;三元社;2,900円(1割引);四六判;縦組;並製;344頁;;ISBN4-88303-149-7;
佐久間鼎といへばコソアぐらゐにしか知らなかつたので――だから私個人については、なにも知らないで日本語学に鞍がへした、と言はれても仕方がないのだけど――、面白くよんだ。無知/欠如ついでに書きとめておくと、佐久間はLinguistique structuraleを「結構言語学」と訳してゐて(p.149)、その語が定着してたら面白かつたのに(例、ポスト結構主義の雄デリダ)とか(しかし、中国語ではほんとにpost-structuralism=後結構主義みたいだ)、敬語を「待遇語法」といふ枠組でみるのは1942年にはもうあつたんだなあ(p.321)とか。小倉進平のときみたいに肝腎なところは、人の論文(やたらに「不老町だより」といふ誌名を見た)にかかりきりでもなかつたし。しかし、反応はいまひとつであった
、といふのは筆者のパフォーマティビティの問題(でもあるん)ぢやないの。
;太田出版;1,480円;四六判;縦組;並製;269頁;;ISBN4-87233-889-8;
抑圧力のない2人。
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