-30 (Sat)

つつい・けんじ(筒井賢治);2004/10;グノーシス 古代キリスト教の〈異端思想〉;

講談社選書メチエ313;講談社;1,500円(借覧);四六判;縦組;並製;236頁;;ISBN4-06-258313-5;

すが・ひでみ(絓秀実)/いずち・きしゅー(井土紀州)/まつだ・まさお(松田政男)/にしべ・すすむ(西部邁)/からたに・こーじん(柄谷行人)/つむら・たかし(津村喬)/はなさき・まさのすけ(花咲政之輔)/うえの・こーし(上野昻志)/にぶや・たかし(丹生谷貴志);2005/2;LEFT ALONE――持続するニューレフトの「68年革命」;

;明石書店;2,200円(借覧);四六判;縦組;並製;362頁;;ISBN4-7503-2045-5;

鎌田哲哉/途中退場者の感想──「LEFT ALONE」批判(抄)。安田敏朗は撒き餌をやればすぐに思い通りになるヘタレではないとは思ふけれど(重刷後の処理に不満の意をどこかで表明してゐた気がする。あと、「en-taxi」誌10号の匿名コラム「模倣される原武史」で、岩波か何かの講座に書いた小森陽一の論文と書いてるのもたぶんこの件だよね)。といふか、鎌田哲哉批評集『極低温の批評』『進行中の批評』(いずれも仮題)の叢書刊行が続くだろう、といふのが超楽しみ。

2005-07-29 (Fri)

三矢重松「宛字」(12)

三十六 齷齪

の音轉訛して「アクセク」となりたる者と考ふるは、宛字の中にても無理のなき方なれど、固有語の形容を言ふに、「アツクリ」「ワク/\」「セク/\」などの例多きを見れば、字音説は信ずべからず。「阿房」「阿呆」「安本丹」の類も同じく愚癡を形容する固有語なり。

三十七 淺間し

の「間」の字の假惜なるは、「淺マシ」「淺マシ」など書くにても之を知るべきことなるが、更に考ふるに「淺」の字も義には當らざるが如し。さるは「アサマシ」は「淺シ」を語原とせず、又「アサム」といふ動詞よりもあらで、「冷笑アザワラフ」などの「アザム」といふ動詞よりシク活形容詞に轉じ、其のサをみたる者と解するが至當なればなり。「アザム」の語原もし「アサム」に在りとせば、「淺」の字義に叶へることゝなれど、今は「アサム」といふ動詞あるにあらざれば、「アサマシ」は「アザム」より出でて、「淺」とは直接に関係せざる者と定めざるべからず。

三十八 一天張

一向なるをいひ、一點張とも書ける、此の「天」「點」の義解し難し。此の語の賭博より出でたること明なる上は「一張」の撥音便なるべきこと推測するに難からず。(「デヾ虫」を「デンデ虫」といふ)

三十九 イトし、糸惜し

「糸惜シ」は平安朝より有る字面なるが、「最惜イトヲシ」の義にはならで假名違イトホシ」の義なり。「厭フ」の形容詞となれる「ハシ」の轉語にて、(「痛ハシ」の義にはあらじ)人の幸よからぬを厭ひ、又人の上に好からぬ事の有らんとするを兼ねて厭はしく思ふ我が心の状態にて、(「氣ノ毒」に似たる點あり)やがて人に同情することの切なる意をも愛する意をも表すなり。俗に之を訛りて「イトシ」ともいふに、「愛シ」と書くは近頃の人の強ひて宛てたるもの、固より通用すべくはあらず。小兒を「イト」といふは形容詞の語根を名詞にしたるもの、「甚」「尤」の義の「イト」といふ副詞と共に、名詞の「糸」を宛つるは寧罪なしとやいふべき。

四十 榮西

建仁寺の工事に榮西が己の名を懸聲にして呼ばしめしより起るといふは、例の牽強なり。「エイヤサ」とも「エンヤサ」とも「エンサカホイ」とも、「ヨイヤサ」とも「エツサクサ」とも「ヨイシヨ」とも色々に言ふ、皆自然の固有の聲なり。(此の類以下擧げず)

四十一 鷹揚、鷹、大手

大風オホフウなることを大樣オホヤウとも言ふを、鷹揚と書くは、工夫し得たりとも謂ふべし。されど揚は悠揚、揚々の揚にてよけれど、鷹は畢竟附會に過ぎず。凡國語の熟語は音訓相雜る重箱湯桶の類を正例とせざれど、「ヤウ」の如きは音ながら十分に國訛したる語にて、訓と同資格を有して「オホ」などの訓語と相熟するなり。次に應答の聲の「オウ」を「應」と書くも甚いはれなし。「應」は動詞にて應聲にあらず。應聲には支那に「アイ」といふ字あり、字彙に之を「慢〈ニ》コタフル聲」と釋したれば、此の字を我が應聲「アイ」に宛てん方はやゝ恕すべし。序に「ノウ」といふ感聲に「喃」を宛つるも非なり。喃は「ナン」「ナウ」なるが、我が「ノウ」は本來「ノウ」にして「ナウ」の合呼にて「ノウ」となれるにはあらず。次に「大手」は「オフ手」とも書く、語原定かならざれば、假定と共に孰れを正字とも定めがたし。將棊の「ワウ手」といふも此の大手追手の轉用なるべきか。王將に迫る手とやうに解するも如何しき上に、將棊のワウ將はギヨク將の誤なりといへば、旁三字を合せて疑ひさし置くべきか。

西部邁;1979/6;蜃気楼の中へ――遅ればせのアメリカ体験;

;日本評論社;1,300円(借覧);四六判;縦組;上製;277頁;;;

なかなか中公文庫版をみつけられないので。

こいけ・せーじ(小池清治)/かわはら・しゅーいち(河原修一);2005/3;語彙探究法;

シリーズ〈日本語探究法〉4;朝倉書店;2,800円(借覧);A5判;横組;並製;vi+180頁;;ISBN4-254-51504-9;

せんだ・みのる(千田稔);2005/1;伊勢神宮―東アジアのアマテラス;

中公新書1779;中央公論新社;740円(借覧);新書判;縦組;並製;221頁;;ISBN4-12-101779-X;

なかはら・あや(中原アヤ);2005/7;ラブ★コン(11);

マーガレットコミックス;集英社;390円(1割引);新書判;縦組;並製;174頁;;ISBN4-08-847877-0;

けふの買物

sabra 014 2005 25th August
小学館
哲学思考トレーニング
伊勢田哲治・ちくま新書

2005-07-28 (Thu)

三矢重松「宛字」(11)

第三 音訓假借

平假名片假名が漢字の音訓を假りたる者なるを知る時は、謂はゆる宛字も亦音訓を假借するに於いて極めて自由なるべきを想ふべし。其の音にして他の音を假りたるは、前回之を擬音字として概説したれば、今は訓なるに音を假りたる、他の訓を假りたる、或は音なるに訓を假

甲 訓なるに音を假りたる
柄杓ヒシヤク美事ミゴト、面倒、腕白、可愛
乙 訓なるに訓を假りたる
穴賢ナカシコ浦山敷ウラヤマシク六借ムツカシ羽織ハオリ

の類を述べんとす。(音なるに訓を假りたる者は殆無し)而して此等の宛字を品詞の上より見るに、全然其の異同を顧みざるものにして、其の矛盾の中に一種滑稽的なるをかしみを感得したる者の如し。前例「ヒサゴ」といふ一語を「柄杓」の二字に分ち、動詞の「見」を形容詞の「美」に變へて「美事」とし、感動詞の「アナ」を名詞の「穴」にて寫し、「羨シ」といふ一形容詞を二名詞「浦」と「山」とに動詞「敷」を加へて三字とせるが如く、「也」といふ感辭を指定助動辭「ナリ」に宛て、「得」といふ動詞「共」といふ副詞を「候ヘドモ」の動詞の語尾とテニヲハとに宛て、名詞「」をテニヲハに宛てゝ「ムネの者」など用ゐ、「タク」といふ動詞を希望の助動辭又は形容詞の接尾語とし、「マツ」(變畫俣)といふ動詞を「マタ」とし、「股」の如く名詞に用うる類あり。又品詞は相當れども其の意義同じからざる者あり。「アナカシコ」のカシコは恐惶の義なれば同じ形容詞ながら「賢」とは異なるを、國語の「カシコ」は「恐」も「賢」も同義なるより相通用するなるに、漢字本位に沒頭せる人は此をも不當の宛字とすべし。「ハヌ」といふ動詞には「撥」「跳」「刎」など當れど、三字を通用しては義をなさざるは誰も知れる事ながら、「カヌ」といふ動詞の當る「兼」の字を、前以て未來を兼ぬる塲合に、「兼ねて」など用うるは誤れりとする人あるは如何あらん。「豫」は「アラカジメ」とこそ讀め、「カネテ」と讀む慣例の成り立たざる今は、なほ「兼」の字を正用のものとすべし。「難」の義の「參り兼ぬ」などは宛字の類に入るべし。

固有名詞特に地名の大部分は音訓假借の文字に依ること誰しも知る所なり。是は今の北海道樺太の地名の無理千萬なる宛字を用ゐたるにても推知すべく、古は其の上に二個の佳字を配用せんなどの餘計なる注文まで附けし爲に、愈むづかしき者となりたるなり。此等の地名が苗字となりて更に紛亂を重ねたり。明日香アスカ安宿アスカ飛鳥アスカ」 阿提アテ在田アタ足代アテ安殿アテ」 イヌヰ犬居イヌヰ」 石禾イサハ伊射イサハ」 伊能イノウ稻生イナフ」 上田ウヘダ植田ウヱダ 江藤エトウ藤」 島、島、島、島」 小坂ヲサカオホ坂」 小原ヲハラオホ原」 垣内カイトウ 海東カイトウ」 狩野カノウ鹿野カノウ野、野、野、輕野カノ、(伊豆)神野カノ(常陸)、簡野カンノ菅野カンノ加納カナウ嘉納カノウカナフ賀名生カナフ金生カナフ」 コン今野コンノコンノ、昆野コンノ金野コンノ紺野コンノ」 佐川サカハ佐河サカハ逆川サカハ酒勾サカワ」 坂田、酒田、佐方、佐潟、相方サカタ坂芥サカタ」 櫻井サクラヰ佐倉井サクラヰ柵瀬サクライ」 鈴木スヾキ鐸木スヾキスヾキ」 綴喜ツヽキ筒城ツヽキ津筑ツツキ、都筑、綴、津附」 逗子ヅシ圖師ヅシ都志ツヾシ」 土肥ドヒ土井ドヰ土居ドヰ」 半田ハンダハン田、ハン田、ハン田」 ハタハタハタ秦野ハタノ、波多野、旗野」 逸見ハヤミ逸水ハヤミ早水ハヤミ邊見ヘンミ逸見ヘンミ」 三屋ミツヤ三津屋ミツヤ御津屋ミツヤ三矢ミツヤ」 門傳モンデン門田モンデン文傳モンデン」 モリモリ毛利モウリ」 柳井ヤナヰ簗井ヤナヰ矢内ヤナイ」 猪狩ヰカリ五十里イカリ井狩ヰカリ」 此等の同音もしくは同語と見做すべき者にして文字の異なる者は實に無數にして、二種以上の記載方なきが寧極めて稀なる珍例とす。およそ此の如き者は今詳説せず。以て少しく普通語につきて音訓假借の例を示さん。

よもた・いぬひこ(四方田犬彦);2000/3;モロッコ流謫;

;新潮社;(借覧);四六判;縦組;上製;285頁;;ISBN4-10-367103-3;

青山学院大学文学部日本文学科[編];2005/5;文字とことば―古代東アジアの文化交流―;

;青山学院大学文学部日本文学科[発行];(借覧);A5判;縦組;上製;161頁;;;[執筆者]やじま・いずみ(矢嶋泉)/さとー・まこと(佐藤信)/NAM PUNG-HYUN(南豊鉉)[趙大夏訳]/小林芳規/安田尚道/おがわ・やすひこ(小川靖彦)/たかだ・ひろひこ(高田祐彦)

3月に行はれたシンポジウムをもとにした論文集。

ジェレミー・フォックス[著]・さかた・かおるこ(坂田薫子)[訳];2001=2004/6;チョムスキーとグローバリゼーション;

ポストモダン・ブックス;岩波書店;(借覧);B6判;縦組;上製;vii+111頁;;ISBN4-00-027075-3;[原題]Jeremy Fox, Chomsky and Globalisation

1928年うまれで今年77歳なんだなあ。喜寿とか超似合はねえ。生田英考の解説によるとジョージ・スタイナーも同い年。

2005-07-27 (Wed)

三矢重松「宛字」(10)

二十八 暢氣

呑氣など書き、又ノビ氣なりともいへど、俚言集覽に��氣ノンキなりといへるが近かるべし。��は暖と同字なり、瞹簾のナンレン・ノウレンと讀まるゝ類なり。

二十九 腑甲斐なし

の腑の字、解すべからず。或は天賦の賦にもあるべきかとも思へども、甲斐ナシにて事足りたる語なるより考ふれば、「不」の字にて二重打消の語にもあるべし、「瞹眛」「緩慢」などいふ方言の「不」も同樣なり。(腑拔フヌケの甲斐なきにはあらじ)添へて言ふ、憫然なることを「不憫」と書くは此の二重打消にはあらで、不便の誤なり。不便は便ならざる本義にて、他人の逆境に在るに同情して言ふ語なり。

三十 閉口

答へ得ずして口を閉ぢて屈服する義に通ずれど、平降といふ字も八幡愚童訓に見えて捨てがたし。又閉口は十訓抄に見えたれば新しき字にはあらず。されど俗に屈服を降參といふ如く、平降の方その義廣く、閉口は狹ければ、平降の字正しかるべし。

三十一 メウ

名字ミヤウジの誤なること定説なれど、なほ俗用には苗字を以て氏の小なることを表すべきか。

三十二 埓も無い

埓明ラチアく」は正字なるべきか、疑はしきが、「ラチもない」ラチは「臈次ラツシ」の轉音なること疑ふべからず。

三十三 亂暴

通ずるが如くなれど、語の歴史は濫妨にて、鎌倉時代に他の所領を濫に妨ぐるを稱せし語なり。其の後には亂防などいふ字もあれど尚非なり。

三十四 立派

和訓栞に、「立羽の字にて鳥の羽をのすに比したる詞なりといへり。されど立派の音なるべし、一派を立つるといふと同じ意なり」といへるは受けられず。扶桑略記に『延文四年十月廿五日行㆓幸圓宗寺㆒始修㆓二會八講㆒有㆓因明論義㆒問者云立㆓破眞僞㆒无㆑過㆓因明㆒』とあり,法然上人繪詞「凡立破の道は先所破の義をよく〳〵心得てこそ破する習なるに云々」とあり、空海秘藏寳鑰に「今造㆓諸論疏㆒者皆破㆑他立㆑自」などあれば、破他立自の論法のあざやかなるを言ふより出でたる語にて立破を本字とす。右は俚言集覽に梅園日記稿を引きて載せたる所なれど、一般の人の爲に此に掲ぐ。なほ平家物語宗論(秘句とて普通本になし)の中に、『成佛遲速の立破には云々』といふ語ありてあざやかなる義に用ゐたり。此の立破を長門本には「流派」と書き、肝文の卷及植木氏本には「リツハ」と假名に記せるを見れば、昔は之を「リウハ」とも言ひしなり。

三十五 横着、横柄

横着とは何の義ならん、東京地方にて「オーヂャク」とて、濁る處あり、もしは尫弱ワウジヤクにはあらじか。尫弱は東鑑太平記などを始め古書に見ゆる語にて、威勢なく虚弱なるをいふ語なり。此の語、人を侮蔑する語となりて、強情我慢不敵など横しまなるを憎み言ふことゝなりて横の字を宛てたるなるべし。横柄は又解すべからず。柄は權柄の柄の意か。俚言集覽に「七夕や左肩でおはすらん」といふ句に「横平に出た月の下影」といふ句を附けたるを擧げたり。案ずるに倨傲なるをオホビラといふことある、それを「大平」と書きてさて下の字のみを音讀して「オホヘイ」といふにはあらじか。試に記して大方の教を待つ。(第二をはり)


「暢気」の項で「暖と同字なり」と書いてゐるのは、口偏に旁が「而」のしたに「大」の字(さういへば、めゆがまへつてなにから採取したんだろ)。

きたお・とろ(北尾トロ);1998/10→2001/7;怪しいお仕事!;

新潮OH!文庫108;新潮社;562円(100円);文庫判;縦組;並製;286頁;;ISBN4-10-290108-6;「怪しい人びと」改題

けふの貰物

「ちくま」(8月号)もらふ。

2005-07-26 (Tue)

三矢重松「宛字」(9)

十八 火闥

の文字明ならず。饅頭屋本節用集に此の火闥といふ文字を用ゐ、骨董集には火燵と作り、今も多く使用す。また火踏といふ字あり、炬燵は最新しき字ならむ、最意を得ず。コタツのコはクワの唐音的變音なるべきは論なし、唯タツの字は闥にても燵にても通ぜず。案ずるにキャタツといふもの踏次・踏臺の如きを稱するが、言海に脚榻といふ字を充てたり。脚榻は早く庭訓往來に見えて、貞丈は之を竹床の類なりと釋せるが、恐らくは禪僧などの傳來せる足臺の類なるべく布施物を列擧せる處に掲げたるにても推想せらるゝなり。此の脚榻を昔よりキャタツと讀めるにや、榻の音タフはタツと轉讀せられざるにあらねど、此の物今の支那語にてに脚搭子キヤタツといふなり、搭と榻の假借なるべく、子を添へて之をツといふは一般の事なれば、脚榻子と書きてキヤタツと讀むが最適當なるべし。是等より推量すれば、コタツは火榻子コタツなるべく、火踏といふ字面が最近きが如し。榻の字當るべしと思ふは、コタツの出來始は專足を暖むるに用ゐしやうにて、其の時代も是等の唐音とふさはしく思はるればなり。

十九 再々

再三といふ字に對して通ずるやうなれど、さては又再三より度數の少きやうにも思はる。此は度々ドドといふ語の度々タビ〳〵を音讀せると同じく際々キハ〳〵を音讀せる者なるべし。

草紙・草子のサツ子を長音便に言へるに宛てたるなるは特に言はず。

二十 辭儀

といふ字、今の儀式の言辭といふ如き意味には適當すれど、古には無き字なり。ジギは尚時宜にて時の宜しきに叶へる挨拶の言辭・會釋・謙讓・辭退・態度等に亘りて稱する語なり。叩頭・低頭など書きてジギはオジギなど讀まするは皆振假名宛字なり。挨拶はウツ義にて應接贈答などの意は直接には無けれど、アドウツ如く彼我互に挨拶問答する禪家などの作法より今の用法に轉じたるを併せ思ふべし。

二十一 司配

といふ字、ツカサドルといふ義を聞かせんとての思付と見ゆれど、支配といふ通用字にて其の義はあるなり。俚言集覽に、尾陽漫録を引きて胡三省通鑑の注に『支は分なり配は隷なり支記は今人の品配と言ふが如し』とあるを取り、官僚の屬類を支配といふと解せるぞ當れる。かくて名詞より動詞に轉ぜるか、又は始より動詞の義もあるなるべし。

二十二 吹嘘

といふ字面、一見目遠けれども、推擧といふも事々しく當らざる塲合多きを見れば、なほ吹聽・披露などに近く、吹嘘の字の古きに從ふべし。

二十三 所帶、所爲

ショタイ又セタイといふに世間に出でゝ一身代を持つやうの意あるより世帶を正字正語と思へる人多し。されど其の帶の字の解しがたきを如何にせん。所帶は所領と同じく所帶之庄園の義にして、財産又は一家などの義と轉ぜるなり。ショをセと轉ずるは御所ゴセ膳所ゼゼの例にても知るべし。タメといふ義にセヰといふも所爲シヨヰの轉なり、セイにはあらず。此の語所以シヨイにても解すべけれど、所以といふ字は我が國にて古來音讀して用ゐぬものなれば、縁遠きなり。

二十四 千六本

大根を細く切りたるを千六本といふは面白き字面なり。されど總べて野菜などを「セン」に切るといふ、其の「セン」が「千」ならば、大根の塲合「六本」は餘分になりて整はず。「セン」は纎にて、葛切を水纎といふ如く、纎蘿蔔センローフーの轉音なり。大根は、けだし外域のものにて支那にて音譯して蘿蔔とも莱菔とも記す、その音ローフーに近きより千六本と訛れるなり。

二十五 折檻

此の字、朱雲の故事より出づといふは如何あらん。責勘などが却つて當れるにあらじか。切勘とも書きたれば、切諫の字も有るべく思はる。諫の字イサムと訓じて、同語には上より下に對するにも用うるなり。

二十六 大層

の字解しがたし。大壯・大造などの字もあれど、大相が最當れるか。或は又サマの音便なるサウにて、大樣オホザウといふ語の上を音讀せるか。

二十七 丁稚

弟子デイシを促めて言へる轉音なり。丁兒の轉かといひ、雙角を双陸の賽の重一デツチ(此も出一デイチの轉か)と見て云へるかなどいふ、皆非なり。

こーだんしゃぶんげーぶんこ(講談社文芸文庫)[編];2003/6;戰後短篇小説再発見11 事件の深層;

講談社文芸文庫[こ J12];講談社;950円(借覧);文庫判;縦組;並製;237頁;;ISBN4-06-198334-2;[著者]たけだ・たいじゅん(武田泰淳)/まつもと・せいちょー(松本清張)/みしま・ゆきお(三島由紀夫)/しーな・りんぞー(椎名麟三)/くらはし・ゆみこ(倉橋由美子)/おーおか・しょーへー(大岡昇平)/のさか・あきゆき(野坂昭如)/なかがみ・けんじ(中上健次)/みやもと・てる(宮本輝)/ふじさわ・しゅー(藤沢周)

なかはら・あや(中原アヤ);2004/9;ひみつきち;

マーガレットコミックス;集英社;390円(200円);新書判;縦組;並製;176頁;;ISBN4-08-847784-7;

おーた・しょーじろー(太田晶二郎);1992/3;太田晶二郎著作集 第三冊;

;吉川弘文館;(借覧);A5判;縦組;上製;6+336頁;;ISBN4-642-01313-X;

けふの買物

昭和の文人
江藤淳・新潮文庫
半日の客 一夜の友
丸谷才一・山崎正和・文春文庫
ぼくたちの洗脳社会
岡田斗司夫・朝日文庫
石蕗の花 網野菊さんと私
広津桃子・講談社文芸文庫
日本人の結婚観
神島二郎・講談社学術文庫
日本語の謎を探る――外国人教育の視点から
森本順子・ちくま新書

2005-07-25 (Mon)

三矢重松「宛字」(8)

十一 一應・一所・一圖・一過

國語のイチオーは一ワウにて一ワタリの義なること論なし。一往といふ語、通鑑漢献帝紀にありと諺草に云へり。一應は無意味に書き出せる字かと思ひしに、支那の俗語にありて、一切の義、「一應財物」「一應親戚故舊」なき用うるなり。往はユク・ワタルにて應とは混ずべからず。共にすることを『イッショ』といふは一處なるべし。一所と書くは字畫の簡なるを用うるなり。一緒は物好なる人の書き出しけん字か。イッシュ又はイッシュウとも言ふは訛言にて其より一集などいふ字を出でたるか。一筋なるとイチヅといふは一途の字なり。一圖と書く人あるは、近頃漢音流行して一途を「イット」と讀む別義の語あればなるべし。「一過イツクワは凌ぐ」などいふ一過といふ字當れりや。諺草に邵康節の「風花雪月一過乎眼」といふ句を引きて、「かりそめなる事」と解せる、さもあるべきか、斷じ得ず。

十二 衣桁

ケタの桁の字を書くこと,其の形より見れば通ぜざるにもあらねど、尚古來「衣架」と書けるイカの音便にて長音になれるものなること疑なし。

十三 街道

といふ字何時頃より有りや、腑に落ちず。古は皆「海道」とこそ書したれ。是は、諸國往還の大道は、東海道を海道と略稱せしに傚ひて海道といへるにて、其の義よく聞えたり。街路と言はゞ街衢の路として通ずる常語なれど、街衢を外れたる田野山澤の道を街道といふことあるベからず。

十四 岩乘

丈夫なるをいふは、馬の岩石をも乘るに堪へたる義なりといふは信じ難し。強性ガンジヤウなりといふは稍考へ得べし、或は強情にや、強盛とも書けり。東北地方にては牝馬を雜役ザフヤク、牲馬をガンジョウといふ。岩牆・岩重・五調・頑丈・岩丈・岩疊など種々の字あれども、據る所あるを聞かず。凡俗語には此の如く語原の明ならざる者隨分多し。以下悉く擧げず。

十五 鬼胎

危惧するを「鬼胎を懷く」と書くは、字面人の意表に出でて面白けれども、危殆キタイの本字なること疑ふべからず。疑殆とも宛つるは面白からず。

十六 奇態

は正しき漢語にて通ずるが如くなれども、不可思議の義には少し物遠し。「希代キタイ」の字面古より有れば、希代を正字とせざるべからず。今言ふキタイは奇の義にはあらで、めづらしく希有ケウの意なること、愛敬の愛嬌にあらざると相似たり。

十七 下郎

にても下人の義は聞ゆれど、此と對する上臈を上郎と書く事なければ、なほ下臈も捨てがたし。更に案ずるに下司ゲスといふ語も今下人の義に用うれど、誠は文字の表す如く下役人の義より一般の下人にも用うるにて、下臈も官位の低き下級官人を言へる言の轉用せらるゝなるを知るべし。此の如く我が俗語には官塲用語の成り下れる者あるを忘るべからず。

家來は家禮なるべき事古より詳説あれば、(家隷といふ説は漢語に泥みたるものなるべし)此に揚げず。

よしざわ・かつひろ(芳澤勝弘);2005/5;白隠―禅画の世界;

中公新書1799;中央公論新社;820円(借覧);新書判;縦組;並製;2+ii+269頁;;ISBN4-12-101799-4;

はしもと・おさむ(橋本治);2004/11;蝶のゆくえ;

;集英社;1,600円(借覧);四六判;縦組;上製;251頁;;ISBN4-08-774717-4;

2005-07-23 (Sat)

いっかい・ともよし(一海知義)[編];2004/3;一海知義の漢詩道場;

;岩波書店;2,800円(借覧);四六判;縦1,2段組;上製;xv+280+2頁;;ISBN4-00-022139-6;[編者]かけひ・くみこ(筧久美子)/かけひ・ふみお(筧文生)/うおずみ・かずあき(魚住和晃)/[執筆者]あおやま・ゆきこ(青山由起子)/あかまつ・ゆみこ(赤松由美子)/うちだ・せーいち(内田誠一)/こー・せんげー(高倩藝)/さとー・なほこ(佐藤菜穂子)/そばじま・しな(傍島史奈)/たけうち・まさひこ(竹内真彦)/なかじま・わかこ(中島和歌子)/なかやま・ふみ(中山文)/にわ・ひろゆき(丹羽博之)/のはら・やすひろ(野原康宏)/はまなか・ひとし(濵中仁)/はやし・かな(林香奈)/ふじさわ・じろー(藤澤次郎)/ふじわら・ゆーこ(藤原祐子)/ふなさか・ふみこ(舩阪富美子)/ほー・かこー(彭佳紅)/みずもと・けーすけ(水本圭亮)/みの・とよひろ(三野豊浩)/もりおか・ゆき(森岡優紀)/りゅー・うちん(劉雨珍)

あがわ・ひろゆき(阿川弘之);1952/7→1955/5;春の城;

新潮文庫[あ-3-1];新潮社;388円(100円);文庫判;縦組;並製;265頁;;ISBN4-10-111001-8;

2005-07-22 (Fri)

くらいし・たけしろー(倉石武四郎);1973/1;中国語五十年;

岩波新書(青版)846;岩波書店;(借覧);新書判;縦組;並製;v+188頁;;;

なかまさ・まさき(仲正昌樹);2005/7;日本とドイツ 二つの戦後思想;

光文社新書213;光文社;740円(1割引);新書判;縦組;並製;244+13頁;;ISBN4-334-03313-X;

けふの買物

頭はよくならない
小浜逸郎・新書y
林芙美子随筆集
武藤康史編・岩波文庫
白いへび眠る島
三浦しをん・角川文庫
夢見る少年の昼と夜~おかず増量中~
松山花子+九州男児・バースコミックスガールズコレクション
我れに五月を
小野塚カホリ・ディアプラスコミックス
哲学ってどんなこと?―とっても短い哲学入門―
トマス・ネーゲル著・岡本裕一朗・若松良樹訳・昭和堂
ぼくの仕事はセックスです AV女優4,000人との挿入日記
日比野達郎・双葉社
ドキュメント平成革新官僚 「公僕」たちの構造改革
宮崎哲弥+小野展克・中公新書ラクレ
アラン 幸福論
神谷幹夫訳・岩波文庫

2005-07-21 (Thu)

まるやま・まさお(丸山眞男)[著]・まつざわ・ひろあき(松沢弘陽)[編];2001/6;福沢諭吉の哲学 他六篇;

岩波文庫[青 N104-1];岩波書店;700円(借覧);文庫判;縦組;並製;335頁;;ISBN4-00-381041-4;

けふの買物

お言葉ですが…(6) イチレツランパン破裂して
高島俊男・文春文庫
広告批評 2005 JUL NO.294 特集 村上隆とリトルボーイ
マドラ出版

2005-07-20 (Wed)

国語文字史研究会/前田富祺[編];1998/8;国語文字史の研究 四;

;和泉書院;(借覧);A5判;縦組;上製;382頁;;ISBN4-87088-883-1;[執筆者]まえだ・とみよし(前田富祺)/やだ・つとむ(矢田勉)/たむら・なつき(田村夏紀)/みほ・ただお(三保忠夫)/こーり・ちずこ(郡千寿子)/さかい・けんじ(酒井憲二)/ささはら・ひろゆき(笹原宏之)/うちだ・そーいち(内田宗一)/よでん・くみ(余田弘美)/ふじた・やすゆき(藤田保幸)/ふくだ・やすのり(福田安典)

こーだんしゃぶんげーぶんこ(講談社文芸文庫)[編];2002/3;戦後短篇小説再発見10 表現の冒険;

講談社文芸文庫[こ J11];講談社;950円(借覧);文庫判;縦組;並製;268頁;;ISBN4-06-198270-2;[著者]うちだ・ひゃっけん(内田百閒)/いしかわ・じゅん(石川淳)/いながき・たるほ(稲垣足穂)/こじま・のぶお(小島信夫)/あべ・こーぼー(安部公房)/ふじえだ・しずお(藤枝静男)/はんむら・りょー(半村良)/つつい・やすたか(筒井康隆)/しぶさわ・たつひこ(澁澤龍彦)/たかはし・げんいちろー(高橋源一郎)/しょーの・よりこ(笙野頼子)/よしだ・ともこ(吉田知子)

高橋源一郎「連続テレビ小説ドラえもん」の出典が、一九九二年八月刊集英社文庫 高橋源一郎『連続テレビ小説ドラえもん』、になつてるんだけど、「ペンギン村に陽は落ちて」のまちがひだよね。まだ私がわかくて(中学生くらゐ?)「現代文学」の存在をしらなかつたころ、本屋でなぜかこの文庫をぱらぱらと見て、ああこの人はきつとアラレちゃんのことをよくしらないんだな、可哀想に、と思つたやうな記憶があるのだれど、もしかしらたら捏造された記憶かもしれない。平野啓一郎が登場したときに浅田彰が、「さようなら、ギャングたち」以降の文学史といふものがあつてね、とかなんとか苦言を呈したやうな記憶もあるのだけれど、これはもつとさだかでない。

2005-07-19 (Tue)

かんのとー・あきお(神野藤昭夫);1998/2;散逸した物語世界と物語史;

中古文学研究叢書6;若草書房;(借覧);A5判;縦組;上製;636頁;;ISBN4-948755-22-2;

花田清輝;1964/12;近代の超克・もう一つの修羅;

花田清輝著作集IV;900円(借覧);未来社;A5判;縦組;上製;433頁;;;「月報No.4」(広末保、6頁)

かしまだ・まき(鹿島田真希);2004/8;白バラ四姉妹殺人事件;

;新潮社;1,400円(借覧);四六判;縦組;上製;152頁;;ISBN4-10-469501-7;

2005-07-18 (Mon)

いずもじ・おさむ(出雲路修);1988/9;説話集の世界;

;岩波書店;3,800円(借覧);A5判;縦組;上製;viii+315頁;;ISBN4-00-001187-1;

よりふじ・かずひろ(頼藤和寛);2001/4;わたし、ガンです ある精神科医の耐病記;

文春新書164;文藝春秋;660円(100円);新書判;縦組;並製;198頁;;ISBN4-16-660164-4;

2005-07-17 (Sun)

せこ・こーじ(勢古浩爾);2002→2005/3;なぜ、だれも私を認めないのか;

講談社+α文庫[A 84-1];講談社;648円(300円);文庫判;縦組;並製;251頁;;ISBN4-06-256922-1;「自分様と馬の骨――なぜ認められたいか?」改題加筆訂正

ときえだ・もとき(時枝誠記);1975/2;文法・文章論;

時枝誠記博士論文集 第二册;岩波書店;3,000円(借覧);A5判;縦組;上製;xii+315頁;;;

2005-07-15 (Fri)

三矢重松「宛字」(7)

第二 擬音字

今諸學校にて生徒の誤字宛字を書く者多きを歎ずる其の宛字の多數は、世には通ぜぬ一人限の宛字にて、畢竟は誤字とも謂ふべきが、適その字音などの通ずるより許して宛字とはいふなり。國語には音訓の區別の明ならざる者あり、又字音なりとは推定せらるれど、漢籍に思ひ當らざる語には隨時おもひ〳〵の文字を擬してに合すること、無理もなき次第なれど、學者は又其の當否を研究して之を一般に報告するも無用の事にあらじ。さて前號序説に言へる、長處短處の處を所に誤り、特徴を特長とし、神髓を眞髓に作るが如き近來の誤用は姑く措きて、やゝ古く一般的なる擬音の宛字を取ひ出で見んとす。(字音を訓語に宛てたるは次章に(讓りて此に出さず。)

八 愛嬌

人の言動相に「愛嬌」といふケウの字通ずべきが如くなれど、嬌の本義より言ふときは、コブルやうの氣味ありて其の人を好く言ふ事には當らず。此の語の本字は愛敬アイキヤウにて、愛すべく敬すべき所すなはち愛敬せらるゝ所を言へるなり。かくて愛敬の二字連濁にてアイギヤウと發音し、其の敬は添字の如く意味輕く二字にて「愛」の一字ばかりの意味に用うるやうになりしが、漢字の隆興時即徳川氏の頃には此の連濁といふ事やう〳〵廢れ行きてアイキャウと發音する事とはなれり。ここに漢籍にいふ愛ケイは人を愛し敬することなれば、それを本と心得たる人は意義に相應せざる字面なるを感じ、遂にあらぬ矯の字を宛つるに至れるなり。愛ギヤウの本義は愛すべく而も敬すべく、狎るべからず、上品なるに在れば、嬌とは書くべからざるなり。同字を漢音呉音にて讀み分くること不便なりといふ人もあるべけれど、萬歳を「バンゼイ」「マンザイ」「バンザイ」と讀み分くる例もあれば、已むことを得ざるなり。

九 鹽梅

といふ字書經より出でゝ調味料理の意に廣く用うること誰しも知る所なり。然るに増補俚言集覽には之を附會なりとして安排・按排の字を取れるはいかゞ。莊子に安排の字ありといへば、それもさることなれど、尚我が國語となれるアンバイは鹽梅なるべし。按配といふ字も義をなせば、此等は適當なる塲合には通用すべきか。

十 右筆

此の字雲州消息・難太平記などに見えて執筆の義なるを、秘書の意にも用うるは右筆者の義なり。祐筆と書くが非なる由は伊勢貞丈言へり。平家物語卷一殿上闇打の段に「われ右の身にあらず武勇ブヨウの家に生れて」と弼の字を書ける本あるは、文を以て政務を補弼すなどいふ事に思ひよそヘたるのみにて、當れるにはあらじ。

じゅがく・あきこ(寿岳章子);1979/10;日本語と女;

岩波新書(黄版)99;岩波書店;320円(借覧);新書判;縦組;並製;ii+227+7頁;;;

合掌。

あさの・ゆーいち(浅野裕一);2005/4;古代中国の文明観―儒家・墨家・道家の論争―;

岩波新書(新赤版)944;岩波書店;700円(借覧);新書判;縦組;並製;iii+200頁;;ISBN4-00-430944-1;

おがえり・よしお(魚返善雄);1966/12;漢文入門;

現代教養文庫578;社会思想社;280円(-);文庫判;縦組;並製;219頁;;;

2005-07-14 (Thu)

三矢重松「宛字」(6)

七、栃

をトチと讀む、之を和字といふは例の難は無かるべし。さらば如何なる義にて造れるぞといふに、答ふる由なし。此の字又「〓{木|(厂+兮-八)}」とやうにも書くは、畫の類似にて定めて誤ならんと思はるれど、栃を正とし〓{木|(厂+兮-八)}を誤と判斷すべき典據はといふに、今の通用の多少の外には又答ふべき由なからん。言海には杤といふ字を當てたるが、世には杤と書くことも無きにあらず。又橡の字あり、杼の字あり。此等六字の中に何か正しきと言はゞ、今の漢字書本位の人は「橡」を取るべきか。されど此はツルバミとも讀む字にて、トチには限らず、又漢字は物名に當つること最困難にて殆推定しがたきものさへ有るを思へば、生物知のやうに斷じ過ぐるもいかゞなり。「杼」は、莊子に「杼栗」とあるより栗の屬トチならんと推定せるものか、櫲樟の櫲の傍を二分して杼とも橡とも書けらんものと見ゆるはなど思はるゝもをかし。とまれ今の人は普通名詞には此の二字の中を擇ぶなるべきが、地名に至りては、前の四字の中を書くことなるべければ、今はもはら其の四字を沙汰すべきなり。古書を調ぶるに、類聚名義抄に「杤」をトチと訓じたれば、よし傳聞の誤ありとしても新しきにはあらじ。百をドヾ又ドンドと讀み、「度」を加へて百度ヅンドなど讀むは十の十倍即十十トヽの義に取れるを見れば、万を千の十倍即十千トチと言ひなしてトチの木を「杤」と書くこと、有り得べく有りぬべきことなり。こゝに思ひつきて大日本地名辭書を撿するに、下野都賀郡の〓{栃-力+(一/力)}トチ(重松イフ、栃ニアラズ)の條下に、

〓{木|(厂+兮-八)}(重松イフ、〓{栃-力+(一/力)}ニアラズ)字は絶えて古書に見ざる所、云々。トチは元樹名菓名にして橡杼もしくは杤字を充用す。其杤は本邦制作の文字なれど、十千を萬とするの義に取る、會意曉然たり。鎌倉大草紙、結城陣の交名の中に、朽木・加園と見えたるは、必定本郡杤木・加園二地の在名を唱へし將士なり。〓{栃-万+(弓-┐)}字に至りて殆他に所見なし、恐らくは淺人の所爲に出で、官公誤りて之を依用したる者のみ。〓{栃-万+(弓-┐)}字は漢字典にも見えず、全く出據を缺ぐ)國誌、杤に作り、地誌提要、橡に依れり、尊攘記事は櫔字を用ゐたるが、亦一譌を加ふるのみ。

と記せり。此の文にて、栃も〓{栃-万+(弓-┐)}〓{栃-力+(一/力)}も皆訛字なるを知るべく、櫔に至りては漢學者の愚たゞ滑稽と謂はざるべからず。思ふに、杤の字は朽に誤られ、さてはクチと讀むべきに気づき、上に雁埀の二畫を増せるものが、栃〓{栃-万+(弓-┐)}〓{栃-力+(一/力)}の三字となれるなるべし。さて十千の万は〓{一/力}と作るべからざれば、〓{木|(一/力)}の訛字、〓{栃-力+(一/力)}の重訛なるは爭ふべからざるが、万は卐の變形字なりとすれば、漢字の根本に於いて万と〓{一/力}とも畢竟何の擇ぶ所なしと言はるべく、〓{木|(一/力)}〓{栃-力+(一/力)}も許容せられざるにはあらじ。橡杼杤〓{木|(一/力)}〓{栃-万+(弓-┐)}〓{栃-力+(一/力)}櫔、あゝ紛糾訛誤も是に至りて極れりといふべし。余は政府が速に栃の如き愚字を捨てゝ造字本初の杤の正しきに依らんことを希望して巳まざるものなり。


ここまで「国学院雑誌」第18巻第5号掲載分。〓{木|(厂+兮-八)}は後半でてこなくなつちやふけど、〓{栃-万+(弓-┐)}と同じ字のつもりなのかな。

とくだ・たけし(徳田武);2004/10;近世近代小説と中国白話文学;

;汲古書院;(借覧);A5判;縦組;上製;2+398頁;;ISBN4-7629-3520-4;

こーだんしゃぶんげーぶんこ(講談社文芸文庫)[編];2001/6;戦後短篇小説再発見1 青春の光と影;

講談社文芸文庫[こ J2];講談社;950円(借覧);文庫判;縦組;並製;266頁;;ISBN4-06-198261-3;[著者]だざい・おさむ(太宰治)/いしはら・しんたろー(石原慎太郎)/おーえ・けんざぶろー(大江健三郎)/みしま・ゆきお(三島由紀夫)/おがわ・くにお(小川国夫)/まるやま・けんじ(丸山健二)/なかざわ・けい(中沢けい)/たなか・やすお(田中康夫)/みやもと・てる(宮本輝)/きた・もりお(北杜夫)/かない・みえこ(金井美恵子)

しらはた・ともひこ(白畑知彦)[編著];2004/12;英語習得の「常識」「非常識」――第二言語習得研究からの検証;

;大修館書店;(借覧);A5判;横組;並製;xiii+179頁;;ISBN-4-469-24498-8;[著者]わかばやし・しげのり(若林茂則)/すだ・こーじ(須田孝司)

けふの買物

sabra 013 2005 28th July
小学館

2005-07-13 (Wed)

三矢重松「宛字」(5)

六 鍄

をカスガヒに宛つるは、漢字に無きことなれば、和字なりと謂ふべけれど、此また訛成の字なり。カスガヒといふは、今は兩端の曲れる一種のつかみ釘に言へど、其の本は懸金の如き一種の鎖鏁なり。皇太神宮儀式帳に、「戸具、鎰一勾、鎹六勾、雉立二枚、引手二勾、徑四枚、戸坏四枚、蟹目釘十二隻」と見え、延喜の木工式に鐵工の功程を記せる處に、「擧鎹〈莖三寸環九寸〉云々」「鎹舌〈長八寸廣九寸〉云々」とし打合釘・呉釘・平釘・丸頭釘などゝ並べ出し、和名抄に門戸具の部に「鎹、功程式云擧鎹〈阿介賀須加比、今/案鎹字本文未詳〉と記せる、箋註に、此〈の〉字を皇國所製の會意の字ならんといひ、「按鎹施㆓之戸内㆒所㆔以持㆓關木㆒者、擧鎹亦鎹之一種、蓋有㆘戸内下方施㆓竪關㆒閾上作㆑牝閉ホゾアナ㆑戸則竪關下入㆓閾牝㆒不㆑能㆑開者㆖今俗呼爲㆓左留サル㆒擧鎹謂㆘持㆓左留㆒者㆖也云々」とあり。此等の鎹といふもの果して此の箋註に説ける如くなりや、俄に信ずべからずされど、今の鍄にあらざるは明なり。筆の靈に「擧鎹は今の棹かきがねなり。カスはカセ杖のカセと同じく、カヒは食合カヒといふ意にもあるべし」といへるは、管なれども大體を得たり。延喜式に鎹舌といへるもの何なるを知らずといへども、鉸具ビヂヨガネに類せる者かなども思はる。下學集に鉸をカスガヒに當てたる、參考すべし。催馬樂貫河に「かすがひも戸ざしもあらばこそ其のとむのと我さゝめ云々」といへるカスガヒは懸金なることうつなし。新撰字鏡に「録」を釋して「力玉反、具籍也,第也、加須加比」とせるは、字義いまだ知りがたし。

然るに、此の鎹の形と用法との類似せる爲なるべし、何時の程よりか今のカスガヒ釘を稱することとなり、元祿九年刊の和字通例書に「俗用㆓〓{金|系}字㆒」とあり。〓{金|系}字は系に繋・繼の義あるより造れる此の間の會意字なるべし。新撰字鏡に「鎖・鏁」を加奈保太志カナホダシと訓じたるは、文字は正に懸金の方なれど、訓は釘の事とも聞ゆれば、當時已に兩種相通の姿ありと謂ふべし。釘絆・螞蝗絆などいふ又字はカナホダシといふ語に叶へるが、今は支那にて金石陶器などを繋ぐに用うるカスガヒをば鋦といふ由なり。さて〓{金|系}字を銯と作るは、減畫の書か、物を糸して縫ひ繋ぐ義にとりて自然に訛れるか。銯の字出で來てより、糸と京と行草體して字形の相混ずるより更に訛りて鍄といふ字を成せるなるべし。カスガヒに懸金なると釘なるとの兩義ある中に、今の釘の義なるに鎹〓{金|系}字銯鍄の四字あること、文字の變遷の珍しき例といふべし。

2005-07-12 (Tue)

三矢重松「宛字」(4)

三 ケ

片假名「ケ」を「カ」「ヵ」と讀むこと不審なりと一般の人の言ふはさることなれど、誠は此の字の「ケ」にあらずして漢字の「个」なり。个は、古賀の切又居賀の切にて音歌、枚也と釋する字、枚は即「箇」にて今之をヒラと狹く訓ずるには限らざるなり。我が古文にては枚を常に箇の義に用う。箇は説文に竹枝なりと釋し、韻會に「徐曰、人言㆓一箇一枚㆒依㆓竹木㆒而言㆑之」とあり。けだし「个」は竹の字の片傍なるべし。又个は介と相通じ、介は音カイなるよりケともなれば、片假字のケも此の个の字の草形なる平假名「〓{个の草形}」より出でたりとも言はる。されば「三ケ日」「十ケ月」など用うるは訛れる中にても正用にて、「鶴ケ岡」「市ケ谷」など用うるは助辭の「ガ」に代へたるにて、更に轉用せるものなりと知るべし。

四 〆

此の字を「シメ」又は「シメテ」と讀むこと如何なる仔細か明ならず。嬉遊笑覧に「今封のしめを〆と書く是引墨なり。北山抄に封字のかはりに近代は忽引墨とも見えたり」とあり。引墨とは封じ目に斜なる十字形の墨を引くことにて、今も用ゐ、支那にもある風なるが、其の×と二筆に書くこと少し文字らしく〆としたる由なり。然るに安齋隨筆には、之を「卜」の字と見、卜占の卜にて「シム」と訓むより用ゐたるなりと説けり。余思ふに、後説非にして前説正しかるべし。然れば〆は原は符牒に過ぎざりしが、文字の樣になりたるものなり。之を「貫」の字に代用するは一貫を一シメの義に取りたるもの、「合計」の塲合に用うるは「シメ」といふ讀聲より借りたるものなるべし。

五 匁

を和字と思へる人多し、或はさも言ふべし。されど此は「錢」の一體なる「〓{錢の一體}」の少しく畫を變へたるのみにて、尚訛字といふを當れりとすべし。此の「〓{錢の一體}」の字、支那にては常に「錢」の略筆の如く使用し、我が國にては徳川初世の板本また之を用ゐ、今の「匁」の如く第二畫を横斜に曲ぐることなし。此の字を「錢」の省畫なりとは既に古人の言へる所なるが、余の淺學いまだ其の由來を明に記せる書を見ず。案するに、「錢」の金偏を省ける「戔」の篆體右方の兩點なき「戔」即「〓{戈-丶}」を重ねたる形を、匆の如く畫の斷續を混視し、「勹」の内の二線を一線にしたるにもあるべきか。然らば「〓{錢の一體}」の第二畫を曲折して今の「匁」と作るも、原形より見れば無理なる訛にもあらざるべし。錢は錢貨の稱にして又量の名、一錢量を一文目といふは錢を文に代へたるのみ、「一匁」を一文目と呼ぶはといふ語を餘分に添へたる讀法にて、又「一セン」とも讀むべきなり。匁は和字にて文目モンメと訓ずるのみ音はなしといふは、通俗の言なり、「文」の字と片假字の「メ」との合字なりといふは謬説なり。

スティーブン・ピンカー[著]・やました・あつこ(山下篤子)[訳];2002=2004/9;人間の本性を考える[下] 心は「空白の石版」か;

NHKブックス[1012];日本放送出版協会;1,200円(借覧);B6判;縦組;並製;301+41頁;;ISBN4-14-091012-7;[原題]Steven Pinker, The Blank Slate

こーの・てつや(河野哲也);2003/6;エコロジカルな心の哲学 ギブソンの実在論から;

双書エニグマ(1);勁草書房;(借覧);四六判;縦組;上製;vi+233+22頁;;ISBN4-326-19904-0;

こやの・あつし(小谷野敦);2005/7;帰ってきたもてない男――女性嫌悪を超えて;

ちくま新書546;筑摩書房;700円(1割引);新書判;縦組;並製;215頁;;ISBN4-480-06246-7;

こいけだ・まや(小池田マヤ);2005/7;CGH!;

FC[こ-3-1];祥伝社;905円(550円);A5判;;並製;175頁;;ISBN4-396-76361-1;

けふの買物

CLOVER(4)
CLAMP・Amie KC
ジェンダーの日本近代文学
中山和子・江種満子・藤森清編・翰林書房
なぜ、だれも私を認めないのか
勢古浩爾・講談社+α文庫
en-taxi 10 SUMMER 2005
扶桑社

2005-07-11 (Mon)

三矢重松「宛字」(3)

二 慥

は「タシカ」と讀む字なるが、如何にしてタシカといふ義に用ゐらるゝといふこと明ならず。此の字此の塲合の外には和漢とも用例なく、唯中庸に「君子胡不慥々爾」といふ語ある、慥々をば「篤實之貌」と注したるより、篤實の義が「タシカ」「確實」といふことになるにやと思ふ人もあり。されど此のタシカの字も我が古書を檢するに皆「〓{心|送}」即心偏に送の字を書けるを見れば、中庸の慥の字にあらざること先づ知らざるべからず。然らば「〓{心|送}」の字は如何なる義ぞと見るに、此はまた漢字書にはふつに見當らざるものなり。是に於いて考ふるに、漢字の匚といふ畫の左下を辶(之繞シネウ)に作ること我が古書一般の習にて、匡・匠・匣・匹などの字は殊に多く見るもの(匠は支那にても〓{一+近}に作れること干祿字書に見ゆ)なるが、此等より類推するに「〓{心|送}」の旁の之繞も〓{匚-一}の變なるべく、〓{匚-一+咲-口}〓{匚+ソ+大}より愜となり、愜といふ本字に歸するなり。此は故佐藤誠實博士の所説なるが、古書の字畫を見ること多きに隨ひて余は愈この説の眞なるべきを信ず。北の頃、日本逸史に載する、延暦十五年五月渤海王の書の禮を失へるを責めたる國書を見たる中に、『今檢㆓定琳所㆑上之啓㆒首尾不㆑既違㆓舊義㆒者』といふ句あり、其の慥は〓{心|送}の本字なる愜より訛れること疑ふべからず。愜はカナフと訓じて、こゝは「首尾カナハズ」なり、カナフは「正にタシカにカナフ」にて、愜の字はタシカといふ意義を有すべきなり。(此の時の渤海王の書に「謹差㆓庭諫大夫工部郎中呂定琳等㆒」とある「庭」の字一本には〓{匚+玉}に作る。前にいへる如く、〓{匚+玉}〓{辷+玉}に作るより廷に紛れ庭とも誤るなり。恐らくは〓{匚+玉}諫と作るが正しかるべし、字義ふさはしく思はる)

タシカといふ語、古はカを添へず「タシ」とも言へるにや、古事記雄畧天皇の御歌に「たしみ竹たしにはゐねず」といひ、允恭紀に「さゝばに打つや霰のたし〳〵に」といふ語あり、出雲國造神賀詞に「大和心〈乎〉多親タシ〈爾〉」とあり、倭姫命世紀の垂仁廿七年の條に鶫倉〓{心|送}ウクラタシカラ島といふ文字あり。(鶫ハ鵜ノ訛ナルベシ)萬葉集に至りて、十二卷に〓{心|送}タシカナル使を無みと情をぞ使にやりし夢に見えきや」といふ歌あり、古義には「慥(舊本〓{心|送}に誤れり拾穗本に從ふ)は玉篇に言行相應貌とあり云々」と注せり。此の考誰にも起るものと見えて、漢字の慥にて可なりといふ人もあれど、余は從はず。三善清行の十二條封事の中に

伏望申勅㆓諸國㆒差㆓史生以上一人㆒率㆓祝部㆒令㆑受㆓取此祭物㆒〓{心|送}致㆓本社㆒以存㆓如在之禮㆒(第一條)

伏望依㆑舊置㆓判事六人㆒皆擇㆘明通㆓法律㆒者㆖補㆓任之㆒使㆘之倶議㆓科文㆒詳定㆗修章㆖各〓{心|送}㆓其意㆒(第六條)

〓{心|送}の字は二つあるを、言行相應・篤實之貌を以て解すべしや。愜は、字彙に快・足・適㆑意也、應劭曰志滿也と釋し、それと同字の〓{篋-竹/心}には漢文帝紀の天下人民未㆑有㆑〓{篋-竹/心}㆑志といふを引き、康煕字典には説文の快也を引けり。今此の清行の文の第一條のは今のタシカニといふに略同じければ、篤實などの義に當らざるにはあらざれど、第六條のに至りては文帝紀の文の如く快・足・適・滿にあらざれば釋すべからず。さるは此の刑罰を定むるに判事の數を少くしては寃罪或は過重の刑を課する恐ある實詞を擧げて、民意の滿足するやりに設備すべしといへるなれば、愜其意とありてこそ文義もよく通ずるなれ。和訓栞に又類聚國史の「上下不㆑慥欵」とあるを引けるが、此も亦愜の義なり。日本書紀に「切」の字をタシカと訓じ,新撰字鏡に「綢」を釋して纒也、韜也、綢繆密也、束也といひ、「繆」には靜也、綢也、纒綿也と釋し、二字の下に「太志加爾タシカニ,又牟豆万也加爾タヅマヤカニ」(睦やかノ義カ)と訓じたる此等の切や綢や繆は慥に近しといはんか愜に近しといはんか、讀者おのづから判斷する所あるべし。更に言はゞ、清行の慥致は副詞なれば某々の貌をいへる語より轉じたりとも謂ふべし、其の慥眞意に至りては、貌語より動詞に轉れりとは、如何に日本人の和習的漢文なりとも、有るべき事とは覺えざるなり。

さてタシカを假字がきにせるものに、竹取・空穂・源氏・枕草紙・宇治拾遺などに彼此見えたるが,古今集の序に喜撰法師の歌を評して「詞かすかにして始終たしかならず」といへるを漢文の序には「其詞花麗而首尾停滯」と作れる、拙語にはあれど、「停滯」は「不愜」に通すべきも「不慥々」にては全く句も義も成さゞるべし。


前號補 ○慥字の項

源氏物語末摘花の湖月抄頭注に白樂天の三友の詩句を引きて「一彈カナヒ㆓中心㆒」とせる愜の字を萬水一露には〓{心|(匸-一+咲-口)}に似たる〓{心|匚+介}と作りて「タクマシフス」と右訓を施せるは、愜に足滿の義あるに叶ひ、史記司馬相如傳の「愉乎」を八尾板の右訓には「ヨイカナ」とせるに、左訓には「タシカナルカナ」とせるは、愜に快の義ありて愉とも相通ずるよりの古訓なるべし。


むれ・よーこ(群ようこ);1998/12;尾崎翠;文春新書016;文藝春秋;680円(100円);新書判;縦組;並製;190頁;;ISBN4-16-660016-8;

はじめのうちはいまひとつな感じだけれど、「第七官界彷徨」以後晩年の辺はそれなりに。

2005-07-10 (Sun)

三矢重松「宛字」(2)

第一 訛字

一 宛

此の字を「アテ」に用うるは王朝の頃よりありしにや、古書にも多く見えたり。今「アテ字」といふ語を「充字」「當字」など記さんも通ぜざるにはあるまじきも、「當字」は「アタリ字」とも讀むべく、「充字」は字をミタすやうにも見えて、「宛字」と書くことの誤讀なきに如かざる心地せらる。抑國字のアテ・アクといふには種々の漢字の當るがある中に、此のアテ字といふ塲合には「猜」「擬」などの意義もあれど、「猜」や「擬」を「アテ」と訓ずる用例あるにあらざれば其等には尚通じ難し。されど「宛」の字「アツル」義なき上は、此の字を用うるも心苦しき廉なきにあらず。

こゝに我が通用文字の筆畫の沿革を案ずるに、畫の繁なるは之を減じ、簡なるは之を増し、或は多少の變更を行ふこと甚自由なりし形跡あり。本誌には活字の都合にて其の二三をも紹介すること能はざれど、唯その一例を擧げん。伊奘冉命の「冉」の字、今は「冊」に作り、伊奘諾命と並べては「サツ二尊」などとも讀むことなるが、「冊」の字を「ナミ」と讀むべき筋は如何にしても見出されず。古書には之を「〓{冊+一}」及種々の形に記せる、皆「冉」の字の變形にして、「冉」は「タン」「ダン」「ナン」の音、其の撥音は「ムバネ」なるより「ナミ」の假借に用ゐられたる者なること、今は學者の定説なり。かくて「アテ」の「宛」は「充」の字の訛變なるなり。充の下部を宛の下部に作ることを第一着とし、次に充の上部の亠を宀冠に變じて、さて「充」は「宛」となり果てたるもの、其の中間の形は「〓{亠/宛-宀}」即「死」の字の上に一點を加へたる者なりしなり。かく言はゞ人或は言はん、『アテの字果して「充」の訛變ならば、何を苦みてさる訛字を用ゐん、「アテ字」「アテ名」「充行アテオコナフ」とやうに正字にして差支なきにあらずや』と。然り、然れども今人が「宛字」其の他の語に於いて「アテ」といふ意義を感得する上より言へば、なほ「充」の字にては不足を覺え、「宛」の字にして始めて落ちつきたる心地するをば如何にせん。此は同語同字より意義及字形の異なる者を分出せる例と見ば、學術上にも許容せらるゝ價値あるべく、又通用に於いても便利なる文字と認むべきにあらずや。

「宛」の字又「ヅツ」といふ接尾語に宛つることあり。此は事柄をそれ〴〵一々に宛つる意味より轉用したるものなるが、接尾語助辭などに強ひて漢字を宛つることは過去の陋習にして且今はあまり行はれざることなれば、「ヅツ」は假名を用ゐて書くを善しとすべし。


「宛」字については近年だと乾善彦先生に論があつた筈(だけど内容をよく覚えてない)。2つ目の画像でしめした字が、「死」の字の上に一點を加へたる者になつてないのが御愛嬌だなあ。

スティーブン・ピンカー[著]・やました・あつこ(山下篤子)[訳];2002=2004/8;人間の本性を考える[上] 心は「空白の石版」か;

NHKブックス[1010];日本放送出版協会;1,120円(借覧);B6判;縦組;並製;261+40頁;;ISBN4-14-091010-0;[原題]Steven Pinker, The Blank Slate

かしまだ・まき(鹿島田真希);2000/3;レギオンの花嫁;

;河出書房新社;1,200円(借覧);四六判;縦組;上製;122頁;;ISBN4-309-01338-4;

異言。(同い年かあ。)

かしまだ・まき(鹿島田真希);2003/5;一人の哀しみは世界の終わりに匹敵する;

;河出書房新社;1,400円(借覧);四六判;縦組;上製;150頁;;ISBN4-309-01549-2;

短篇集。ずつとむかしに山本周五郎の「栄花物語」をよんだときに、田沼時代のはなしなのに現代の経済用語が無造作につかはれてゐるのに(だから駄目といふのではまるでなくて)非常に不思議な感覚を味つた記憶があるのだけれど、現代日本の女子校に聖書のエピソードが(ややパロディぽく)投入される本書にもくらくらくる(三島賞受賞をうけての「新潮」誌での笙野頼子との対談によると本書の著者はロシア正教徒だといふことだつたと思ふ)。表題作はちよつと毛色がちがふ感じ。

2005-07-09 (Sat)

三矢重松「宛字」

けふからしばらくのあひだ、三矢重松(みつや・しげまつ、1871-1937)の「宛字」といふ論文を入力してゆかうと思ひます。まとめたファイルはhttp://mpcp.hp.infoseek.co.jp/ateji/に置きます。


序説

太閤の右筆が「醍醐」といふ字を忘れて思案せしに、萬事早速なる太閤は「大五」と教へたりし由相傳ふ。醍醐と大五とは、字畫の繁簡意義の懸隔せること固より霄壞も啻ならず、唯其の音の同じきより通ずる所あるなるが、世人はかゝる文字の用法を許さず、宛字なりとして直に之を排斥す。されど「參議」を「三木」とし、「几帳」を「木丁」とするが如きは、符牒に類したる記法なるが、尚古來通用して一種の便法とせり。薩摩に「五代」といふ地名と苗字とあり、其の「五代」は「五大院」の下略なる「五大」の變字にして、「五大院」は又「後醍院」とも書せしを見れば、太閤が「醍」に「大」を代へたると同じ事の既に世に通用せるなり。同じ「ダイ」といふ音にて、仙・千・千・川などの例も乏しからず。又近江の「余吾」は與胡・余呉・余湖とも記し、平維茂の余五を余吾とも記す例に考ふれば、醐より湖・胡・吾を經て五に至るも當然の事にして、太閤の「大五」は理に於いて何等の不都合なきに、而も世人はなほ之を當然の事として視ざるは、別に事情の存するなり。

そも〳〵漢字は意義ある文字なれば、同音なりとて妄に通用すべからざるは、動かざる根本の定にして、我が國書にありても此の定をば遵守せり。されど外國の意字を用ゐて此の間の事を書記せんとするには、勢おのづから一種の變法を用ゐざるべからず。こゝに記・紀・萬葉の假借法あるなり。片假字平假字の製作あるに及びては、彼の假借法を用ゐざるも能く國文を記すべき理なれども、助辭にこそ假字はふさはしけれ、名詞其の他の品詞に假字を用うるは當時の人の喜ばざりし所にして、一千有餘年の今日も尚その風を改めず、甚しきは指定の助動辭「ナリ」を假名書にしては勢力なき心地すとて「也」の字を用ゐて得々たる文士もある體なり。此等に由りて考ふるに、現時の國文に於ける漢字の用法には、其の根本的正用法と日本的假借法との兩樣の原則あるを認めざるべからず。此の兩樣の法則が、如何に世人に行はれ學者に研究せられたるか、正字學上の緊要なる問題なるべし。

近來やかましく漢字の正俗僞を論ずることの學術教育界に行はるゝは、いづれ正しきを教へんとする良風には相違なけれど、其の説く所は一字一畫の正否にのみ存して、一般に如何に漢字を用うべきかといふ大體を失せりと見えて、吾人の目に觸るゝ印刻物の文字は十年前に比して誤謬を加へたる觀あり。「長處」「短處」のとするは「所長」「所短」に混じたるなるべく、「某氏の述ふるによれば」など記すは「所説」「所述」などいふ文字を知らざるなるべし。所と處と通用するやうに見ゆることも無きにあらねど、其の根本の差を無視するは如何あらん。此・是・之・斯などは、相通の例古くより有りて、根本的の區別をするは誰も難んずる所なれど、さりとて「之ハ」「之ノ」「之等」などいふ字類を見ては一驚を吃せざるを得ず。「達」の字の旁は土羊にして幸にあらず、「聖」の字の下部は王にあらず壬にあらず〓{丿+土}なり。「全」の字の上「内」の字の中は入にして人にあらずなどいふ教も惡しからねど、漢字に篆隷楷行草等の書體ありて、其等の書體に於ける字形の變化を知らざるが如きは、學者論としても成り立つべからず、教育には殊に危險なりと謂はざるべからず。又書道書法といふものありて手書の際に異同の生ずることあるを知らざるが如きも癡なり。 説文と康煕字典とを只管虎の卷と心得たらん人は、日本の辭書は言海なり、日本の語は言海に依據すべしと思ひたらんが如し、志は可なれども愚は憐まざること能はず。要するに漢字の根本的正用法の中にも幾多の種類あるを知らざるべからず。

日本的假借法は、之に比すれば更に多岐にして、或る意義に於いては更に知り難きものあり。記・紀・萬葉の時代に在りては、アイウエオに阿伊字衣於を用うる假音あり、カキケコに香木毛子を用うる假訓あり、「欝膽ウツセミ」「苅兼カリケム」「乞痛コチタキ」の如き二音一字の假借あり、「ム」に「セム」を代へ、「ムグラ」に「六倉」を代へたるが如き代借あり、玄黄を天地の義にとりてアメツチと讀ませ、寒をフユ(冬)、供養をタムケ(手向)などに代へたる借義あり、「二二」「重二」「並二」を「四」の義として「シ」の音に借り、「向南キタ山」を「北山」に用ゐたる戯義借・轉義借あり、其の他異訓・異字・省畫・増畫・減畫の類細別すれば十餘種にも及ぶべし。平安朝に及びては片假字平假字も生じ、漢字も正字正用に近くはなりたれど、前代の慣用の例を承けたる假借字もなきにあらず。就中今昔物語の如きは異字異訓假借字の最多きものにて、此の書専用の字引なくては殆讀み下し難き位なり。遙に降りて大久保彦左衛門の三河物語は近世に於いて異字難字の多きものなり。

さて世にいふ宛字とは如何程のものをいふぞといふに、前に言へる支那に於ける假借をも指す塲合なきにもあらねど、先は日本的假借法の文字をいふが如し。余は此の意味に於いて宛字の現今行はるゝ者に就き、多少の解説を試み、大方の取捨を待たんとす。固より字書風に組織的に之を網羅せんことを期するにあらず、唯思ひ出づるに隨つて之を數へ立てんと欲するのみ。その大略の種類

一、訛字
扨栃など字畫を訛れる類
二、擬字
亂暴・家來・街道・不憫など字音より誤解して故意に強ひたる字を擬當したる類
三、假借音訓
面倒・腕白・千六本・達而タツテなどの類にて宛字の中堅
四、謎字
小鳥遊タカナシ結崎クワンゼ八月朔日ホヅミ四月朔日ワタヌキの類
五、振假名字
情死シンヂウノー洋字ヨコモジ・人ダカリなど振假名なければ別に讀まるべき類

2005-07-08 (Fri)

はぎわら・よーこ(萩原葉子);1959→1979/3;父・萩原朔太郎;

中公文庫[A109-2];中央公論社;320円(-);文庫判;縦組;並製;265頁;;;

合掌。

スティーブン・ピンカー[著]・やました・あつこ(山下篤子)[訳];2002=2004/8;人間の本性を考える[中] 心は「空白の石版」か;

NHKブックス[1011];日本放送出版協会;1,120円(借覧);B6判;縦組;並製;267+33頁;;ISBN4-14-091011-9;[原題]Steven Pinker, The Blank Slate

上巻を持つて出たつもりが中巻で、よむ順が変になつちやつた。

こーだんしゃぶんげーぶんこ(講談社文芸文庫)[編];2001/8;戦後短篇小説再発見3 さまざまな恋愛;

講談社文芸文庫[こ J4];講談社;950円(借覧);文庫判;縦組;並製;267頁;;ISBN4-06-198263-X;[著者]やまかわ・まさお(山川方夫)/だん・かずお(檀一雄)/いわはし・くにえ(岩橋邦枝)/まるや・さいいち(丸谷才一)/おーば・みなこ(大庭みな子)/せとうち・はるみ(瀬戸内晴美)/のろ・くにのぶ(野呂邦暢)/たかはし・たかこ(高橋たか子)/おーおか・しょーへー(大岡昇平)/やまだ・えいみ(山田詠美)/うの・ちよ(宇野千代)/たかぎ・のぶこ(髙樹のぶ子)

2005-07-07 (Thu)

つかはら・ふみ(塚原史);2005/4;ボードリヤールという生きかた;

NTT出版ライブラリーレゾナント010;NTT出版;1,600円(借覧);四六判;縦組;並製;246頁;;ISBN4-7571-4113-0;

かもの・まもる(鴨野守);1999/4;広島の公教育はなぜ崩壊したか――検証「人権」「平等」30年の“果実”;

;世界日報社;(借覧);四六判;縦組;並製;302頁;;ISBN4-88201-067-4;

けふの買物

学問とは何か 専門家・メディア・科学技術の倫理
掛谷英紀・大学教育出版

2005-07-06 (Wed)

ひらかわ・みなみ(平川南)/おきもり・たくや(沖森卓也)/さかえはら・とわお(栄原永遠男)/やまなか・あきら(山中章)[編];2005/3;文字による交流;

文字と古代日本2;吉川弘文館;6,500円(借覧);A5判;縦組;上製;4+10+372+v頁;;ISBN4-642-07863-0;[執筆者]ひらかわ・みなみ(平川南)/かわじり・あきお(川尻秋生)/すぎもと・かずき(杉本一樹)/きたの・ひろし(北野博司)/もみやま・あきら(籾山明)/り・そんし(李成市)/ひらの・たくじ(平野卓治)/たなか・ふみお(田中史生)/おーはし・のぶや(大橋信弥)/えのもと・じゅんいち(榎本淳一)/こじま・よしたか(小嶋芳孝)/ばば・はじめ(馬場基)/しもむかい・たつひこ(下向井龍彦)/みやたき・こーじ(宮瀧交二)/みかみ・よしたか(三上喜孝)/すずき・たくや(鈴木拓也)

むらまつ・ともみ(村松友視);2004/10;永仁の壺;

;新潮社;1,700円(借覧);四六判;縦組;上製;317頁;;ISBN4-10-352304-2;

かけや・ひでき(掛谷英紀);2002/7;日本の「リベラル」 自由を謳い自由を脅かす勢力;

シンプーブックス;新風舎;1,000円(2割引);B6判;縦組;並製;79頁;;ISBN4-7974-2118-5;

「リベラル」を自称する(だらう)人やマスコミのリベラリズムにもとる言動を剔抉。ちくま新書か光文社新書辺がもうすこしながいものを出さないかな。

しまうち・ゆーこ(島内裕子);2005/5;兼好―露もわが身も置きどころなし―;

ミネルヴァ日本評伝選;ミネルヴァ書房;(借覧);四六判;縦組;上製;4+xxiv+322+10頁;;ISBN4-623-04400-9;

けふの買物

全集叢書総覧 四訂版
川島五三郎・八木敏夫共編・八木書店
語意・書意
賀茂真淵著・松田好夫校訂・岩波文庫
国語史資料集―図録と解説―
国語学会編・武蔵野書院
萬葉古徑 三
澤瀉久孝・中公文庫
國文學 解釋と鑑賞 第37巻第6号 465 5月臨時増刊号 現代の敬語とマナー
至文堂
国文学 解釈と鑑賞 第48巻6号 617 昭和五十八年4月号 特集=日本語の構造と歴史―研究の新分野を探る
至文堂
国文学 解釈と鑑賞 第53巻1号 679 昭和63年1月号 特集 日本語と他言語
至文堂
国文学 解釈と鑑賞 第54巻7号 698 平成元年7月号 特集 現代日本語―過去から将来へ
至文堂
国文学 解釈と鑑賞 第60巻7号 770 平成7年7月号 特集 「古典文法」の常識・非常識
至文堂
國文學 解釈と教材の研究 第26巻2号 1月臨時増刊号 敬語の手帖
學燈社
國文學 解釈と教材の研究 第32巻14号 11月臨時増刊号 日本人のための日本語セミナ 言葉をどう使いこなすか
學燈社
國文學 解釈と教材の研究 第40巻14号 1995年12月号 現代日本語の敬語は 《併載》現代敬語Q&A40
學燈社
別冊國文學 新・古典文学研究必携
市古貞次編・學燈社
悉皆屋康吉
舟橋聖一・文春文庫

2005-07-05 (Tue)

やまぐち・よしのり(山口佳紀);2005/2;古事記の表現と解釈;

;風間書房;(借覧);A5判;縦組;上製;450頁;;ISBN4-7599-1500-1;

2005-07-04 (Mon)

こーだんしゃぶんげーぶんこ(講談社文芸文庫)[編];2001/9;戦後短篇小説再発見4 漂流する家族;

講談社文芸文庫[こ J5];講談社;950円(借覧);文庫判;縦組;並製;270頁;;ISBN4-06-198264-8;[著者]やすおか・しょーたろー(安岡章太郎)/ひさお・じゅーらん(久生十蘭)/こーだ・あや(幸田文)/なかむら・しんいちろー(中村真一郎)/しょーの・じゅんぞー(庄野潤三)/もりうち・としお(森内俊雄)/おつじ・かつひこ(尾辻克彦)/くろい・せんじ(黒井千次)/つしま・ゆーこ(津島佑子)/ひかり・あがた(干刈あがた)/ますだ・みずこ(増田みず子)/いー・なおゆき(伊井直行)

さかい・たかし(酒井隆史);2004/5;暴力の哲学;

シリーズ・道徳の系譜;河出書房新社;1,500円(借覧);四六判;縦組;並製;239頁;;ISBN4-309-24308-8;

2005-07-03 (Sun)

おーた・よしのぶ(太田好信)/はまもと・みつる(浜本満)[編];2005/3;メイキング文化人類学;

;世界思想社;1,900円(借覧);四六判;縦組;並製;vii+314頁;;ISBN4-7907-1102-1;[執筆者]おーた・よしのぶ(太田好信)/はまもと・みつる(浜本満)/いけだ・みつほ(池田光穂)/けーだ・かつひこ(慶田勝彦)/ふるや・よしあき(古谷嘉章)/しみず・ひろむ(清水展)

おざわ・まきこ(小沢牧子);2002/3;「心の専門家」はいらない;

新書y057;洋泉社;700円(100円);新書判;縦組;並製;218頁;;ISBN4-89691-615-8;

2005-07-02 (Sat)

マリア=ヘスス デ・プラダ=ヴィセンテ(Maria Jesús De Prada Vicente)/おーしま・ひろし(大嶋仁);2005/3;ゆらぎとずれの日本文学史;

;ミネルヴァ書房;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;xii+235+7頁;;ISBN4-623-04344-4;

「神話の喪失」といふ「欠如」を埋めるための「記号連鎖」(ラカン!)としての日本文学史の試み。まあ、それなりに。記紀享受史辺とは整合するのかな。

2005-07-01 (Fri)

おーた・しょーじろー(太田晶二郎);1991/8;太田晶二郎著作集 第二冊;

;吉川弘文館;(借覧);A5判;縦組;上製;6+319頁;;ISBN4-642-01312-1;

かとー・のりひろ(加藤典洋);2005/5;僕が批評家になったわけ;

ことばのために;岩波書店;1,700円(借覧);四六判;縦組;並製;vii+249頁;;ISBN4-00-027105-9;

いわつき・けんじ(岩月謙司);2002/9;女は男のどこを見ているか;

ちくま新書364;筑摩書房;720円(100円);新書判;縦組;並製;234頁;;ISBN4-480-05964-4;

出たばかりのころにtranscriptionさんこれ、近年まれに見るクソ本です、と書いてらつしやつたので買はずにすませてゐたのだけれど、その後逮捕されちやふし、かへつて興味も出て100均本を。悪しき本質主義。科学的な粉飾をほどこさうとすらしてゐないのはちよつとましかもしれないけれど。

けふの貰物

「月刊百科」「図書」(各7月号)もらふ。

2005-06-30 (Thu)

こーだんしゃぶんげーぶんこ(講談社文芸文庫)[編];2001/10;戦後短篇小説再発見5 生と死の光景;

講談社文芸文庫[こ J6];講談社;950円(借覧);文庫判;縦組;並製;272頁;;ISBN4-06-198265-6;[著者]まさむね・はくちょー(正宗白鳥)/しま・ひろし(島比呂志)/えんどー・しゅーさく(遠藤周作)/かわばた・やすなり(川端康成)/ゆーき・しんいち(結城信一)/しまお・みほ(島尾ミホ)/たかはし・まさお(高橋昌男)/いろかわ・たけひろ(色川武大)/たかい・ゆーいち(高井有一)/うえだ・みよじ(上田三四二)/みうら・てつお(三浦哲郎)/むらた・きよこ(村田喜代子)

けふの買物

なぜ「話」は通じないのか コミュニケーションの不自由論
仲正昌樹・晶文社

2005-06-29 (Wed)

けふの、野本かりあの歌で1番好きなのは恋のマンスフィールド大作戦

けふの買物。

教養としてのロースクール小論文
浅羽通明・早稲田経営出版
平成疑問假名遣 平成十七年度版
高崎一郎・國語問題協議會発行・紀伊國屋書店發賣
日本の「リベラル」 自由を謳い自由を脅かす勢力
掛谷英紀・新風舎
カアリイ
野本かりあ・readymade international

2005-06-28 (Tue)

ばらスィー;2005/6;苺ましまろ(4);

DENGEKI COMICS[C-96-4];[発行]メディアワークス・[発売]角川書店;550円(400円);B6判;;並製;160頁;;ISBN4-8402-2981-3;

こーだんしゃぶんげーぶんこ(講談社文芸文庫)[編];2001/11;戦後短篇小説再発見(6) 変貌する都市;

講談社文芸文庫[こ J7];講談社;950円(借覧);文庫判;縦組;並製;306頁;;ISBN4-06-198266-4;[著者]おだ・さくのすけ(織田作之助)/しまお・としお(島尾敏雄)/うめざき・はるお(梅崎春生)/はやし・ふみこ(林芙美子)/ふくなが・たけひこ(福永武彦)/もり・まり(森茉莉)/あべ・あきら(阿部昭)/みき・たく(三木卓)/ひの・けーぞー(日野啓三)/きよーか・たかゆき(清岡卓行)/ごとー・めーせー(後藤明生)/むらかみ・はるき(村上春樹)

うえの・ちずこ(上野千鶴子);1989/8→1992/11;スカートの下の劇場;

河出文庫[う 3-1];河出書房新社;466円(220円);文庫判;縦組;並製;215頁;;ISBN4-309-47241-9;

2005-06-27 (Mon)

よもた・いぬひこ(四方田犬彦);1999/2;旅の王様;

;マガジンハウス;(借覧);四六判;縦組;上製;233頁;;ISBN4-8387-1111-5;

再読だつたのだなあ。さつぱり気がつかなかつた

にし・けん(西研)/もりした・いくひこ(森下育彦);1997/5;「考える」ための小論文;

ちくま新書110;筑摩書房;660円(350円);新書判;縦組;並製;238頁;;ISBN4-480-05710-2;

国語文字史研究会[編];2005/3;国語文字史の研究 八;

;和泉書院;7,500円(借覧);A5判;縦組;上製;236頁;;ISBN4-7576-0304-5;[執筆者]いぬかい・たかし(犬飼隆)/どい・みゆき(土居美幸)/いのぐち・たかし(井野口孝)/なかしま・よーこ(中嶌容子)/こんの・しんじ(今野真二)/たむら・なつき(田村夏紀)/いぬい・よしひこ(乾善彦)/しらいし・さちえ(白石幸恵)/やの・じゅん(矢野準)/さとー・えーさく(佐藤栄作)/たじま・まさる(田島優)/はちや・まさと(蜂矢真郷)

今野先生おつかない。

たまきちひろ;2005/5;スカートの中はいつも戦場;

;朝日ソノラマ;800円(500円);A5判;;並製;244頁;;ISBN4-257-90530-1;

タイトル買ひ。でも出来は微妙だと思つた。

明智抄の始末人シリーズの完全版が、朝日ソノラマから文庫で出てゐるのを折込み広告で知る。ところで、「サンプル・キティ」をその出典とする「イチゴが売っている」という表現は、「象は鼻が長い」「僕はウナギだ」「カキ料理は広島が本場だ」「レモンはビタミンCに富む」等等のなかまいりができるだらうか。

けふの買物

苺ましまろ(4)
ばらスィー・DENGEKI COMICS
犬ぐらし
遠藤淑子・JETS COMICS

2005-06-26 (Sun)

はやし・ちかふみ(林史典)[編];2005/4;文字・書記;

朝倉日本語講座2;朝倉書店;(借覧);A5判;横組;上製;x+252頁;;ISBN4-254-51512-X;[執筆者]はやし・ちかふみ(林史典)/さたけ・ひでお(佐竹秀雄)/いぬかい・たかし(犬飼隆)/つきもと・まさゆき(月本雅幸)/ささき・たかし(佐佐木隆)/いさか・じゅんいち(伊坂淳一)/さこの・ふみのり(迫野虔徳)/おぐら・はじめ(小倉肇)/ぬもと・かつあき(沼本克明)/ひずめ・しゅーじ(肥爪周二)/こばやし・かずひと(小林一仁)/やだ・つとむ(矢田勉)

2005-06-25 (Sat)

ロナルド・ドーア[著]・いしずか・まさひこ(石塚雅彦)[訳];2004=2005/4;働くということ グローバル化と労働の新しい意味;

中公新書1793;中央公論新社;700円(借覧);新書判;縦組;並製;x+198頁;;ISBN4-12-101793-5;[原著]Ronald Dore : New forms and meaning of work in an increasingly globalized world, Geneva, International Labour Organization, 2004.

2005-06-24 (Fri)

たきうら・まさと(滝浦真人);2005/6;日本の敬語論――ポライトネス理論からの再検討;

;大修館書店;2,000円(2割引);四六判;縦組;上製;xiv+315頁;;ISBN4-469-22171-6;

なかなか面白い。以前、エピグラフにひかれてゐるGeorge YuleのPragmaticsをよむ授業をとつてたことがあつたけど、結局身についてないなあ。といふわけで後半はよくわかつてゐないのだけれど。

しだ・ただし(志田唯史);2001/9;漢字って、もともと、そういう意味だったのか――漢字のルーツを探る;

角川oneテーマ21 B-14;角川書店;571円(250円);新書判;縦組;並製;223頁;;ISBN4-04-704051-7;

おもに加藤常賢と白川静を比較してゐる。よみよかつた。一貫性から、白川説に軍配をあげてゐることがおほいやうな気がする。白川静はどこかで加藤常賢のことを暗になんでも不具の侏儒にむすびつける僻説者とか書いてなかつたつけ。

2005-06-23 (Thu)

せきね・せーぞー(関根清三);1998→2005/4;旧約聖書の思想――24の断章;

講談社学術文庫1705;講談社;1,150円(借覧);文庫判;縦組;並製;355頁;;ISBN4-06-159705-1;

まや・みねお(魔夜峰央);2005/6;パタリロ!(76);

花とゆめCOMICS;白泉社;390円(2割引);新書判;;並製;190頁;;ISBN4-592-18178-6;

プラズマXなつかしい。

けふのグロ強要、その他の買物

sabra 012 2005 14th July
小学館
日本の敬語論 ポライトネス理論からの再検討
滝浦真人・大修館書店
制度通(上)(下)
伊藤東涯著・吉川幸次郎校訂・岩波文庫
伝わる・揺さぶる!文章を書く
山田ズーニー・PHP新書
古本買い 十八番勝負
嵐山光三郎・集英社新書
平凡パンチ1964
赤木洋一・平凡社新書
グロテスクな教養
高田理惠子・ちくま新書
日本の古代語を探る――詩学への道
西郷信綱・集英社新書

2005-06-22 (Wed)

Reading Batonがまはつてきたよ

antipop.gs(la gaya scienza!?)のけんたろさんからReading Batonをわたされたのでうけとつてこたへてみます。私の読書は、「何もしないでいる」ための手続き(別役実)なので陸なことはかけないと思ひますが。

お気に入りのテキストサイト(ブログ)
ボルトさんのアナンダがあんまり素敵だつたのもので、とあるサイトをつくるとき、ハンドルネームとして勝手に頂戴してしまひました。
今読んでいる本
四方田犬彦「旅の王様」と、志田唯史「漢字って、もともと、そういう意味だったのか」。
好きな作家
橋本治
最初によんだのは、多分「風雅の虎の巻」だつたのではないかと思ひます。図書館で借りてよんだそれは単行本だつたのだけれど、ある日古本屋で講談社文庫版を100円で入手して、おお、と思つたのでした(といふのも、そのころはまだ百均棚は勿論、文庫落ちといふことすらしらなくて、こんな本質尽くしの本がただも同然で自分のものになつてしまつてよいものかと驚いた)。その後、おなじ店で買つた「'89」を高校生の私は何遍よんだことでせう。「みんな“オタク”になっちゃうぞ」をよんでゐて知らぬ間に涙がでてゐたことがありました。
「ハイスクール八犬伝」のつづきがよみたいなあ。あと、「人工島戦記」は一体どうなつたんだらう。
浅羽通明
「風雅の虎の巻」や「'89」を買つたのとおなじ(いまはもうつぶれてしまつた)古本屋で、「ニセ学生マニュアル」の黒い「逆襲版」と赤い「死闘篇」を買つて、これも何遍もみて学問の概略を知つた気になる。結局、ニセマの甲斐なくどうしやうもないくらゐ〈知のおたく〉になつてしまひました。
坪内祐三
「ストリートワイズ」を、はじめて書店でみたときに、誰だこれ、と思つて手にとつて、そのまま棚にもどして、つぎの日またその書店に行くと、2冊あつたのが1冊へつてゐて、これやいけない、と思つて購入。そして読んで、なぜか(身のほどしらずにも)著者を嫉妬しました。さらにそのまた次の日に同じ店に行つたらまた1冊おいてありました。
その後出た「シブい本」は再読三読した最後の本ではないかと思ひます。
小松英雄
人にすすめられて「徒然草抜書」(講談社学術文庫)をよんで世界がかはりました。
よく読むまたは、思い入れのある本
上記を参照してください。
この本は手放せません!
本へのフェティッシュはないつもりなので。あるいは、本を手放しては商売にならない身のはずなのにその商売をしてゐないので。
次にバトンを渡すヒト3名2名
その厖大な学知の片鱗でものぞかせていただきたく【書庫】*書物のトポス=書物のトピック*の森洋介さんと、サイトの更新再開を希望して変態的性行為の探求とその諸相の常盤幸利さんとに受け取つていただけたらありがたく存じます。

わたなべ・かずたみ(渡邊一民);2005/3;中島敦論;

;みすず書房;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;224頁;;ISBN4-622-07135-5;

けふの買物

テレビCMを読み解く
内田隆三・講談社現代新書
女は男のどこを見ているか
岩月謙司・ちくま新書
大江戸史話
大石慎三郎・中公文庫
別冊宝島279 わかりたいあなたのための心理学・入門 「こころ」の謎はここまで解けた!
宝島社
タイの僧院にて
青木保・中公文庫
沈黙の文化を訪ねて
青木保・中公文庫
アンコール史跡考 エロスと蛇神
宗谷真爾・中公文庫
ダーウィンを越えて
今西錦司・吉本隆明・中公文庫
古語雑談
佐竹昭広・岩波新書
尾崎翠
群ようこ・文春新書
進路はディキシーランド
樋口修吉・集英社文庫
銀座北ホテル
樋口修吉・集英社文庫
恋する短歌
佐藤真由美・集英社文庫
怪しいお仕事!
北尾トロ・新潮OH!文庫
私の外国語修得法
阿部謹也編・中公文庫
宇宙の法則 世界の基本(2)
太田虎一郎・HYPER HOT MILKコミックス

2005-06-21 (Tue)

なかお・りょーしん(中尾良信);2005/5;日本禅宗の伝説と歴史;

歴史文化ライブラリー189;吉川弘文館;1,700円(借覧);四六判;縦組;並製;6+207頁;;ISBN4-642-05589-4;

こいけ・せーじ(小池清治);2001/10;現代日本語探究法;

シリーズ〈日本語探究法〉1;朝倉書店;2,500円(借覧);A5判;並製;横組;iv+148頁;;ISBN4-254-51501-4;

「黒い雨」は長崎原爆を小説化した(p.102)ものではないよね。といふか、女学生に「メスブタ」と暴言、宇都宮大教授を懲戒処分(11/27)といふのは、本書の著者だつたではないかなあ、と思ふのだけれど。

なかはら・まさや(中原昌也);2004/7;待望の短篇集は忘却の彼方に;

;河出書房新社;1,300円(借覧);四六判;縦組;上製;139頁;;ISBN4-309-01648-0;

慎太郎!マンガ! といふか、「デス秋葉系」といふ語を誰かつかつてる人はゐるだらう(本書の著者に対してでなく)、と思つたけど、検索しても、文末の「です」の片仮名表記+「秋葉系」しかみあたらないみたい。

いせざき・けんじ(伊勢崎賢治);2004/12;武装解除――紛争屋が見た世界;

講談社現代新書1767;講談社;740円(借覧);新書判;縦組;並製;245頁;;ISBN4-06-149767-7;

すごい人もゐるもんだなあ。

たぐち・けんじ(田口賢司);2004/10;メロウ;

;新潮社;1,500円(借覧);四六判;縦組;上製;170頁;;ISBN4-10-396902-4;

きしだ・しゅー(岸田秀)/やまもと・しちへー(山本七平);1980/9→1996/5;日本人と「日本病」について;

文春文庫[き-14-3];文藝春秋;408円(100円);文庫判;縦組;並製;250頁;;ISBN4-16-754004-5;

2005-06-20 (Mon)

わかお・まさき(若尾政希);2004/3;安藤昌益からみえる日本近世;

;東京大学出版会;6,200円(借覧);A5判;縦組;上製;xxiv+388+17頁;;ISBN4-13-026206-8;

安藤昌益がどんなリソースを利用して思想形成をしていつたのかを丹念に調査してゐてなかなか面白かつた(マルクス主義ぽいのも)。「歴史をよむ」(の多分「年表」の項)で本書の著者は、安藤昌益も愛用してゐたといふ「倭漢合運指掌図」を紹介してゐたのけれど、その写真を見ると「人王ヨリ○○年」といふ風に書いてあつて、ああ皇紀つて近代になつて創られたばかりのものではなかつたのだなあ、と思つたことでした。

えんどー・かおる(遠藤薫)[編著];2004/11;インターネットと〈世論〉形成 間メディア的言説の連鎖と抗争;

;東京電機大学出版局;(借覧);A5判;横組;上製;vii+351頁;;ISBN4-501-62050-1;[執筆者]遠藤薫/桃塚薫/高橋悦子/植村八潮/金相集/齋藤皓太/木本玲一/高原基彰/西村博之

湘南ゴミ拾ひオフの背景に嫌韓感情もあつたとは知らなかつた(pp.84-87)。

ひがき・たかし(日垣隆);1999/6;少年リンチ殺人 「ムカつくから、やっただけ」;

;講談社;1,600円(借覧);四六判;縦組;上製;246頁;;ISBN4-06-209792-3;

けふの買物

「心の専門家」はいらない
小沢牧子・新書y
英語の語源
渡部昇一・講談社現代新書
ソレしながら好きって言える?
安彦麻理絵・F×comics

2005-06-19 (Sun)

ほむら・ひろし(穂村弘);2004/6;もうおうちへかえりましょう;

;小学館;1,400円(借覧);四六判;縦組;並製;189頁;;ISBN4-09-387508-1;

「彗星のたてがみ」つて陰毛のことだつたんだ。

つかもと・くにお(塚本邦雄);1973/6→1984/4;定家百首 良夜爛漫;

河出文庫[142A];河出書房新社;408円;文庫判;縦組;並製;261頁;;ISBN4-309-40074-4;

2005-06-18 (Sat)

こーだんしゃぶんげーぶんこ(講談社文芸文庫)[編];2001/12;戦後短篇小説再発見(7) 故郷と異郷の幻影;

講談社文芸文庫[こ J8];講談社;950円(借覧);文庫判;縦組;並製;320頁;;ISBN4-06-198267-2;[著者]いぶせ・ますじ(井伏鱒二)/はせがわ・しろー(長谷川四郎)/こばやし・まさる(小林勝)/きやま・しょーへー(木山捷平)/つじ・くにお(辻邦生)/いしむら・みちこ(石牟礼道子)/いつき・ひろゆき(五木寛之)/もり・あつし(森敦)/はやし・きょーこ(林京子)/みつおか・あきら(光岡明)/おだ・まこと(小田実)/しまだ・まさひこ(島田雅彦)

ときえだ・もとき(時枝誠記);1973/10;言語本質論;

時枝誠記博士論文集 第一册;岩波書店;2,000円(借覧);A5判;縦組;上製;xii+394頁;;;

「語の意味の體系的組織は可能であるか―此の問題の由來とその解決に必要な準備的調査―」は名篇だと人にすすめられたので。

2005-06-17 (Fri)

こーだんしゃぶんげーぶんこ(講談社文芸文庫)[編];2002/1;戦後短篇小説再発見(8) 歴史の証言;

講談社文芸文庫;講談社;950円(借覧);文庫判;縦組;並製;259頁;;ISBN4-06-198268-0;[著者]ひらばやし・たいこ(平林たい子)/あがわ・ひろゆき(阿川弘之)/なかの・しげはる(中野重治)/みうら・しゅもん(三浦朱門)/ふじ・まさはる(富士正晴)/さた・いねこ(佐多稲子)/みずかみ・つとむ(水上勉)/よしの・せー(吉野せい)/たなか・こみまさ(田中小実昌)/り・かいせい/イ・フェソン(李恢成)/さかがみ・ひろし(坂上弘)

2005-06-16 (Thu)

たなか・しゅーせー(田中秀征);2004/6;日本リベラルと石橋湛山 いま政治が必要としていること;

講談社選書メチエ302;講談社;1,500円(借覧);四六判;縦組;並製;238頁;;ISBN4-06-258302-X;

なんかリフレ派に人気の石橋湛山の名を私がはじめてみたのは荒俣宏「帝都物語」で、そのおかげでなんかダムを沢山つくつて電力をまかなはうとした人だとずつと思つてゐました。

いたさか・よーこ(板坂耀子);2005/3;平家物語 あらすじで楽しむ源平の戦い;

中公新書1787;中央公論新社;760円(借覧);新書判;縦組;並製;242頁;;ISBN4-12-101787-0;

のや・しげき(野矢茂樹);1999/4;哲学・航海日誌;

;春秋社;(借覧);四六判;縦組;上製;ix+388頁;;ISBN4-393-32301-7;

2005-06-15 (Wed)

こーだんしゃぶんげーぶんこ(講談社文芸文庫)[編];2002/2;戦後短篇小説再発見(9) 政治と革命;

講談社文芸文庫;講談社;950円(借覧);文庫判;縦組;並製;286頁;;ISBN4-06-198269-9;[著者]たなか・ひでみつ(田中英光)/はやし・ふさお(林房雄)/ほった・よしえ(堀田善衞)/のま・ひろし(野間宏)/はにや・ゆたか(埴谷雄高)/くらはし・ゆみこ(倉橋由美子)/いのうえ・みつはる(井上光晴)/ふるい・よしきち(古井由吉)/キム・ソクポム(金石範)/たかはし・かずみ(高橋和巳)/かいこー・たけし(開高健)/きりやま・かさね(桐山襲)

倉橋由美子の作をなにかよまうと思つて。

うちだ・たつる(内田樹);2004/10;死と身体――コミュニケーションの磁場;

シリーズ ケアをひらく;医学書院;2,000円(借覧);A5判;縦組;並製;242頁;;ISBN4-260-33366-6;

かない・よしこ(金井淑子)[編];2004/11;性/愛;

岩波応用倫理学講義5;岩波書店;3,400円(借覧);A5判;縦1,2段組;並製;xiii+286頁;;ISBN4-00-026718-3;[執筆者]かない・よしこ(金井淑子)/うちだ・たつる(内田樹)/ながの・じゅん(永野潤)/あきつ・えー(阿木津英)/かわの・きよみ(河野貴代美)/ぬまざき・いちろー(沼崎一郎)/ほそや・まこと(細谷実)/いわもと・みさこ(岩本美砂子)/みさご・ちずる(三砂ちづる)/いだ・くみこ(伊田久美子)/くらもと・ともあき(倉本智明)/すながわ・ひでき(砂川秀樹)/いのうえ・たかこ(井上たか子)//あだち・まりこ(足立眞理子)/かとー・しゅーいち(加藤秀一)/たけむら・かずこ(竹村和子)

こばやし・たくみ(小林拓己);2002/5;ヴァージンな関係(1);

BAMBOO COMICS[VITAMAN SELECT];竹書房;562円(100円);B6判;;並製;215頁;;ISBN4-8124-5646-0;

エロ漫画。藤島康介の絵柄を完コピして描かれてゐるのに感心して。

2005-06-14 (Tue)

あべ・よしろー(阿部郎);2004/3;失われた史前学 公爵大山柏と日本考古学;

;岩波書店;3,400円(借覧);四六判;縦組;上製;4+xiv+266+3頁;;ISBN4-00-000187-6;

おーき・やすし(大木康);2004/5;明末江南の出版文化;

研文選書92;研文出版;2,400円(借覧);四六判;縦組;上製;259+ix頁;;ISBN4-87636-231-9;

明朝体は、縦画を彫るひとと横画を彫るひととの分業のなかでデザインされてきたものなのか。なるほどなあ。

てらさわ・だいすけ(寺沢大介);2003/11;喰いタン(3);

イブニングKC-45;講談社;514円(300円);B6判;;並製;196頁;;ISBN4-06-352045-5;

おがわ・よーいち(小川陽一);2005/3;中国の肖像画文学;

研文選書94;研文出版;2,200円(借覧);四六判;縦組;上製;196頁;;ISBN4-87636-247-5;

けふの買物

「考える」ための小論文
西研/森下育彦・ちくま新書

2005-06-13 (Mon)

ほんだ・あきら(本多啓);2005/2;アフォーダンスの認知意味論――生態心理学から見た文法現象;

;東京大学出版会;(借覧);A5判;横組;上製;xv+331頁;;ISBN4-13-086032-1;

2005-06-12 (Sun)

えくに・しげる(江國滋);1982/11;男女驚学―娘たちに贈る覚書―;

旺文社文庫[151-4];旺文社;340円(100円);文庫判;縦組;並製;246頁;;ISBN4-01-064200-9;

2005-06-11 (Sat)

うどー・ゆたか(有働裕);2002/12;「源氏物語」と戦争 戦時下の教育と古典文学;

;インパクト出版会;2,000円(借覧);四六判;縦組;上製;182頁;;ISBN4-7554-0127-5;

サクラ読本で源氏物語が教材に採用されたことへの反響をまとめたもの。若紫なのははじめつからだつたんだなあ。

マーク・ブキャナン[著]・さかもと・よしひさ(阪本芳久)[訳];2002=2005/3;複雑な世界、単純な法則 ネットワーク科学の最前線;

;草思社;2,200円(借覧);四六判;縦組;上製;357頁;;ISBN4-7942-1385-9;[原著]Mark Buchanan, Nexus : Small Worlds and the Groundbreaking Science of Networks (Norton, 2002)

てらさわ・だいすけ(寺沢大介);2002/11,2003/5;喰いタン(1)(2);

イブニングKC-16,29;講談社;各514円(各100円);B6判;;並製;230,212頁;;ISBN4-06-352016-1,ISBN4-06-352029-3;

もの喰つて事件を解決するといふコンセプトがすごい。旨味ーッ。

けふの買物

人生逃亡者の記録
きだみのる・中公新書
文林通言
石川淳・中公文庫

2005-06-10 (Fri)

さとー・としき(佐藤俊樹);1993/11;近代・組織・資本主義―日本と西欧における近代の地平―;

;ミネルヴァ書房;3,884円(借覧);A5判;縦組;上製;4+336+16頁;;ISBN4-623-02338-9;

かわぐち・りょー(川口良)/つのだ・ふみゆき(角田史幸);2005/5;日本語はだれのものか;

歴史文化ライブラリー190;吉川弘文館;1,700円(借覧);四六判;縦組;並製;7+217頁;;ISBN4-642-05590-8;

2005-06-09 (Thu)

おくもと・だいさぶろー(奥本大三郎);2005/4;東京美術骨董繁盛記;

中公新書1794;中央公論新社;920円(借覧);新書判;縦組;並製;4+iv+305頁;;ISBN4-12-101794-3;

おーた・しょーじろー(太田晶二郎);1991/8;太田晶二郎著作集 第一冊;

;吉川弘文館;(借覧);A5判;縦組;上製;1+10+348頁;;ISBN4-642-01311-3;

漢籍の「施行」(音読みして「シギヤウ」)といふ制度について知りたくて借りてきたのだけれど、さすが亀井孝の畏友。極度にきりつめた本文と厖大な注がすげえスタイリッシュ。しびれる。

ひろの・ゆみこ(廣野由美子);2005/3;批評理論入門 『フランケンシュタイン』解剖講義;

中公新書1790;中央公論新社;780円(借覧);新書判;縦組;並製;vi+258頁;;ISBN4-12-101790-0;

簡潔にして明快。ストーリーとプロットのちがひつて、出来事を時系列の順にそつてならべるとストーリーで、叙述の順だとプロットなのか。あと、「透明な批評」といふのもはじめてきいた。

うすた・きょーすけ(うすた京介);2005/6;ピューと吹く! ジャガー(9) 「ツ」のつくアレを込め!;

ジャンプ・コミックス;集英社;390円(1割引);新書判;;並製;190頁;;ISBN4-08-873719-5;

けふの買物

広告批評 2005 JUN NO.293 特集 深澤直人の仕事
マドラ出版
sabra 011 2005 23rd June
小学館
ボクラ少国民
山中恒・講談社文庫
溺れるナイフ(1)
ジョージ朝倉・KC別フレ
ワッハマン(8)
あさりよしとお・パーティKC
喰いタン(1)(2)
寺沢大介・イブニングKC
ヴァージンな関係(1)
小林拓己・バンブーコミックス

2005-06-08 (Wed)

まつーら・ひさき(松浦寿輝);2004/11;そこでゆっくりと死んでいきたい気持をそそる場所;

;新潮社;1,700円(借覧);四六判;縦組;上製;235頁;;ISBN4-10-471701-0;

ほりえ・としゆき(堀江敏幸);2005/2;河岸忘日抄;

;新潮社;1,500円(借覧);四六判;縦組;並製;317頁;;ISBN4-10-447103-8;

たにざき・じゅんいちろー(谷崎潤一郎);1933/8→1984/9;青春物語;

中公文庫[A1-15];中央公論社;300円(-);文庫判;縦組;並製;219頁;;ISBN4-12-201152-3;

2005-06-07 (Tue)

だん・まりな(団まりな);2005/2;性のお話をしましょう 死の危機に瀕して、それは始まった;

魂の本性 collection ψυχή 2;哲学書房;2,400円(借覧);四六判;縦組;上製;192頁;;ISBN4-88679-151-4;

じつかわ・みきろー(實川幹朗);2004/10;思想史のなかの臨床心理学 心を囲い込む近代;

講談社選書メチエ311;講談社;1,500円(借覧);四六判;縦組;並製;238頁;;ISBN4-06-258311-9;

カルロ・ギンズブルグ(Carlo Ginzburg)[著]・うえむら・ただお(上村忠男)[訳];2003/10;歴史を逆なでに読む;

;みすず書房;3,600円(借覧);四六判;縦組;上製;305頁;;ISBN4-622-07064-2;

もりした・きーち(森下喜一)/おーの・まきお(大野眞男);2001/11;方言探究法;

シリーズ〈日本語探究法〉9;朝倉書店;2,500円(借覧);A5判;横組;並製;vi+134頁;;ISBN4-254-51509-X;

2005-06-06 (Mon)

みさき・ひさし(身﨑壽);2005/1;人麻呂の方法――時間・空間・「語り手」;

北海道大学大学院文学研究科 研究叢書7;北海道大学図書刊行会;4,700円(借覧);A5判;縦組;上製;viii+285頁;;ISBN4-8329-6491-7;

やなぎもと・みちひこ(柳本通彦);2005/3;明治の冒険科学者たち 新天地・台湾にかけた夢;

新潮新書108;新潮社;700円(借覧);新書判;縦組;並製;219+iv頁;;ISBN4-10-610108-4;

2005-06-05 (Sun)

とみなが・けんいち(富永健一);2004/12;戦後日本の社会学 一つの同時代学史;

;東京大学出版会;(借覧);A5判;横組;上製;xii+471頁;;ISBN4-13-050158-5;

本書の著者にはろくろく読んだこともないのになぜか、どうにも大まかだよなあ、といふ印象をもつてゐたのだけれど、やつぱりそんな感じ。『社会変動の理論』はさいわいにしてよく売れた本であったが、マルクス主義者の早瀬利雄はこの本の書評を引き受けておきながらこれを握りつぶしたので、彼の死までの二十数年間『社会学評論』誌にはこの本の書評が出なかった(p.vii)、といふところが一番面白かつた。

四方田犬彦;2000/10;マルコポーロと書物;

;枻出版社;(借覧);四六判;縦1,2段組;上製;638頁;;ISBN4-87099-375-9;

つぼうち・ゆーぞー(坪内祐三);2005/5;古本的;

;毎日新聞社;1,700円(1割引);四六判;縦組;上製;284頁;;ISBN4-620-31719-5;

たにざき・まつこ(谷崎松子);1983/6→1986/10;湘竹居追想 潤一郎と「細雪」の世界;

中公文庫[M112-2];中央公論社;340円(100円);文庫判;縦組;並製;208頁;;ISBN4-12-201364-X;

2005-06-04 (Sat)

聯載」といふのは過剰な回帰形ではないかしらといふ話

「日本国語大辞典」(第2版)の挙例から孫引き。

ウェブ上でコピーが見られるものだと、後藤宙外「非自然主義」の目次2頁に、關西瞥見記……(明治三十四年三月より連載)、とある。

福田恆存の著作でも、

以上のやうに、ごくごく簡単な調査だけれど、表記改革以前の(あるいはその影響を拒絶した)資料でも「載」といふ表記は見られないみたい。まあ、「聯」字と「連」字は同音同義字だから、どつちでもよいといへばよいとは思ふのだけれど。


はせべ・やすお(長谷部恭男);2004/4;憲法と平和を問いなおす;

ちくま新書465;筑摩書房;680円(借覧);新書判;縦組;並製;206頁;;ISBN4-480-06165-7;

まつーら・ひさき(松浦寿輝);2004/3;あやめ 鰈 ひかがみ;

;講談社;1,600円(借覧);四六判;縦組;上製;229頁;;ISBN4-06-212205-7;

2005-06-03 (Fri)

やまもと・たかみつ(山本貴光)/よしかわ・ひとみつ(吉川浩満);2004/6;心脳問題――「脳の世紀」を生き抜く;

;朝日出版社;2,100円(借覧);四六判;縦組;並製;361+xix頁;;ISBN4-255-00277-0;

やすだ・あきら(安田章);1980/7;朝鮮資料と中世国語;

笠間叢書147;笠間書院;10,000円(借覧);A5判;縦組;上製;2+435+8頁;;;

けふの買物

古本的
坪内祐三・毎日新聞社

2005-06-02 (Thu)

ながさき・ひろし(長崎浩);1997/9;からだの自由と不自由 身体運動学の展望;

中公新書1379;中央公論社;(借覧);新書判;縦組;並製;vi+210頁;;ISBN4-12-101379-4;

やまうち・まさゆき(山内昌之);2005/3;鬼平とキケロと司馬遷と 歴史と文学の間;

グーテンベルクの森;岩波書店;1,800円(借覧);四六判;縦組;上製;ix+206+6頁;;ISBN4-00-026988-7;

あんの・もよこ(安野モヨコ);2005/5;シュガシュガルーン(3);

KCデラックス-2014;講談社;419円(1割引);新書判;;並製;204頁;;ISBN4-06-372014-4;

やまぐち・あきら(山口晃);2004/10;山口晃作品集;

;東京大学出版会;2,800円(借覧);B5判;;並製;viii+80+12頁;;ISBN4-13-083100-3;

けふの貰物

「創文」(2005.05 NO.475)もらふ。斯波六郎「六朝文学への思索」発刊を記念して特集してゐるのに、なぜか表紙は史記の景印。

2005-06-01 (Wed)

さかもと・たかお(坂本多加雄);2004/12;坂本多加雄◎対談・書評集 歴史を語る作法;

;都市出版;1,700円(借覧);四六判;縦組;並製;ix+339頁;;ISBN4-901783-14-9;

はじめの北岡伸一との丸山真男「忠誠と反逆」をめぐる対談、山崎正和との歴史教育をめぐる対談とかがちよつと面白かつた。

やなぎだ・せーじ(柳田征司);1975/9;詩学大成抄の国語学的研究 研究篇;

;清文堂出版;(借覧);A5判;縦組;上製;4+3+7+680頁;;;

特殊な事象を切りだしてくるのでなくて史資料をまるごととらへる姿勢を学びたい。

にーくら・としかず(新倉俊一);2004/11;評伝 西脇順三郎;

;慶應義塾大学出版会;3,000円(借覧);四六判;縦組;上製;16+v+362頁;;ISBN4-7664-1114-5;

たにざき・まつこ(谷崎松子);1967/7→1979/12;倚松庵の夢;

中公文庫[M112];中央公論社;260円(100円);文庫判;縦組;並製;171頁;;;

2005-05-31 (Tue)

いしだ・せん(石田千);2004/4;月と菓子パン;

;晶文社;1,800円(借覧);四六判;縦組;上製;221頁;;ISBN4-7949-6618-0;

ながたに・くにお(長谷邦夫);2004/5;漫画に愛を叫んだ男たち;

;清流出版;1,800円(借覧);四六判;縦組;上製;318頁;;ISBN4-86029-075-5;

よもた・いぬひこ(四方田犬彦);2001/10;ハイスクール・ブッキッシュライフ;

;講談社;(借覧);四六判;縦組;上製;252頁;;ISBN4-06-209332-4;

ロレンス「黙示録論」の福田恆存による邦訳がちくま学芸文庫にある(p.23)、と書いてある。実際に出たのは2004年12月だから、ずいぶん早くから決まつてたんだなあ。

2005-05-30 (Mon)

ひぐち・ゆーいち(樋口裕一);2000/10;ホンモノの文章力――自分を売り込む技術;

集英社新書[0056-E];集英社;660円(100円);新書判;縦組;並製;219頁;;ISBN4-08-720056-6;

けふの買物

わたし、ガンです ある精神科医の耐病記
頼藤和寛・文春新書
ロシアは今日も荒れ模様
米原万里・講談社文庫

2005-05-27 (Fri) ~ 2005-05-29 (Sun)

ゆきゆきて、神戸

といふか携帯で写真とるの下手つぴだなあ。モブログとかしてるひとすげえ。

あべ・かずしげ(阿部和重);1995/8,1997/7→2002/6;ABC戦争 plus 2 stories;

新潮文庫[あ-41-2];新潮社;476円;文庫判;縦組;並製;317頁;;ISBN4-10-137722-7;

みさご・ちずる(三砂ちづる);2004/9;オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す;

光文社新書166;光文社;720円(200円);新書判;縦組;並製;253頁;;ISBN4-334-03266-4;

反動、でせう。やつぱり。

井上章一&関西性欲研究会;2004/12;性の用語集;

講談社現代新書1762;講談社;860円(1割引);新書判;縦組;並製;382頁;;ISBN4-06-149762-6;[執筆者・編集委員]いのうえ・しょーいち(井上章一)/さいとー・ひかる(斎藤光)/ながい・よしかず(永井良和)/ふるかわ・まこと(古川誠)/[項目執筆者]あかえだ・かなこ(赤枝香奈子)/かわい・ゆー(川井ゆう)/きたしゅくがわ・ふかし(北夙川不可止)/しぶや・ともみ(渋谷知美)/たけむら・たみお(竹村民郎)/にしむら・ひろし(西村大志)/まつだ・さおり(松田さおり)/みついし・あゆみ(光石亜由美)/みつはし・じゅんこ(三橋順子)

よしだ・かねひこ(吉田金彦);1990/7→2003/4;日本語 ことばのルーツ探し 意外な由来、面白い語源;

祥伝社黄金文庫[G よ 3-1];祥伝社;590円;文庫判;縦組;並製;291頁;;ISBN4-396-31320-9;「ふだん語小辞典 ことばのカルテ」を改編

この間の買物

渾齋隨筆
會津八一・中公文庫
日本語の起源
大野晋・岩波新書
東光金蘭帖
今東光・中公文庫
詞苑間歩 移る時代・変ることば 続
山田俊雄・三省堂
図説中国印刷史
米山寅太郎・汲古選書

2005-05-26 (Thu)

なかにし・じゅんこ(中西準子);2004/9;環境リスク学 不安の海の羅針盤;

;日本評論社;1,800円(借覧);四六判;縦組;上製;vii+251頁;;ISBN4-535-58409-5;

ふくい・よしお(福井佳夫);1998/2;六朝美文学序説;

;汲古書院;(借覧);四六判;縦組;上製;6+393+10頁;;ISBN4-7629-2616-7;

けふの買物

sabra 010 2005 9th June
小学館

2005-05-25 (Wed)

ぐんじ・たかお(郡司隆男)/にしがうち・たいすけ(西垣内泰介)[編];2004/2;ことばの科学ハンドブック;

;研究社;2,800円(借覧);A5判;横組;並製;x+279頁;;ISBN4-327-40136-6;[著者]ぐんじ・たかお(郡司隆男)/にしがうち・たいすけ(西垣内泰介)/Joseph Emonds/まつだ・けんじろー(松田謙次郎)/まつい・みちなお(松尾理直)/はしもと・ちから(橋本力)

ますかわ・こーいち(増川宏一);2000/2;将棋の駒はなぜ40枚か;

集英社新書[0019-H];集英社;660円(100円);新書判;縦組;並製;206頁;;ISBN4-08-720019-1;

2005-05-24 (Tue)

けふの買物

CINEMA RISE No.145 真夜中の弥次さん喜多さん
アスミック・エース エンタテインメント発行

2005-05-23 (Mon)

おかだ・あつし(岡田温司);2005/1;マグダラのマリア エロスとアガペーの聖女;

中公新書1781;中央公論新社;800円(借覧);新書判;縦組;並製;8+vi+238頁;;ISBN4-12-101781-1;

いりえ・あつひこ(入江敦彦);2001/10;英国式人生のススメ 金持ちでないけど豊か、成功しなくても幸福になる12の哲学;

新書y041;洋泉社;700円(100円);新書判;縦組;並製;235頁;;ISBN4-89691-572-0;

けふの貰物

「ちくま」「春秋」(各5月号)をもらふ。

2005-05-22 (Sun)

先日とどいた日本書房の古典・近代資料目録5号を見てゐたら、179番に、福田恒存草稿「国語問題論争史」200,000円 追加「今後の問題」39枚 後書6枚 ペン書 四百字詰合計45枚、といふのがありました

ばば・きみひこ(馬場公彦);2004/12;『ビルマの竪琴』をめぐる戦後史;

;法政大学出版局;2,200円(借覧);四六判;縦組;上製;vi+228+2頁;;ISBN4-588-13016-1;

よもた・いぬひこ(四方田犬彦);1992/2;魯迅――めざめて人はどこへ行くか;

にんげんの物語;ブロンズ新社;1,456円(借覧);A5判;縦組;上製;189頁;;ISBN4-89309-046-1;[さし絵]すーじー・あまかね(スージー甘金)

よもた・いぬひこ(四方田犬彦)[編];2003/2;アジア映画;

知の攻略 思想読本[9];作品社;2,000円(借覧);A5判変型;縦2,3段組;並製;190頁;;ISBN4-87893-539-1;[執筆者]いしざか・けんじ(石坂健治)/いちやま・しょーぞー(市山尚三)/いわみ・ひさこ(岩見寿子)/さいとー・あつこ(齋藤敦子)/さいとー・あやこ(斉藤綾子)/ちぇ・そんうっく(崔盛旭)/とちぎあきら/のなか・けーこ(野中恵子)/ひゅーが・さやか(日向さやか)/ひらい・げん(平井玄)/まつおか・たまき(松岡環)/まるかわ・てつし(丸川哲史)/もんま・たかし(門間貴志)/よしおか・のりひこ(吉岡憲彦)/よもた・いぬひこ(四方田犬彦)

2005-05-21 (Sat)

あみの・よしひこ(網野善彦);2003/12;『忘れられた日本人』を読む;

岩波セミナーブックス90;岩波書店;2,500円(借覧);四六判;縦組;並製;iv+229頁;;ISBN4-00-026610-1;

宮本常一が、清水三男といふ転向した史学者を評価してゐたことにはふれても、さすがに、たとえばひどく世評の高い、宮本常一の「忘れられた日本人」にしても、山村や海辺から出かけた人々が、中国大陸で何をやったのかは問わない。戦時の傷痕をふりかえることなくノスタルジックな近代以前の農村を想い出すだけなのです、とは言はないよなあ。

うしむら・けー(牛村圭);2001/1;「文明の裁き」をこえて――対日戦犯裁判読解の試み;

中公叢書;中央公論新社;1,900円;四六判;縦組;並製;382頁;;ISBN4-12-003097-0;

「比較文学研究」誌を見て、この論考で博士(学術)の学位を取得したことを知つたので。傍聴記のおしまひに本書の著者からのメッセージとして、自分は20年ちかく廻り道をしてしまつたけど学生はさうならないやうに云云とあつた(と思ふ)けど、論文博士が廃止されてしまつたら、そもそも廻り道ができなくなつてしまふ(その後の資料では、将来的廃止から在り方の検討へとすこし文言が変つてゐる)。

にしむた・やすし(西牟田靖);2005/2;僕の見た「大日本帝国」 教わらなかった歴史と出会う旅;

;情報センター出版局;1,600円(借覧);四六判;縦組;並製;402頁;;ISBN4-7958-4302-3;

けふの買物

編集者の発言
池島信平・暮しの手帖社

2005-05-20 (Fri)

まいじょー・おーたろー(舞城王太郎);2004/7;好き好き大好き超愛してる。;

;講談社;1,500円(借覧);四六判;縦組;上製;274頁;;ISBN4-06-212568-4;

たなか・もえこ(田中萌子);2001/6;知事のセクハラ 私の闘い;

角川oneテーマ21[A-8];角川書店;571円(100円);新書判;縦組;並製;219頁;;ISBN4-04-704037-1;

2005-05-19 (Thu)

にった・よしお(仁田義雄);1991/6;日本語のモダリティと人称;

日本語研究叢書第1期第4巻;ひつじ書房;3,200円(借覧);A5判;横組;並製;273頁;;ISBN4-938669-02-1;

わたなべ・かずふみ(渡辺一史);2003/3;こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち;

;北海道新聞社;1,800円(借覧);四六判;縦組;並製;463頁;;ISBN4-89453-247-6;

やなぶ・あきら(柳父章);2004/11;近代日本語の思想 翻訳文体成立事情;

;法政大学出版局;(借覧);四六判;縦組;上製;ix+242頁;;ISBN4-588-43610-4;

けふの買物

ニュー・ワールド
大久保ニュー・青林堂

2005-05-18 (Wed)

今月は『国際マスターベーション月間』(英語でInternational Masturbation Month)なのか。

れきしかがくきょーぎかい(歴史科学協議会)・うがい・まさし(鵜飼政志)/くらもち・しげひろ(蔵持重裕)/すぎもと・ふみこ(杉本史子)/みやたき・こーじ(宮瀧交二)/わかお・まさき(若尾政希)[編];2004/11;歴史をよむ;

;東京大学出版会;2,500円(借覧);A5判;縦2段組;並製;v+248頁;;ISBN4-13-022021-7;[執筆者]久野修義/佐多芳彦/黒田明伸/安国良一/深井雅海/保坂智/鈴木俊夫/内藤陽介/中島三千男/井上久士/佐々木利和/高橋公明/海老澤衷/水野章二/ロナルド・トビ/川﨑喜久男/白石弘之/籠谷次郎/高橋修/千葉正樹/青木美智男/宮地正人/勝盛典子/岩城紀子/戸ノ下達也/本郷和人/藤田覚/杉本史子/アン・ウォルソール/鵜飼正志/稲田雅洋/大平聡/宮瀧交二/菊地大樹/木村茂光/山﨑一郎/小宮木代良/山口和夫/保谷徹/笠原英彦/松尾正人/田中隆一/保立道久/若尾政希/藪田貫/深谷克己/小池淳一/八鍬友広/中村宗悦/田中史生/関和彦/蔵持重裕/佐藤道信/髙橋修/黒田日出男/千葉真由美/柳谷慶子/原田敬一

はせ・まさと(長谷正人)/なかむら・ひでゆき(中村秀之)[編著];2003/9;映画の政治学;

;青弓社;3,000円(借覧);四六判;縦組;上製;378頁;;ISBN4-7872-3220-7;[著者]はせ・まさと(長谷正人)/さいとー・あやこ(斉藤綾子)/なかむら・ひでゆき(中村秀之)/いーおか・しろー(飯岡詩朗)/ミリアム・ブラトゥ・ハンセン(Miriam Bratu Hansen)/はたけやま・むねあき(畠山宗明)/ふじー・じんし(藤井仁子)/きたこーじ・たかし(北小路隆志)

ひぐち・しゅーきち(樋口修吉);1987/10→1994/4;銀座ラプソディ;

集英社文庫[ひ-8-2];集英社;544円(100円);文庫判;縦組;並製;301頁;;ISBN4-08-748156-5;

2005-05-17 (Tue)

今週は、それは何もやらなかったからでしょ? この1週間はこれ「だけ」やるの、といふ春日部さんの言葉をむねとして生活するつもりだつたのに、駄目だつた。

こいけ・せーじ(小池清治)/あかばね・よしあき(赤羽根義章);2002/10;文法探究法;

シリーズ〈日本語探究法〉2;朝倉書店;2,500円(借覧);A5判;横組;並製;iv+160頁;;ISBN4-254-51502-2;

さとー・としき(佐藤俊樹);2005/2;桜が創った「日本」―ソメイヨシノ 起源への旅―;

岩波新書(新赤版)936;岩波書店;740円(借覧);新書判;縦組;並製;viii+224頁;;ISBN4-00-430936-0;

ニコラス・ハンフリー[著]・たるみ・ゆーじ(垂水雄二)[訳];2002=2004/10;喪失と獲得 進化心理学から見た心と体;

;紀伊國屋書店;2,500円(借覧);四六判;縦組;上製;460頁;;ISBN4-314-00968-3;[原題]Nicholas Humphrey, The Mind Made Flesh : Essays from the Frontiers of Psychology and Evolution

けふの買物

知事のセクハラ 私の闘い
田中萌子・角川oneテーマ21
身ぶりとしぐさの人類学 身体がしめす社会の記憶
野村雅一・中公新書
少子
酒井順子・講談社文庫
映画秘宝 Vol.5 夕焼けTV番長
洋泉社
恋文日和(1)(2)
ジョージ朝倉・KC別フレ

2005-05-15 (Sun)

こばやし・たかし(小林隆);2004/2;方言学的日本語史の方法;

ひつじ研究叢書(言語編)第32巻;ひつじ書房;18,400円(借覧);A5判;横組;上製;xviii+737頁;;ISBN4-89476-200-5;

マフディ・エルマンジュラ(MAHDI ELMANDJRA)/いたがき・ゆーぞー(板垣雄三)[著]・なかまさ・まさき(仲正昌樹)[編輯];2004/5;メガ帝国主義の出現とイスラーム・グローバル現象―イラク戦争後の世界―;

;世界書院;1,200円(借覧);四六判;縦組;並製;189頁;;ISBN4-7927-2069-9;

院政期文化研究会[編];2005/1;生活誌;

院政期文化論集第五巻;森話社;(借覧);A5判;縦組;上製;232頁;;ISBN4-916087-50-X;[執筆者]きくち・ひとし(菊地仁)/まつぞの・ひとし(松薗斉)/にしやま・りょーへー(西山領平)/たにぐち・みき(谷口美樹)/はしもと・ひろゆき(橋本裕之)/かつうら・のりこ(勝浦令子)/あまの・はるこ(天野波留子)/こんどー・よしかず(近藤好和)/さとー・あきら(佐藤晃)/くぶきはら・れー(久富木原玲)/こじま・なおこ(小嶋菜温子)/うえき・ともこ(植木朝子)/いまほり・たいつ(今堀太逸)

今井卓爾/鬼束隆昭/後藤祥子/中野幸一[編];1992/8;語り・表現・ことば;

源氏物語講座 第六巻;勉誠社;3,107円(借覧);四六判;縦組;上製;348頁;;ISBN4-585-02017-9;[執筆者]しみず・よしこ(清水好子)/すずき・ひでお(鈴木日出男)/むろふし・しんすけ(室伏信助)/しまうち・けーじ(島内景二)/むろき・ひでゆき(室城秀之)/ふじもと・むねとし(藤本宗利)/いとー・ゆーこ(伊東祐子)/うえた・やすよ(植田恭代)/あまがい・ひろよし(雨海博洋)/つもと・のぶひろ(津本信博)/かねだ・もとひこ(金田元彦)/かわきた・のぼる(河北騰)/しんま・かずよし(新間一美)/めかだ・さくお(目加田さくを)/たかぎ・そーかん(高木宗監)/たけうち・みちこ(竹内美智子)/すぎざき・かずお(杉崎一雄)/しんどー・よしはる(新藤義治)/みねぎし・あきら(峰岸明)/うめの・きみこ(梅野きみ子)/かい・むつろー(甲斐睦朗)/つかはら・てつお(塚原鉄雄)/かみお・のぶこ(神尾暢子)/やまぐち・なかみ(山口仲美)/みたむら・まさこ(三田村雅子)

2005-05-14 (Sat)

うめさお・ただお(梅棹忠夫);1969/7;知的生産の技術;

岩波新書(青版)722;岩波書店;660円(100円);新書判;縦組;並製;x+218頁;;ISBN4-00-415093-0;

おかざき・きょーこ(岡崎京子);2005/4;女のケモノ道;

;文藝春秋;1,238円;A5判;縦組;並製;110頁;;ISBN4-16-366780-6;

けふの買物

世界の終わりの魔法使い
西島大介・河出書房新社

2005-05-13 (Fri)

たていわ・しんや(立岩真也);2004/11;ALS 不動の身体と息する機械;

シリーズ ケアをひらく;医学書院;2,800円(借覧);A5判;縦組;並製;451頁;;ISBN4-260-33377-1;

けふの買物

広告批評 2005 MAY NO.292 特集 キユーピーのクリエイティブ
マドラ出版
sabra 009 2005 26th May
小学館

2005-05-12 (Thu)

ばば・こちょー(馬場胡蝶);1942/5→1992/2→2004/2;明治の東京;

教養ワイドセレクション;[発行]文元社・[発売元]紀伊國屋書店;2,600円(借覧);四六判;縦組;並製;219頁;;ISBN4-86145-065-9;

緑雨のこの友というのは、緑雨の竹馬の友といっていいくらいの上田万年氏であるらしく思われる、といふ交友関係は全然知らなくて、なんか意外だつた。明治の東京

あさりよしとお;1994/5,1995/1;ワッハマン(4)(5);

パーティーKC-56,58;講談社;408円,427円(各95円);B6判;;並製;各148頁;;ISBN4-06-315056-9,ISBN4-06-315058-5;

けふの買物

オトナ語の謎。
糸井重里監修・ほぼ日刊イトイ新聞編・新潮文庫
なまいき始め 私の転職・留学物語
岸本葉子・講談社文庫
ミカドの国の記号論
猪瀬直樹・河出文庫
オフィス・ゲーム オフィス空間の生理と心理
草森紳一・講談社文庫
蟹工船・党生活者
小林多喜二・講談社文庫
自動車絶望工場 ある季節工の日記
鎌田慧・講談社文庫
雑誌記者 池島信平
塩澤実信・文春文庫
明治維新と日本人
芳賀徹・講談社学術文庫
「ホルス」の映像表現
高畑勲解説・アニメージュ文庫
太陽にかける橋 戦時下日本に生きたアメリカ人妻の愛の記録
グエン・テラサキ・新田満里子訳・中公文庫
東京の空間人類学
陣内秀信・ちくま学芸文庫
ユーラシア大陸思索行
色川大吉・中公文庫

2005-05-11 (Wed)

鈴木直治;1975/9;中国語と漢文 訓読の原則と漢語の特徴;

中国語研究・学習双書12;光生館;2,000円(借覧);四六判;縦組;並製;18+401+16頁;;;

2005-05-10 (Tue)

あらい・めぐみ(新井潤美);2001/5;階級にとりつかれた人びと 英国ミドル・クラスの生活と意見;

中公新書1589;中央公論新社;700円(借覧);新書判;縦組;並製;vii+204頁;;ISBN4-12-101589-4;

たちばな・たかし(立花隆);1984/3;知のソフトウェア 情報のインプット&アウトプット;

講談社現代新書722;講談社;583円(100円);新書判;縦組;並製;236頁;;ISBN4-06-145722-5;

けふの買物

週刊ヤングサンデー増刊 アイドルパラダイス号
小学館

2005-05-09 (Mon)

かなもり・おさむ(金森修);2004/8;科学的思考の考古学;

;人文書院;4,000円(借覧);A5判;縦組;上製;372頁;;ISBN4-409-04069-3;

かわはし・のりこ(川橋範子)/くろき・まさこ(黒木雅子);2004/4;混在するめぐみ ポストコロニアル時代の宗教とフェミニズム;

叢書 文化研究4;人文書院;2,300円(借覧);四六判;縦組;上製;213頁;;ISBN4-409-53029-1;

2005-05-07 (Sat)

きど・りえ(貴戸理恵);2004/11;不登校は終わらない 「選択」の物語から〈当事者〉の語りへ;

;新曜社;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;327頁;;ISBN4-7885-0927-X;

ジャケット右袖にカラーで著者近影が載つてゐる。可愛い。見返しも淡い桃色だし。

2005-05-06 (Fri)

ごみ・ふみひこ(五味文彦);1991/7;藤原定家の時代―中世文化の空間―;

岩波新書(新赤版)178;岩波書店;(借覧);新書判;縦組;並製;vii+226+2頁;;ISBN4-00-430178-5;

各章末に著者の分身とおぼしき歴史学者たちによるスキットが配されてゐるのだけれど、2章末で、無名草子の著者は藤原隆信ではないかといふ比定をしてゐるのを、田中貴子はかういふ架空対話形式だとどんな臆説であつてももう一方にさうださうだと言はせると通ることになるのでよくない、と評してゐたやうに記憶する(あと、テクハラだとも書いてたやうな気もするけどこれは記憶違ひかも)。

うの・あゆみ(宇野亜由美);2005/5;オコジョさん(8);

花とゆめCOMICS;白泉社;390円(1割引);新書判;;並製;198頁;;ISBN4-592-17178-0;

完結。

2005-05-05 (Thu)

きのした・ながひろ(木下長宏);2005/3;岡倉天心―物ニ観ズレバ竟ニ吾無シ―;

ミネルヴァ日本評伝選;ミネルヴァ書房;(借覧);四六判;縦組;上製;xiv+380+10頁;;ISBN4-623-04326-6;

本書の著者と木下直之と区別がついてなかつた。

たかはら・えーり(高原英理);2004/9;ゴシックハート;

;講談社;2,000円(借覧);四六判;縦組;上製;242頁;;ISBN4-06-212519-6;

2005-05-04 (Wed)

かじ・のぶゆき(加地伸行);1985/11;中国思想からみた日本思想史研究;

;吉川弘文館;6,800円(借覧);A5判;縦組;上製;11+380+19頁;;ISBN4-642-0118-9;

かとー・しゅーいち(加藤周一);1956/9→1974/9;雑種文化―日本の小さな希望―;

講談社文庫[33-1 C44];講談社;280円(100円);文庫判;縦組;並製;250頁;;;

2005-05-02 (Mon)

わかしま・ただし(若島正);2003/7;乱視読者の英米短篇講義;

;研究社;1,900円(借覧);四六判;縦組;並製;vi+253頁;;ISBN4-327-37690-6;

2005-04-30 (Sat)

あさの・けんいち(浅野健一);2003/12;「報道加害」の現場を歩く;

;社会評論社;2,300円(借覧);四六判;縦組;並製;350頁;;ISBN4-7845-1434-1;

かすや・かずき(粕谷一希);1999/11;中央公論社と私;

;文藝春秋;1,714円(借覧);四六判;縦組;上製;245頁;;ISBN4-16-355830-6;

高知に隠棲してた小島祐馬がすげえカッケー(pp. 150-152)。

2005-04-29 (Fri)

とちぎ・よしただ(栃木孝惟)[編];2000/5;軍記文学の始発――初期軍記;

軍記文学研究叢書2;汲古書院;8,000円(借覧);A5判;縦組;上製;318頁;;ISBN4-7629-3381-3;[執筆者]かみ・ひろし(加美宏)/さくら・よしやす(佐倉由泰)/すずき・のりお(鈴木則郎)/ふくだ・とよひこ(福田豊彦)/とちぎ・よしただ(栃木孝惟)/さるた・ともゆき(猿田知之)/むらかみ・はるき(村上春樹)/まつばやし・やすあき(松林靖明)/たかやま・としひろ(高山利弘)/あんべ・もとお(安部元雄)/おーつ・ゆーいち(大津雄一)/しらさき・しょーいち(白﨑祥一)/りゅー・えーじ(笠栄治)/のなか・てっしょー(野中哲照)/くぼ・いさむ(久保勇)

2005-04-28 (Thu)

にみや・かずこ(荷宮和子);2004/12;なぜフェミニズムは没落したのか;

中公新書ラクレ159;中央公論新社;760円(借覧);新書判;縦組;並製;279+vi頁;;ISBN4-12-150159-4;

上野千鶴子が無能で、80年代「くびれの世代」の女性にあつた「フェミニズムのようなもの」を汲みそこねたからといふことみたい。

魯迅[著]・まつえだ・しげお(松枝茂夫)[訳];1928/9=1955/10;朝花夕拾;

岩波文庫[5510 赤886];岩波書店;★(50円);文庫判;縦組;並製;130頁;;;

けふの買物

sabra 008 2005 12th May
小学館

2005-04-27 (Wed)

よもた・いぬひこ(四方田犬彦)/かねみつ・ひでみ(金光英実);2005/1;ためぐち韓国語;

平凡社新書255;平凡社;780円(借覧);新書判;縦組;並製;250頁;;ISBN4-582-85255-6;

かなもり・おさむ(金森修);2004/6;自然主義の臨界;

;勁草書房;(借覧);四六判;縦組;上製;xvii+277+xvi頁;;ISBN4-326-15378-4;

2005-04-26 (Tue)

きら;2005/3;まっすぐにいこう。(26);

マーガレットコミックス;集英社;390円(円);新書判;;並製;189頁;;ISBN4-08-847840-1;

2005-04-25 (Mon)

いまにし・きんじ(今西錦司);1941→1972/1;生物の世界;

講談社文庫;講談社;240円(--);文庫判;縦組;並製;194+3頁;;;

ありま・しのぶ(有間しのぶ);2005/4;モンキー・パトロール(6);

FC GOLD[あ-4-6];祥伝社;667円(借覧);A5判;;並製;111頁;;ISBN4-396-76357-3;

みょーん

なかはら・あや(中原アヤ);2005/3;ラブ★コン(10);

マーガレットコミックス;集英社;390円(借覧);新書判;;並製;176頁;;ISBN4-08-847836-3;

2005-04-24 (Sun)

おーば・たけし(大庭健);2004/7;所有という神話 市場経済の倫理学;

;岩波書店;3,400円(借覧);四六判;縦組;上製;xvi+286+3頁;;ISBN4-00-023396-3;

2005-04-22 (Fri)

アンドレア・ドウォーキン[著]・てらさわ・みずほ(寺沢みずほ)[訳];1981→1989=1991/4;ポルノグラフィ 女を所有する男たち;

;青土社;2,400円(借覧);四六判;縦組;上製;393+x;;ISBN4-7917-5128-0;[原題]Andera Dwokin, Pornography: Men Possessin Women

合掌。

2005-04-21 (Thu)

なかじま・よしみち(中島義道);2005/2;悪について;

岩波新書(新赤版)935;岩波書店;700円(借覧);新書判;縦組;並製;x+216頁;;ISBN4-00-430935-2;

2005-04-20 (Wed)

よこー・ひでとし(横尾英俊);2002/12;LaTeXユーザのためのレポート・論文作成入門;

;共立出版;(借覧);A5判;横組;並製;vii+181頁;;ISBN4-320-00565-1;

英文における記号と空白との関係をまとめると,まず,

ということが優先される.次に,

が原則となる.二つの原則が矛盾する場合には(1)を優先させる.

あらしやま・こーさぶろー(嵐山光三郎);1992/3→1995/10;自宅の妾宅;

講談社文庫[あ 43-5];講談社;466円(100円);文庫判;縦組;並製;264頁;;ISBN4-06-263071-0;

けふの買物

サイゾー 5月号 特集 うわさの真相
インフォバーン
Honey Bitter(2)
小花美穂・りぼんマスコットコミックスクッキー
GENJI 源氏物語(1)
きら・クイーンズコミックス
将棋の駒はなぜ40枚か
増川宏一・集英社新書
ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行 西日本編
都築響一・ちくま文庫
森の生活
ヘンリー・D・ソロー・佐渡谷重信訳・講談社学術文庫

2005-04-18 (Mon)

ほりー・れーいち(堀井令以知);2005/3;ことばの由来;

岩波新書(新赤版)941;岩波書店;700円(借覧);新書判;縦組;並製;ix+193+4頁;;ISBN4-00-430941-7;

けふの買物

図説アジア文字入門
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・ふくろうの本・河出書房新社
sabra 007 2005 28th April
小学館

2005-04-17 (Sun)

以前購入した「LaTeX組版ハンドブック」を見たりネットで検索したりしながら文書を作成してゐるのだけれど、theindexでマークづけした索引は、どうすれば2段組でなくなるんだらう。clsファイル?

文書はtarticleでつくつてゐるのだけれど、jsbookクラスを参考にして、プリアンブルに、以下のやうにtheindex環境を定義することで3段組になつた。

\makeatletter
\renewenvironment{theindex}{
   \columnseprule\z@ \columnsep 35\p@
   \begin{multicols}{3}[\section*{\indexname}
   \addcontentsline{toc}{section}{\indexname}]
   \thispagestyle{jpl@in}\parindent\z@
   \parskip\z@ \@plus .3\p@\relax
   \let\item\@idxitem}
  {\if@restonecol\onecolumn\else\end{multicols}\clearpage\fi}

今度は、柱にそのページに含まれる最初と最後の見出し語を表示させたくて、検索してみると、LaTeXメモ帳 - Thor TeX PukiWikiにそれらしいことは書いてあるのだけれど、よくわからない。

やまもと・のぶよし(山本信吉);2004/11;古典籍が語る―書物の文化史―;

;八木書店;3,600円(借覧);A5判;縦組;上製;iv+274+24頁;;ISBN4-8406-0044-9;

けふの買物

侵入者
小林信彦・文春文庫
日本人の遊び場
開高健・集英社文庫
ぼくのシネマ・グラフィティ
田中小実昌・新潮文庫
不倫(レンタル)
姫野カオルコ・角川文庫
ビートルズを呼んだ男 伝説の呼び屋・永島達司の生涯
野地秩嘉・幻冬舎文庫
愛の生活
金井美恵子・新潮文庫
方丈記
鴨長明・川瀬一馬校注・現代語訳・講談社文庫
まっすぐにいこう。(26)
きら・マーガレットコミックス

2005-04-16 (Sat)

いたさか・げん(板坂元);1977/9;続考える技術・書く技術;

講談社現代新書485;講談社;583円(100円);新書判;縦組;並製;195頁;;ISBN4-06-115885-6;

かりや・たけひこ(苅谷剛彦);2004/12;教育の世紀――学び、教える思想;

シリーズ生きる思想7;弘文堂;2,500円(借覧);四六判;縦組;上製;380頁;;ISBN4-335-00059-6;

2005-04-15 (Fri)

やぐち・まり(矢口真里)・くまがい・つらぬく(熊谷貫)[撮影];2003/7;ラブハロ! 矢口真里写真集;

;角川書店;2,500円;28.2x21.9cm;;上製;96頁;;ISBN4-04-853657-5;

これが多分最後に買つたハロプロのひとの写真集だと思ふのだけれど、おまけつきになるといふので紀伊国屋書店まで行つたのでした。大きく背中が開いてあみあみになつてる白い服をきて、こちらに背を向けて坐つてゐる写真が好き。

あきづき・こーたろー(秋月高太郎);2005/3;ありえない日本語;

ちくま新書524;筑摩書房;720円(借覧);新書判;縦組;並製;231+ii頁;;ISBN4-480-06224-6;

2005-04-14 (Thu)

さいとー・たまき(斎藤環);2005/4;「負けた」教の信者たち ニート・ひきこもり社会論;

中公新書ラクレ174;中央公論新社;760円(1割引);新書判;縦組;並製;253頁;;ISBN4-12-150174-8;

わじま・よしお(和島芳男);1965/3;中世の儒学;

日本歴史叢書11;吉川弘文館;660円(3,000円);四六判;縦組;上製;10+292+7頁;;;

こなひだ、箱無し月報つきのが100円で出てるのを見つけてしまつたのでした。

けふの買物

ホンモノの文章力――自分を売り込む技術
樋口裕一・集英社新書
人生を救え!
町田康・いしいしんじ・毎日新聞社
自衛隊官舎若妻日記
塚越恵美・ワニブックス

2005-04-13 (Wed)

たなか・めか(田中メカ);2005/4;セーラー服にお願い!(1);

花とゆめCOMICS;白泉社;390円(1割引);新書判;;並製;189頁;;ISBN4-592-18251-0;

ふたたびといふからには「お迎えです。」はファンタジーだつたのか。

ひがき・たかし(日垣隆);2005/1;世間のウソ;

新潮新書099;新潮社;680円(借覧);新書判;縦組;並製;206頁;;ISBN4-10-610099-1;

いたさか・げん(板坂元);1973/8;考える技術・書く技術;

講談社現代新書327;講談社;660円(100円);新書判;縦組;並製;211頁;;ISBN4-06-115727-2;

2005-04-12 (Tue)

こじま・ひろゆき(小島寛之);2004/2;確率的発想法 数学を日常に活かす;

NHKブックス[991];日本放送出版協会;920円(借覧);B6判;縦組;並製;237頁;;ISBN4-14-001991-3;

けふの買物

セーラー服にお願い!(1)
田中メカ・花とゆめコミックス
國文學―解釈と教材の研究― 平成17年5月号 日本語の最前線
學燈社
アイデア 310 大特集 日本のタイポグラフィ1995-2005
誠文堂新光社

2005-04-11 (Mon)

うちだ・たつる(内田樹);2004/10;他者と死者 ラカンによるレヴィナス;

;海鳥社;2,500円(借覧);四六判;縦組;上製;274+6頁;;ISBN4-87415-498-0;

あおやぎ・けーすけ(青柳恵介);1990→1997/11→2000/8;風の男 白洲次郎;

新潮文庫[あ-42-1];新潮社;400円(100円);文庫判;縦組;並製;220頁;;ISBN4-10-122721-7;

コピーライトのところになぜかKatsurako Makiyama(牧山桂子)の名も。

けふの買物

ペパミント・スパイの学園都市篇で、校長がスーパーでその都度いいものだと判断して買ふのだけれどどれも使へない(うろ覚え)とかいふのを思ひ出す。ペパミントスパイ、忘却シリーズ未収録作品(佐々木倫子) 復刊リクエスト投票なんてのがあるのだなあ。復刊交渉にはひつてることになつてるけど、ほんと新古書店でいくらも入手できさうなものではなくて、かういふのこそ文庫化すればいいのに(バビロンまで何マイル? みたいに)。

モダンほら公爵の肖像 島田雅彦の研究読本
北宋社
まろ、ん? 大掴源氏物語
小泉吉宏・幻冬舎
恋するJポップ 平成における恋愛のディスクール
難波江和英・冬弓舎

2005-04-10 (Sun)

ゆざわ・ただゆき(湯澤質幸)/まつざき・ひろし(松崎寛);2004/10;音声・音韻探究法―日本語音声へのいざない―;

シリーズ〈日本語探究法〉3;朝倉書店;2,800円(借覧);A5判;横組;並製;iv+160頁;;ISBN4-254-51503-0;

やまぐち・なかみ(山口仲美);2004/11;中国の蝉は何と鳴く? 言葉の先生、北京へゆく;

;日経BP社[発行]・日経BP出版センター[発売];1,400円(借覧);四六判;縦組;上製;207頁;;ISBN4-8222-4423-7;

2005-04-09 (Sat)

のじま・ひでかつ(野島秀勝);2003/4;反アメリカ論;

;南雲堂;3,500円(借覧);四六判;縦組;上製;351頁;;ISBN4-523-26417-1;

2005-04-08 (Fri)

なかい・こーいち(中井浩一);2002/4;「勝ち組」大学ランキング どうなる東大一人勝ち;

中公新書ラクレ47;中央公論新社;680円(100円);新書判;縦組;並製;ii+198頁;;ISBN4-12-150047-4;

今月買ふかもしれない漫画とか文庫とか

発売日 著者 タイトル 文庫・コミックス名 値段
05 小田嶋隆 人はなぜ学歴にこだわるのか 知恵の森文庫 未定
05 田中メカ セーラー服にお願い!(1) 花とゆめコミックス 410
08 ナンシー関/リリー・フランキー 小さなスナック 文春文庫 540
08 小林信彦 人生は五十一から4 物情騒然。 文春文庫 650
08 有間しのぶ モンキーパトロール(6) フィールコミックス 700
19 田中圭一 鬼堂龍太郎・その生き様(1) ヤングジャンプコミックス 未定
23 いしかわじゅん 秘密の手帖 角川文庫 567
23 桑田乃梨子 888(スリーエイト)(2) バーズコミックスガールズコレクション 620
25 藤井みつる 官能小説(4) フラワーコミックス〔プチコミ〕 410
26 QBB とうとうロボが来た! 幻冬舎文庫 未定
27 桑田乃梨子 だめっこどうぶつ(2) バンブーコミックス 620
28 雁須磨子 どいつもこいつも ワイド版(3)(完) ジェッツコミックス 750

2005-04-07 (Thu)

わかしま・ただし(若島正);1993/8;乱視読者の冒険 奇妙キテレツ現代文学ランドク講座;

読書の冒険シリーズ(3);自由国民社;1,748円(借覧);四六判;縦組;上製;317頁;;ISBN4-426-67300-3;

あそー・みこと(麻生みこと);2005/4;GO!ヒロミGO!(6);

花とゆめCOMICS;白泉社;390円(1割引);新書判;;並製;191頁;;ISBN4-592-17846-7;

けふの買物

広告批評 2005 APR NO.291 特集 広告のカタチ
マドラ出版

2005-04-06 (Wed)

父祖三代の学者

ひさしぶりにマシューを見たら、なまり亭といふコーナーをやつてゐて、金田一秀穂先生が出てゐた。ジャポニカロゴスで金田一先生が、鹿児島弁をはなす国生さゆりが可愛いとおつしやつてゐたのはこの番組のことだつたのだなあ、と知る。森下千里が話してた友人はSpark!!に出てたかたと同一のひとだつたのかな。

実は、山田貞雄先生も、山田孝雄→俊雄→貞雄と三代の国語学者なのだけれど(たしかさう)、金田一先生のやうにブレイクしさうにはないかなあ。

ましこ ひでのり;2005/1;あたらしい自画像 「知の護身術」としての社会学;

;三元社;1,800円(1割引);四六判;横組;並製;239頁;;ISBN4-88303-154-3;

アニー・トレメル・ウィルコックス[著]・いちかわ・えり(市川恵里)[訳];1999=2004/8;古書修復の愉しみ;

;白水社;2,400円(借覧);四六判;縦組;上製;228頁;;ISBN4-560-04787-1;[原題]Annie Tremmel Wilcox, A Degree of Mastery : A Journey through Book Arts Apprenticeship

2005-04-05 (Tue)

しらす・まさこ(白洲正子);1981/5→1984/12;日本のたくみ;

新潮文庫[し-20-1];新潮社;505円(100円);文庫判;縦組;並製;230頁;;ISBN4-10-137901-7;

よんだのは、平成九年一月三十日 二刷のもので、晩年のブームのおかげで重版がかかつたのだなあ。さうした読者には、今の言葉でいえば、「これが日本の箸のルーツだと思う」と、市原さんはいっている、といふのはなんのことかわからないのではないか。アレックス・ヘイリー。

けふの買物

歴史366日―今日はどんな日―
萩谷朴・新潮選書
漢字再発見
鈴木修次・21世紀図書館・PHP研究所
翻訳上達法
河野一郎・講談社現代新書
無常といふ事
小林秀雄・創元文庫
蝕まれた友情―戰後作品集―
志賀直哉・創元文庫
孔子
和辻哲郎・角川文庫
語源をさぐる
新村出・旺文社文庫

2005-04-04 (Mon)

やまだ・まさひろ(山田昌弘);2004/10;パラサイト社会のゆくえ――データで読み解く日本の家族;

ちくま新書495;筑摩書房;680円(借覧);新書判;縦組;並製;187頁;;ISBN4-480-06195-9;

もりやま・たくろー(森山卓郎)/にった・よしお(仁田義雄)/くどー・ひろし(工藤浩);2000/6;モダリティ;

日本語の文法3;岩波書店;3,400円(借覧);A5判;横組;上製;xix+246頁;;ISBN4-00-006718-4;

けふの買物

考える技術・書く技術 正・続
板坂元・講談社現代新書
「知」のソフトウェア 情報のインプット&アウトプット
立花隆・講談社現代新書
知的生産の技術
梅棹忠夫・岩波新書
「勝ち組」大学ランキング どうなる東大一人勝ち
中井浩一・中公新書ラクレ
明治女性の知的情熱 人物近代女性史
瀬戸内晴美編・講談社文庫
en-taxi 09 SPRING 2005
扶桑社

2005-04-03 (Sun)

上戸彩が、庖丁を手にして「お父さんを半分こ」と物騒な歌をうたふCMを見た。

くりはら・まもる(栗原まもる);2005/1;学園恋愛者!(5);

りぼんマスコットコミックスクッキー;集英社;390円;新書判;;並製;214頁;;ISBN4-08-856585-1;

完結。

はやし・ふみの(林ふみの)[著]・GAINAX[原作];2005/2;新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd(4);

あすかコミックス[A-137-4];角川書店;400円(267円);新書判;;並製;175頁;;ISBN4-04-924996-0;

完結。

しのだ・とーこー(篠田桃紅);1983/4→1987/3;その日の墨;

新潮文庫[し-27-1];新潮社;320円(100円);文庫判;縦組;並製;231頁;;ISBN4-10-101411-6;

2005-04-02 (Sat)

タモリのジャポニカロゴス

ことばについての会議室で再放送を知つたので見てみる。面白く見たのだけれど、あびる優が出演してゐた関係でいくらか編輯がはひつてたみたいなのが残念。

やました・つとむ(山下力);2004/11;被差別部落のわが半生;

平凡社新書251;平凡社;740円(100円);新書判;縦組;並製;217頁;;ISBN4-582-85251-3;

2005-04-01 (Fri)

漢字字体規範データベース

公開されてゐた。すばらしい。

こばやし・けんじ(小林賢次)/うめばやし・ひろひと(梅林博人);2005/2;日本語史探究法;

シリーズ〈日本語探究法〉8;朝倉書店;2,800円(1割引);A5判;横組;並製;v+154;;ISBN4-254-51508-1;

いくえみ・りょー(いくえみ綾);2005/1;かの人や月(2);

マーガレットコミックス;集英社;390円;新書判;;並製;193頁;;ISBN4-08-847821-5;

2005-03-31 (Thu)

おのえ・けーすけ(尾上圭介)[編];2004/6;文法II;

朝倉日本語講座6;朝倉書店;4,600円(借覧);A5判;横組;上製;x+305頁;;ISBN4-254-51516-2;[執筆者]おのえ・けーすけ(尾上圭介)/かわばた・よしあき(川端善明)/のむら・たかし(野村剛史)/かわむら・ふとし(川村大)/はやつ・えみこ(早津恵美子)/すずき・たい(鈴木泰)/くどー・まゆみ(工藤真由美)/おーしか・ただひさ(大鹿薫久)/たのむら・ただはる(田野村忠温)/つぼい・えーじろー(坪井栄治郎)/にわ・てつや(丹羽哲也)/にしむら・よしき(西村義樹)

最初の2人でかなりお腹いつぱい。

いしやま・もりお(石山茂利夫);2004/11;国語辞書事件簿;

;草思社;1,800円(借覧);四六判;縦組;上製;271頁;;ISBN4-7942-1362-X;

たにざわ・えーいち(谷沢永一);2001/1→2003/1;こんな人生を送ってみたい 私が惚れた十五人;

PHP文庫[た-5-14];PHP研究所;514円(100円);文庫判;縦組;並製;247頁;;ISBN4-569-57871-3;「男冥利」改題

2005-03-30 (Wed)

うちだ・たつる(内田樹)/ひらかわ・かつみ(平川克美);2004/10;東京ファイティングキッズ;

;柏書房;1,600円(借覧);四六判;縦組;並製;277頁;;ISBN4-7601-2625-2;

2005-03-29 (Tue)

川村邦光;2003/12;オトメの行方 近代女性の表象と闘い;

;紀伊國屋書店;2,200円(借覧);四六判;縦組;上製;318頁;;ISBN4-314-00951-9;

けふの買物

100円の雑本を買はうとレジに持つていつたら、財布のなかに100円すらなくてかなしくなりました。

よりぬき! すげこまくん! スペシャル 愛の十字架編
永野のりこ・Gコミックス・日本文芸社
いちごが好きでもあかならとまれ。
雁須磨子・SCHOLAR LC・スコラ
鶏肉倶楽部
中村明日美子・FxCOMICS・太田出版
どこかで誰かが見ていてくれる 日本一の斬られ役 福本清三
小田豊二・集英社文庫
別冊宝島(16) 精神世界マップ
JICC
オーケンの私はあなたが好きでした 偶像(アイドル)列伝
大槻ケンヂ・学習研究社
みみチャンネル
松本耳子・ワニマガジン・コミックス

2005-03-28 (Mon)

のみや・まき(野宮真貴);2004/7;ドレスコードのすすめ~おしゃれ手帖 partII~;

;DAI-X出版;1,800円(借覧);18.4x14.5cm;縦組;上製;215頁;;ISBN4-8125-2540-3;

けふの買物

シリーズ〈日本語探究法〉8 日本語史探究法
小林賢次・梅林博人・朝倉書店

2005-03-27 (Sun)

あざみ・としお(生明俊雄);2004/8;ポピュラー音楽は誰が作るのか 音楽産業の政治学;

;勁草書房;3,400円(借覧);四六判;縦組;上製;vi+251+xvii頁;;ISBN4-326-65295-0;

2005-03-26 (Sat)

せきかわ・なつお(関川夏央);2004/6;現代短歌 そのこころみ;

;日本放送出版協会;1,700円(借覧);20.1x15.4cm;縦組;上製;305頁;;ISBN4-14-005454-9;

2005-03-25 (Fri)

いしはら・ちあき(石原千秋);2000/7;教養としての大学受験国語;

ちくま新書253;筑摩書房;860円(100円);新書判;縦1,2段組;並製;302頁;;ISBN4-480-05853-2;

テストむづい。

せりざわ・かずや(芹沢一也);2005/1;狂気と犯罪 なぜ日本は世界一の精神病国家になったのか;

講談社+α新書[234-1 C];講談社800円;新書判変型;縦組;並製;222頁;;ISBN4-06-272298-4;

くみ・かおる(久美薫);2004/11;宮崎駿の仕事 1979-2004;

;鳥影社;1,600円(借覧);四六判;縦組;並製;445頁;;ISBN4-88629-876-1;

たきもと・たつひこ(滝本竜彦);2001/12→2004/6;ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ;

角川文庫13387[た 48-1];角川書店;514円(300円);文庫判;縦組;並製;301頁;;ISBN4-04-374701-2;

2005-03-24 (Thu)

むらかみ・はるき(村上春樹);1982/10→1985/10;羊をめぐる冒険(下);

講談社文庫[む 6-4];講談社;320円(もらひもの);文庫判;縦組;並製;231頁;;ISBN4-06-183607-2;

「新潮」誌に、芥川龍之介がペンギン・クラシック・シリーズ入りするとかで、その英訳者のかたが文章を書いてゐて面白くよんだのだけれど、その序文を村上氏が序を書くんだとか。

まるや・さいいち(丸谷才一);2004/5;ゴシップ的日本語論;

;文藝春秋;1,429円(借覧);四六判;縦組;上製;245頁;;ISBN4-16-365930-7;

よしだ・まさたか(吉田正高);2004/9;二次元美少女論 オタクの女神創造史;

;二見書房;1,500円(借覧);四六判;縦組;並製;270頁;;ISBN4-576-04124-X;

2005-03-23 (Wed)

ねがみ・つよし(根上剛士);2004/3;近世前期のてにをは書研究;

;風間書房;(借覧);A5判;縦組;上製;4+3+594+10頁;;ISBN4-7599-1429-3;

ジョン・マン[著]・かねはら・みずひと(金原瑞人)/すぎた・ななえ(杉田七重)[訳];2000=2004/2;人類最高の発明アルファベット;

;晶文社;2,400円(借覧);四六判;縦組;上製;332頁;;ISBN4-7949-6605-9;[原著]John Man, Alpha Beta : How Our Alphabet Shaped the Western World, Headline Book Publishing, 2000

けふの買物

定本 畸人研究Z
畸人研究学会・ちくま文庫
新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd(4)
林ふみの・原作GAINAX・あすかコミックス

2005-03-22 (Tue)

むらかみ・はるき(村上春樹);1982/10→1985/10;羊をめぐる冒険(上);

講談社文庫[む 6-3];講談社;320円(もらひもの);文庫判;縦組;並製;245頁;;ISBN4-06-183606-4;

2005-03-21 (Mon)

ひぐち・たちばな(樋口橘);2005/3;学園アリス(7);

花とゆめCOMICS;白泉社;390円(1割引);新書判;;並製;182頁;;ISBN4-592-18094-1;

やまのうち・やすし(山之内靖);2004/11;受苦者のまなざし――初期マルクス再興;

;青土社;4,200円(借覧);四六判;縦組;上製;562+9頁;;ISBN4-7917-6153-7;

私のなかにあった「瞬間の王」は死んだ

となんとなく書いてみる(谷川雁詩集)。以下、けふの買物。

サイゾー 4月号 特集 最新流行ゴシップ
インフォバーン
教養としての大学受験国語
石原千秋・ちくま新書
プライバシー・クライシス
斎藤貴男・文春新書
はるか17(5)
山崎さやか・モーニングKC
バーバーハーバー(6)
小池田マヤ・ワイドKCモーニング

2005-03-20 (Sun)

草間彌生展、松澤宥展を見る。

2005-03-19 (Sat)

築島裕;1996/5;平安時代訓點本論考 研究篇;

;汲古書院;(借覧);A5判;縦組;上製;11+1192頁;;ISBN4-7629-3379-1;

さんこー・ながはる(三光長治);2004/9;晩年の思想 アドルノ、ワーグナー、鏡花など;

《思考*多島海》シリーズ;法政大学出版局;3,500円(借覧);四六判;縦組;上製;vii+327+4頁;;ISBN4-588-10002-5;

2005-03-18 (Fri)

稻垣達郞;1971→1980/10;角鹿の蟹;

;筑摩書房;(借覧);四六判;縦組;並製;295頁;;;

ひらかわ・みなみ(平川南)/おきもり・たくや(沖森卓也)/さかえはら・とわお(栄原永遠男)/やまなか・あきら(山中章)[編];2004/12;支配と文字;

文字と古代日本1;吉川弘文館;6,500円(借覧);A5判;縦組;上製;10+360+v頁;;ISBN4-642-07862-2;[執筆者]ひらかわ・みなみ(平川南)/もりした・しょーじ(森下章司)/さとー・ながと(佐藤長門)/まつばら・ひろのぶ(松原弘宣)/かつうら・のりこ(勝浦令子)/にとー・あつし(仁藤敦史)/まるやま・ゆみこ(丸山裕美子)/わたなべ・あきひろ(渡辺晃宏)/いしだ・さねひろ(石田実洋)/はやかわ・まんねん(早川万年)/ささき・けーすけ(佐々木恵介)/かねがえ・ひろゆき(鐘江宏之)/ふくしま・まさき(福島正樹)/ふるおや・ともひろ(古尾谷知浩)/てらさき・やすひろ(寺崎保広)/ふくはら・えーたろー(福原栄太郎)/たかしま・ひでゆき(高島英之)/やました・しんいちろー(山下信一郎)

こんどー・とみえ(近藤富枝);1984/12;花蔭の人 矢田津世子の生涯;

講談社文庫[こ 16-2];講談社;360円(180円);文庫判;縦組;並製;246頁;;ISBN4-06-183393-6;

2005-03-17 (Thu)

さかい・さとき(酒井聡樹);2002/5;これから論文を書く若者のために;

;共立出版;2,500円(借覧);A5判;横組;並製;xvi+232;;ISBN4-320-00564-3;

2005-03-16 (Wed)

もも・ひろゆき(桃裕行);1947/5→1982/3;上代学制の研究;

;吉川弘文館;6,200円(借覧);A5判;縦組;上製;1+3+6+476+8頁;;;

はやし・しゅーじ(林周二);2004/9;研究者という職業;

;東京図書;1,800円(借覧);四六判;縦組;並製;viii+261頁;;ISBN4-489-00685-3;

2005-03-15 (Tue)

橋本四郎;1986/12;橋本四郎論文集 国語学編;

;角川書店;(借覧);A5判;縦組;上製;386頁;;ISBN4-04-854011-4;

やざわ・あい(矢沢あい);2005/3;NANA―ナナ―(12);

りぼんマスコットコミックス クッキー;集英社;390円(1割引);新書判;;並製;198頁;;ISBN4-08