the view from nowhere : 2004-10-17 (Sun)

Article

やすだ・としあき(安田敏朗);2004/9;日本語学は科学か――佐久間鼎とその時代;

;三元社;2,900円(1割引);四六判;縦組;並製;344頁;;ISBN4-88303-149-7;

佐久間鼎といへばコソアぐらゐにしか知らなかつたので――だから私個人については、なにも知らないで日本語学に鞍がへした、と言はれても仕方がないのだけど――、面白くよんだ。無知/欠如ついでに書きとめておくと、佐久間はLinguistique structuraleを「結構言語学」と訳してゐて(p.149)、その語が定着してたら面白かつたのに(例、ポスト結構主義の雄デリダ)とか(しかし、中国語ではほんとにpost-structuralism=後結構主義みたいだ)、敬語を「待遇語法」といふ枠組でみるのは1942年にはもうあつたんだなあ(p.321)とか。小倉進平のときみたいに肝腎なところは、人の論文(やたらに「不老町だより」といふ誌名を見た)にかかりきりでもなかつたし。しかし、反応はいまひとつであった、といふのは筆者のパフォーマティビティの問題(でもあるん)ぢやないの。

すが・ひでみ(絓秀実)/わたなべ・なおみ(渡部直己);2004/10;新・それでも作家になりたい人のためのブックガイド;

;太田出版;1,480円;四六判;縦組;並製;269頁;;ISBN4-87233-889-8;

抑圧力のない2人。

けふの買物

核戦争を待望する人びと 聖書根本主義派潜入記
グレース・ハルセル著・越智道雄訳・朝日選書
ドレスコード~戦時下のエレガンスを求めて~
野宮真貴・ジェマティカレコーズ
SHINCHO MOOK 月刊加藤夏希
斎門富士男・新潮社

Trackback

PingURL :

Comment

名前:
URL or E-Mail:
本文:
Generated by lily 0.1.5
Powered by ruby 1.8.5
snob@s1.xrea.com