だが人間的ないたわりが書物を救った試しはない/書物は非人間的な力学――その理不尽な暴力――に耐えられるだけの強度を主張すべきだ
講談社現代新書2014;講談社;800円(1割引);新書判;縦組;並製;328頁;;ISBN978-4-06-288014-5;
白紙から博士が生みだされるわけではない
(p.177)。
和泉選書166;和泉書院;2,800円(借覧);四六判;横組;上製;v+128頁;;ISBN978-4-7576-0501-5;
目次をうつしておく。
- まえがき i
- 序 越境した日本語のその後 1
- 〈1〉 台湾 1
- 〈2〉 朝鮮半島(コリア) 5
- I 台湾における言語生活史の一斑 9
- 〈1〉 戦前の学校生活について 10
- 〈2〉 家族のこと 19
- 〈3〉 戦争のころ 21
- 〈4〉 そして現在 23
- II 南洋群島(ミクロネシア)での日本語の役割 26
- 〈1〉 日本語教育の現場 28
- 〈2〉 戦中・戦後のこと 32
- 〈3〉 君が代/海ゆかば… 37
- 〈4〉 日本語からの伝播語の音的特徴 41
- 〈5〉 一型アクセントとしてのトラック語 45
- III 朝鮮半島(コリア)における日本語の位相 57
- 〈1〉 「語り」のスタイル 57
- 〈2〉 私の遍歴“脱北” 59
- 〈3〉 韓国で日本語と意識されて使われている語彙 70
- 意味的カテゴリー
- 高頻度語彙
- 語の属性
- 1. 世代差が目立つもの
- 2. 性差が目立つもの
- 3. 日本語学習による差が目立つもの
- 日本語と誤認される韓国語
- IV 樺太(サハリン)での戦後 : 残留コリアンHさんの事例 82
- 〈1〉 日本語の禁止 83
- 〈2〉 朝鮮語/ロシア語の学習 86
- 〈3〉 戦前と戦後の教育について 88
- 〈4〉 そして今、日本語/日本への思い 91
- V 再び台湾 : 日本語ベースのクレオール 98
- 〈1〉 クレオール発見の経緯 100
- 〈2〉 クレオールの使用実態 102
- 〈3〉 「寒渓泰雅語」 107
- 〈4〉 クレオールの言語的特徴 109
- 語彙
- 語順
- 名詞の語形
- 動詞
- ヴォイス
- アスペクト
- テンス
- テ形
- 【コラム】
- 「内地人」の出身地 25
- トラックの「むかしばなし」 54
- 「満州建国大学」 80
- 引き揚げのとき 96
- 「宝の島」台湾 117
- 関連文献 119
- あとがき 121
- 索引 125
;思文閣出版;(借覧);A5判;縦組;上製;ii+437頁;;ISBN978-4-7842-1447-1;
目次をうつしておく。
- はじめに : 生活の中の文字 / 笹原亮二(ささはら・りょーじ) 3
- 一 文字と生活と口頭伝承
- 二 獅子舞の由来書
- 三 巻物と演者たち
- 四 生活現場における文字
- 五 文字の民俗学へ
- 六 声の歴史学との協業へ
- 七 本書の構成
- 第一章 「口頭伝承と文字文化」の位相
- 〈声〉からみた文字 : 日本列島における歴史と民俗の領域から / 小池淳一(こいけ・じゅんいち) 15
- はじめに
- 一 古代における文字の問題
- (1) 蘇る文字 : 出土文字史料
- (2) 漢字との出会い : 『古事記』を中心に
- (3) 律令制度の中から : 「宣旨」の位置づけ
- 二 中世における文字の問題
- (1) 古文書学とその外延から : 伝来と管理(意義転用)の問題
- (2) いわゆる偽文書をめぐって
- (3) 噂と情報
- 三 近世史における文字の問題
- (1) 文書と階層 : 由緒及び管理
- (2) 読書史の成果
- (3) 社会意識の形成と展開
- 四 民俗研究における文字
- (1) 文字から記号へ
- (2) 巻物と書物のフォークロア
- (3) 妖怪・神霊の識字力
- おわりに
- 民俗学と資料 / 笹原亮二 39
- 一 はじめに
- 二 柳田国男の資料観
- (1) 柳田国男の郷土研究と新たなる資料
- (2) 採集資料の要件
- (3) 郷土研究と文書
- 三 その後の民俗学における資料観
- (1) 山村調査の実践
- (2) 戦後の民俗学と文書
- (3) 民俗学の資料論と文書
- 四 近年の民俗学における資料観
- (1) 民俗資料としての文書
- (2) 現地調査と文書
- (3) 採集資料としての文書
- 五 おわりに
- 第二章 メディア
- 疫神と呪符 / 大島建彦(おーしま・たてひこ) 71
- 一 疫神の詫び証文の類型
- 二 組屋あての疱瘡神の詫び証文
- 三 疱瘡の症状とそれに対する処置
- 四 組屋の疱瘡神と湯尾峠の孫嫡子
- 五 疱瘡神の詫び証文の受容
- 六 仁賀保あての疫病神の詫び証文
- 七 鎮西八郎あての疱瘡神の詫び証文
- 八 疫神退散の差紙の資料
- 九 疫神退散の差紙の下付
- 一〇 疫神退散の差紙の受容
- 一一 疫神退散の呪符の役割
- 狐狸の書・神々の帳面 : 書記行為の民俗をめぐって / 小池淳一 104
- はじめに
- 一 子守りの識字力 : 昔話「子守歌内通」から
- 二 狸の和尚と狐の女房 : 動物と読み書き
- 三 道祖神と疫病神 : 火祭りにまつわる伝承
- おわりに : 筆記の力へ
- 奥会津の番匠巻物 : 系譜・由来・呪い歌 / 宮内貴久(みやうち・たかひさ) 122
- 一 はじめに
- 二 「番匠十六巻一流之大事」
- 三 番匠巻物に記された内容
- (1) 会津本の内容と構成
- (2) 一六巻から構成された大工文書
- (3) 一八巻から構成された大工文書
- (4) 巻物の由来
- 四 番匠巻物に記された呪い歌
- 五 呪い歌の民俗と出典
- (1) 呪い歌の民俗
- (2) 出典の明らかな歌
- (3) 上棟式における祝詞
- 六 おわりに
- 近世の易占書 : 士君子の易・市民の易と疾病・祟り・米相場 / 井上智勝(いのうえ・ともかつ) 149
- 緒言
- 一 「士君子」の易と「市民」の易
- (1) 士君子の易
- (2) 市民の易
- 二 士君子の易・市民の易の融合 : 新井白蛾の登場
- (1) 新井白蛾 : 占筮の士君子
- (2) 疾病と祟り : 『心易梅花数』とその注釈書
- (3) 士君子の占病
- 三 上方における易占隆盛の画期と理由
- (1) 井田亀学『易学余考』
- (2) 易占本と米相場
- 結語
- 第三章 地域社会
- 近世後期村役人にみる文字文化と口頭伝承 : 甲斐国巨摩郡河原部村平賀秀長『拾集録』『後続日記』を素材に / 山本英二(やまもと・えーじ) 173
- 一 はじめに
- 二 河原部村の概況と平賀秀長
- 三 『後続日記』および『拾集録』の巻別構成と編纂背景
- 四 平賀秀長の学知的環境の復元
- (1) 手習・俳諧・活花
- (2) 算術
- (3) 読物
- (4) 学問講釈
- (5) 神道講釈
- (6) 歌舞音曲
- 五 平賀秀長と書籍
- 六 平賀秀長と口伝・風聞
- 七 平賀秀長の由緒批判
- 八 おわりに
- 巻物のある風景 : 三匹獅子舞の上演に用いられる文書類の位相 / 笹原亮二 198
- 一 はじめに
- 二 下間久里の獅子舞と巻物
- 三 下間久里周辺の獅子舞と巻物
- (1) 銚子口の獅子舞
- (2) 赤沼の獅子舞
- 四 浦山の獅子舞と巻物
- 五 上横倉の獅子舞と免状
- 六 上横倉周辺の獅子舞と巻物
- (1) 宇都宮市飯山の獅子舞と巻物
- (2) 宇都宮市中里西組の獅子舞
- 七 存在の周知と内容の不周知
- 八 開けることの忌避
- 九 文書類と現地
- 一〇 おわりに
- 近世における地域の伝説と旅行者 : 「西国順札略打道中記」を中心に / 青柳周一(あおやぎ・しゅーいち) 226
- 一 はじめに
- 二 地域の伝説を語る人々 : 「西国順札略打道中記」から
- 三 酒呑童子伝説とその記録をめぐる考察 : 地元の伝説・『太平記』・「年表」
- 四 地域の伝説と出版物 : 『大江山千丈ヶ嶽酒呑童子由来』など
- 五 むすびにかえて
- 第四章 歴史
- 「浮鯛抄」をめぐる文字と口頭の伝承 / 川島秀一(かわしま・しゅーいち) 249
- 一 はじめに
- 二 「浮鯛抄」の構造
- 三 「浮鯛抄」の伝承状況
- 四 能地以外の「浮鯛抄」
- 五 「簡略本」の識語
- 六 浮鯛漁と浮鯛祭り
- 七 おわりに
- 「近世的」職人由来書の形成と展開 : 髪結職由緒書を例として / 榎美香(えのき・みか) 275
- 一 由緒書を作る理由、伝える理由
- 二 髪結職由緒書の内容と実態
- (1) 髪結職由緒書とは
- (2) 由緒書の扱い
- (3) 髪結職由緒書の内容
- (4) 各内容部分成立の背景
- 三 髪結職由緒書成立の時代
- (1) 髪結職の記録
- (2) 享保期 : 由緒書き上げの季節
- (3) 「近世的」職人由緒書
- (4) 髪結職由緒書の評価
- 四 「物語」の展開
- (1) モニュメントの作成と采女亮信仰
- 五 由緒書を広めたもの
- (1) 由緒書の発行拠点
- (2) 組合の関与
- 六 「歴史」を求める心
- 楯無鎧をめぐる伝承の実体化 / 西田かほる(にしだ・かおる) 301
- 一 はじめに
- 二 鎧の再発見
- 三 鎧の修復
- 四 将軍への鎧上覧と大名らへの拝覧
- 五 鎧の出開帳願い
- 六 江戸での鎧拝覧活動
- 七 鎧の名声
- 八 おわりに
- 書きとめられた伝説 : 地誌・郷土誌と伝説集 / 久野俊彦(ひさの・としひこ) 329
- 一 はじめに
- 二 「伝説」という語の意味とその類語
- 三 明治初期の「古老の口碑・伝説(言伝)」 : 地誌編輯材料取調書
- 四 明治中期の「古老の口碑・伝説」 : 『大日本名蹟図誌』
- 五 明治末期の口碑・伝説 : 「明治末期町村郷土誌」
- 六 郷土誌における口碑・伝説の誇張 : 柳田国男の郷土誌批判
- 七 昭和初期の伝説収集 : 『上都賀郡誌』
- 八 伝説の物語化と伝説集の成立 : 『下野伝説集』
- 九 おわりに : 口頭伝承と文字文化の伝説
- 第五章 「口頭伝承と文字文化」の周辺
- 『コーラン(クルアーン)』とイスラム共同体(ウンマ) : 儀礼的音声言語の社会的機能に関する言語情報学的考察 / 西尾哲夫(にしお・てつお) 357
- 一 はじめに
- 二 音声と言語の起源
- 三 音声言語の社会的機能
- 四 歌の言語情報学
- 五 儀礼的音声言語としてのコーラン
- 六 おわりに : なぜイスラム教は音楽を禁止したり、制限したのだろうか?
- 疫神の詫び証文の伝播分布に関する情報学的アプローチの試み : 計量文献学およびGISを用いて / 小田淳一(おだ・じゅんいち) 380(1)
- 1 はじめに
- 2 計量文献学の応用
- 2-1 前処理
- 2-2 分類の観点
- 2-3 文字分布
- 2-4 文字連鎖
- 3 GIS(地理情報システム)の応用
- 4 おわりに
- 「日本語の乱れ!?考」 : 現代の「若者言葉」の動態をめぐって / 長崎伸仁(ながさき・のぶひと) 404
- 一 はじめに
- 二 繰り返される日本語ブーム
- 三 アンケートに見る「日本語の乱れ?!」に対する意識
- (1) 日本人の「言葉の乱れ」に対する意識
- (2) 創価大学生の「日本語の乱れ」に対する意識調査
- 四 「言葉の乱れ」か「言葉の変化・進化」か
- 五 学習指導要領における話し言葉学習の取り扱い
- (1) 昭和二六年版(試案)
- (2) 昭和五二年版学習指導要領
- (3) 平成一〇年版学習指導要領
- 六 ネガティブ思考からポジティブ思考へ
- 七 「正しい・美しい・豊かな」日本語とは : 「おわりに」にかえて
- あとがき
- 執筆者紹介
研究叢書394;和泉書院;(借覧);A5判;縦組;上製;vi+319頁;;ISBN978-4-7576-0521-3;
篤実な研究だとは思ふけど、タイトルが大仰で、あつてない感じ。将来的な射程はそこにあるのだらうけれど、メーンタイトルとサブタイトルとは逆のはうが、まだよかつたのではないか。
;慶應義塾大学出版会;(借覧);四六判;縦組;上製;5+500頁;;ISBN978-4-7664-1552-0;[執筆者]かなもり・おさむ(金森修)/かがわ・ちあき(香川知晶)/むらまつ・まさたか(村松正隆)/こんどー・かずのり(近藤和敬)/みやけ・たけし(三宅岳史)/こーの・てつや(河野哲也)/やまぐち・ひろゆき(山口裕之)/たかはし・あつし(高橋厚)/あらはら・ゆきこ(荒原由紀子)
;武蔵野美術大学出版局;1,900円(借覧);A5判;縦組;並製;181頁;;ISBN978-4-901631-87-7;[執筆者]さかい・みちお(酒井道夫)/たむら・ゆたか(田村裕)/たかはし・せおり(高橋世織)/かねこ・しんじ(金子伸二)/うちだ・ろあん(内田魯庵)/いちしま・しゅんじょー(市島春城)/まえだ・あきら(前田晃)/きむら・き(木村毅)
集英社文庫[き-13-1];集英社;514円(100円);文庫判;縦組;並製;282頁;;ISBN4-08-747487-9;
中公新書1988;中央公論新社;980円(借覧);新書判;縦組;並製;16+iii+6+274頁;;ISBN978-4-12-101988-2;
武蔵野大学シリーズ6;武蔵野大学出版会;2,500円(借覧);A5判;縦組;並製;236頁;;ISBN978-4-903281-11-7;[著者]たなか・きょーしょー(田中教照)/やまざき・りゅーみょー(山崎龍明)/ちん・けーとー(陳継東, Chen Jidong)/さとー・ひろゆき(佐藤裕之)/たかはし・しんや(高橋審也)/いわがみ・かずのり(石上和敬)/たなか・けねす(田中ケネス, Kenneth K. Tanaka)/にしもと・てるま(西本照真)/むらいし・えしょー(村石恵照)
うーん。この程度なら、別にそんなむりに「現在」にむきあはなくてもなー、といふ感じ。
岩波新書(新赤版)1191;岩波書店;780円(借覧);新書判;縦組;並製;vi+241+5頁;;ISBN978-4-00-431191-1;
ラストで彼氏の文字が彼女にかはるのは、まあをはらない、連鎖する恐怖、といふことなんだらうけど、だうしたつてラブプラスのことをおもはずにはゐられなかつた。つくればいいのに。
NHKブックス[1129];日本放送出版協会;970円(借覧);B6判;縦組;並製;235頁;;ISBN978-4-14-091129-7;
サピエンティア06;法政大学出版局;2,000円(借覧);四六判;縦組;上製;iv+192頁;;ISBN978-4-588-60306-8;[原著]Claus Offe, Selbstbetrachtung aus der Ferne: Tocqueville, Weber and Adorno in den Vereinigten Staaten, Frankfurt am Main: Suhrkamp Verlag, 2004
木村敏著作集第四巻;弘文堂;6,500円(借覧);A5判;縦組;上製;vii+424頁;;ISBN4-335-61024-6;
〈1冊でわかる〉シリーズ;岩波書店;1,400円(借覧);B6判;縦組;並製;iv+172+9頁;;ISBN4-00-026863-5;[解説]なべしま・としたか(鍋島俊隆)、[原題]Leslie Iversen, DRUGS: A Very Short Intrduction
土居健郎選集3;岩波書店;3,400円(借覧);四六判;縦組;上製;vii+304頁;;ISBN4-00-092393-5;
木星叢書;バジリコ;1,600円(借覧);四六判;縦組;並製;297頁;;ISBN978-4-86238-096-8;
;みすず書房;3,200円(借覧);四六判;縦組;上製;iv+227;37頁;;ISBN978-4-622-07446-5;
;みすず書房;(借覧);四六判;縦組;上製;xvii+413+65頁;;ISBN978-4-622-07421-2;[解説]すずき・ひろあき(鈴木宏昭)、[原著]The Robot's Rebellion: Finding Meaning In The Age Of Darwin by Keith E. Stanovich (The University of Chicago Press, 2004)
;笠間書院;8,500円(借覧);A5判;縦組;上製;iii+376+7頁;;ISBN978-4-305-70384-2;
創元推理文庫;東京創元社;480円(100円);文庫判;縦組;並製;283頁;;ISBN4-488-41304-8;
本、本の窓、青春と読書(11月号)、波(10月号)。
平日の朝なのにわりと人がはひつてゐたのは、堺雅人主演だからだらうか。ブラック会社の予告篇はまうなんどとなくみたけれど、池田鉄洋の期待してるよ、に、小池徹平が、うざッ、と反応するのにわらひごゑがあがつたのは、はじめてだつたな。
日米関係の投影とか、トラウマとかいらんのに。チープなファンタジーでいいのに、なんでそんなのつけちやふのかしら。
東方選書;東方書店;(借覧);四六判;縦組;並製;232頁;;ISBN4-497-96483-3;
研究叢書395;和泉書院;(借覧);A5判;縦組;上製;viii+301頁;;ISBN978-4-7576-0525-1;
たぶん単に、前提すべき知識をこちらがもつてないせゐなのだけれど、よくわからないところがおほい。目次をうつしておく。
- 第一章 高市黒人・春日老およびその周縁の歌の文字
- 第一節 巻九雑歌「記姓氏無記名字」歌(A群) 1
- 第二節 巻三高市黒人・春日老羈旅歌(B群)と巻十三哀傷亡夫亡妻歌(C群) 5
- 物(モ)/ナミ(「波、浪」の仮名書き)/那(ナ)/濫(ラム)
- 第三節 「大寶元年辛丑冬十月太上天皇大行天皇幸紀伊國時歌」・同「後人歌」(D群) 13
- 變(かへる)/前(さき「埼」)/歟(か)/羅(ラ)/利(ド甲)/箕(ミ乙)
- 第四節 巻九雑歌「凡如此類下皆放焉」歌(E群) 19
- 妾(わ)/足(ア)/石(いそ)/裏(うら「浦」)/浄(きよし、きよむ)/―入(―り)
- 第五節 「古集」歌と巻七「右件歌者古集中出」(一二四六左注)の範囲に向けての視界 25
- 奚(ケ甲)/曰(いふ)/用(もち、もて)/監(ケム)/代(テ)/通(ツ)/海人(あま)/夏(ナツ)
- 第二章 巻四柿本人麻呂作歌とその周縁の歌の文字
- 第一節 巻四柿本人麻呂作歌 35
- 兼(ケム)/未通女(をとめ)/毳(かも)
- 第二節 巻十六「戀夫君歌」(甲) 44
- 耶(や、か)
- 第三節 巻十一出典未詳「正述心緒」前々半部(F群) 47
- 足千根―(たらちねの)/散(サニ)/雲(クモ)/謂(のる)/間(へだつ)/玉切(たまきはる)/徃来(かよふ)/黒玉(ぬばたま)/鞆(トモ)/袂(そで)/玄(くろ)/八十一(クク)/呼(ヲ→助詞「を」)/君(クニ)
- 第四節 巻十三挽歌的相聞歌とその後続歌(G群) 60
- 眠(い、ぬ)/睡(ぬ、いぬ)/𠮧(ヲ)/嗟(なげく)/覧(ラム)/梨(ナシ)/橋(ハシ)/凝(ゴ乙)/須部(すべ)
- 第三章 高橋虫麻呂とその周縁の歌の文字
- 第一節 巻三雑歌部末尾補遺歌(H群) 69
- 種(まく)/伐(バ)/海若(わたつみ)/霊(くすし)/コグ(「漕ぐ」の仮名書き)/〓{女|感}嬬(をとめ)/タメ(「為」の仮名書き)/鶏(ケ甲)/手師(テシ)
- 第二節 巻三若宮年魚麻呂関係歌と常陸国風土記 79
- 險(さがし)/開(明く、明かす)
- 第三節 巻十三第二問答歌(I群) 84
- 昶(あく)/孋(つま)/長谷(はつせ)/野干玉(ぬばたま)/結婚(よばひ)/沼(ヌ→助動詞「ぬ」)
- 第四節 巻十三問答体相聞歌(J群)と童謡的雑歌(K群) 90
- 迹(ふむ)/耶(ザ)/卜(ウラ)/シル(「知る」の仮名書き)/座(をり)/魚(ナ)/菜(ナ)/簀(ス)/常(ひた)/近江(あふみ)/己(な)
- 第四章 鴨足人或本歌とその周縁の歌の文字 : 「或本」の一系譜
- 第一節 巻十三第一相聞歌と巻三「鴨君足人香具山歌」或本歌と巻十三雑歌K群後続歌 103
- 式(シキ)/就(つく)/サブシ(「不楽、不怜」の仮名書き)/前 阿(くま)/難(うれふ)
- 第二節 巻十二・二九四七歌の「或本歌」注 108
- 五十(イ)/鬼(モノ)/齒(ハ)/反側 返側(こいふす、こいまろぶ)/無乏(すべなし)/―(助動詞「けむ」のゼロ表記)/柴(サ)
- 第三節 巻十六竹取翁歌 114
- 迹(ト乙)/能(よし)/難(ナニ)/蚊(カ)/畫(ヱ)/氷(ヒ甲)/氈(カモ)/藻(モ)
- 第四節 竹取翁歌(続) 128
- 信(ま、マ)/心(ま)/飛鳥(あすか)/墨江(すみのえ)
- 第五章 竹取翁歌の表記を追ってI
- 第一節 巻十六冒頭三作品の前文 139
- 遂乃/於時
- 第二節 巻十六「戀夫君歌」(甲・乙)の左注 145
- 尓乃/歔欷
- 第三節 「筑前國志賀白水郎歌」の歌文と「敬和為熊凝述其志歌」の序文 152
- 因斯/所以因/情進 情出(さかしら)/解披 披(ひらく)/不樂(さぶし)
- 第四節 肥前国風土記鏡渡・ヒレフリノミネ両条と巻十六鄙人歌と巻九「詠上総末珠名娘子」歌 159
- 帔(ひれ)/岑(みね)/端正/艶/水(シ)/ス軽(蜾蠃)/召(よぶ)/田菜(タナ)
- 第六章 竹取翁歌の表記を追ってII
- 第一節 巻五松浦佐用比売歌群 171
- 嗟/提(テ、デ)
- 第二節 巻十六「乞食者詠」第一首 180
- 詩(シ)/斯(シ)/智(チ)/何(ガ)/尼(ネ)/耆(おゆ)/頓(たちまち)/兄(せ)/八頭(やつ)/箱 筥(はこ)/生(咲く)/白(まをす)
- 第三節 巻九雑歌「見河内大橋獨去娘子歌」と紀歌謡一二四および同一〇四 190
- 十(ソ甲)/申尾(マシヲ)/迷(メ乙)
- 第七章 詠水江浦島子歌の表記から
- 第一節 巻九雑歌「詠水江浦嶋子」歌 199
- 趍/誂/皮(はだ)/及―(まで)/是(この)
- 第二節 「詠水江浦嶋子」歌(続) 209
- 得(ト乙)/祁(ケ甲)
- 第三節 丹後国風土記逸文浦嶼子伝 216
- 既逕/二親/嗟歎
- 第四節 丹後国風土記逸文浦嶼子伝の歌謡
- 企(キ甲)/義(ゲ乙)/所(ソ乙)/睿 叡(ィエ)/遠(ヲ)
- 第八章 高橋虫麻呂の影 : 終章に代えて
- 第一節 巻九雑歌部末尾の歌と同巻相聞「贈入唐使歌」 233
- 而(音仮名間使用)/トモ(正訓字に接した音仮名二字書き「とも(助詞)」)/牢(こもる)/齋祈 齋祀(いはふ)
- 第二節 巻五「日本挽歌」第二反歌と「哀世間難住歌」の異伝注 240
- 別(ベ甲)/伴(ハ)/散(サ)
- 第三節 オケ・ヲケ二王子の名告りの歌 244
- 第四節 〈我〉の用字をめぐって 257
- 第五節 むすび 270
- 付篇
- 一 池主の戯歌 273
- 二 近渡乎廻(ちかきわたりをたもとほり) : 人麻呂歌集略体歌の〈乎〉 279
- 〔「付篇」付記〕 295
中公新書2009;中央公論新社;780円(借覧);新書判;縦組;並製;xi+3+237頁;;ISBN978-4-12-102009-3;
ミソジニー。
;笠間書院;2,500円(1割引);A5判;縦組;上製;v+314+3頁;;ISBN978-4-305-70397-2;
むづかしい。中世和文のあつかひとかだうなるんだらうか。目次をうつしておく。
- 本書をお読みになる方へ 1
- 序章 本書の概要と前提 5
- 第1節 本書の概要 5
- 1・1 言語と文字は違う
- 1・2 言語の2つの姿
- 1・3 本書での考察の順序
- 1・4 誤解を防止するために
- 第2節 理解のための予備的説明 12
- 2・1 言語変種とコードスイッチング
- 2・2 部分と全体
- 第I部 「日本語」以前の日本語 17
- 第1章 文字の獲得と書記言語の成立 19
- 第1節 第I部の内容と本章の目的 19
- 第2節 文字を獲得するとはどういうことか 21
- 2・1 文字を獲得していない状態
- 2・2 文字を獲得したということ
- 2・3 漢字による日本語の書記
- 2・4 仮名の誕生
- 第3節 書記言語の成立 28
- 3・1 口頭言語と書記言語
- 3・1・1 書記言語成立・普及の重要性
- 3・1・2 一般的な定義とその問題点
- 3・1・3 本書における定義
- 3・1・3・1 口頭言語
- 3・1・3・2 書記言語
- 第4節 口頭言語と書記言語の違いを生み出す条件 34
- 4・1 口頭言語と書記言語の存在に関する問題の設定
- 4・2 口頭言語によるコミュニケーション
- 4・3 書記言語による情報伝達
- 4・4 日本の書記言語
- 第2章 平安和文の口頭言語的性格の検証① : 文同士の関係表示と文という単位の曖昧性 45
- 第1節 本章の目的 45
- 第2節 和文の定義と調査の概要 47
- 2・1 和文と仮名文
- 2・2 訓読文
- 2・3 本章での調査の概要と調査対象
- 第3節 接続詞を通してみた和文の特徴 51
- 3・1 接続詞の出現頻度
- 3・2 接続詞の種類
- 3・3 接続詞調査のまとめとその意味
- 3・3・1 文と文の関係表示の必要性
- 3・3・2 文という単位自体の曖昧性
- 3・3・2・1 文同士の関係のあり方に関する先行研究
- 3・3・2・2 文同士の関係の多様性と接続詞
- 第4節 平安和文にみられる従属節的文 62
- 4・1 問題の設定
- 4・2 先行研究
- 4・3 従属節的文の特徴
- 4・3・1 従属節的文の用例
- 4・3・2 従属節的文の意味的特徴と解釈の方略
- 4・4 和文の特徴と従属節的文
- 4・4・1 従属節的文の出現の偏り
- 4・4・2 従属節的文が和文に多い理由
- 第5節 本章のまとめ 77
- 第3章 平安和文の口頭言語的性格の検証② : 和文に現れる従属節の特徴 78
- 第1節 本章の概要と目的 78
- 第2節 調査の概要 80
- 2・1 調査の範囲
- 2・2 使用した資料
- 第3節 調査結果①・従属節の出現数と種類 82
- 3・1 従属節の平均的出現数
- 3・2 従属節の種類別出現数
- 3・2・1 接続助詞による分類の結果
- 3・2・2 従属節の数と種類に関する調査のまとめ
- 第4節 調査結果②・従属節と主節間で異なる主語の表示、非表示 89
- 4・1 言語内情報完結度との関係
- 4・2 分布の偏り
- 第5節 本章のまとめ 94
- 第II部 「日本語」という名の標準語の誕生 97
- 第4章 言文一致と「日本語」の誕生 99
- 第1節 第II部の内容と本章の目的 99
- 第2節 「日本語」とその類義語 101
- 2・1 日本語と「日本語」
- 2・2 「日本語」と国語
- 2・3 「日本語」と共通語
- 第3節 言文一致運動の結果と意義 105
- 3・1 日本における言文一致運動
- 3・2 言文一致の可能性
- 3・3 言文一致運動の結果として生まれたもの
- 第4節 本章のまとめ 114
- 第5章 「日本語」の書記言語的特徴 116
- 第1節 本章の目的 116
- 1・1 書記言語的特徴をはかる2つの基準
- 1・2 「日本語」文と文語文
- 第2節 「日本語」文にみられる接続詞の使用率と種類 120
- 2・1 調査目的の整理
- 2・2 調査資料と接続詞の範囲
- 2・2・1 調査対象となる記事
- 2・2・2 接続詞の認定基準
- 2・3 調査結果
- 2・3・1 記事別の接続詞の出現数と出現率
- 2・3・2 「日本語」文と文語文の接続詞の出現率の違い
- 2・3・3 確立期前期と後期の違い
- 2・3・4 接続詞別使用状況
- 第3節 「日本語」文と文語文の従属節の数 135
- 3・1 書記言語的性格をはかる基準としての従属節の出現数
- 3・2 調査資料と調査の概要
- 3・2・1 調査資料について
- 3・2・2 従属節の平均出現数
- 3・2・3 用例とする対象の限定
- 3・3 調査結果
- 3・3・1 記事別の従属節平均出現数
- 3・3・2 確立期前期と後期の比較
- 3・3・3 「日本語」文と文語文で違いがあるか
- 第4節 本章のまとめ 145
- 第6章 「日本語」というイリュージョン 148
- 第1節 本章の目的 148
- 第2節 「日本語」の実体 152
- 2・1 「日本語」に対する一般的認識
- 2・2 一般的な認識の問題点
- 2・2・1 個人間の不一致
- 2・2・2 「日本語」は体系か?
- 2・3 「日本道徳」の仮構
- 2・4 「日本語」の内容
- 2・4・1 「日本語」虚構説
- 2・4・2 「日本語」を生み出す認識の仕方
- 2・4・3 「体系」という虚構の創造
- 2・4・4 「日本語」の実体
- 2・4・5 「日本語」が普及したという幻想
- 第3節 書記言語としての「日本語」 172
- 3・1 用語の修正
- 3・1・1 言語変種
- 3・1・2 口頭言語と書記言語
- 3・1・3 書記言語が成立したという考え方の変更
- 3・2 国家語の必要条件
- 3・2・1 問題の整理
- 3・2・2 言語以外のツールを無視しやすいという点
- 3・2・3 言語について言語だけで説明しやすいという点
- 3・2・3・1 格助詞付きの名詞句と無助詞名詞句
- 3・2・3・2 言語だけで説明できるということの意味
- 第4節 「日本語」と訓読文の差 189
- 4・1 訓読文の成立
- 4・2 訓読文系言語変種と口頭言語との乖離
- 第5節 国家語としての「日本語」の存在意義 195
- 5・1 「日本語」の2つの役割り
- 5・2 全国共通語としての「日本語」
- 5・3 国家語としての「日本語」
- 第6節 書記言語の習得と認知・思考能力の関係 201
- 6・1 大分水嶺理論
- 6・2 大分水嶺理論に対する批判
- 6・3 大分水嶺理論の主張と本書の関係
- 第III部 文字獲得に伴うもうひとつの虚構の誕生 : 「定家仮名遣い」の実態と意義 207
- 第7章 定家仮名遣いの位置づけ 209
- 第1節 第III部の概要と本章の目的 209
- 1・1 第III部の概要
- 1・2 本章の目的
- 第2節 定家仮名遣いの安定度 213
- 2・1 個人間の仮名表記のゆれ
- 2・2 定家仮名遣いとしての要件
- 2・3 中核的な語と周辺的な語の違い
- 第3節 定家仮名遣いの再定義 222
- 第4節 文字列の認知と仮名書きテキストの読み 224
- 4・1 文字列の認知に関する心理学的研究
- 4・2 文字の認知と単語の認知
- 4・3 ボトムアップ式処理とトップダウン式処理の他の例
- 4・4 仮名表記語の処理のプロセス
- 第5節 『仮名文字遣』の仮名選択基準の設定方針 234
- 5・1 アクセント変化の影響
- 5・2 行阿の目指したもの
- 第6節 本章のまとめ 241
- 第8章 定家仮名遣いによらない表記 : 舞の本の調査から 243
- 第1節 本章の目的 243
- 第2節 調査資料と調査について 244
- 第3節 調査結果 246
- 3・1 イロハ四十七文字のレベルでの表記の検討
- 3・1・1 〈い〉〈ゐ〉〈ひ〉
- 3・1・1・1 語頭における〈い〉と〈ゐ〉
- 3・1・1・2 非語頭の〈い〉〈ゐ〉〈ひ〉
- 3・1・1・2・1 〈い〉と〈ゐ〉の併用
- 3・1・1・2・2 〈い〉と〈ひ〉の併用
- 3・1・1・2・3 〈い〉〈ゐ〉〈ひ〉の併用
- 3・1・2 〈お〉〈を〉〈ほ〉
- 3・1・2・1 語頭の〈お〉〈を〉
- 3・1・2・2 非語頭の〈お〉〈を〉〈ほ〉
- 3・1・3 〈え〉〈ゑ〉〈へ〉
- 3・1・3・1 語頭の〈え〉〈ゑ〉〈へ〉
- 3・1・3・2 非語頭の〈え〉〈ゑ〉〈へ〉
- 3・1・4 調査のまとめ
- 3・1・5 狂言台本の表記との比較
- 3・2 異体の仮名のレベルでの表記の検討
- 3・2・1 「仮名遣い」と「仮名文字遣い」
- 3・2・2 『舞の本』における「仮名文字遣い」
- 3・2・2・1 〈は〉の仮名に相当する異体字
- 3・2・2・2 〈を〉の仮名に相当する異体字
- 3・2・2・3 同一文字の近接位置出現回避
- 第4節 本章のまとめ 268
- 第9章 定家仮名遣いの社会的意義 269
- 第1節 本章の目的 269
- 第2節 定家仮名遣いの実態 270
- 2・1 個人間での安定度と個人内での安定度
- 2・2 定家仮名遣いを意識していないテキストとの比較
- 2・3 社会的小集団内部の表記の安定度
- 2・4 定家仮名遣いの範囲
- 第3節 機能面からみた定家仮名遣いの問題点 283
- 3・1 異体字の存在の問題
- 3・2 仮名遣いという規範の限界
- 第4節 定家仮名遣いを実践する意義 288
- 第5節 本章のまとめと仮名遣いの政治的側面 292
- 終章 イリュージョンとしての「日本語」 298
- 第1節 「日本語」虚構説と「日本語」研究 298
- 第2節 虚構の起源 301
- 2・1 社会的必要性によるイリュージョン
- 2・2 自分のいる場所
- 言及した文献 305
- 既発表論文との関係 313
- 要語索引(左開) 1~3
哲学の現代を読む6;白水社;2,700円(借覧);四六判;縦組;上製;273頁;;ISBN978-4-560-02456-0;
文春新書629;文藝春秋;1,200円(借覧);新書判;縦組;並製;254頁;;ISBN978-4-16-660629-0;
;翔泳社;2,200円(借覧);A5判;横組;並製;i+3+249頁;;ISBN978-4-7981-1122-3;[原題]Gerald M. Weinberg, Weinberg on Writing: the fieldstone method by Gerald M. Weiberg
文春文庫[や-10-3];文藝春秋;437円(100円);文庫判;縦組;並製;302頁;;ISBN4-16-731203-4;
;岩波書店;1,600円(借覧);四六判;縦組;並製;vii+215頁;;ISBN978-4-00-023671-3;
;東京大学出版会;(借覧);四六判;縦組;上製;xii+270+vi頁;;ISBN978-4-13-013200-8;[原著]Anne Bouchy, Les oracles de Shirataka (Philippe Picquer, 1992, Réédition, Presses Universitaires du Mirail, 2005)
;新日本出版社;1,400円(借覧);四六判;縦組;並製;206頁;;ISBN978-4-406-05215-3;
日本史リブレット91;山川出版社;800円(借覧);A5判;縦組;並製;102+4頁;;ISBN978-4-634-54703-2;
太郎受。
NHKブックス[1130];日本放送出版協会;1,160円(借覧);四六判;縦組;並製;312頁;;ISBN978-4-14-091130-3;[原題]Steven Pinker, The Stuff of Thought
;岩波書店;3,300円(借覧);四六判;縦組;上製;xxvii+302頁;;ISBN4-00-001935-X;[原題]Hiroshima Traces: Time, Space, and the Dialectics of Memory (カルフォルニア大学出版、1999年)
米山俊直の子なのか。
中公新書1981;中央公論新社;780円(借覧);新書判;縦組;並製;5+245頁;;ISBN978-4-12-101981-3;
タイトルはありがちな、なぜ……か本なのに、全然こびるやうなところがなくてすごい。わたくしも、まもなく妻になるであろう
(p.218)ひとにささげる本とかかいてみたいものです。
研究叢書392;和泉書院;(借覧);A5判;縦組;上製;x+583頁;;ISBN978-4-7576-0517-6;
創文(9月号)。ぱらぱらめくつてゐたら、福田恆存の名がみえたので、ん、とおもつて、タイトルをみると、佐藤一進、保守を思想に高めるために。んー、しかしこれは。オークショットとかいろいろありきたりすぎる感じ。といふか、この業界でオークショットに言及するのに、井上達夫は顧慮する必要はないのかなあ。
;毎日新聞社;(借覧);四六判;縦1・2段組;並製;329頁;;ISBN978-4-620-31827-1;
歴史と古典;吉川弘文館;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;4+11+240頁;;ISBN978-4-642-07159-8;[執筆者]かわじり・あきお(川尻秋生)/さくら・よしやす(佐倉由泰)/てらうち・ひろし(寺内浩)/こんどー・よしかず(近藤好和)/みやたき・こーじ(宮瀧交二)/すずき・てつお(鈴木哲雄)/ひぐち・くにお(樋口州男)/むらかみ・はるき(村上春樹)
日本語学系の論考はなくて、ちよつと残念。文体についての言及には、以下のやうなものがあつた。
『将門記』は、『尾張国郡司百姓等解文』や『仲文章』と、用語、表現、文体がきわめて近似している。『尾張国郡司百姓等解文』は、尾張国の郡司・百姓らが国守、藤原元命の悪政を朝廷に訴えるために、永延二年(九八八)十一月にまとめた三十一箇条の書状であり、『仲文章』は、寛治二年(一〇八八)以前の成立とされる教訓書であるが、いずれも吏のあるべき姿を重視し、民政の理念を説いている。『将門記』の記述も、この同時代の同じ真名表記テキストである二つの書と同じ関心と問題意識に支えられて成り立っている。『将門記』は吏の学問のネットワークから生まれ、吏の視点に立った記述である。吏の文学と称することができそうだ(p.51。佐倉由泰、文学からみた将門記)。
ここで、十一世紀半ば頃に成立した『明衡往来』と比較してみると『将門記』(所収の(p.63。川尻秋生、歴史学からみた将門記)。天慶二年十二月十五日の日付を持つ、太政大臣藤原忠平もしくはその子師氏宛の将門書状――引用者補)は、明らかに『高山寺本古往来』に近いといえる
ところで、摸刻本でも再現されてゐる(画像9枚目辺からはじまつてゐる)太字がななめに交叉するやうにかきすすめられてる真福寺本のたすき書きつて、あれなんなのかなあ。書の方面とかであきらかにされてはゐないのかな。
書物誕生――あたらしい古典入門;岩波書店;2,100円(借覧);四六判;縦組;上製;vi+209+1頁;;ISBN978-4-00-028292-5;
;月曜社;2,500円(借覧);B6判変型;縦1・2段組;並製;337頁;;ISBN978-4-901477-35-2;
ミネルヴァ日本評伝選[074];ミネルヴァ書房;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;4+xvii+228+9頁;;ISBN978-4-623-05546-3;
歴史文化ライブラリー276;吉川弘文館;1,800円(借覧);四六判;縦組;並製;6+254頁;;ISBN978-4-642-05676-2;
岩波新書(新赤版)1180;岩波書店;700円(借覧);新書判;縦組;並製;ix+1+202+8頁;;ISBN978-4-00-431180-5;
扶桑略記応徳3年10月10日条からよみくだして引用したなかに、風流の美、かぞへあぐべからず
(p.26)とあるのが気になる。原漢文は風流之美不可勝計
のやうだから(この文書では20日条にあることになつてゐて、後日、新訂増補国史大系本をみると20日条にあつた)、あげてかぞふべからず、とよむのが普通ではないのかなあ。
放送大学教材;放送大学教育振興会;(借覧);A5判;横組;並製;viii+291頁;;ISBN978-4-595-30906-9;
これはおもしろいなあ(特に大西執筆部分。入手しやすい新書とか、また別にカラー図版おほめの、もつとくはしい本とか出さないかなあ)。目次をうつしておく。
- まえがき / 大西克也
- 1 漢字の誕生 : 骨と甲羅に刻まれた文字 / 大西克也(おーにし・かつや) 1
- 1. はじめに 1
- (1) 漢字とはいかなる文字か
- (2) 書体と字体
- 2. 甲骨文字概説 5
- (1) 甲骨の発見と発掘
- (2) 殷王朝と甲骨文字
- (3) 甲骨の作製
- (4) 甲骨文の内容
- 2 漢字の起源 : 甲骨文字のしくみと陶文 / 大西克也 23
- 1. 甲骨文字の解読方法 23
- (1) 既知の文字との字形比較
- (2) 文脈・用例からの帰納
- (3) 字形からの解釈
- 2. 甲骨文字の特徴 31
- (1) 表意文字
- (a) 象形文字
- (b) 指事文字
- (c) 会意文字
- (2) 表音文字
- (3) 表意表音文字
- (4) 甲骨文字の原始性
- 3. 甲骨文字以前の「文字」と漢字の起源 38
- (1) 幾何学的文様の陶文
- (2) 図像的文様
- 3 青銅器に鋳込まれた漢字 : 金文の誕生と展開 / 大西克也 45
- 1. 青銅器文化の発達 45
- (1) 青銅器文化の時代
- (2) 青銅器の種類と用途
- ① 酒器
- ② 食器
- ③ 楽器
- (3) 青銅器の紋様
- ① 動物紋様
- ② 幾何紋様
- 2. 金文の特徴 53
- (1) 金文の起源
- (2) 殷金文の実例
- (3) 金文の書体と製作方法
- (4) 金文の字体
- ① 象形性の後退
- ② 字体の安定と異体字の減少
- ③ 筆画の単純化と合流
- ④ 形声文字の増加
- (5) 金文の変容
- 4 多様化する漢字 : 戦国時代の文字 / 大西克也 67
- 1. 漢字の広がり 67
- (1) 分裂の時代
- (2) 戦国時代の漢字
- 2. 戦国文字概観 : 多様化する書写メディア 69
- (1) 青銅礼器の金文
- (2) 実用的青銅器の金文
- (3) 碑文
- (4) 璽印
- (5) 貨幣
- (6) 陶文
- (7) 漆器及び木器文字
- (8) 玉器及び石器
- (9) 筆で書かれた文字 : 竹簡・帛書・盟書等
- 5 屈原の書いた漢字 : 戦国時代の楚の言語表記システムと国ごとの違い / 大西克也 91
- 1. 楚簡の世界 91
- (1) 戦国文字研究小史
- (2) 楚簡の出土
- (3) 楚系文字の実態
- ① 簡略化
- (A) 筆画の省略
- (B) 構成要素の省略
- (C) 省略記号
- (D) 筆画の共有
- (E) 重文
- (F) 合文
- ② 煩雑化
- (A) 飾筆
- (B) 表意的偏旁の付加
- (C) 表音的偏旁の付加
- ③ 変形
- (A) 字形
- (B) 意味
- (C) 発音
- ④ 訓読
- ⑤ 仮借と規範性
- 2. 戦国文字鳥瞰 106
- (1) 形の違い
- ① 「馬」字の分布
- ② 「乗」字の分布
- ③ 「百」の分布
- (2) 文字と言葉
- 6 隷書の誕生と文字統一 : 古代文字の終焉 / 大西克也 115
- 1. 隷書の成立 115
- (1) 秦系文字と篆書
- (2) 隷書の成立
- (3) 隷変
- ① 直線化・単純化
- ② 線条の分割
- ③ 筆画の連接
- ④ 筆画の省略
- ⑤ 複合的な変化
- ⑥ 偏旁の混同
- ⑦ 新字の作製と用字法の変化
- ⑧ 隷書に見る六国文字の影響
- ⑨ 篆書に見る隷書の影響
- ⑩ 隷変の進行
- 2. 文字統一 128
- (1) 文字統一の本質 : 統一する側の立場から
- 3. 文字統一の実態 : 被占領者の文字 131
- 7 漢字の完成 : 楷書の誕生と規範化 / 大西克也 137
- 1. 隷書の変容と楷書の誕生 137
- (1) 八分の成立
- (2) 草書と通俗隷書
- ① 構成要素の一部を省略する。
- ② 筆画の続け書き
- ③ 点画化
- ④ 点画による代用
- (3) 行書と楷書
- 2. 楷書の発展 144
- (1) 楷書の正書化 : 石経と碑文・墓誌
- (2) 楷書の整理
- (3) 帛から紙へ
- (4) 楷書の展開
- 8 字書の変遷 : 漢字史からみた字書 / 大西克也 157
- 1. 字書の起源 157
- (1) 識字教科書 : 『史籀篇』・『蒼頡篇』・『急就篇』
- (2) 分類語彙集 : 『爾雅』・『方言』・『釈名』
- 2. 『説文解字』の世界 164
- (1) 『説文解字』とは
- (2) 篆書の字書
- (3) 六書
- ① 指事
- ② 象形
- ③ 形声
- ④ 会意
- ⑤ 転注
- ⑥ 仮借
- (4) 部首
- 3. 楷書と字書 173
- (1) 楷書の字書 : 『玉篇』
- (2) 部首の変革
- (3) 画引きの字書の誕生
- 9 漢字と漢字音 / 宮本徹(みやもと・とーる) 181
- 1. 漢字の表音的要素 181
- (1) 音と訓
- (2) 「表語文字」
- (3) 表語文字の表音的要素
- 2. 中国語原音の歴史的変化 185
- (1) 「中国語原音」
- (2) 中国語の音節構造
- (3) 形声文字の発音
- (4) 中国語原音の歴史的変化
- 3. 反切と韻書 190
- (1) 直音
- (2) 反切
- (3) 韻書
- 4. 日本漢字音 194
- (1) 日本漢字音における「層」
- (2) 漢字音の「層」と中国語原音
- 10 漢字と近代化 / 宮本徹 199
- 1. 漢字,この遅れたもの : 魯迅「門外文談」 199
- ① 象形性
- ② 表音性
- ③ 言文「不」一致
- 2. 「表音化」と「簡略化」のはざまで 203
- (1) 「文字進化論」
- (2) 「表意」から「表音」へ
- ① 盧戇章の「切音新字」
- ② 王照の「官話合声字母」
- (3) 「簡略化」と文字数の制限
- (4) 二つの「表音化」とその挫折
- ① 注音字母
- ② 国語ローマ字
- 3. 「改革」の果てに 214
- ① 「漢語拼音方案」
- ② 「漢字簡化方案」・「第一次異体字整理表」
- 11 漢字と「漢字系文字」 / 岩月純一(いわつき・じゅんいち) 217
- 1. 「漢字系文字」とは何か 217
- (1) 「漢字系文字」の分布・中国西北部
- (2) 「漢字系文字」の分布・中国東南部
- 2. 「漢字系文字」の分類 223
- (1) 「派生漢字」と「疑似漢字」
- (2) 個々の文字の特徴
- 3. 「漢字系文字」の形成過程と使われ方 226
- (1) 漢字に対抗する公用文字としての「疑似漢字」
- (2) 「派生漢字」群の非統一性
- (3) 「派生漢字」と中国語方言字との連続性
- (4) まとめ
- 12 韓国・朝鮮の漢字 / 福井玲(ふくい・れー) 233
- 1. 序論 233
- 2. ハングル以前の漢字の使用 235
- (1) 郷札(郷歌の表記法)
- (2) 吏読
- (3) 口訣
- 3. ハングル創制と漢字との関係 239
- 4. 開化期から現代の漢字の使用 241
- 13 日本語と漢字(1) / 陳力衛(ちん・りきえー) 245
- 1. 漢字の伝来 245
- (1) 中国伝来の漢字
- (2) 日本での漢字記録
- (3) 神代文字
- 2. 漢字の応用 249
- (1) 『万葉集』における漢字のさまざまな様態
- (2) 音と訓
- (3) 漢字から仮名へ
- 14 日本語と漢字(2) / 陳力衛 255
- 1. 漢字漢語の日本的変化 255
- (1) 日本と中国の漢字の意味はどこまで同じか
- (2) 国字の誕生
- (3) 和製の漢語
- (4) 明治期の漢語急増
- (5) 新漢語の漢字文化圏への拡散
- 2. 現代における日中漢字の異同 262
- (1) 中国語における漢字の意味変化
- (2) 外国国名の漢字表記の異同
- (3) 漢字政策による漢字体の変化
- 15 アジアの言語と漢字 : 漢字の受容によるアジア諸言語の変容 / 宮本徹編 267
- 1. 漢字の移入がもたらした各言語への影響について 267
- (1) 語彙
- 《日本》
- 《韓国・朝鮮》
- 《ベトナム》
- 《語彙の体系的受容》
- (2) 音韻や文法の問題
- 《日本》
- 《韓国・朝鮮》
- 《ベトナム》
- 2. 言語と文字について 272
- (1) 各言語の表記法について
- 《漢語(中国語)》
- 《日本語》
- 《韓国・朝鮮語》
- 《ベトナム語》
- (2) 「漢字仮名交じり文」を巡る問題
- 《日本》
- 《韓国・朝鮮》
- 《ベトナム》
- (3) 日本はなぜ漢字を使い続けるのか
- 参考文献 各章末
- 索引 278
北海道大学大学院文学研究科研究叢書13;北海道大学出版会;(借覧);A5判;横組;上製;v+220頁;;ISBN978-4-8329-6709-0;
うーん。とてもひとのことをいへた義理ぢやないけど、材料だけならべられてもなあ、といふ感じ。口語
の認定基準もよくわからないし(なんで、古くから存在する二字漢語
で、文白異同語
でもないものがはひつてるんだ)。といふか、的確な訓読がなされてゐたりゐなかつたりする基盤となる学習
の具体的な過程はいつたいどんなものだつたと考へられるのかが、いちばん知りたいのだけれど。以下、目次をうつしておく。
- 序章 1
- 1 本書の目的 1
- 2 先行研究 1
- 3 本書の方法 3
- 4 『日本書紀』訓点資料 5
- 1. 岩崎本
- 2. 前田本
- 3. 図書寮本
- 4. 御巫本『日本書紀私記』
- 5. 北野本
- 6. 鴨脚本
- 7. 兼方本
- 8. 釈日本紀
- 9. 兼夏本
- 10. 丹鶴本
- 11. 熱田本
- 12. 兼右本
- 13. 内閣文庫本
- 14. 寛永九年版
- 第一章 二字名詞の訓読 9
- I 二字一語として訓んでいる例 9
- I‐1 一語の和訓として訓んでいる例 34語 9
- (I‐1‐1) 阿姉 10
- (I‐1‐2) 行業 11
- (I‐1‐3) 官家 12
- (I‐1‐4) 官司 14
- (I‐1‐5) 後頭 16
- (I‐1‐6) 罪過 17
- (I‐1‐7) 床席 18
- (I‐1‐8) 寺家 19
- (I‐1‐9) 指甲 19
- (I‐1‐10) 此間 20
- (I‐1‐11) 娘子 22
- (I‐1‐12) 嬢子 23
- (I‐1‐13) 終日 23
- (I‐1‐14) 女郎 25
- (I‐1‐15) 新婦 26
- (I‐1‐16) 人物 27
- (I‐1‐17) 消息 28
- (I‐1‐18) 前頭 30
- (I‐1‐19) 刀子 31
- (I‐1‐20) 桃子 34
- (I‐1‐21) 頭端 35
- (I‐1‐22) 道理 35
- (I‐1-23) 男子 36
- (I‐1‐24) 朝庭 37
- (I‐1‐24') 朝廷 40
- (I‐1‐25) 中間 41
- (I‐1‐26) 底下 43
- (I‐1‐27) 田家 44
- (I‐1‐28) 徳業 45
- (I‐1‐29) 法則 46
- (I‐1‐30) 風姿 47
- (I‐1‐31) 夜半 47
- (I‐1‐32) 老夫 49
- (I‐1‐33) 李子 51
- (I‐1‐34) 路頭 51
- I‐2 合符のみを加点している例 0語 52
- II 二字一語として訓んでいない例 53
- II‐1 二字一語として訓まず和訓も不当な例 0語 53
- II‐2 二字一語として訓んでいないが文意は大きく外れていない又は不明な例 1語 53
- (II‐2‐1) 男女 53
- 第二章 二字動詞の訓読 57
- I 二字一語として訓んでいる例 57
- I‐1 一語の和訓として訓んでいる例 33語 57
- (I‐1‐1) 安置 58
- (I‐1‐2) 号叫 60
- (I‐1‐3) 交通 61
- (I‐1‐4) 帰化 62
- (I‐1‐5) 却還 64
- (I‐1‐6) 供奉 65
- (I‐1‐7) 迴帰 66
- (I‐1‐8) 経過 67
- (I‐1‐9) 検校 68
- (I‐1‐10) 語話 70
- (I‐1‐11) 叩頭 71
- (I‐1‐12) 自愛 72
- (I‐1‐13) 施行 73
- (I‐1‐14) 修行 74
- (I‐1‐15) 修理 76
- (I‐1‐16) 商量 77
- (I‐1‐17) 処分 78
- (I‐1‐18) 情願(一部) 80
- (I‐1‐19) 製造 81
- (I‐1‐20) 喘息 81
- (I‐1‐21) 陳説(一部) 82
- (I‐1‐22) 啼泣 83
- (I‐1‐23) 東西 84
- (I‐1‐24) 漂蕩 85
- (I‐1‐25) 便旋 86
- (I‐1‐26) 奉還 87
- (I‐1‐27) 奉献 88
- (I‐1‐28) 奉造 89
- (I‐1‐29) 遊行 91
- (I‐1‐30) 羅列 92
- (I‐1‐31) 留住 93
- (I‐1‐32) 往還 94
- (I‐1‐33) 往来 96
- I‐2 合符のみを加点している例 1語 98
- (I‐2‐1) 還帰 98
- II 二字一語として訓んでいない例 99
- II‐1 二字一語として訓まず和訓も不当な例 0語 99
- II‐2 二字一語として訓んでいないが文意は大きく外れていない又は不明な例 4語 99
- (II‐2‐1) 意欲 99
- (II‐2‐2) 情願(一部) 100
- (II‐2‐3) 欲得 101
- (II‐2‐4) 陳説(一部) 102
- 第三章 二字形容詞の訓読 105
- I 二字一語として訓んでいる例 105
- I‐1 一語の和訓として訓んでいる例 6語 105
- (I‐1‐1) 少許(一部) 105
- (I‐1‐2) 窮乏(一部) 106
- (I‐1‐3) 平安 107
- (I‐1‐4) 可愛 108
- (I‐1‐5) 暁然(一部) 108
- (I‐1‐6) 晏然 109
- I‐2 合符のみを加点している例 3語 110
- (I‐2‐1) 少許(一部) 110
- (I‐2‐2) 暁然(一部) 110
- (I‐2‐3) 猶如(一部) 110
- II 二字一語として訓んでいない例 110
- II‐1 二字一語として訓まず和訓も不当な例 1語 110
- (II‐1‐1) 猶如(一部) 110
- II‐2 二字一語として訓んでいないが文意は大きく外れていない又は不明な例 1語 111
- (II‐2‐1) 窮乏(一部) 111
- 第四章 二字副詞の訓読 113
- I 二字一語として訓んでいる例 113
- I‐1 一語の和訓として訓んでいる例 11語 113
- (I‐1‐1) 一時 114
- (I‐1‐2) 益復 115
- (I‐1‐3) 元来 116
- (I‐1‐4) 再三(一部) 117
- (I‐1‐5) 自然 119
- (I‐1‐6) 触事 121
- (I‐1-7) 触路 122
- (I‐1-8) 少々 123
- (I‐1‐9) 即便 124
- (I‐1‐10) 当時 125
- (I‐1‐11) 本自 127
- I‐2 合符のみを加点している例 3語 128
- (I‐2‐1) 亦復 128
- (I‐2‐2) 況復(一部) 130
- (I‐2‐3) 独自 131
- II 二字一語として訓んでいない例 133
- II‐1 二字一語として訓まず和訓も不当な例 4語 133
- (II‐1‐1) 況復(一部) 133
- (II‐1‐2) 必自 133
- (II‐1‐3) 無復 134
- (II‐1‐4) 不復 136
- II‐2 二字一語として訓んでいないが文意は大きく外れていない又は不明な例 36語 137
- (II‐2‐1) 応時 138
- (II‐2‐2) 何当 139
- (II‐2‐3) 皆悉 140
- (II‐2‐4) 豈復 141
- (II‐2‐5) 各自 142
- (II‐2‐6) 咸皆 144
- (II‐2‐7) 共同 145
- (II‐2‐8) 極甚 146
- (II‐2‐9) 更亦 148
- (II‐2‐10) 更不 149
- (II‐2‐11) 更無 150
- (II‐2‐12) 更復 152
- (II‐2‐13) 勿復 154
- (II‐2‐14) 再三(一部) 155
- (II‐2‐15) 最為 155
- (II‐2‐16) 事須 156
- (II‐2‐17) 茲甚 158
- (II‐2‐18) 悉皆 159
- (II‐2‐19) 実是 160
- (II‐2‐20) 時復 161
- (II‐2‐21) 正在 163
- (II‐2‐22) 即自 163
- (II‐2‐23) 即時 164
- (II‐2‐24) 輒爾 165
- (II‐2‐25) 都不 166
- (II‐2‐26) 都無 167
- (II‐2‐27) 当須 169
- (II‐2‐28) 倍復 170
- (II‐2‐29) 必応 171
- (II‐2‐30) 必須 172
- (II‐2‐31) 必当 173
- (II‐2‐32) 並悉 175
- (II‐2‐33) 並是 176
- (II‐2‐34) 便即 177
- (II‐2‐35) 猶復 178
- (II‐2‐36) 要須 179
- 第五章 二字連詞(接続語)の訓読 181
- I 二字一語として訓んでいる例 181
- I‐1 一語の和訓として訓んでいる例 8語 181
- (I‐1‐1) 加以 181
- (I‐1‐2) 仮使 183
- (I‐1‐3) 縦使 184
- (I‐1‐4) 雖然 185
- (I‐1‐5) 然是(一部) 187
- (I‐1‐6) 然則 188
- (I‐1‐7) 所以 189
- (I‐1‐8) 乃至(一部) 192
- I‐2 合符のみを加点している例 0語 192
- II 二字一語として訓んでいない例 192
- II‐1 二字一語として訓まず和訓も不当な例 5語 192
- (II‐1‐1) 因復 192
- (II‐1‐2) 雖復 193
- (II‐1‐3) 然是(一部) 195
- (II‐1‐4) 乃可 195
- (II‐1‐5) 乃至(一部) 196
- II‐2 二字一語として訓んでいないが文意は大きく外れていない又は不明な例 5語 197
- (II‐2‐1) 因為 197
- (II‐2‐2) 何況 199
- (II‐2‐3) 遂即 200
- (II‐2‐4) 遂乃 201
- (II‐2‐5) 寧可 202
- 結論 205
- 参考資料・文献 209
- あとがき 213
- 事項索引 215
- 人名・書名索引 219
呉のはうだと、2人称に「こんな」をつかふのかなあ。それとも年代的なものだらうか(後日、呉出身の母にたづねたら、自分はつかはないが、その母の世代はつかつてゐた、といふこたへだつた)。「かばちたれる」もつかはないし、つかつてるのきいたこともないな。渡瀬恒彦が実によい。
;解放出版社;2,200円(借覧);四六判;縦2段組;並製;367頁;;ISBN978-4-7592-5133-3;
;研文出版;6,000円(借覧);A5判;縦組;上製;2+345頁;;ISBN978-4-87636-293-6;
福田恆存評論集 第十一卷;[発行]麗澤大学出版会、[発売]廣池学園事業部;2,800円(借覧);四六判;縦組;並製;2+326頁;;ISBN978-4-89205-551-5;
ページ数をひかへわすれたのだけれど、解つてたまるか! から、世界的良識の枠の中では自己表現出来ない自己もあるといふ映画を作つてゐれば、それで手前の自己表現が映画館の切符売場といふ世間的良識の小さな枠の中にすつぽり居心地良く収まるといふ仕掛かい、良い商売だよ
、といふ引用をしてゐるところがあつて、世界的
と世間的
はだうつかひわけてるのかな、と思つたのだけれど、戯曲全集の5巻を図書館でのぞいたら、両方世間的
になつてたよ。どちらがただしいのか。
シリーズ進化学6;岩波書店;(借覧);A5判;横組;上製;ix+254頁;;ISBN4-00-006926-8;
全集 日本の歴史 第15巻;小学館;(借覧);A5判;縦組;上製;10+382頁;;ISBN978-4-09-622115-0;
講談社選書メチエ435;講談社;1,600円(借覧);四六判;縦組;並製;270頁;;ISBN978-4-06-258435-7;
;思潮社;2,800円(借覧);四六判変型;縦組;上製;157頁;;ISBN978-4-7837-3098-9;
なぜか旧かな。
;岩波書店;3,100円(借覧);四六判;縦組;上製;1+ix+301頁;;ISBN978-4-00-025460-1;
撫松庵兎裘の俳文法書、俳諧麓の栞。
;清文堂;2,400円(借覧);四六判;縦組;上製;x+180頁;;ISBN978-4-7924-1405-4;
ちくま学芸文庫[タ-21-3];筑摩書房;1,200円(借覧);文庫判;縦組;並製;308頁;;ISBN4-480-08941-1;
;晶文社;2,400円(借覧);A5判;縦1・2段組;並製;315頁;;ISBN978-4-7949-6726-8;
岩波現代文庫[社会30];岩波書店;900円(借覧);文庫判;縦組;並製;vi+208頁;;ISBN4-00-603030-4;[原題]Norman Cousins, Anatomy of an Illness as Perceived by the Patient
新潮文庫[し-8-2];新潮社;590円;文庫判;縦組;並製;415頁;;ISBN4-10-113902-4;
合掌。
新潮選書;新潮社;1,400円(借覧);四六判;縦組;並製;350頁;;ISBN978-4-10-603617-0;
うーん。輿論と世論とをきちんと区別したはうがよい、といふのはわかるのだけれど、漢字制限以前は峻別
されてゐた、といふのはだうだろ。p.27に引用された表、漢語辞書・国語辞書にみる「よろん」「せいろん」「せろん」
をみると、結構たがひにのりいれてゐるやうに見えるのだけれど。
;宝島社;1,200円(借覧);四六判;縦組;並製;222頁;;ISBN4-7966-4058-4;
月刊百科(10月号)。
;信山社;3,200円(借覧);A5判;横組;並製;xxv+356+xix頁;;ISBN978-4-7972-2567-9;[執筆者]たかはし・ふみひこ(高橋文彦)/さくらい・てつ(桜井徹)/よこはま・たつや(横濱竜也)/かく・しゅん(郭舜)/いのうえ・たつお(井上達夫)/やまだ・やちこ(山田八千子)/あさの・ゆき(浅野有紀)/とりさわ・まどか(鳥澤円)/ふじおか・だいすけ(藤岡大助)/いしやま・ふみひこ(石山文彦)/いけだ・ひろの(池田弘乃)/なす・こーすけ(那須耕介)/せき・よしのり(関良徳)/おくだ・じゅんいちろー(奥田純一郎)
ちくま学芸文庫;筑摩書房;(借覧);文庫判;縦組;並製;592頁;;ISBN4-480-08514-9;
;メヂカルフレンド社;1,900円(借覧);四六判;縦組;並製;256頁;;ISBN4-8392-1539-1;
だうすれば、森雅之のやうなたらしになれるもんかしらね。
NTT出版ライブラリーレゾナント042;NTT出版;1,600円(借覧);四六判;縦組;並製;2+215頁;;ISBN978-4-7571-2191-1;
経済学者の知っている古いタイプライター - yasuoka の日記で批判された記述はほぼそのままだなあ(100年以上前の話であるが
が、なぜか、ずっと昔の話であるが
(p.88)にかはつてるけど)。
;勁草書房;(借覧);A5判;横組;上製;xi+264頁;;ISBN978-4-326-10171-9;
希望学[1];東京大学出版会;3,500円(借覧);A5判;縦組;上製;xxiii+295+9頁;;ISBN978-4-13-034191-2;[執筆者]ひろわたり・せーご(広渡清吾)/リチャード・スウェッドバーグ/すえひろ・あきら(末廣昭)/にった・みちお(仁田道夫)/みずまち・ゆーいちろー(水町勇一郎)/まつむら・としひろ(松村敏弘)/おかの・やよ(岡野八代)
フェティシズム研究 第1巻;京都大学学術出版会;(借覧);A5判;縦組;上製;xiii+377頁;;ISBN978-4-87698-759-7;[著者]たなか・まさかず(田中雅一)/むらかみ・たつお(村上辰雄)/さとー・けーすけ(佐藤啓介)/しんぐー・かずしげ(新宮一成)/さいとー・ひかる(斎藤光)/おーにし・ひでゆき(大西秀之)/あだち・あきら(足立明)/もりた・あつろー(森田敦郎)/いとー・ゆー(伊藤遊)/まつだ・もとじ(松田素二)/かすが・なおき(春日直樹)/やない・ただし(箭内匡)/あおき・えりこ(青木恵理子)
行列ができててびつくりした。オダギリ・ジョーにあひにいつたあと、ああなるとは思はなかつた。おもしろくみて、ペ・ドゥナも大変よかつたのだけれど、なんか〈異民族表象〉といふことでひつかかりをおぼえなくもない(のだけれど、それはたぶん変な気のまはしすぎ)。
木村敏著作集第三巻;弘文堂;6,500円(借覧);A5判;縦組;上製;vii+435頁;;ISBN4-335-61023-8;
;新書館;(借覧);四六判;縦組;上製;302頁;;ISBN4-403-21078-3;
;御茶の水書房;(借覧);A5判;縦組;並製;xiv+118頁;;ISBN978-4-275-00839-8;
うーん。とりあへず対象作(ノルウェイの森とスプートニクの恋人と)よんでみようかなあ。